金曜日, 7月 17, 2009

Bremenからこんにちは(4)それでもやっぱり凹むこと これあり



ブレーメンに来て、ブレーメンで暮らす。そしてまた一年滞在が延長になりました。得る物は大きすぎるほど大きかったのですが、(人生経験とかそういうものではなく、精神的な安らぎ・居場所みたいな、生きていくための基本条件みたいなものでありながらなかなか手に入れられないもの)、やはり失う物もあったみたいです。職やそれまでの環境を失うことは覚悟の上でした。でも友人関係だけは、“物理的距離は関係ない”というのが信念だったので、これまでと同じように続ける事ができるだろうと思っていました。中国で1年、シンガポールで3年日本を離れた時もそうやって乗り越えて来たし。
個人的には結構筆まめな方だと思うのです。そのマメさが重いのかな。ここに来て2人の友人と疎遠になりつつあります。連絡頻度が限りなくゼロに近い、というのは“疎遠になりつつある”に入りません。お互いが、いつ連絡しても大丈夫的な心構えを持っているような気がするし(これももしかして独りよがりなのかな?)。私の不注意な言動で怒らせてしまったということが一つ。もう一つは、いつもこちらからの一方的な連絡ばかりだったのに嫌気がさして、連絡を取らずにこちらに来てしまった・・・ということ(その人の携帯メルアドの変更を知らせてもらえなかった事もショックだったし)→もしかしてそもそも友人と思っていたいたのは私だけ??
声が聞きたい、メールでどうなのか問い合わせても、返事もなく、無視されるのが返事だと受け取るべきなのか、とも考えたり。でもでも、何の連絡も無く、いきなり音信不通になるなんて、なんだかすっきりしなくて。電話しようかな。もう友人と思われてないから、関わらないベキ? 私的には白黒はっきりさせたい。
ああ、なんか人間関係に自身無くなって来たなあ。
電話してみようかな。明日にでも。

木曜日, 7月 16, 2009

Bremenからこんにちは(3)とりあえず終わったが、撃沈か。

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ブログの更新をさぼりまくって集中????勉強して臨んだテストが終わりました。
結果は2ヶ月ぐらいしないと分かりませんが、まあ、やはりテスト。練習や授業では起こりえない事が起こりました。もっとテストを楽しめるくらい余裕があるといいのですが、やはり歳?だからでしょうか?久しぶりのテストだったからでしょうか?前日からかなり緊張しました。ま、とにかく終わりました。

でも、滞在延長にあたり、またまたいろいろと問題が・・疑問が・・という感じです。
まず、当たり前ですが確認しておかねばならないのは、
「大学入学」と「新しい滞在許可(ワーホリビザ以外)」というのは、リンクしているようでしていない、ということです。大学併設の外人局は、外国人大学生への便宜を図るために存在し、滞在許可の申請や延長がスムーズに行えます。すべては、「大学側からの書類ありき」で動いてくれます。つまり、「大学に籍がある」→「滞在許可が出る」という図式です。なのに、なんだか微妙にずれがある。学校差がある。地域差がある。応募レベル(学部なのか修士なのか博士なのか)差がある。対応に一貫した物がないのを感じます。(別組織なので当たり前ですし、大学が滞在許可云々に口を出す権利はないのでしょうが)
私がここに留まるためにした事は、大学に願書を出し、入学許可をもらってから、外人局で滞在許可を得る。そして、このような流れで先日一年の滞在許可を得ました。しかし、です。外国人の大学入学のためには、語学試験等が課され、それで一定の成績を収めない限り入学ができません。なので、先日テストを受けた訳です。
ややこしくなりますが、続けます。
こちらの学期は10月から始まります。この日から学生になりたい人は、7月15日までに、全書類証明書を大学に提示する必要がありました。それが認められれば、2009年10月から学生になれます。こういう事実はもともと分かっていました。語学学習の進度的に、7月15日にテストを受けるのが最速だったため、希望としては2010年10月から正規学生になれればいいと思っていました。(私の頭の中での計画。ですが、願書を出したのが2009年3月だったので、必然的に希望入学日が2009年10月になってしまいました)。

大学側にしてみれば、入学希望は出ているのに、語学試験の結果も提出しないし、本当に学生になる気はあるのか??となっていたようで、2009年10月からの入学希望は取り消し、もう一回一から応募してね、状態なのだそうです。先日国際課で聞きました。私の頭の中の計画は、やはり頭の中だけ・・で有効だったようです。大学のホームページによると準備学生の身分というのがあるということを確認していたので、てっきりそうなれるのかと思っていました。建前上そうではないようです。テストに受かり、初めて学生に。なので、私は今、何???ワーホリでもないしねえ。(とりあえずテストの結果が出れば、提出し(可でも不可でも、その後の対応を仰ごうと思います))

大学が行っている事も勿論分かります。でも、大学入学に向けてテストを受けているというのに、入学希望を取り消すかぁ??(籍数の問題のようですが)。ほんで、もう一回金払って応募しなあかんの???ほんまに??助けてくれへんの??

