金曜日, 5月 29, 2009

Bremenでの・・・コト(214)一応会社でアルバイト




今日からベルリンへ行きますが、行く前に仕上げないといけないのがこのカラス。どこかに差し上げる(売る)のだそうです。時間がないとかで突貫工事的作業ですが、まあ仕方がないのでしょう。
カーニバルの時期からずっと手伝っているこの団体。ちゃんとした会社?なのだそうです。高脚のコスチュームで踊るなどするステージを提供するグループですが、先日のカーニバルのように一緒に出向くことは稀で、数人で出向くことのほうが多いのだそうです。代表がアポを取り、他に振り分ける感じ、でマネジメントしてるんだそうです。そして出演料をいただく、と。
メンバーの中には、副業でやっている人もいるとか。
私にも謝礼くれないかなあ・・と贅沢??
とにかく、カラス君は、手元を離れてしまうので、写真に撮っておきました。

Bremenでの・・・コト(213)最後の日





9月にこちらに来てから9ヶ月ほど毎日通い続けた語学学校。とりあえず今日がひとまずの締めの日となりました。
そこに通常いる先生には一通り全員習ったことになりますし、かなり長くいた方でしょう。長いわりには引きこもりのように教室に閉じこもって、他のクラスメイトとの交流はあまり無かったですが、まあ、私のスタイルと言うことで。
9ヶ月で、欠席1回(先日のデンマーク行きで)、早引き2回(教会のシニアクラスとの食事行きで。グリューンコールとアスパラガスで)、遅刻(5分ほど)2回(医者と役所行きのため)で、かなり優秀な方でした。
お世話になった先生方に、クッキーを焼きました。他の用途もあっため、計400個くらいは焼いたかも。天板が一つしかないので、一回に焼けるのは50個ほど。何度オーブンを出し入れしたことか。クッキー屋さんのようでした。
とにかく、お世話になりました。
語学学校と言うことでお金が絡み、人間関係がドライな環境ではありましたが、勉強のしやすい環境で、語学を学ぶことが出来ました。ありがとうございます。
生徒の年齢層が高く、先生の質もいい学校だったのではないでしょうか。決して安くはありませんが。
本当は、この学校で次のコースも受けるつもりだったのですが、クラスが人数が少ないという理由で開講されず、避難民となって別の学校へ行かざるをえないのです。残念です。
まあ、最後の一週間などは1人とか2人とかでの授業でしたから贅沢・・でした・・。
http://www.casa-bremen.de/enttest/ger/start/start.php

水曜日, 5月 27, 2009

Bremenでの・・・コト(**)(210)デンマークおさらい(ドイツVSデンマーク)






時間があるので、さらに(210)でさらりと流しすぎたデンマークのカーニバルのことをも書きとどめます。
訪れたのはユトランド半島の北の方にあるAalborgという都市。今回で27回目のカーニバルで私のお世話になっている団体は去年に引き続きの参加だったようです。断っておきますが、本来のカーニバルは「さよならお肉」のお祭りなので、冬場にあるのが本当。なので、これは宗教の枠組みを超えた単なるイベントです。
参加グループは15。この15グループがパレードし、その後ステージがあり、このステージが審査され、順位が付けられるという競技形式。しかも賞金付き。(さらに宿も、期間中の食事も全てタダ。換金もせずに、過ごせるというすばらしさ。私もしっかりブレーメン代表のメンバーにカウントされておりましたので有り難いことです。)
さて今年のカーニバルのテーマは「ドルチェヴィタ」だったようですが、そんなテーマに沿っている団体はほぼ皆無で、やりたい放題のステージでした。お国柄を十分に発揮してはりました。ドイツだけでなく、ベルギー、フランス、スウェーデンなど各国からの参加グループがありましたので。(このテーマが掲げられている場所自体が少なく、テーマなどあってないようなもの、に見えました)
一日目はパレードとステージ。2日目は一般市民も参加可能なパレードとステージの決勝。そして街中がお祭り騒ぎになる・・・です。
私の役割は、衣装をつけて、身動きが自由に取れないメンバーの支援です。「あれとって、これとって、こうして、ああして」の指示をこなしつつ、どうすればスムーズに事が運ぶか考え・・。ほぼ初めてのヘルプだったわりには、及第点の働きだったのではないでしょうか。そしてパレード中は、メディアの人間では無いにも拘わらず、パレードの道を闊歩し、ビデオとカメラの両刀使い。2日目のパレードでは、別グループの踊り等も撮影するため、パレード内を縦横無尽に歩き回る変な人。「観客は脇へ」的注意を受けたりもしましたが・・(アジア人がいるのはおかしい、と思う参加者がいるのも頷けます)。
途中、私の団体のプラカード持ちの人(主催者側人間)が、膝が痛くて歩けないと言いだし、ビデオ、カメラに加え、プラカードまでもつ羽目に。長距離でもないんですから、パレードの道筋ぐらい歩いてほしかったです。
招待団体のパレードとステージは、予定されている通りにスムーズに執り行われ、3位と賞金を戴きました。
凄かったのが一般市民。コスチュームを着てパレードに参加するのはいいのですが、その後が・・飲むわ、酔っぱらうわ、騒ぐわ・・街中、カーニバル会場中ゴミだらけ、そして道はべとべと。アジアへの旅行で生活ゴミに溢れているところは何度も経験していますが、そういう普通の状態でない汚さ、造り出された汚さ、というのは初めて経験しました。戦争の後のよう。何もかも無秩序でごった返していて、カオス・・。

