土曜日, 2月 28, 2009

Bremenでの・・・コト(178)2000人の前で。




さて、真っ白衣装の続きですが、金曜日は本番。練習はこじんまりした教会に詰め込まれてやっていましたが、本番はちょっとしたホール。2000人くらい入るとか。
何度か触れていますが、私の先生がそのチームの一員である「sing-out」プロジェクトのコンサートです。オールデンブルグ住民からクワイアを募り、プロのバックのマスクワイアを結成する、と。半年かけてゆっくり練習し、本番という形です。これがオールデンブルグの回。私はブレーメン回の参加なのですが、なぜかオールデンブルグの方にも参加できる事になり、2月は何度とオールデンブルグにまで足を伸ばして合同練習に参加し、今日を迎えました。オーールデンブルグへは、ブレーメン回に参加している人が毎回車で連れて行ってくださり、お世話になりました。
さて、プロのバックのクワイアです。初めての体験。こちらでクワイアに入ってから、小さいのからちょっと大きいのまで何度と舞台的なところに立って歌っていますが、ここまで大規模なのは初めて。そしてそれに比例して、ここまでクワイアが大きいのも初めて。One of them なのでちょっとつまんない・・とも思える(こんなこと思っているようではいかんのですが)規模です。主演の俳優と大箱役者?の待遇の違いを見せつけられながら(当たり前だけど)本番。
200人のクワイアを操り、バンドに指示し、ソロに合わし・・のディレクションは本当に大変そう(時に、そのどれかが暴走・ミスしたりも)だなあ・・と感じながら(かなり冷静)、背が低いので前列に立たせてもらって、歌詞のあやふやさと戦いつつ・・(適当にごまかしたところ多し←こういうのがクワイアのみならず、プロに、そしてコンサートに多大な迷惑をかけているのです!!反省すべし)。
でもうーん、気持ちよかった。でも自分の声があまり聞こえない(返しが聞こえない)ので、リハからかなり歌ってしまったようです。明日は喉を休めねば、です。
プロの動き・・には盗むべきところがたくさん。今度のレッスンで絶対聞かれそうなきがするのです。「コンサートで**の動きを見ていたか?」と。かなり勉強になりました。

私が言うのもなんですが、クワイアの質が上がればもっと気持ちよいのに・・と思います。ブレーメンのコンサートは5月9日。Die Glocke にて。この日までまた今日から練習ですね・・。

月曜日, 2月 23, 2009

Bremenでの・・・コト(177)ノンスタイル



ノンスタイル・・すっかり有名になってしまいました。大阪に拠点を置いてイキリ漫才ばかりしているときから結構好きでした。活躍をこれからも期待!です。
金曜日はコンサートに出ます。200人のクワイアの一人なのでどーってことありませんが、周りのプロらに迷惑だけはかけないようにしようと思います。
で、衣装は白。日曜の練習に着てくること・・ということでした。真っ白の服をコーディネートするのも、白服ばかり探して試着するのも(同じ白でも素材で色が全然違う!)すごく奇妙でした。
嫌悪感を覚えるほどではありませんが(白なので清潔感バッチリ)、いつも着ない服装なので違和感。
練習でもみんな白服。白服集団でさらに奇妙。誰かが「病院みたいやな」とぽつり。
私は ノンスタイルの石田さんの気分でした。米粒??

ちなみに、このズボンを買ったときより痩せたようです。わーい。というか、少しもとに(マトモに)もどった。

日曜日, 2月 22, 2009

Bremenでの・・・コト(176)初めての電車



9月にブレーメンに来て、初めて電車に乗りました。(どこへも行かなさすぎですね(汗))。行き先はブレーメンを取り囲むニーダーザクソン州の第2の都市ブラウンシュヴァイク。昨年末のブレーメンでのゴスペルコンサートに来て下さっていた日本人女性とドイツ人のご夫婦+娘さん(代表のお知り合い)のご家庭にお邪魔してきました。金曜日にはその方のお知り合いのピアニストさんのコンサートがあるとかで。けちって一番安いチケット&鈍行的な列車使用&乗り継ぎのため、2時間半くらいかかるところです。金曜日のお昼にこちらを経ち、土曜日夜に帰ってきました。日曜日に用事があるのでこのような強行日程になってしまい・・。
でも行って本当に良かったな〜〜ってしみじみ。今回その日本人女性と長くお話しできました。とてもステキな方で、幸せそうな写真や家族様子を見せてもらって、ハッピーのお裾分けを戴いた気分。こちらまでほんわか温かい気持ちになって帰ってきました。私も家族がほしいな・・と。(一匹狼的にずーと生きてきた私には、ブレーメンに来てからのこういう気持ちの変化には自分でも驚くくらいです)。
特にその都市ブラウンシュヴァイクで何をした・・という訳ではないのですが(市の中心や大聖堂や美術館でレンブラントやフェルメールの絵を見たりさせてもらいましたが)、今回は“会いに行く”のが最大の目的だったので、その目的は十分果たされました。そしてしっかりご馳走になってしまいました。(すみません・・ありがとうございました)
街並みを見ていて感じたこと。ブレーメンとは大分違うなあ・・と。ブレーメンってもしかしたら結構特殊な街なのかもしれないですね。うまく言い表せないけれど。

