月曜日, 5月 10, 2010

Bremenからこんにちは(95)ダシの人。


お歳暮時期のハムの人、ならぬ・・・私は“ダシの、ダシ汁の人”だとつくづく思う。ここでは何を食べても何かが足りない。味に奥深さが無い。味は濃いのに。塩気たっぷりなのに。胡椒っ気もたっぷりなのに。
別に、本格的にとったダシの味を求めているわけでは有りません。顆粒のお手軽だしの素で十分なのです。このダシの味って、ブイヨンとかコンソメ等、野菜や肉系の味のベースと似て非なる物で、やっぱり“ダシ”じゃないと満足できない・・。
それってやっぱり、生まれ育った環境が大きく左右するのでしょう。“ここの料理はどれも大味で、味が表面的に感じる。ダシがないから”と言ったら、“マスタードなしでソーセージを食べるようなものかなあ?”とドイツ人。まあ、そんな感じでしょう。
この地にも中国人、韓国人を始めとしたアジア系の人間はそれなりにいるので、SUSHIという食べ物も比較的知られています。
ドイツ人の作った寿司、と韓国人の作った巻き寿司=所謂キムパブを頂く機会がありました。残念ながら、寿司はそれほど私の郷愁をそそらないようです。だって、寿司は濃い口醤油で食べるから。キムハブは醤油は使わないから。関西人の味付けは、ダシは、・・薄口醤油を使って仕上げる!!!!!薄口の味でないと、どうやら心には響かないようです。
薄口醤油をブレーメンで見かけたことはまだありません。あったとしても贅沢品なので買いませんけれども。

1 件のコメント:

えび さんのコメント...

薄口しょうゆ+ダシの重要性めっちゃわかります!!!
いくら塩辛い、味のしっかりしたもの食べても奥深さが必要なんよね。
アジアショップでヤマサの薄口しょうゆ1リットルで3ヶ月は持つよ。これがあれば親子丼もお吸い物も、肉じゃがもできるから重宝してます。やはりここでは日本食材料は高いから外食はほぼしないですけどね(苦笑)
薄口しょうゆは価値あるよ!!