人によって言う事は違うし。大学の国際課は8月末まで閉まるし。何事もスムーズにはいかない。外国に住むってこういうことなんだけど、やはりなかなかしんどいですね。一難去ってもまた一難。

いろいろ難しい事は忘れ、18日からキャラバン。とりあえず楽しめたらいいな。

土曜日, 7月 04, 2009

Bremenからこんにちは(2)なんて素敵なんだろう



いちおうテストを生活の中心に置きつつも、いろいろと忙しい日が続きます。今日は8月からのインターンの顔合わせに行ってきましたが、内容が「子ども」がらみだし(子どもあんまり好きじゃない)、初顔合わせ(面接)なのに、他の事ばかりやっている代表者にがっかり。家から遠い事もあり、あまり乗り気ではありません。(先方から断られる可能性も大)。
それから戻って・・次は「結婚式」への参加。いつも通う教会は、アフリカの方々が集う教会でもあり、アフリカ人であり、クワイアのメンバーでもある男性の結婚式でした。クワイアも結婚式で歌うという事で、招待。(といっても礼拝をするホールで結婚式、その後持ちより?ビュッフェと音楽・・という手作り結婚式ですが)。
教会での結婚式って、多いのかと思いきや、今や教会で式を挙げるカップルは少ないのだそう。派手に、いろいろと趣向を凝らした結婚式が多いのでしょう。日本と同じくひとつの“産業”ですね。
さておき、アフリカ人の牧師先生も多数参加する中、にぎやかに、式は進み、私たちのクワイア(リーダーはアフリカの方なので)、その他クワイアなどのゴスペルでの祝福があり、誓いの儀式があり・・で、なんとも感動的でした。
やはりプロテスタント。すべて“神の名”においてなされます。このキリスト教の考え方、結構好きです。家族を守らなくちゃ、とか、自分が頑張らなくちゃ!とかすぐ思いがちな日本人?に対し、キリスト教はとっても“心の負担が少ない”ように思います。人々の人生はすべて、神の手にある・・ので、井の中の蛙がぎゃーぎゃー騒いだところで、どうにもならない、だから、神を信じて神に全てをゆだねて・・、そして信じる者は救われる、と。思い悩む事も無いし。
これもさておき、参列者のアフリカの方々。毎回の礼拝で見る顔もあるし、教会関係の団体だという理由で知っている人もいるし、ゴスペル関係の顔見知りもいるし、で、“私の知っている黒人さん大集合”的な結婚式でした。アフリカのコミュニティもしっかり確立されていると言うか、狭いと言うか、どこかで絶対繋がっていると言うか・・(大げさやけど)ブレーメンてステキだな、と思いました。同じアフリカでも様々な国から来ている人ばかりだし、顔立ちも、国や地域によって全然異なるのに、アフリカ人の新郎新婦のために、みんなが一丸となって作り上げた結婚式でした。
アジア人はこんな事で来ますか? 絶対無理。言葉の壁が高すぎます。そして、みんな別々の方向向きそう。(国ごとの伝統があまりにも違いすぎて)。このパワーすごいな、って思いました。いろんな国が入り交じっている中、その構成要員の一人であれたとこと、とっても嬉しく思います。ステキな一日をありがとう。

いつか私もここで結婚式を挙げたいな、みんな来てほしいな、とかちらりと思いました。

水曜日, 7月 01, 2009

Bremenからこんにちは(1)新たな一歩



手短に。精神的にすっかり参ってしまっていた私ですが、とりあえず復活です。何故だか分かりませんが、1年の滞在許可ゲットしました。
理由? 7月になったから? 大学からの直接の入学許可を携えて行ったから? 3度目の訪問だったから? 担当が違ったから? 一緒に行ったドイツ人が女性だったから? よく分かりませんが、とりあえず下りました。パチパチ。ということで、身分がワーホリビザ保持者から滞在許可保持者に変わった訳です。うーん実感なし。
でもでも審査ってかなり曖昧でした。資金証明もあやふや、保険もあやふや確認。いいのかそれで〜〜と。しかも今回の訪問は、様子伺いだけだったし、緊張していたので、申請書に何を書いたのかいまいち覚えていない!!!まあ、気分によって変わるような内容を書く欄はないのですが、なんだか申請書をむしり取られた気分ですっきりしないのは事実。コピーしときたかったな。
しかも手数料の50ユーロのレシートもなし。これは一回聞いてみたい、レシートはないのか、と。(もう一回行くのは嫌だけど、すっきりしないのはもっと嫌なのが性分)
個人情報もろ特定の滞在許可なので写真はなし。
でも、役所に行った後、大学裏手の湖を散歩しました。

ブレーメンで新たな?生活の始まりです。7月1日。記念すべき日。今日から気分一新して生きて行きます。
でも、ドイツに留まりたい、というより、ブレーメンに留まりたい、という気持ちをが強い事を改めて感じ、この都市に出会えた事、そしてまたここで一年
住める事が奇跡のようです。
そしてゴスペルが歌える事、まだまだブレーメンでいろんな経験を積み重ねていけること、ここまで導いてくれた周囲の方々に感謝します。
そしてこれからも、どうぞお世話になります。