日曜日, 4月 04, 2010

Bremenからこんにちは(86)アフリカの夜

イースター日曜日の前夜、アフリカの方々が集まる教会でコンサートがありました。友人知人が歌う、というので出かけました。ゴスペルです。
ゴスペル関連のコンサートに行くと、(今回はアフリカの方々の教会が主催であり、休暇の中日であり、大多数は黒人さんでしたが、それでも)知っている顔をちらほら・・見かけます。
アフリカ人の歌うゴスペルは本当にパワフル。人種の差による身体的能力の違い、育って来た環境、それから地域が抱える歴史的背景など、一言ではすまされないような“重い”ものを感じます。メロディ、リズム、ノリ・・体にしみ込んだ習慣なのか、天性なのか・・素直に羨ましいです。
特にゴスペルを歌って、神を賛美している彼らは、なんと言うか・・とてもリアリティがあるというか、真に迫っていると言うか、切実というか、本当に心から“歌って”います。一言一言が重い・・それでいて明るく、ポジティブな感じ。
背負っているものが違うから、私には到底たどり着けない領域なんだろう・・と改めて感じました。
さて、イースターの日曜日。今日は私の通う教会での礼拝で私の所属するクワイアが歌いますが、さてどうなることやら。ドイツ人にとっても“イースター”の意味は大きいですが、それでもアフリカ人のパワーには・・。

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