日曜日, 5月 10, 2009

Bremenでの・・・コト(207)子どもには適わない







今日。日曜日。母の日。教会の礼拝でもらってきました。部屋貸してくれている女性に一本お裾分け(共に母ではないので)。
さて、コンサートや何やらで非常に忙しく、ビタミンBを飲んでも尿が黄色くならない(それほど疲労)状態で、しかも宿題が鬼ほどあって、どうしようかと思っていたけど、宿題も何とか終わったので、「Aktiv Rest」ということで、美術館巡りにいってきました。
2007年のドイツ、オーストリア、スイスのベスト100ポスターの展示(と言っても、オリジナルじゃなくてコピー)と、語学学校の生徒(ここに10年近く住んでいるスペイン人で、美術教師)が教える学校の生徒らが参加している子どものプロジェクトの展示とその本人が参加している「クンストフルーリング」といういろいろごっちゃまぜの展示の3つ。
3つ目のは、アーティストや美術団体、ギャラリーなどが旧駅舎を使って開催。前衛的な展示が多く、私には良く分からず。でも旧駅舎が興味深く・・。
やはり一番元気をもらったのが、子どもの作品。色も形も、発想も適いません。そしてどれも心に届いてきます。大人がどう足掻いても、どう頑張っても表現できない“計算のない無垢さ。打算のなさ。意図のなさ。素直さ。”がそこにはあります。出来上がりが全くの偶然でありながら、でも必然っぽかったり。とっても素敵な作品ばかりでした。
(宿題の一環で、仏教における死のとらえ方をネットで調べました。死は生まれたときから生の中にあり、死のパーセンテージが増えていって死に至る。死は、生の別の形であり、我々は死ぬために生き、生きるために死ぬ、と読みました。歳を重ね、死の割合が増えていっていることを、子どもの作品を見て感じました)
私も会場で絵を描いてみました。画材は糖類です。多分。食紅と糖類??みたいな?昨日のコンサートを通して感じた幸せを描いたつもりです。一応ラップをかけて(砂糖なので虫が来そうだから)保存。そのうちゴミになると思います。

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