この話をドイツ人にすると、デンマーク人は有り得ないくらい飲むからね〜!とのこと。ドイツ人はどうなのよっ。と私は心の中で思い・・・。でもでもこのAalborgの惨状?を目にして改めてブレーメンの優しさを感じてしまいました。おっとりしていて、素敵です、ブレーメン。カーニバルの後も、パレードの後も、ブレーメンのゴミの量などたいしたことないです、はっきり言って。

そんなこんなのAalborgでした。デンマークは近いけれど、この北の年までは結構遠い!車・・の旅も疲れました・・。

Bremenでの・・・コト(*)(210)Kirchentagおさらい




時間があるので、(210)でさらりと流しすぎたKirchentagのことを書いておきます。2年に一度ドイツ各地で持ち回りで開催されるプロテスタントのイベント。40万人近くがブレーメンを訪れました(と思います。)5月20日の水曜日から24日の日曜日まで、4日と+αに渡り、2000を超えるプログラムが催されました。私のクワイアが歌ったのは、そのオープニングイベントで無料のオープンエアステージ。5ユーロで売り出されているプログラムを記念に買い求めました。記念・・のつもりだったのですが、はっきり言ってこのプログラムがなければ、いったい何をどこで、見ればいいのか分からなかったでしょう。まあ、プログラムも分厚すぎて探すのも一苦労でしたが。
トラムやバスも路線が変更されるし、ホテルなどは一年も前から予約が埋まり、教会や一般の家庭の空き部屋まで動員して、世界からの訪問客を迎えました。知り合いの中でも、ゲストを宿泊させる人や、宿泊施設でウン百人の食事を作る人や、ヘルパーとして働く人など、いろいろでした。
語学学校の日本人に言わせると、何が起こるのかも知らなかったそうですから、関係のない人には、さらりとながせるイベントだったのかもしれませんが、私の通う教会では今年に入ってから(いや去年から??)Kirchentag,Kirchentagとやかましく、自身の出番もあることから、なかなか大きな位置づけでした。でも、私はこの途中で、デンマークへ行く事が決まっており(Kirchentagを日曜日まで楽しむのか、デンマークへ行くのか実際悩みました。カーニバルは毎年あれども、ブレーメンでのKirchentagが次に開かれるのはいったいいつになることやら・・と思ったので)
ですが、このKirchentag、チケットがいるのです。通常入場が無料の教会ですら、この期間に限ってはチケットのコントロールがあります。そして、このチケットが馬鹿に高い!!一日で20ユーロ以上。日曜日までの通しチケットで90ユーロくらい。私には有り得ない金額です。ということで、ブレーメンにいるのに、チケットの値段が理由でこのイベントを楽しめないことへのストレスと向き合うのが嫌でデンマーク行きを決めました。正解だったでしょう。

