土曜日, 4月 25, 2009

Bremenでの・・・コト(204)ビールの日




4月23日はドイツのビールの日 だったようです。1516年4月23日にバイエルンにて「ビール純度令」が公布されたことを記念する日です。ただの平日ですが。これは「ビールは大麦、ホップ、水のみを原料とする」と定める法律です。
ドイツにはいったいいくつのビール銘柄があるのでしょうか?定かではありませんが、どこでも地元のビールっていうのがあるのではないでしょうか。ブレーメンではどこのお店もほぼ「ベックス」。ビールの分類はとっても複雑・・で私にはなかなか理解できませんが、大まかには上面発酵のエールと下面発酵のラガーがあって、ドイツではラガービールが主流っぽいです。ブレーメンのベックスも然り。
このベックスですが、遡る事1826年にその起源があり、現在まで続いています。1876年にフォラデルフィアで開催された万国博覧会で金メダルを獲得。そのメダルとブレーメンのシンボル「鍵」をラベルに見る事ができます。
ノーマルな銘柄以外にもたくさんの“味”があるベックス。今も新作を開発中とのことです。23日ビール飲めばよかったなあ・・。

Bremenでの・・・コト(203)美術館大改築



ブレーメンは、それほど大都市ではありませんが、いちおう美術館や博物館があります。現代美術館や科学館、民族博物館のようなものまで。その中でも150年以上の歴史を持ち、絵画中心に収蔵する「Kunsthalle」。この美術館が現在、大改築されています。完成するのは2010−2011年の冬期。長いお休みに入っています。
実はこの建物、22年前にも一度改築されています。新聞報道によると、当時の改築費用は、コレクションの一つであったルノワールの絵画を売り払った事でまかなわれたそうです。つまり、ルノワールの代価を使って改築された建物が、たった22年で取り壊され、再改築されているのです。この事実に美術愛好家からは非難の声があがっています。「ルノワールが無意味に犠牲になった!」と。
ブレーメンで(多くの日本人が知っている画家の)マネ、モネ、ピサロ、ゴーギャンやゴッホなどの絵画が見られるのは(恐らく)ここだけ。他にも宗教画やドイツ人画家の作品など時代を超えた貴重なコレクションがあります。立地も申し分なく、多くの鑑賞者が見込めます。この美術館が改築に乗り出した本当の理由が記事には触れられていません。
美術家のクラスメイトによると、「もっと世界に通用する美術館になるための改築」なのだということです。作品の専用搬入搬出口がなく、各展示室も狭く、収納庫も狭い。この設備では貴重な作品を借り出すことができないので、それを克服し、もっと大きな展覧会を開いたり、世界的に有名な作品を招くことで、入場者数を増やそう、というのが目的だということです。
こういった社会的施設は何時も“運営・経営”に矛盾を抱えています。お金を儲け、利益を上げる事が存在目的ではありませんが、作品を所蔵したり、展覧会を開いたり、美術館として成り立つためには“資金”が必要です。美術作品にとっては、公開することは劣化することであるため、収納庫で保護されているほうが、都合がいいに違いないのです。しかし、“お金”のために作品に働いてもらう必要がある・・。
作品の保存状態を良くするため、鑑賞者の便利を計るため、展覧会のレベルをアップするため、そして収入を増やすため、の改築。吉と出るのか凶とでるのか分かりませんが、幸いなことに、今回の改築に際し、絵画が売却された事実はないようですので、来年、どんな展覧会を以てオープンの日を迎えるのか、楽しみに待ちたいと思います。(ここに居れますように)

金曜日, 4月 24, 2009

Bremenでの・・・コト(202)書きたい事は山ほどあれど



はっきり言ってこのごろ時間が着いてきません。それほど幅広く活動している訳ではないですが、いろいろ忙しいみたいです。(人ごと??)
バイトも始めるかも??でもすっごくやりたくない、というかバイトするよりも他にやる事があるような気がする、ので迷い中。80%くらいは辞退したい気満々。そしてその時間を使って、他に参加してみたい、覗いてみたい事いっぱい。どっちが有意義?お金?それとも??そして今後につながるのはどっち??
一応、Steuerkarte(税金関係のカード。バイトするにも必要)をお役所にもらいに行ってきました。
結構僻地にあります。(私にしては)。そしてやはりお役所というのはどこも同じ(?)。業務時間の短さ&待ち合いの人の多さ。新車登録に来る人が春は特別に多いらしく、4時間待ち、とか。まあ、お役所なので仕方なし、と。
バイトや、受験(?)やら、教会での奉仕やら。何かと忙しいこのごろです。
ローランドのコスチュームも、ほぼ一人で作ってるんですけど・・(指示を仰ぎつつですが)。