ということで、大変お世話になりました。
またお会いしましょうね〜〜。(ご家族の写真を載せたいところですが、ぐっと我慢。娘さんからもらった数々の贈り物も載せたいところですが、折角の私へのプレゼントなので独り占めさせてもらいます〜〜。)

水曜日, 2月 18, 2009

Bremenでの・・・コト(175)いつもの恐ろしさ



習慣というのは恐ろしいもので、染み付いてしまうとなかなか逃れられません。
癖とかも同じです。
毎日の行動も同じです。毎日語学学校に通っていますが、それが当たり前で、この学校に行く必要がなくなったら、何を軸に毎日を過ごせばいいのか思案しそうです。
毎日顔を会わす先生やクラスメイトも、今の私には“普通”ですが、数ヶ月後別れがやってきます。その時、この環境が如何に特別であったか思い知るのでしょう。
クラスメイトではありませんが、ほぼ毎日顔を会わすおじさんがいます。私の通学路を犬散歩で通りかかるおじさん。10月からほぼ毎日。お互いのタイミングがよっぽどずれない限りは会います。通学中の私は、片耳イヤホンで音楽を聴きながら絶叫中。その姿&外国人であることの特徴(毎日歌っている外国人とすれ違う)からおじさんの記憶にも刻まれていたようで、私は私で「モップのような犬(モップ犬と呼んでいます)をつれたおじさんといつもすれ違うなあ」と10月からずーっと思っていました。自転車VS散歩ですれ違うだけですが、だんだん挨拶だけはするようになっていました。また遠くに姿を見かけたら手を振ったり・・という関係でした。

今日、たまたま徒歩で通学。ベストなタイミング&場所で顔を会わせ、初めて握手&挨拶。ラルフ?さんとか何とかいう発音の難しいお名前のようでしたが、10月から毎日数秒だけ会う関係が続き、そして会話をするまでに至ったわけです。
人と関わり合うって本当に不思議ですね。
私の中では、朝あのおじさんに会うことが“普通”で、おじさんの中でも多分“普通”で。それが欠けてしまうとまたきっと寂しくなるんだろうな・・と思います・・。

Bremenでの・・・コト(174)グリューンコールを食べに行く




グリューンコール。キャベツの事ではなくケールだそうです。これの旬?(かどうか分かりませんが)に合わせてグリューンコールを食べに行くツアーが開催されます。冬のイベントだそうです。ブレーメン界隈の伝統だとか。あくまでメインはグリューンコールを調理した物。煮てあるのでしょうか、癖のある野菜ですが、苦み等は無し。付け合わせがソーセージ。(逆な用にも思えますが、主役はあくまでグリューンコール)。このソーセージはピンケルと言い、肉と麦が混ざっています。つなぎがなく、固まっていません。どうやら、このソーセージもグリューンコールと一緒に煮てあるらしいです。ふむふむ。

このツアーは教会の高齢者の集いの一環。5月のアスパラガスと秋とこのグリューンコールの3回。郊外の小さな村へ食事をしにくるということです。私もこのメンバーの一員(らしい)ので混ぜて頂きました。

12時頃から食事を始め小さな肉団子とカリフラワー、卵、アスパラガスのスープ(結婚式に飲むスープらしい)、その後メインのグリューンコールとジャガイモ、ソーセージや分厚いベーコン(好きなだけ食べれる)、デザートにアイスクリーム。14時頃一段落して、談話&周辺のお散歩。15時半頃からカフェタイム。ケーキとコーヒー。食べ過ぎです・・。

しっかし皆様お年の割に良く食べます。あの身体のどこに収まるのでしょう・・。歯も丈夫ですね。みんな入れ歯ではないような感じ。80を超えているようには見えません。テーブルマナーは・・。みんなカチャカチャ音を立てているし、フォークとナイフの使い方も特別にスマートなわけでもないし。ということで私も気楽に食事が楽しめました。

