金曜日, 2月 12, 2010

Bremenからこんにちは(71)同時進行

もうずっと同時に進めている事があります。それは、大学入学への道と就職への道。EU圏の人間や、トルコ、中国等特別な国以外の人間は、滞在にもかなりの制限があります。「ここに居たいから」では留まれません。長期滞在には、学業する学生ビザ。駐在もしくは就職先を見つけて会社の推薦を得て所持する就労ビザ。そして配偶者ビザ。この3つしか(大きく分けて)ありません。短くていいならば、ワーホリ、語学学生ビザとか、旅行者でも普通に3ヶ月は住めます。
学生ビザも永久という訳でもなく、勉強している間は滞在許可が下りますが、それが無くなれば、滞在目的が無いと見なされ、許可は居りません。
なので、学生している人は学業の期間だけここに住まい帰国して行きます。就労している人にも2種類あって、駐在さんと現地採用。駐在は会社命令できているので、会社命令が再度下れば帰国。一時のドイツ生活を楽しんではります。(多分)。現地採用者は、ドイツが好きとか・・そういうこと・・かな?つまり、何か強力な理由が無ければ、滞在許可は下りないという事です。

で、私が何に当てはまるかと言うと? どれにも当てはまりません。滞在しなければならない理由はどこにも無い。勉強したいわけでもないし、勤務を命じられた訳でもないし。ここでは働けないし。ドイツにしてみれば、貯金切り崩して生活するのが何が楽しい?誰も滞在をお願いしてませんけれど??何故帰らないの??日本でしょ??難民ではないでしょ?? てな具合。私にあるのは・・・ただ、ここに居たい。という独りよがりな理由のみ。
ということで、毎年の滞在許可の事を考える必要があり、一方で学生の身分を得るための勉強(学生になるにはドイツ語能力の証明が必須)と同時に、めぼしげな求人にはあまり求人情報を読まずに履歴書を矢鱈目ったら送りつけて就職への道も模索。下手な鉄砲数打ちゃ・・的に。履歴書を送るといつも「受領しました。選考には時間を要しますので、ご理解ください」と手紙が送られて来て、その後音沙汰無し、で終了。こっちも忘れてしまい風化。以上。(一見律儀に履歴書を送り返して来たところがありましたが)今回もあんまり求人条件を読まずに履歴書を送ったら、手紙で、「1年以内の勤務先からの評価書のようなものを送ってくれ」と通知が。応募者全員へ送信されている事務的な手紙ですが、とりあえず、動く事にしました。よく考えたら自分をアピールするいいチャンスだから。ここ1年働いていないし、ここは“送った者勝ち!”と考える事にしました。というのも、履歴書に少し華が添えれれば・・と、ブレーメンでいろいろ携わっている活動については、列挙しているからです。
まず、Die Blaue Karawaneに頼みました。私がこの団体でやったことへの評価書、証明書のようなものを発行できないか、と。
そしてブレーマーカーニバル協会へも頼みました。両者とも喜んで書いてくれるとのことでした。役に立っているのかいないのか、うろちょろとしているだけのような気もしなくはないし、仕事している、働いているというより、“やらせてもらってる”感が強い(誰も頼んでないし〜〜って言われそうやし)けど、「あなたのやっている事は少なくない」と言われ、小さなことばかりで、何をしたかというと文字にならない、具体的に言い表せない事ばかりだけど、評価に値する事をしている・・ということは素直に喜ぶ事にします。
後は、試験の結果とか、自分がココで書いた本や新聞への文章&記事、や取材して記事にしてもらった掲載紙とか、思いつくもの何でもかんでも一切合切送ってやろうと思います。この際だし。別に職に繋がらなくても、自分の存在をまた別の機関に知らしめる良い機会、と捉える事にします。(別に自己顕示欲の強い人間ではない、と思います・・が、今回も周りの力を借りているので、そのサポートを無下にはできない、と言う訳で・・。)
本当に人の力借りっ放し・・ですね。お世話になります。

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