日曜日, 11月 29, 2009

Bremenからこんにちは(41)送る立場




私がブレーメンで出会った教会。ゴスペルクワイアと出会った教会。居場所がある教会。私を助けてくれる教会。そして何かしら手助けが出来る教会。この教会で30年以上に渡り牧師として勤めて来た男性が、今日を境に一線を退かれました。退職です。
彼と出会って一年と少ししか立っていませんが、この牧師さんが居る教会がある、という事実は、ブレーメンで生活していく上で私の心の支えになっていました。
今日はクリス前の待降節第一の日曜日であり、彼の説教する最後の礼拝であり、彼のお別れ会が催される大事な大事な日曜日でした。礼拝堂も階下のホールも満員以上の満員で、開始前に扉の傍らで訪問客を出迎えた牧師さんに挨拶し、教会に入るのを待つ訪問客の列が100メートル以上も続いていたようです。なので、開始時間を大幅に遅れて礼拝が始まりました。私は教会関係者ではないけれど、まあ半分関係者みたいなもので、もろもろ手伝いつつ、礼拝に際してはゴスペルクワイアの一員として歌うなどしました。
礼拝後は、立食形式のパーティで半スタッフ的に大忙し。後片付けも、今回は量が量なだけに・・。まあ、私が教科会関係者的に振る舞う事に、教会の実際のスタッフが嫌悪感を露にするのではなく受け入れてくれるので、嬉しいのですが・・。
パーティ中牧師先生の周りには人が絶えず、一切話す機会はなし。分かっていたので、予め写真も撮ったし、カードも書いたし。でも帰り際に一言挨拶。感極まって泣いてしまいそうでした。(実際牧師先生は泣いてませんし、周りの誰も泣いていませんでしたが・・)なんて言ったらいいのか分からず、ただありがとうダケ・・。
そして牧師ではなく、教会の一員となって、彼は帰って行きました。
その後すぐに私も教会を出ました。自転車で帰りながらちょっと泣きました。悲しかったのか、彼の存在の大きさに感動したのか、これまでの状況に別れを告げるためなのか・・。

彼の退職を記念し??教会で記念誌を発行しました。この話は以前から書いていましたが・・やっと本として出来上がり、先週の木曜日お披露目でした。寄稿した一人として紹介され本もいただきました。
過去を振り返るとともに、牧師先生が居なくなっても、この教会は今まで通り、素敵な教会として歩んで行く・・そんな決意が込められた本、だと私は個人的に理解しています。
一つの時代が今日終わりました。
そして新しい時代が始まります。でも私の教会での立場はこのまんま、のはずです。だって一人一人の構成員はまったく変化なしナノで・・。
どうぞこれからもよろしくお願いします、皆様。

最後に、どうもおつかれさまでした。ご近所なのでまたそのうち・・。

写真は本のページと表紙、お披露目会&
最後の礼拝前に玄関で訪問客を迎える牧師先生。

土曜日, 11月 28, 2009

Bremenからこんにちは(40)やっぱり楽しいな






毎週土曜日はキャラバン仲間で事務所に集って一緒に調理、食事する日です。会議をかねている週もあるけれど、今週の土曜日は何も無し。参加者も10数人。毎土曜日誰かが調理せねばならないのですが、今まで避けに避けて来た調理担当が回って来ました。機が熟しました。
今まで、ドイツ人が大勢集った時にはどういう食事をするのか・・が読めず、なかなか調理担当になる自信がありませんでした。だって、日本の大皿料理で一つの皿でぶっかけて食べられるモノ・・で思いつくのはカレーだけれど、市販のルーを使わないカレーなど作った事無いし。スパイスで上手く作る自信も無いし。ほかに・・シチューっていっても、結局、じゃがいもか、パスタか、ご飯にぶっかけて食べる事になる。日本人のように、この料理はこの皿で・・という食べ方はしない。と考えると、どれもこれもふさわしくない気がしてしまっていました。天ぷらとか喜ばれるかな?とか思ったけど、白いご飯と天ぷら・・などつくったらどうリアクションしていいか困らせてしまうような気がする。地味すぎて。コロッケ? でも結局ご飯の上に載せて、ソース的にご飯に更にぶっかけるたっぷり汁物系が必要だ・・。しかもパン粉がない。作る??大人数分作っている間に冷めてしまうのは駄目だし・・。
ということで、いろいろ考えて・・ハッシュドビーフ系のものとポテトサラダとトマトのサラダ。フルーツグラタンをデザートに・・ということで落ち着きました。安くつき、家にあるものが使えて、失敗しなさそうな料理、ということで。買い足す物が少ない、というのが一番重要・・で最優先。
先週作った人はなんと100ユーロも買い出しし、一人3ユーロの食事代×人数分で足りなかった・・と。料理した本人も、周りの参加者も驚き唖然怒り・・の様でしたので。しかもこの団体は、しっかりと働けていなさそうな人がつどっており、私も少しの負担で毎週食べ得させてもらっている側だし、安い!というのは重要。しかし、ここは女性独特の?腕の見せ所です。効率よく買い物&調理!

