「私は自分の事よくわかってる」
「あなたは自分の事しか知らない。私は100人のシェフを知っている」
という(感じの会話)のは、ドラマ:王様のレストランの中で私が好きなシーンの一つ。シェフの静と千石さんのやり取り。
昨日は、ひょんなことから参加する”羽目”になったバンドでのステージがあった。教会所属(というか練習等の部屋がある)のバンドなので、教会の音楽夏祭りに参加しただけだが。しかし、こういうふうに、ステージの機会がちょこちょこあるので得をしてるといえばしてる。さておき。
突如キーボードの音が鳴らなくなる(しかも今日初めて触るキーボード)。という問題。シンセサイザーは効果音にしていて&即座にピアノ音への設定が分からず、ブラス系の音で奏でる羽目になる・・しかも大音量過ぎたり・・ペダルが機能しなかったり、ケーブルと格闘するも虚しかったり・・ということが次々と、ステージ上で曲目が進んでいるのにも関わらず襲いかかる〜〜〜ってなことがあったけれど、見ている人はほぼ顔見知りの教会関係者だったので、顔面蒼白にならずにはすんだ。なんせ、音が鳴るのか鳴らないのか分からないキーボードと音は鳴るが、曲にあわないような音を奏でるシンセを抱えていた物だから、弾き出すタイミングが合う訳も無く、心地よく響いていたとは思いがたい・・。がとりあえず終了。
終わって種あかし。(キーボードの不具合はやらせだった・・・とかではない)。
どうやら、プロデュースをする的な人がリーダーの手により招かれていたらしい。(そういえば、私は聞いていたような。がすっかり忘れていた。なんか見たことない似つかわしくない人がでーんと座っているなあ・・と怪訝に思って見てた)
彼は、いろいろに私たちバンドをポジティブに評価し帰っていった。
だから私の頭の上は大きな大きな”はてなマーク”。私以外のメンバーは、プロを始め、腕を持った人たち。そうでなくても、”魅せる”能力のある人たち。プロデューサーが本物なら、第一に「キーボードを外せ」と言わなくちゃならん。しかも一人女性&黄色(人種)なので、それだけで目につくはずなのだから。しかし、彼は私をもこき下ろす事無く済ませた。
疑わしい。疑わしい。疑わしい。疑わしい。彼は本物なのか????????????
見に来ていた人にも、特にキーボード&シンセの不快音は気にならなかったらしい。本人は不快で不快で不快で・・できれば弾かない方が良いんじゃないか・・と思っていたので。
(余談:まあ、すごいな、と思ったのはキーボードが鳴らなくなって、「待って」とリーダーに小声で訴えても、ステージを続行した事。その時は「なぬっ」って思ったけど、show must go onである。すばらしい。)
要するに、自分が気になっている事も、回りは特に気にならない(可能性がある)という事。キーボードが上手く弾けているとは決して言いがたい、アフリカのリズムもなかなか慣れない、バンドの中の落ちこぼれだが、回りにはそうは見えないらしい。不思議だけどそういうこと。
でもまあ、メンバーは全員分かっているので、ちょっとずつでも上手くならないとね。迷惑かけないように。彼らの音楽を壊す事だけは避けたい・・・。
個人的にはグループの構成にはいろいろ役割があって、技術の人、統率力の人、頭の人、人柄の人、精神の人・・っていろいろだと思う。私は”Seele”の部分を担っている、と思ってる。それでいいと。役割分担役割分担。(それと(教会関係は他のメンバーよりも詳しいし、なんせよく動く、よく気がつく・・で今まで生きてきた人なので)リーダーの腹心的右腕&雑用係)
いずれにせよ、こうやって次の日に思い返せるだけ余裕があるという事なので、今月初めのライブよりずっと楽しめました・・。
で、土日3回の(別々のグループとの)ステージを難なく・・こなして・・ああもう7月だ。もうすぐ夏休み・・。
月曜日, 6月 27, 2011
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