Bremenでの・・・コト(173)これで本当に終わり。記念撮影



カーニバルの打ち上げがありました。カメラマンがカーニバル準備の段階(昨年秋)からカーニバル終了まで主催者を追った写真を見ながら、お食事。私も混ぜてもらいました。
しかしよく働いたでしょう・・。カーニバルの2日間は連日1時頃帰宅でしたし。というか、仕事を見て、想像して・・仕事していましたが、言われる事を100%は分かっていないのに、みんな信頼して仕事を任せて(金管理までしていた・・(汗))くださっていました。皆のやっている事をみて、自分が何をすべきか、何ができるか、が考えられている証拠かなあと自画自賛。

私のカメラでも記念撮影。些か暗い。残念。オートモードにしておけばよかったのかな。カメラマンの人に撮ってもらったんだけど。

さて、私(を含む5人)で集めた寄付。4049ユーロだったそうです。昨年よりかなりのアップ!!あの数時間、寄付車をパレードにのせて曳いただけでこれだけの寄付が。おそろしいですね。生活資金に分けてほしいです。

私が来年のカーニバルにここにいられるか分からない事は、みんなにお話しできました。みんな居れるといいね、と。私もそうあればいいと思います&そうでないと困ります。

なんとかならないでしょうか。(いつもこればっかり)

月曜日, 2月 16, 2009

Bremenでの・・・コト(172)すぐ近くにある歴史


ブレーメンに住み始めてもうすぐ半年になろうとしています。が、まだまだ初めてのことばっかりです。週末には初めて駅のホームに降り立つ予定。過去の旅行以来初めて電車を使います。通ったことのない道も(セントラル付近でさえ)いっぱいあります。
さて今日の授業でGesche Gottfriedという女性についての話を聞きました。ブレーメンにかつて存在した女性で、ここで最後に処刑された女性、ということです。ねずみを殺すための毒入りバターを使って、夫、親、子、その他血縁者を15人殺した・・と。でもこの事実が発覚するまで、身の回りの者がどんどん無くなっていく不幸な女性・・ということで「天使」の称号を与えられていたとか。処刑はマルクトプラッツに面した大聖堂(ドーム)の傍で1831年に。その後、人々の記憶にこの悪女を刻むため、ドーム横の石畳には十字架を刻んだ石版が埋め込まれた・・ということです。
こんな石版があったなんて。半年住んでいて知りませんでしたし、ドーム界隈で人が集っている石版を見たことがありません。本当にあるのでしょうか?確かめに行ってきました。
すると・・いやいやありました。確かにドームの横。さほど遠くない横。でもこの横側って一番人通りの少ないところ・・なのです。市場が建つときは人が集いますが、その時はお店の棟(というか車)で石畳の確認どころではないし。
へええ・・・・・。
先生が「今でもこの石版には痰を吐く人がいます」と言っていたけど、まさにその通り、いくつもの「痰」跡が。しかも今しがた吐かれたようなものばかり。ブレーメンで誰かが痰を吐く姿ってあまりお目にかかりません。だから、あからさまに痰が吐かれているのを見ると、誰かが私のために(今日授業でならって、その日に確かめに来るミーハー)吐いておいてくれたのではないか??とか疑いたくなってしまいます。だって、人の往来が激しくない場所で、まだ温かそうな(書いていて気持ち悪い)痰がいくつも・・。

こういうつい先ほどの歴史の跡って現実味があります。石器時代の**を見ても「ふ〜〜ん」としか思わないし、古い建物でも、その当時に思いが馳せられないほど昔は現実味が薄れます。でもこれくらい近い昔の話だと、その歴史の先に自分が立っていることを感じてしまいます。
例えば、江戸時代はピンと来ないけど、明治になった途端に親近感を感じる。新選組の出来事でも、戊辰戦争終結まではなんだかすっごく昔に思えるけど、その隊士の一人齋藤一さんが明治の警視官とかになっているのを思うと、つい最近の出来事やん〜〜といきなり身近に感じてしまったりするのと同じです。(あくまで私の感覚)。

ということで、このGesche Gottfriedがブレーメンでしでかしたこと・・の延長上に私は今いるわけですね。ちなみにねずみを殺すための毒入りバターを売っていたのは、マルクトプラッツに面して立つ薬屋さんだそうです。

