水曜日, 1月 19, 2011

また、まだ、ずっとブレーメン(7)

ブレーメンに戻って一週間が過ぎた。みんな、「待ってたよ」と迎えてくれた。が、しかし、実際の所どうなんだろう。

ここにあるつもりだった、自分の居場所、居心地のいい場所、その場所は年末年始少し不在にしたくらいでは、消えてしまうものではなかったけれど、どれくらい“空け”たら、風化してしまうんだろう。そう考えた。今までは私が居て然るべき時間、状況に、私が居なくなる。最初は不自然でもそのうち慣れて、いつしか居ない事が普通になってしまう。そうやって人は周りの環境に適応していく。私のブレーメンの場所は、みんなの中ではすぐに“思い出”になってしまうんだろう。誰かがすぐに、その場所に取って代わるんだろう。それって悲しい事だし、それを望んでいる訳ではないけれど、いつか、それを決断しないとならないときが来るのかもしれない。

そう思えば、やっぱり家族ってすごい。○○家の娘である事実は誰に取って代わられるでもなく、いつまでもそのまんま。ありがたいね、本当に。

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