水曜日, 4月 15, 2009

Bremenでの・・・コト(201)このごろ巷で・・・




はやるもの。「猫の失踪」?
「♪猫はこたつで〜〜」の季節が過ぎ、あっと言う間に新緑の季節。半袖サンダル・・の人も多いです。(私にはまだ大分早いけど)ということで、猫さんも外へ出かけることが多いようです。
猫は家につくにもかかわらず、家に帰れなくなってしまう猫もいるみたい。ということで、最近「探し猫」の張り紙をよく見かけます。
中には、各家にビラを撒いてまわる飼い主もいます。
無事見つかるといいですが。見つかった後、律儀にビラの回収をすることはないと思う(回収が不可能なほどの張り様)ので、(日本の容疑者ポスターとか見たいに「済み」シールでも張ってほしいけど。)その後の話は不明、と。

月曜日, 4月 13, 2009

Bremenでの・・・コト(200)200回記念・・なのですが。助けられたこと。(24時間表示の恐怖)



今日はOsterMontagで祝日。クワイアメンバーにゆかりのある(であろう)教会でのゴスペル礼拝に出張してきました。車で30分弱かかるブレーメン外の田舎です。集合は16時。いつもの教会に集合してみんなで相乗りして出向く事になっていました。
16時。Sechzhen Uhr 。前々から自分が16と17に弱い事は知っていました。聞いたり読んだりする時、スムーズに数字が頭に浮かばないのです。今回も、何度も集合時間を確認し、「16時ね」とメンバーと確かめ合っていたのに、私は「Sechzehn」と言いながら頭の中ではずーっと「17」を思い描いていました。で17時集合だと思い込んでいました。
礼拝は18時から。ここから30分はかかるのに、遅い集合だな、と思ってました。でもまあ、このクワイアの事なのでこんなもんかな、とも。
で17時。教会に着けども誰もいない。集まる気配もない。
代表に電話すると・・もうみんなとっくに現地に集まっている、と。集合は16時だと。「Sechzehn。うん、そうでしょ、Sechzehn。。。」と思って愕然。「16時だ・・」。当然のごとく、強制参加ではないので、「来ないのか」と電話も普通はしません。だから遅れている事に気がつきませんでした。「わーお」。誰かに戻って来てもらう事はできないし、もう無理かな・・今日は・・と。
しかし、なんと「別の人間を迎えにやるから、それでこちらに迎え」と言ってくださいました。なんとか教会にたどり着く事はできそう。(いつものゴスペル礼拝では少し遅れてもすんなり自然に途中参加できるので大丈夫かな、と思いながら)待つ事15分くらい。迎えにきたのは・・(すぐには思い出せなかったのですが)メンバーの息子さん。(面識あり)。なんとか私を助けようと、メンバーが息子さんを動かしてくれたのです。
着いたのは17時59分30秒くらい。挨拶もろくにできないまま礼拝は始まりました。なんと入退場を含めたクワイアのステージだったので、遅れていたら参加できなかったところでした。まさに危機一髪で間に合った・・。
感謝感謝。ありえない助けられ具合に、ただただ感謝です。

(ドイツ語は16と17。英語は18と19に非常に弱い私です。)

イースターの連休が終わりました。日曜日はいつもの教会での礼拝とブランチでイースターエッグなどもらいました。その後は、知り合いのガーデンにお邪魔して日光浴&バーベキューなどなどで楽しみました。ドイツ人らしいイースターを少しは楽しんだのではないでしょうか。

あ、あと冬物片付け&洗濯大会開催。すっきりしました。
以上200回記念。ということで。(思えば遠くに来たもんだ、と)

