日曜日, 6月 27, 2010

Bremenからこんにちは(109)ドイツの歴史、私の歴史、私とドイツの歴史


今日はW杯決勝トーナメントのドイツーイングランド戦。サッカーファンの日本人カップルと図々しいながらもご一緒させてもらいました。危うく独りなところだったので、嬉しい限り・・。
結果。4対1の圧勝。前回不出場のクローゼも、セルビア戦でFKを外したポドルスキーもミュラーも決めてくれました。俄かサッカーファンというか、(ただの)ドイツ(国自体の)ファン・・・と言えども、ドイツ代表にそろそろかなりの愛着がわいてきており、嬉しい事この上無し。ああドイツ・・愛おしい限りです。試合後は自主?パレードで大盛り上がり〜〜〜。
その愛おしさを再確認させてくれたW杯を記念?してドイツのユニフォームを奮発しちゃいました。私の中では尋常じゃない金額ですが、まあ、この気持ちには返られないので。選手の番号と名前も入れられたけど、とりあえずは無し。初戦のオーストラリア戦から注目(というかこの試合で初めてドイツでサッカーを見た。)してたエジルかなあ・・。入れるなら。「8」の数字も末広がりで尚よし。(つーか日本人だけ)
ま、とりあえず、次回もユニフォームで応援します。ゲンを担いで同じ服装、ピアスにしよう・・っと。(日本戦もそうしようかな)
試合内容は・・まあ、4点も入ったので、個人的には次がなんだか不安ですが、ラインをゆうに越えていた(であろう)“疑惑のゴール”がありました。44年前の“疑惑ゴール”の借りを返した・・との声もありますが、いずれにせよ、またまた後世まで語り継がれる歴史がひとつ刻まれました。因縁の対決!というにふさわしい(?)“疑惑”付き。
そして、私にも、ドイツの勝利をドイツでドイツ人と体感したという歴史が刻まれました。ドイツ・・ますます好きです。

個人的には、バイトを探す関係で必要に迫られた、“衛生講習”なるものを受講し、その証明をもらいました。そしてバイト始まりました。また別には、職探しの為に、別に新聞広告を打ち、一つ面接に呼ばれているところです。(バイトでしか無理みたいだけど)。

ドイツに残るため、やる事はやらねばなりません。でも不安ばっかり。ドイツが好きだから・・だけでは生きていけない(どころか滞在もできない)のも事実。

月曜日, 6月 21, 2010

Bremenからこんにちは(108)やっと 収入?

滞在許可に学生としての就労許可が着いて、正式にアルバイトの許可が下りてから一ヶ月あまり、ドイツに居なかったりする時間もあったので、今になってしまったけれど、やっとバイトを見つけました。駅前のゲストハウスの朝食サービス係。勤務時間は午前中。
バイトを探す上で一番重要だったのが、内容と勤務時間。ホール係は(性格的に)向かない。そして自分の他の約束を考えると、17−18時には仕事が終わってほしい。ということで、事務とかそういうアルバイトが希望でした。本当は。でも外国人だし、言葉の面での障害がやはりあるし、一応学生の身分だし・・で、なかなか折り合いませんでした。
でも、やっと、とりあえず事務ではないけれど、まあ納得できるバイトが見つかりました。ゲストハウスなので、多国語話せる方が有利?なのか、もしくは外国人学生を雇うのが好きなのか、バイトは多国籍のようで、だから雇ってもらえたのかもしれません。
仕事内容は朝食ビュッフェの準備と後片付け。通常は一人で行うのだとか。今日の月曜日が試アルバイトであり、急募であった為かすぐに決定、土曜日から一人で働く事に。まあ、やってはいけない事さえやらなければ、いいのかもしれません。オーナーの人もそれほど心配していないようでしたので。私からすると、今日初めて仕事を見た人間に、次から一人で任せるそのあたりが理解できませんが。今までカフェとか、スキー場ロッジとかで働いて、まあキッチンの常識はある程度分かるけれども、やっぱり不安はあります。
残念なのは、一緒に働く人が居ないので結局会話の練習にはならないという事。

それから。今まで無給で働いていた教会のカフェ。好意で少しお金をもらえるかも、と言ったところです。教会のカフェなので、営利目的の営業はしていないので、その日の売り上げが人件費で消えてしまう(原価を考えるとマイナス)ので、心苦しいのですが・・。
加えて、これも長きに渡り無給で手伝ってきた高足(ステルツェン)のグループ。ここからも少しの生活援助を働きに応じていただける事になりました。
いずれにせよ、今まで無給で働いてきて、それで楽しくてよかった・・ところから賃金を頂くのは気が引けますが・・。