日曜日, 2月 15, 2009

Bremenでの・・・コト(171)カーニバル終了




Bremer Karnevalが終わりました。ブレーメンのカーニバルは通常のカーニバルと異なり、一週間早くやってきます。かトリックの行事ではなく、純粋な祭。サンバカーニバルです。1月からヘルパーとして働き、パレードは寄付集めの人員として参加。
木曜日からほぼべったりカーニバル・・という感じで、宿題にも追われつつ、睡眠時間を削り・・・とぐったり。
詳しく書く気が起こりませんが、とにかく充実の日々でした。最後の方などはヘルパーというより主催者側スタッフ的な働きをしておりました。多分結構役に立っていたと思います。
1月からの約一ヶ月バタバタして(よい意味で)少し痩せられるかな・・と思っていましたがなかなかそうも上手くはいかないようです。
とりあえず写真。と。ここで知り合った人たちとは火曜日でお別れ。後に続けばいいですが・・。一ヶ月とはいえ悲しい別れです。

日曜日, 2月 08, 2009

Bremenでの・・・コト(170)映画のはずがオールデンブルグ と諸々。


今日のこと。まずは礼拝。そしてカフェタイム。9月からずっと礼拝後の談話タイムに参加していますが、最初は「ドイツ語のため!」って喋れもしないのに居残っていましたが今では、“いろいろ動く人”になってます。コーヒーや紅茶を注いで回ったり、礼拝の後片付けをしたり。いつもの流れなので、見ていれば何をするかが分かるし、誰が何を飲むのかもだいたい把握できてきました。(カフェの店員ではないので覚える必要はないのですが)。
で、今日は映画に行こうかな、と思ったのです。オススメの映画・・と聞いており、(予備知識なし)時間的にも私にぴったりだったので。
出かけて、チケットを買って、時間まで少し映画館内を探索しようかな〜〜と携帯を見たら着信が。200人のマスクワイアで歌うSing-outのゴスペルプロジェクトで一緒のスパークさんから。かけ直すと「今日の練習行く?」とのこと。ブレーメンでは一昨日の金曜日に練習がありました。次回は22日ね、と聞いていました。8日の日曜日は別の開催地(オールデンブルグ)での練習日だと以前に聞いたこともありましたが、それはキャンセルされたような説明を受けていたし、みんなそう思っているように感じていました。(ブレーメンとオールデンブルグの2カ所同時進行で別の200人クワイアが集い練習し、コンサートをします。ブレーメンのコンサートは5月ですが、今月末のオールデンブルグのコンサートにも出てよいことになっています。)
なのに、どうやら練習がある、のは事実のよう。いつものように、車にのせてもらうことにして(ありがとう!いつも)。折角買ったチケットを払い戻しました。あら残念・・・。
オールデンブルグはブレーメンから車で30分くらいのところ。練習会場である教会とブレーメンの単純往復でしたが、初オールデンブルグ行きとなりました。しっかし高速は何もない田舎を通り、車はみんなびゅんびゅん飛ばすし。気持ち良さそうでした。私も運転したい・・。
ということで、気持ちよく歌って戻ってきました。
2月に入ってから、なんやかんやで2月1日に、コンサートとSing-outプロジェクトの練習、3日にはいつものクワイアの練習、6日にはまたまたSing-outプロジェクトの練習、そして今日もSing-outプロジェクトの練習。これだけ歌う機会があるというのは贅沢で、ありがたいことだなあとしみじみ。そして火曜日にはもちろん、いつものクワイアの練習、があります。
先生も戻ってきたことだし、また歌のレッスンが始まれば、更に増えますね・・。そしてそして、最近“とある楽器”の演奏者さんと知り合い、その楽器と歌を合わせてみないか・・という話も出ています。欧米声より和声が合いそうなのだそうです。そして、その方もプロではないらしく、(私なぞはもろ素人なので)お互いに試行錯誤で進んでいくのかも・・というところですが、(そして目標やゴールがあるのか不明)、とてもきれいな音色を奏でる楽器で、これに合わせて声が出せたら、気持ちいいだろうな、素敵だろうな、と思う楽器なのです。どう進んでいくのか楽しみです。

映画のことでもブログに書こうかと写真まで撮ったのに、結局見られずじまいでした。今月はもう土日が埋まっているので、平日に行けるかな・・。

土曜日, 2月 07, 2009

つぶやき(15)