でも、私には5月21日の木曜日がありました。この日一日はイベントを楽しむことが出来ました。21日祝日。この日はJesusが昇天した日です。
さて、プログラムを見て、ゴスペルの催しが集中する教会へ出向き、ワークショップとコンサートに参加。プログラムを買った際には、「どこでもチケットは買えるから」と聞いていたので、その場でチケットを買おうと思っていました。というのも、普通の教会に入るのに、料金が発生するというのが俄に信じがたく、チケットを用意することが勇み足になると困ると思ったから。しかも、いったい誰がチケット確認をするのか?どこでするのか?と疑問だらけだったので、馬鹿高いチケットは用意せずに出向きました。
ところがところが、やはりチケットは必要だったのです。このイベントのヘルパーが教会入り口に控えており、しっかりチケットチェック。しかもそこでの販売はなく、最寄りの売り場まで行かねばならぬ、という。持っていない私は断られるかと思いきや・・なんと中に入れてくれました。四角四面のドイツで、かなりの融通の利きようです。純粋に、ゴスペルイベントに参加したい気持ちと、チケットを買いたくないわけではない気持ちとが、伝わったのでしょう。闇雲に断ることはせず、外国人に優しく対応して下さったので、救われました。
結局、一日イベントを楽しみましたが、チケットを買わずに過ごしました。かなり得した感じです。その分しっかりゴスペルを歌って賛美したので、Jesusに感謝です。
長くなりましたし、何を書いているのか途中から分からなくなってきて、読み返す気力もありませんが、こんな感じで、私のKirchentagは終わりました。日曜日デンマークから戻ると、ブレーメンにはすっかり静けさが戻っていました。これくらいが丁度良いです。あまり人がいるのはこの街には似合いません。

Bremenでの・・・コト(212)見張り番になるために




ブレーメンには実は世界遺産に登録されている場所があります。市庁舎とマルクトプラッツの界隈。正式には日本語で「ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像」だそうです。ここに面して、もう一つ、大聖堂が建っています。この建物も普通に立派です。いわゆる教会ですが。
この中に、発掘品などを展示する博物館がありまして、無料で公開されています。そこで、見張り番的役割の「Aufsicht」(監視です)を(いずれは)やることにしました。本当なら座っているだけでいいのでしょうが、それはつまらないし、展示内容を大まかに理解すべく、今はお勉強中。暇がある時に訪れ、展示の解説を読み、理解し・・奮闘中。語学学校が終わってからの半日、そこで過ごしても、ほとんど進みません。理解するのに時間はかかるわ、立ちっぱなしで足は痛いわ、昼からの睡魔が襲うわ・・でなかなか大変。尤も、勉強するもしないも、何時間やるかも、いつ行くか、もすべて自分次第で、強制ではありません。
でも、一応、ブレーメンの歴史を(プロテスタントの教会側からの視点かもしれませんが)理解する事になるでしょうし、一番観光客の多いところに位置する建物ですから、いつか私が日本語が話せる事(日本人だから当たり前)、中国語も少しはできる事、が役立つ事があるかもしれません。そうなったら素敵です。
・・ということで、まったくの無給の奉仕ですが、お金<***と考えることにします。しかも今、ブレーメンの美術館(前に改装中だと書いたKusntHalle)から預かりものの美術品があり、ティエポロの絵などがそこに飾られています。よく考えたらすごいかも。
(基本は、司教さんの服とか、大聖堂の改築の際に、見つかった墓からの発掘品が中心ですのであしからず)
さて、このやる気はいつまで続くでしょうか。いつまでたっても理解できない事に、焦りと苛立と・・で投げ出さないようにしなくては、と思います。(他にやること、やるべき事が発生すれば話は別です)

Bremenでの・・・コト(211)イチゴも旬



アスパラと並んで売り出されているのがイチゴ。売り物だから当然なのかもしれませんが(我が家では買って来たイチゴなどなかなか食べる機会がありませんでした。畑で作っていたから、というのも理由でしょうが)これがまた大粒で甘い!
イチゴは実はあまり好きではありませんし、食べ過ぎるとお腹を壊すので、敬遠したい果物であり、自分で買って食べる事はしませんが、なかなか美味です。
イチゴってでも見ているだけで、幸せな気分になりますね。赤くて可愛くて。愛らしいです。
・・と書きながら、サラダキノコちゃんの家庭のショートケーキを思い出しました。あの家も然り、ご両親も然り、なかなか味のある家庭です。(めっちゃ余談)