久しぶりの本格料理?でした。
11時に集い、13時に食事。2時間ではきっと出来ないだろうということと、タマネギはよく炒め煮込みたい、ということから、前日から家でぐつぐつ煮込みました。併せて調味料を予め混ぜ合わせていったり、ゆで卵を作って行ったり。そうそう、こちらのマヨネーズがとっても美味しくないので、今回はマヨネーズ作りにも挑戦。混ぜ合わせる物の温度さえ気をつければ、簡単に出来ました・・。オリーブオイルで作ったので、かなり香りが濃かったけれど、ポテトサラダに混ぜると、なんとも満足の味に仕上がっていました。下ごしらえも大変だったけど、これもなかなか楽しかったです。


さて、食事の後大変なのが後片付け・・なのですが、洗い物好きの私は、調理中に使った端から洗って行き、片付けて行くので、出来上がった時には、洗いものゼロ。素晴らしい!自画自賛。
そして通常遅れがちな食事開始時間も13時にぴったり間に合い。これも素晴らしい。

みんなおいしいと言って食べてくれました。私個人的にも満足の出来映えでした。また作ろうっと。大人数分つくるのって一人分作るよりよっぽど楽しいから。

木曜日, 11月 26, 2009

Bremenからこんにちは(39)進捗状況



ぼちぼち通っているカーニバルの準備ですが、如何せん(毎回の事だけど)初めての形のコスチュームを数体作ることになりますので、試行錯誤が続きます。誰も正解が分からない状況で進んで行きます。
だから、ここは先に縫い付けてしまってからじゃないとやりにくいやろう・・
ということが普通に起こります。まあ、仕方の無い事ですけれど。

ということで週末に近づいて参ります。
土曜日は通っているキャラバン団体で全員(といっても10数人)の昼ご飯を作る使命があり、日曜日はこれまた通っている教会の牧師先生の退職礼拝&パーティが催されるので、これの会場準備&家でのパーティ用持ち寄りスイーツもつくりゃななりません。結構バタバタ、計画的に進まないとこなせそうにないです。どうか週末大雨が降りませんように。自転車で移動できないと困るので。

土曜日, 11月 14, 2009

Bremenからこんにちは(38)下見をかねて



ドイツと言えば「Messe」メッセ:見本市。メッセというのは、あるテーマに沿ったお店のブースが一所に集うという催しで、大都市にはメッセ会場があります。ブレーメンの中央駅裏にもメッセ会場があり、まあ、いろんなメッセが行われています。日用品メッセとか魚メッセとか。通常数日続きます。買い物する訳ですが、なのに入場が有料。ということで、「金を使いに行くのに、なぜ入り口で金が要る??」と解せない。だから行った事ありませんでした。
今日のこの日一日限りで行われたのが、「Woman」と題し、珍しく夜間の開催。ナイトショッピングを楽しんで、ということで、女性物の衣類服飾品のフリーマーケットです。今日このことを知ったのですが、ホームページ等を見ていると、20ユーロそこそこで誰でも出店できるらしい・・と言う事だったので、いつか参加する事も視野に入れて、どんなものが売りに出されているのか(衣類はもちろん、どこまで飛躍していいのかを確かめるべく)偵察して来ました。入場料が比較的安かったので。鞄、靴はもちろんOK。アクセサリーやバス用品、アロマ関係、香水関係はちらほら。自分の作品、手作り新品の展示販売を行う事も可能のよう。ということで、だいたいのラインが分かりました。

で、着るのか着ないのか分からないけど、やっぱり行くと買っちゃいますね。普通の店と一桁違う訳だから・・。
次回の開催は2月。

しかし。併せて普通の雑貨、がらくたを扱う、毎週開催のフリーマーケットの出店法方法も分かりました。日本的な物集めて、一回参加しようかなあ。
手ぬぐいとか?風呂敷とか??布系? 水引とか和紙とか??千代紙とか??
&キャラクターもの? アニメ系? うーん。
でも、この“日本的なもの”=元手を集めるのに、まずお金が要るねえ。
1)誰か取りまとめて送ってくださる方 2)日本のバイヤーになってくださる方 3)販売商品を考えてくださる方 広く募集します。もちろん諸々有料で。
そして、来年7月末、アフリカにゴスペル歌いに行きたいなあ・・。
フリマで稼ぐのは無理??

