イースターが終わりました。今年のイースターは結構方々に借り出されました。
イースター。金曜日に十字架に架かって死んで、墓に葬られたイエスが日曜日の早朝には復活していた・・ということを祝う祝日。受難の金曜日と日曜、月曜が祝日です。
これをもって、カーニバルから数えて40日のほどの断食(甘い物とかお肉とかを控えたり。。)期間は終わります。春の到来する時期でもあり、街は陽気な雰囲気。
私のイースターの予定。元々イースターの日曜日に開かれる礼拝では、年間計画の段階で、教会所属のゴスペルクワイアが音楽を担当する事になっており、参加するつもりでした。午前11時から。ところが・・つい最近(チャリティイベントで)知り合いになった独日協会の代表経由で、ブレーメンの大聖堂の牧師から依頼がありました。イースターの夜礼拝、つまりはまさに復活したであろうその日曜早朝午前5時ごろから行われる礼拝で、聖書の一部を日本語で読めないか、と。もともと聖書の音読はどの礼拝でも行われるのですが、この大聖堂におけるイースター礼拝では、いくつかの言語でやりたい、そしてこの時勢をふまえて、今年は日本語を・・ということだったらしい。まあ、礼拝の流れも分かっているし、日本語聖書も持ってるし、賛美歌だってメジャーどころはだいたい歌えるし・・(いつもの教会で、普段礼拝に参加しているのだから、始めて礼拝に参加してあたふた・・ってことは無いはず)で、まあ、比較的”礼拝事情”に精通した”非キリスト教徒”だと自負している。だが、疑問。
まず、独日協会のお偉いさんは、他に日本人を知らなかったのか??????という疑問。私は協会のメンバーでもないが、協会自体はいちおう組織として成り立っているのだから、日本人の名が連なっていてもいいのでは?そして彼は代表だ・・。日本人ネットワークがあってもいいのでは?ということ。次に。大聖堂の牧師さん。かれが協会の代表にお伺いを立てたようだが、大聖堂といえば、ブレーメンの中心、最大と言える教会である。教会に出入りする人間もしくは教会の横の繋がりで、日本人の名は他にあがらなかったのか、という疑問。
まあ、よい。少し朝早いけど、真っ暗なとこからスタートして、ろうそくをともしていく礼拝は幻想的に違いない。ということで、日曜日は朝早くから借り出される事になった。
・・と思っていたら、土曜日の夜に、そのイースターの夜礼拝を執り行う教会があり、クワイアの任数が足りていないのでヘルプを求む、との情報が入った。この教会は、私のクワイアのピアニストが個人的に所属する教会。お世話になっていることもあり、友人と二人で参加する事にした。前日、金曜日のリハーサルを含め2日にわたって。
ということで、土曜日の夜、日曜早朝、日曜午前・・と3回もの礼拝に参加し、いっぱいいっぱい・・。
聞いた所によると、ラジオの街頭インタビューで、20代くらいの10人に、イースターの前の金曜日が何の日なのか、またイースター自体の意味を質問して回った所、そのうち正確に答えられたのは2人。「キリストに関わる事???」的な「?」を掲げる人が多かったらしい。うーむ。こう考えると、かなり教会暦に従って生活している私は、よっぽどキリスト教徒っぽいのかも。
でも、日本でも仏教的な暦、節句とか彼岸とかに従って生きているけど(それが日常生活であり、特段「仏教徒だから」的な理由を持つ人は少ないのでは?)、私の場合、それと同じような感じで、こちらの教会暦に従ってます。
火曜日, 4月 26, 2011
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