月曜日, 4月 06, 2009

Bremenでの・・・コト(199)Die Blaue Karawane



とある団体です。青のキャラバン。です。思想や立場を越え、特に精神疾患者との垣根をとっぱらい、相互理解を深めることを理念とし、その高潔さ希望・友情のシンボルとして青いラクダさんを据えている団体です。多分。
今年の夏にキャラバンで川を巡りします。今回で4回目となるキャラバンです。(団体の歴史としては1970年代後半からあるようです)今年のテーマは「Zum Gl歡k geht es anders」。ベルリンからブレーメンまでの川の旅。途中ブランデンブルグ、ヴォルフブルグに立ち寄り、各都市で催しを開きます。
ひょんな事から、このイベントの一部に参加する事になりそうです。まったく人のつながりとは面白いもので、私が暇だ(語学学校しかする事がない)&ドイツ人と交流したいという事を知っている人が、ほうぼうから声かけをしてくれます。そして大抵歓迎されます。まあ、日本人だから、というポイントが高いのでしょうけれども。
で、する事というのが、ハンディキャップを持った方々+健常者グループでの劇&音楽を取り入れたコメディー的なステージ発表。ベルリン以外の3カ所で披露するのだとか。本番は7、8月で、それまで週末を利用するなどして練習して行くようです。(金なしの私が、ブランデンブルグなど他都市まで自費で出向けるのか、という経済的な問題がありますが、まあ、ある参加者曰く「お金の事は気にしないでいいよ」だそうなので(無職の身に差し伸べられる手があるのかも))
なかなか面白そうな取り組みです。指導は演劇のプロ。ここでまたしっかり人間関係を築いて次につなげたいと思います。

Die Blaue Karawaneについてもっと分かれば書きたいのですが、如何せん語彙が複雑で・・。

Bremenでの・・・コト(198)美容院



髪の毛の酷さに自分自身耐えられず、美容院に行きたくなかったけど、行ってきました。自分で切るよりはリスクが少ないかな、と。
でもやっぱり危険でした.男性の美容師さんにあたってしまったことも(予約なしのため)原因か。
最初は、しっかり一挙一投足を見張って、変な行動をするようならばすぐにストップをかけようと思っていましたが、だんだんそれも面倒になり、逆にどんな頭に仕上げるのかが楽しみになり(彼のアジア人に対する美的感覚を計るため)、お任せしました。
まあ、外出できない頭ではないですが、パーマもすっかりとれ、カラーもなくなってしまいました。まあ、安いカットなので、文句も言えませんし。(逆に高い店に行って気に入らなかった時のことを考えれば、この店のコストパフォーマンスは及第点です)。残念ながら写真はなしです。

日曜日, 4月 05, 2009

Bremenでの・・・コト(197)桜?






桜っぽい?近くに咲いていました。
花の名前は全然分かりませんが、
この季節、桜っぽいものを見るとなんだか嬉しくなります。
入学式の時期だなあ・・。入社式も終わったなあ・・などと。
(私自身入社式の経験などありませんが。まともに就職していないので)
春っていいな。
ひどい髪の毛をそろそろ切りに行きたいのだけれど、結局学校のお休みの期間も勇気が出ませんでした。でも日に日に酷くなる髪の毛。どうにかせねば。
あと、冬服などの大洗濯などなど。結局休暇期間何してたんだろう〜〜。
1.ローランドコスチューム作りの手伝い連日。2.24。3.新しく劇発表の団体に参加・・・かも。ということで、まあ、遊んでいた訳ではありませんが。気を引き締めて・・明日から学校です。

Bremenでの・・・コト(196)イースター




イースターです。「肉」解禁です。カーニバル(さよならお肉祭)からもう40日以上経ったのです。見渡す限り?卵、ウサギ・・と。
イースターは復活祭。金曜日に十字架にかけられたイエスキリストが日曜日に復活!と。いうことのようです。
そういえば、かつてシンガポールでもグッドフライデーとして4月10日は祝日でした。なるほど、これを祝っていたのですね。この時は、まったくキリスト教関係は分かりませんでしたが、ようやく1年の流れが見えてきました。
ウサギさんはイースターエッグを運んできます。庭に隠したりして楽しむようです。ゆで卵に色を付けたり、チョコレートだったり。ウサギさんと卵は多産の象徴だとか。
とにかく、春めいてとっても気持ちがいい4月。(雨が降れば一週間くらいすっきりしない天気が続きますが)
学校も少しお休み。のんびりいい気分。