2月7日土曜日。日本で私が所属していたゴスペルクワイアが飲み会を開催。内輪の名称として部活動形式になっているため、これは「酒部」。第2回目の開催でした。初回は、私のドイツ渡航に合わせるか・・のように開いてくださいました。その思い出深い酒部。
なのに、私、日にちをすっかり取り違えておりました。少し考えたら分かるのに、8日(日)だとすっかり思い込んでいました。
2月に入ってから、家のシャワー&トイレ室の改修工事が始まり、引き続いてカーニバル手伝いがあり、図書館にこもったり、教会に行ったり、人に会ったり、普通の仕事人レベルの家滞在時間で、バタバタ。ブログを書いたり掲示板を覗いたりする時間も以前のようには取れなくなっていました。(まあ、そのうちこの忙しさも終わりますが)
で、すっかり「酒部」から飛んでいたんです・・。
こちらですべきことに追われ、すべてがこちらで築いた人間関係の上に成り立つ用事で・・。
ブレーメンにいるんだなあ・・と改めて感じてしまった土曜日でした。

改修工事は来週も続きます。早く終われ〜〜。

木曜日, 2月 05, 2009

Bremenでの・・・コト(169)つもり 勉強



毎日の通学路に図書館がありますが、行ったことありませんでした。でも学校のレポート課題を仕上げる為に、と先生の口から「図書館」という言葉が出たので、インターネットで調べるだけではなく、一度どんな物か見てやろう、と出かけました。図書カードを作るために必要な物は、身分証明書と住民票(のようなもの)、それから登録料。一応学生扱いになり、無料で作ることができたのでラッキー。
蔵書の数はいざ知らず、建物自体は結構複雑な作りになっています。検索システムは充実。調べると、何日まで借り出されているか、予約はあるか、貸出可能か、どの図書館にあるか(ブレーメン各地の)が一目でわかります。オンライン予約なども勿論可能。このあたり、普通の図書館と同じなので迷うこともなし。
貸出システムだけはちょっと変わっています。貸出カウンターに並んで、バーコードを読み取ってもらうのではなく、自分でスキャンして持ち出します。自己責任。(スキャンミスがあると入り口でブザーが鳴るので分かりますが)。並ばなくていいので快適です。
図書館や本屋って大好きです。読みもしないのに、書架の間をうろうろし、手に取ってぱらぱらめくってまた戻す・・という作業を繰り返すのが好きです。で図書館に行くといつも大量に借りてしまいます。今回の図書館利用目的は、「ドイツ人」についてのレポート作成。「ドイツの著名人・歴史上人物」。10人の中から選び、とりあえず「Sophie Scholl」を選びました。(先生ご推薦のため。且つ、この女性に付いて何も知らないので、学びたかったこともあり)。余力があれば「Martin Luther」についても書きたいな、と。(欲張り)。
読める分けないのに、結構な量の本を借りてきました。借りただけで勉強したつもり、頑張っているつもりになっている私です。

月曜日, 2月 02, 2009

Bremenでの・・・コト(168)絵心がないのに




学校で「白雪姫」の童話を読みました。もちろん文法学習の一環です。そして宿題で「日本の童話」を書けという物が出ました。ということで、何にしようか迷った結果「かぐや姫」を選びました。理由。比較的簡単に説明がつきそうだったからです。
折角なので、この書いた童話をいつかの折の教会発表で用いることにしました。使い回しっていうやつですが、ドイツではこの「話をする」(童話でも小話でも)「話を聞く」というのが、一つの出し物として成り立つようです。クリスマス時期には「クリスマスの話」として各人が体験談を話したり、クリスマスにまつわるメルヘンを家族で読んだり・・と。学校でも小話「嘘かまことか」を作り、話ささせる授業がありました。これには「オチ」がありましたが、基本的に人前で披露するネタにオチは不要だ、というのが私の感想です。(オチがないと不完全だと思うのは、関西人だから?)大爆笑で話が終わる・・という状況に出くわしたことがありませんので。
だから、かぐや姫の話も受け入れられるはずです。日本の童話紹介。・。・として。でも文字だけでは非常に分かりにくいので、絵を書いてみました。紙芝居風に絵を見せながら説明すると、分かってもらいやすいかと。だって、竹の中から赤ちゃんが出てきたり、月に帰ったりと、現実では起こりえないことがあるのが童話ですから・・・。
絵心はないのに、いろいろサイトなどを手本にさせてもらって、なんとか数枚の絵を完成させました。めっちゃ適当ですが。
ただ、かぐや姫は披露されるのかどうか、不明です。お蔵入りになるかな??

チューリップ咲いてきました〜〜。