ということで、少しの収入ができる目処がたった反面、いろいろ考える事も増えそうです。頭回るかなあ・・。もうそんなに柔らかくないだろうし。

日曜日, 6月 20, 2010

Bremenからこんにちは(107)ドイツ大好き

先日のW杯ドイツーセルビア戦。私は教会のパブリックビューイングで見ました。試合に引き続いて教会で仕事があるから少し早めに出かけたダケ・・とも言えるけど、折角なので、顔にドイツ国旗を貼付けて応援!
結果は残念だったけど。まあ、お祭りの一こまということで楽しい時間を過ごしました。
ドイツ国歌を聞き、ドイツ人と一緒に応援し、PK場面では「ポドルスキー」コール。他人にはどう映っているか分からないけれど、自分では全く違和感無し。
改めて自分がドイツに居られること、多少のドイツ語が理解できること、こうやってドイツを応援できること、ここに居場所があること、に感謝し、やっぱりドイツ大好き!(W杯ドイツ代表という意味ではなく全体的に)って思いました。ドイツに来てよかった。諦めなくてよかった。
まだまだ生活は厳しいし、将来の展望も無いけれど、“後悔の無い事”が一番大事。(と思い込む)
あ、もちろん日本代表のこと、試合の事も気になります。これは言うまでもなく別次元の話。日本はどう頑張ってもドイツと同じ層には並びません。逆も然りで、ドイツはどう足掻いても日本と同じ基準では測れません。次元が違う、とはそういうこと。比べる事自体が無意味。日本は母国、ドイツは祖国?意味的には間違いだけど・・。

水曜日, 6月 16, 2010

Bremenからこんにちは(106)ワールドカップ始まる

先週から始まったのがワールドカップ南アフリカ大会。ドイツも日本に負けず、いやそれ以上に盛り上がっています。バンクーバー冬季オリンピックの時も、ベルリンの世界陸上の時もこんなには盛り上がってませんでした。ドイツの選手が何百人と参加していたオリンピックより、ドイツで開催されていた世界陸上より、異国開催のサッカーの世界大会で、何よりも街が熱いです。サッカー恐るべし。
ということで、ドイツの初戦、オーストラリア戦を家で観戦。諸事情あり一人で見ましたが、なかなか楽しめました。4点も入ったからかな?
ドイツのブンデスリーガも見た事が無い私。サッカーにはまるで興味なしの私。でもワールドカップはお祭りなので・・と。私の目に一番とまったのが、O(ウムラウト)zilという8番を付けた選手。(私の目から見て、独断と偏見&素人判断で“良い動き〜〜”という意味で)ブレーメンの所属の選手だそうです。ふうん。あと、他にも3人もブレーメン(WEDER BREMEN)から代表入りしているとか。へええ。(あくまで他人事)。一番ボールに触っていたのは7番のSchweinschteigerかなあ。一番実況でよく聞きました。攻撃の起点なのかもしれません。よく分からないけど。
あと、10番を付けた、Podolskiという選手。この選手の名前は・・。Goooooogleのように見えます。ドイツのユニフォームは要注意!!。というのも、細い自体で背中に書かれた大文字での名前は、PODOLSKI。「ODO」(オーディーオー)がすべて「OOO」(オーが三つ)に見えます。愛称なのか、それともギャグなのか・・と思いました。(笑)。
ということで14インチのテレビでの観戦は迫力に欠け、画面の文字もよく見えず、名前は実況で聞いて覚えるような観戦でしたが、ふむ。ちょっとずつ親近感沸いてきました。次の試合も多分見れるかな〜〜。

火曜日, 6月 15, 2010

Bremenからこんにちは(105)ブレーメンの一員として


6月14日から18日までブレーメンで開催されるのが「スペシャルオリンピック」。精神的な障害を持っている方々の国体です。
14日はその開会式。ブレーメン市のホールで開催されました。4500人ほどの参加者と、その付き添い者等8000人ほどの選手、観客で埋まったホール。私は何をしていたかと言うと、この開会式にステルツェン(高足でのパフォーマーの)グループと出演。(補助も兼ねて)
夜19時半からの開会式に、11時から準備を始め・・まったく長い一日になりました。
でも、ブレーメンでの開催を支え、ドイツ各地からの参加者を歓迎する立場に立っていた訳ですからなかなか感慨深いものがありました。
屋内でのパフォーマンス、多くの団体、参加者が出入りする、狭い空間の中でのステルツェン(高足)の脱着は大変でしたが、まあ、数回練習していた事もあり、パニックは無し。無事終わってほっとしました。

さて、私も一度ステルツェン(高足)に乗ってみました。竹馬の手のほうが無いバージョンなので、重心の位置が微妙に違うのですが、小股で前進はできました。これからも少しずつトレーニングを重ね、いずれは、みんなとステルツェン(高足)で出演できるようになりたいな(?。個人的には地上での補佐の方がよっぽど向いているはずで、メンバーも誰かが地上に居る方が安心)。まあどうなることやら。

