金曜日, 4月 02, 2010

Bremenからこんにちは(85)人生分のちゃりんこ?

ドイツ語の語学学校に通っていない私の最近の専らの遊び友達と言えば、職無しのおじさん。何でも、働くのは好きではないから、と働いては辞め、働いては辞め・・なのだとか。本人的にはそれで満足らしいので、それで善し。学のある人なので次の職も容易に見つかる、と。そう、知識のある人なので一緒にいて勉強になるし、いろいろ教えてもらえる。同時に、親のように小言が五月蝿い。まあ、そういう存在も大切かも。その男性と、そのパートナーと平日、週末を問わず出かけます(連れて行ってくれます)。
今の季節はサイクリング。20〜30キロ片道こぐのは最近ではもう当たり前の域。4月2日の今日は、ブレーメンから走る事20数キロのFischerhudeに行って来ました。川沿いの牧草地、でも今は水位が高くて水に覆われている・・の堤防を走りたどり着いた小さな村がFischerhude。サイクリングロードも村自体も本当にきれいなところでした。
水があるって本当に素敵。
ブレーメンにゆかりのある芸術家もこの界隈を沢山描いています。ブレーメンに美術館のあるパウラ・モーダーソンの夫であるオットー・モーダーソンの美術館や、詩人リルケにゆかりのあるカフェなどもあります。
モーダーソンの2人や同時期の画家が描いた、沼地や牧草地、村の小道、そして白樺並木・・水のある自然が今も残っています。先日自転車で訪れたのは、美術家の集まる集落Worpswedeでしたが、そこにゆかりのある、芸術家はこの村も好んで訪れたようです。(二つの土地は距離的に近い)。

今日は本当に天気がよく、本当に気持ちのいい一日を過ごしました。
そして少しのサプライズもありました。
皆さんは覚えていますか??(覚えている人がいたらすごい)。確か昨年5月に“通学中に、モップ犬(と私が勝手に名付けた)を散歩しているオジさんに毎朝会う。ちょっと友達になった”と書いた事を。その後、学校が変わってしまい、オジさんと会う事もなくなり、私もわざわざ会うために朝早く、通学路を走る理由もなく、そのままになっていたのですが、そのオジさん&犬と今日、再会したのです。ブレーメンを20キロも離れたFischerhudeで。驚きです。自転車で走っていて、「あ、久しく見ていなかったモップ犬(的な装いの)犬だ〜〜」(決して可愛くてつい見てしまうタイプの犬ではない)と通りすぎタラ・・なんと側にいたのは、そのオジさん。まったく偶然。世界ってやっぱり狭いです・・・。

ということで、キリスト受難の日は過ぎていきます。そして3日目に復活!!と。イースターですね。

0 件のコメント: