

ドイツの首都ベルリンへ行ってきました。主な目的はここで開かれるカーニバルに参加する事。またもブレーメンより参加するチームの手伝い役です。今回は、私の団体が個別に参加するのではなく、ベルリンのサンバチームと合同でパレードをしました。Sapcaiuとかいうチームで。
金曜夜にベルリンに到着し、土曜日の合同練習をはさみ、日曜日がパレード。もちろんパレード以外にも様々なステージが催されていました。
地下鉄の車内広告には700000人の人手がどうのこうのと書かれていましたので、相当数がベルリンを訪れていたようです。
確かにパレードはかなり大規模でした。参加グループ約100。どのグループも山車的な車を動員してパレード。地下鉄の駅5つ分くらいの距離を4時間以上かけて練り歩きました。最初のグループが動き出したのが12時半。終わるのが22時頃。道路は一日中封鎖・・。
私は高脚コスチュームグループのヘルパー、と写真係。はっきりいって、パレード脇から写真を撮るのと、パレードの本道から写真を撮るのでは全然ストレスが違います。パフォーマーが私のカメラに表情を作ってくれるし、顔を向けてくれるし、観客の頭や手が入らないし。撮りたい放題だし。ということで、またもや1000枚ほどの写真を撮ってしまいました。
今回のコスチューム。昨年のカーニバルで使用されたもののようですが、とっても目を引く奇麗な衣装。
そしてみんな“役者”さんなのです。普段は、無口だったり、どんくさそうに見える人たちなのですが、本番になると「さすが〜〜」の動きなのです。役者さんってこういうものなのかもしれません。
精神的にも身体的にも結構疲れてベルリンのカーニバルは終わりました。
さて、もちろんベルリンの街も見学・・・・(ほんの少しだけですが)しました。ベルリンといえば「壁」。とりあえず壁。一緒に行った仲間は私より年上がほとんどで、ドイツ統一の記憶がしっかりある人ばかりでいろいろ話してくれましたが・・。もともとベルリンの壁って私にとっては不思議な存在です。孤島となっていた西ベルリンに、しかも壁で取り囲まれた西ベルリンに、壁を越えて入り込もうと試みた人たちがいたって。大から小へ。自由から束縛への感覚ですが、実際東と西ってそうじゃなかったのでしょう。なんだか上手く言えないけど。で、壁との生活って想像できません。窮屈じゃないの??って。はっきりいって不思議な感じです。
それが取り除かれてから、統一ドイツになって、で、普通にみんなドイツ人として暮らしてる。心はどうなの?心穏やかならざる感覚はないの?まだ20年前のことでしょ?
残念ながら私には、ここの人たちがどのように思い、壁と、人と向き合っているのか理解できませんが、ただただ不思議な感覚です。
ベルリンの感想としては、やはり大きな街だということです。そして、何かしらの目的があるのでしょうか?国際的なイベントの会場になるような??工事現場が以上に多い。そして雑多な感じ。汚い。ドイツって他の都市もこうなの?ベルリンだから?首都だから??全く落ち着かない。
ブレーメンって本当にいいところです。(またまた)改めてブレーメンの優しさを感じました。
ちなみに、ブレーメン観光で真っ先に訪れた「森鴎外記念館」は休館でした。また来ます〜〜。
0 件のコメント:
コメントを投稿