火曜日, 5月 26, 2009

Bremenでの・・・コト(210)KirchenTagとカーニバル





ドイツのプロテスタントの中で最大級の?イベント「Kirchentag」がブレーメンで開催されました。1949年から2年に一度開かれるイベントで今回が32に回目。水曜日(20日)の夕方から日曜日(24日)まで続きました。
私のクワイアも幸いな事にオープニングに出番をいただき、ゴスペルを歌ってきました。
2日目の木曜日(21日)は祝日で、ゴスペルのワークショップに参加したりなどしました。
ただ、22日からはデンマークのAalburgという街のカーニバルへの招待を受けており、お祭り騒ぎのブレーメンを離れる事になってしまいましたが、まあ、デンマークも楽しめました。
はっきりいって、毎日毎日何かとすることがあり、語学学校の宿題もあり、ブログが滞りまくりです。とりあえず、起こった出来事だけとりあえず書き留めておきます。
今週末からはベルリンのカーニバルへ出向くため、またまた忙しいのです。

日曜日, 5月 17, 2009

Bremenでの・・・コト(209)またまた大変な事に



以前書きました。ある団体?組織の劇プロジェクトに参加する、と。精神的な障害を持つ人とそうでない人の共同参画社会を目指すような組織(いまいちまだよく分からない)なのですが、設立して30年近く経つ団体です。そして今年4回目のキャラバン隊が組まれます。ベルリンからブレーメンまで川を下る?上る? いずれにせよ川をつたって移動するキャラバン。期間は7月10日から8月9日までの1ヶ月。夏休み期間を利用して。途中ブランデンブルグとヴォルフブルグに立ち寄ります。
私の参加する劇グループの発表はベルリン以外の3都市であり、もともと私は発表の日に併せてブレーメンからその都市まで出向くつもりでいました。しかも交通費がないので、他の参加者の移動に便乗させてもらおうと企み根回しする確信犯・・。

それが・・先日。「キャラバンに参加できる?」と聞かれ、「時間はありますが、お金がありません」と答える。「参加できない理由はそれだけ?」「7月15日にテストがありますが、それが終われば予定はこの劇プロジェクトだけです。今のところ」「なら参加だね。お金は心配ないよ。お金のない人いっぱい参加するから。はい決定。」
となってしまいました。テスト後、ベルリンまで行き(もちろ他力で)キャラバンに合流。ブレーメンまで旅をする、と。
納得いきません。(割引価格なのか、ほぼ不要なのか・・。いったい資金がどこからでるのか。後で請求されたり?*実際参加しようとおもうと一ヶ月1000ユーロ以上かかります。どうなのどうなの??)でも代表は「大丈夫」と言うだけ。このキャラバンのために寄付を募るようなので、(法人、個人に)それでまかなわれるのかもしれません。
でも、一杯のコーヒー。パン一つにも出費を惜しむ私がキャラバンに参加して大丈夫でしょうか。しかもそこで何が起こるのかも知りません。キャラバンの目的も、この組織の目的もいまいち明確ではありません。
キャラバンの会議に出ました。そしてしっかり団体の一員になってしまいました。(自動的に)「毎週土曜日こうして集まっているからまたおいで」と。半ば強制?です(笑)
有無を言わさずキャラバン参加が決まってしまったのですが、不安ばかりです。
この団体・組織は怪しくないのでしょうか(これも定かでない。知人友人皆が知る団体ですが、その活動は社会的にどうなの??→失礼な疑問??信じていいのですよね??)
でもでも、「おいでおいで」と誘ってくれる人がいるだけありがたいのでしょうか。4回目の(記念すべき)キャラバンに私の居る価値がある、のならば、こんなにありがたいことはないのかもしれません。次のキャラバンが組まれるのは5年以上後でしょうし、滅多とないチャンスなのかもしれません。