月曜日, 6月 07, 2010

Bremenからこんにちは(104)急展開・・何が起こるか分からない

先日ブログに書きました。ナイジェリア行きのプロジェクトが中止になったと。でもそのかわりに、どこかから振って沸いたわけではなく、一人にの参加者の尽力でラトビア行きが浮上。ほぼ同じ日程で、ラトビア3カ所で歌えるかも、と。おおおお急転回。急展開。
先日の土曜日、プロジェクトが破綻したのにも関わらず集まり&練習があり、50人居るはずの参加者の中でも来たのは15人ほど。ここでラトビア行きが正式に発表され、参加者にラトビアへ行く意志確認。ナイジェリアだから、という理由で参加した人はもちろんNOである可能性があるので、参加意志の確認は必須。20人を切るようだと、遂行は困難だし・・。ということで、まあ恐らく50人中20人は練習に来なかったとしてもプロジェクトには戻ってくるはずなので、楽観してよいかと。そのうち本決まりになるでしょう。
今度心配になるのは、治安とかより金銭問題。スポンサーが居ないので。一緒に行くプロのギャラ等もあるし。難しいところです。
私は、とにかく、払い込んだお金以上の支出が無いことを切に祈るばかりです。

火曜日, 6月 01, 2010

Bremenからこんにちは(103)やっとすっきり

4月20日。この日は、私が最後に受けたテストの日でした。それから6週間。やっと結果が発表されました。結果・・・17点。・・・及第点です。
思えば昨年7月の受験(14点)、11月の受験(14点)と失敗し、4月20日が3回目の受験でした。でもこのテストとは別のテストに合格して大学応募条件は満たしたため、結果はもうあまり関係ないけど、今までドイツに来てからこのテスト対策のような授業を受けて来たので、どうしてもクリアしておきたいテストだ・・という理由で受験した3回目、4月20日。何回受けても点数が延びない人を見てきた中、まあ、上記理由から気楽と言えば気楽、でも合格しないままではすっきりしない・・し・・と複雑な思いでの受験。
結果、大幅アップの17点。ちなみに、最高得点は20点です。このテスト、読解、リスニング、筆記、口述の4部門あって、各部門5点が最高得点。成績の5段階評価のようなもので、3と4と5の間には大きな差があります。例えば読解で言えば、全30問のうち、得点3をもらうには、16−18問正解、得点4で19−21、22問正解あたり、得点5は25問正解以上・・のように幅があり、その都度のテストの難易度により異なるので、一得点差は、一問の正誤に関係ありません。というテスト。
今回もこけた気満々でしたが、今までより3得点アップしたいうのは、私の中では非常に大きく、大満足の結果。ただ、一つ欲を言えば、一回目から得点4だった読解が今回も4だったということ。・・ココは・・・伸びてないっていうか、伸びが(伸びたと思いたい)得点に直結しなかったって事。これが悔しい。

ま、でもでも。これで大腕振って街が歩けます。(大げさ?)
証書入手までには少し時間がかかりますが、楽しみです・・。

というか、このテストでつまづいている時点で、まだまだ・・なんですけどね。
身を引き締めなければ。

Bremenからこんにちは(102)居ない間に大変な事に

私がデンマークのカーニバルに出ている間に、少し大変な出来事が起こっていました。昨年末からちょっとしたオーディションを経て、ブレーメンだけでなく界隈の都市から参加者が集まる夏のナイジェリア行きプロジェクト。諸々の事情から中止・・とな。先日土曜日の練習日に発表されました。
スポンサーが下りた、受け入れ先教会等が安全面を懸念、バンドが下りた・・等々プロジェクト遂行するに無くてはならない数点が欠けたため、中止、と。
私はこの発表の際に居合わせていなかったので、なんとも言えませんが、恐らく大変な論議がなされたのではないでしょうか。
私の懸念事項は以下の通り。振り込んだお金は無事戻ってくるのか。注射代、ビザの写真代等・・までとは言いません。(地方都市の人は毎回練習の旅に3、4時間かけてブレーメンまで来ていたのです。12月から予定が組まれ、休みの調整等みんな必死だったのです。それがお金に換算できるとしたら・・損害賠償請求を考えてる人もいたりして)とにかく、参加費として振り込んだ分は戻ってくるのか?
今後予定されていた、ドイツ国内でのお披露目(金稼ぎ)コンサートはどうなるのか?今後の練習日は??何もかも明らかならず。
昨日の月曜日、そのプロジェクト代表に会いましたが、周囲の怒り&落胆とは裏腹に暢気なものです。アフリカの人が持つ、特有の楽天さ・・からくるのでしょうか?? ま、私は常日頃からこの代表にはお世話になっていると言えば世話になっているので、ぶつぶつ文句は言いません。ナイジェリアに行って、何か大変な事が起こってからでは遅いので、彼の決断は勇気ある後退・・であり英断であるとも言えるでしょう。
ま、でも予定が立たないので、6月に控えていた練習やコンサートがどうなるのか、だけはっきりしてね〜〜。