
習慣というのは恐ろしいもので、染み付いてしまうとなかなか逃れられません。
癖とかも同じです。
毎日の行動も同じです。毎日語学学校に通っていますが、それが当たり前で、この学校に行く必要がなくなったら、何を軸に毎日を過ごせばいいのか思案しそうです。
毎日顔を会わす先生やクラスメイトも、今の私には“普通”ですが、数ヶ月後別れがやってきます。その時、この環境が如何に特別であったか思い知るのでしょう。
クラスメイトではありませんが、ほぼ毎日顔を会わすおじさんがいます。私の通学路を犬散歩で通りかかるおじさん。10月からほぼ毎日。お互いのタイミングがよっぽどずれない限りは会います。通学中の私は、片耳イヤホンで音楽を聴きながら絶叫中。その姿&外国人であることの特徴(毎日歌っている外国人とすれ違う)からおじさんの記憶にも刻まれていたようで、私は私で「モップのような犬(モップ犬と呼んでいます)をつれたおじさんといつもすれ違うなあ」と10月からずーっと思っていました。自転車VS散歩ですれ違うだけですが、だんだん挨拶だけはするようになっていました。また遠くに姿を見かけたら手を振ったり・・という関係でした。
今日、たまたま徒歩で通学。ベストなタイミング&場所で顔を会わせ、初めて握手&挨拶。ラルフ?さんとか何とかいう発音の難しいお名前のようでしたが、10月から毎日数秒だけ会う関係が続き、そして会話をするまでに至ったわけです。
人と関わり合うって本当に不思議ですね。
私の中では、朝あのおじさんに会うことが“普通”で、おじさんの中でも多分“普通”で。それが欠けてしまうとまたきっと寂しくなるんだろうな・・と思います・・。
1 件のコメント:
元気そうで何よりです。
彼の地の方々との素敵なご縁が、ごく自然な形でどんどん増えていくのが、読んでいて新鮮に感じられます。今の日本では、ともすれば人との距離を遠ざけがちだからでしょうか。
どうか体に気をつけて、充実した毎日を!
霞が関の友人より
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