Bremenでの・・・コト(208)旬の食材アスパラガス







とっくに始まっているのがアスパラガスの季節。道ばたで露店がいっぱい。巨大かつ白くて気持ち悪いアスパラガス。はっきりいって私の嫌いな野菜で、でも日本ではあまり食べる機会がないのが白アスパラガスでした。野菜なのに白い。葉緑素のかけらもなさそう。そしておいしくない。野菜として機能するのか??というのが私がそれを嫌いな理由。
教会のシニアクラスの活動の一環で、アスパラを食すツアーに連れて行ってもらいました。冬のグリューンコールツアーと同じです。
出て来たアスパラの巨大な事巨大な事。気持ち悪いくらいです。そしてしっかり火が通っていてシャキシャキ感のかけらもなく、へにゃへにゃ。食欲をそそる要素一つも無し。緑の採りたてアスパラなら喜んでかぶりつくのに・・と。
溶かしバターかオランディーソース(卵で乳化したマヨネーズみたいなソース)でいただきます。
一口・・・。なかなか美味しい。ソースの味なのかアスパラの味なのかいまいち不明ですが、へにゃへにゃアスパラが口の中でとろりんっって感じでとってもマイルド。苦みも灰汁もなく。
ただ食べにくさは満点。繊維が縦に通っているので、ナイフで横に切りにくい。裂いて食べるおつまみチーズのようなあり様になってしまい、うまくナイフに刺さらず、あげくの果てには麺のようにすすって食べてしまう場面も。まあ、シニアの食べっぷりも、褒められたものではないですが。付け合わせ?メインはハムかシュニッツエル(トンカツみたいなもんです)。これはさすがに“重い”のか大半が御持ち帰りでした。(家からしっかりアルミやビニル袋を用意して来てはりました)。
前回と同じく食後は散歩。今回は天気もよかった事だし、一人でてくてく歩いて写真撮影。菜の花が奇麗でした。菜の花漬け(わが故郷の特産)や菜の花のおひたしが食べたいな・・とか思いながら。

日曜日, 5月 10, 2009

Bremenでの・・・コト(207)子どもには適わない







今日。日曜日。母の日。教会の礼拝でもらってきました。部屋貸してくれている女性に一本お裾分け(共に母ではないので)。
さて、コンサートや何やらで非常に忙しく、ビタミンBを飲んでも尿が黄色くならない(それほど疲労)状態で、しかも宿題が鬼ほどあって、どうしようかと思っていたけど、宿題も何とか終わったので、「Aktiv Rest」ということで、美術館巡りにいってきました。
2007年のドイツ、オーストリア、スイスのベスト100ポスターの展示(と言っても、オリジナルじゃなくてコピー)と、語学学校の生徒(ここに10年近く住んでいるスペイン人で、美術教師)が教える学校の生徒らが参加している子どものプロジェクトの展示とその本人が参加している「クンストフルーリング」といういろいろごっちゃまぜの展示の3つ。
3つ目のは、アーティストや美術団体、ギャラリーなどが旧駅舎を使って開催。前衛的な展示が多く、私には良く分からず。でも旧駅舎が興味深く・・。
やはり一番元気をもらったのが、子どもの作品。色も形も、発想も適いません。そしてどれも心に届いてきます。大人がどう足掻いても、どう頑張っても表現できない“計算のない無垢さ。打算のなさ。意図のなさ。素直さ。”がそこにはあります。出来上がりが全くの偶然でありながら、でも必然っぽかったり。とっても素敵な作品ばかりでした。
(宿題の一環で、仏教における死のとらえ方をネットで調べました。死は生まれたときから生の中にあり、死のパーセンテージが増えていって死に至る。死は、生の別の形であり、我々は死ぬために生き、生きるために死ぬ、と読みました。歳を重ね、死の割合が増えていっていることを、子どもの作品を見て感じました)
私も会場で絵を描いてみました。画材は糖類です。多分。食紅と糖類??みたいな?昨日のコンサートを通して感じた幸せを描いたつもりです。一応ラップをかけて(砂糖なので虫が来そうだから)保存。そのうちゴミになると思います。

つぶやき(19)完全燃焼??



12月から参加していたsing-outというゴスペルプロジェクト。200人のマスクワイアでプロのバックで歌います。2月にオールデンブルグという都市でコンサートがあり、先日の土曜日がブレーメンでのコンサートでした。これをもって私のこのプロジェクトは終わりました。sing-out自体は北ドイツを中心に、時間差で開催されていくので、この代表の方々に休みは訪れないのですが。
予定していた、ブレーメン中心部にある「グロッケ」という会場が、土壇場で変更になった(集客率が悪いため、チケットの売り上げで会場費がまかなえないから)り、グロッケより音響はバッチリですよ・・と聞いていた、ある教会のゲマインデのホールも音響マンがめちゃくちゃで、ピアニストもソリストもお怒り気味でしたが、まあとにかく終わりました。
素人の私は、まあ、歌えればそれでいいか、と。
今回はブレーメンでの開催ということで、招待していないけど、ちらほら知っている顔が。交流関係がしっかり広がってるな、有り難いな、と思わずにはいられません。
Jesus be a fence all around me everyday,,,
感謝します・・。