金曜日, 4月 03, 2009

Bremenでの・・・コト(195)4年ぶりの再開

図書館のカードを作って、DVDを借りるのが習慣になってきました。もちろんドイツ語&ドイツ語字幕で見ています。少しは勉強になれば、と。
DVDコーナーに立ち寄るようになってから「これには絶対に手を出すまい。理解できる分けないから(そしてはまると危険だから)」と避けていたDVDがあります。「24」。(懐かしい〜〜〜と思う方もいるのでは?)。アメリカのテレビドラマ。現在7つめのシリーズまであり(シーズンという言い方で、シーズン7まであります。ヨーロッパを舞台に映画化の話もあるとか?)、1シーズン24話。1話1時間。リアルタイムに時間が進み(実際に1時間進む)、1シーズン24時間。こんな長い疲れる1日は大変・・と思えるような実際の24時間。それが「24」。(ま、私が24の説明をする必要はどこにもないのでここまで)。シーズン1〜4までは2005年が終わるまでに一気に見ました。シーズン4でジャックが死に(死んだ事になり)、トニーとミシェルとクロエだかけがその事実を知り、ジャックはどこかへ歩いて行く・・私もジャックとここでお別れしていました。
しかし、シーズン5 借りてしまいました。きっと日本語なしでは理解できる分けないし、理解できなくて面白くないからはまる事はないだろう、と。別にシーズン4まで見ている時もはまっていた訳ではありません。(携帯メールの着信はCTUだったりしましたが。)しかもあれから4年以上経っている。ジャックがCTUが目の前に現れようとも、どうってことないと思ってました。
でも、・・・覚えているもんですねえ。つい最近まで見ていたドラマであるかのように、24の世界に戻って行けました。(まだエピソード8までしか見てないけど)ジャック、黒人大統領がとうとう現実になったなあ・・とパーマーを見ていたら。・・・。そして出てきて、あーそうだったと思い出したら、すぐ死んでしまったミシェル。そしてまだほとんど台詞のないトニー。名前は出てくれどもまだ登場のないキム。いまいちキャラ的に好きになれないオードリー。(ジャックと似合わない)。かなりいい味出しててファンの多いクロエ。大統領の側近のマイク。SPの・・(名前失念)。おなじみの面々が嬉しいです。そしてCDT!
 4年の時を超えて、私のところに戻ってきた「24」の世界。シーズン5、どうなるかまだちょっと分かりませんが、とりあえず1日の3分の1過ぎただけですので、週末頑張ります。

水曜日, 4月 01, 2009

Bremenでの・・・コト(194)NORDSEEINSEL LANGEOOG



教会のシニアクラスの集まりの面々が先週、春の旅行めいたもので、ドイツ北部の海に浮かぶ島にバカンス?に出かけました。よって毎週水曜日の集まりはありませんでした。
ブレーメンからバス・船・島の電車に乗って目的地。そこに一週間。90歳やそこいらのシニアたちが一週間の旅行ですからすごいです。薬とか駐車とか、血圧計とか主治医同行とか必要ではないのでしょうか。すごいです。
で、なんとお土産をいただきました。ポストカード&男性の顔写真プリントのコースター。コースターは島にある有名なレストランの息子らしいのですが、私が独り身だという事で、この子たちはどう?と祖父母世代にあたるシニアの方が、孫の私を心配して?贈ってくれた物です。
いやいや、毎週一回やそこら顔を合わすだけですが、北の島まで旅行に行っている時もこうやって私の事を思い出してくださるというのは本当にありがたい話です。
ちなみにこの島、車が走っていないのだそうです。許可された車は、警察、救急車、ゴミ収集車だそうです。移動は馬車や島の電車で、電車も時刻表が無く、乗客が居れば走る、とか。
空気がきれいで海が奇麗で・・という島らしいのですが、旅行中は嵐だった・・と。
とにかく、みなさん無事戻ってこられました。何よりです。