このプロジェクトのピアニストは私の先生ですし、知り合った参加者とこれっきりになるのは寂しいので、別のクワイアにも入れてもらうことにし(クワイアのリーダーがプロジェクトのリーダーでもある)たし、歌う楽しみはまざまだ続く・・。です。
とにかく、幸せいっぱい。です。疲れたけど。
(コンサートの写真はないので・・と。)

水曜日, 5月 06, 2009

Bremenでの・・・コト(206)やっと全容が明らかに






先月からカーニバルつながりでコスチューム作りの手伝いに行っていることは書きました。それが何に使われるのか、やっと理解できました。
GTM Germany Travel Mart 2009 in Rostock
ロストックという北の方に貿易港。ハンザ都市であったようです。ここで開かれるトラベルマートで参加各都市がその都市を象徴する衣装などでプレゼンをする、例えばお馬さんが有名な都市では騎手のユニフォームで・・と言った具合。ブレーメンから行くのはローランド。まさしくブレーメンの顔!なのですが、着ぐるみ&竹馬のように継ぎ脚を付けた全長2メートル以上?の大きな物。こんな衣装でやってくる都市はないそうです。
そのブレーメン代表作りに、携わっている、と。かなり光栄なコトです。
ただ、私も暇ではないので、あまり手伝えなかったりして、10日が本番だというのにまだ出来上がっていない!かなりの突貫工事中・・。
一度に同じコスチュームを何体も作ることが多いのだそうですが、今回はたったの一つ。愛着のわき方が違う・・とのことです。さて、間に合うでしょうか・・。

金曜日, 5月 01, 2009

Bremenでの・・・コト(205)チャリンコツアー





ドイツでサイクリングに出かけるのがアクティビティの一つだというのは聞いていたけれど、実際に私がすることになるとは思いませんでした。昨日、クワイア仲間から電話があり、明日チャリンコツアーに行くので来ないか、と。丁度暇だったし、とってもいい人達なので、仲間に入れてもらうことに。「車で迎えに行くからね。自転車があればいいから」とのこと。その女性がアウディに乗っているのは知っていますが、果て、どうやって自転車を乗せるのか・・・・と思っていたら、そういうことのよう。なるほど。(写真参照)
そしてチャリンコツアーというのは、自宅から行ける範囲にチャリに乗って出かけることでも、どこかへ出かけてレンタサイクルを楽しむことでもなく、自転車持参でサイクリングに適した所まで出かけ、車を駐車場に停め、チャリンコをぐりぐり こぐ、というものです。こういう形式でツアーが行われることは、考えても見ませんでした(そうでなければ、チャリンコツアーたるものが、これだけポピュラーになるはずはないですね、そういえば。自宅界隈を巡るだけのサイクリングがそれほど面白いとは思えないし。)
行き先にはオランダも挙がったのですが、今回は、Bad Zwischenahnというブレーメンから75キロほど離れた湖の畔の街。小さな湖をぐるり一周しました。ちょっとしたバカンス地のようで、観光客向けのストリートが開けていました。
さて、誰もが“普段使いのチャリ”なので、もちろんサイクリングは本格的な物ではありません。のろのろこぎつつ、止まりつつ、カフェしたり、ケーキ食べたり、とのんびり。日光浴と森林浴を一緒にして、喋って・・・と。
つまり、ドイツ人は寒いときは散歩。暖かいときはサイクリング。と脚かチャリンコで友人と出かけるのが親しみの証のようです。
爽やかな一日を過ごさせてもらいました。どうもありがとう。この方と参加しているプロジェクトのコンサートは来週。それが終わったら会えなくなります。なので、彼女たりが所属しているクワイアにも入れてもらおうかな・・とか思ったり。そして、彼女のご主人が所属しているビーチバレーにももしかしたら参加できるかも??うーん、かなり“忙しい人”になりそうです。テストは大丈夫なんでしょうか。あまり考えたくないですね(汗)