Bremenからこんにちは(37)ドイツ語環境で



メンバーになっている(夏にキャラバン団体旅行に参加した)「Die Blaue Karawane」(←これが団体名)。不定期でメンバー等向けに新聞を発行しています。夏のキャラバン直前にそれまで、新聞発行の編集長的役割を果たしていた人物がこの団体を去り、今後の編集部のあり方が危ぶまれたのですが、無事この度、「Vol6」を発行する事ができました。
中心になったのが、「Vol5」から深く関わっていたカップルの2人と(レイアウト関係、印刷所とのやり取りなどはすべてこの2人)、我らの団体の長老的存在の方、そしてキャラバン中の日誌ような新聞を発行していた事(ちなみにこの新聞はカラーで印刷され本のようになります)、印刷物関係の経験がある事、それから本人の意志、とで仲間に入れてもらった私のほぼ4人で、キャラバンの終わった8月からボチボチ取りかかり、各人の休暇などをはさみ、11月になってやっと発行にこぎ着けました。まあ、誰しも他に仕事があり、定期的に集まれる訳でもなく、一段階進むのに10日ほどはかかる、というのろのろ歩み・・というのが現状でしたので。
今回の「Vol6」で担当したのが、計8ページ中のセンタ−スプレッド、ページ4と5。ここは、旅行参加者の感想を集めるページで、編集部中一番長期旅行に参加したのが私であったため、担当する事になりました。それから、キャラバン中に舞台を披露した“劇グループ”についても、キャラバン終了後に解散する訳ではなく、活動を続けて行く事になったので、その報告をかねた記事を、劇グループ代表で書かせてもらいました。
ソフトのバージョン等の関係で、私のコンピューターと事務所のコンピューターが上手く互換しなかったり、もちろんドイツ語表示のソフトだし(だいたい機能は場所で覚えていますが)、バージョンCSのインデザインだし・・で戸惑いもありましたが、センタースプレッドのレイアウトは、まあ、スムーズにいきました。劇グループの記事の方も、もちろん、大きく手を加えてもらいましたが、執筆者:私 ということで載せてもらいました。
日本語環境ではいろいろ“紙媒体”には関わって来ましたが、外国語環境では初めてだったので、なかなか感慨深い物がありました・・。

そうこう言っているうちに、6月に寄稿した原稿と先月録音した歌が一緒になった“教会の記念誌”が、40以上の寄稿と写真が掲載され、出来上がってくるようです。これは文字制限が無かったので自由に書かせてもらいました。自分の経歴も載ってくるし、13ユーロほどで売りに出される(ISBNがあるらしい)(買う人要るんだろうか??)ようです。

どちらもかなり主観的で、感想文に毛の生えたような、いわば小学生一年生レベルの作文が載ったにすぎないのですが、自分の書いた物が印刷されるというのはやはり嬉しいものです。

木曜日, 11月 12, 2009

Bremenからこんにちは(36)海の世界


テストが終わり、やっと始められたこと。
来年のカーニバルの用意。コスチューム作りの作業所通いです。次のか−ニバルは25回目の記念?(記念なのかな?)でモットーは「Unter dem Wasser」(海の世界〜〜って具合でしょうか)だったはず。このモットーに基づき、ドイツ国内外から集まるカーニバルグループがコスチュームを作って来ます。
私たちは、タコ的なもの、海藻っぽいもの、エビっぽいもの、タツノオトシゴ的なコスチュームを作ります。タダでさえ地味なドイツは冬場は“色”が無く灰色の世界になってしまうので、こういうカラフルな色と仕事できるのは嬉しいです・・。(冬場にはこういう色の生地も市場に出回らなくなってしまうので、夏の段階で買い占めてありました)

ちょっと状況を説明しておくと、暇があれば手伝っていて、デンマークやベルリンのカーニバルに連れて行ってもらったのが「StelzenArt」というパフォーマンスのグループ(会社)。この方たちが中心になって、ブレーマーカーニバル協会が組織されており、今はこの協会の下で作業を手伝っている事になります。通っているのは「StelzenArt」の作業所ですけれども。
ブレーメンのカーニバルは一言で“サンバカーニバル”と言われますが、「StelzenArt」の代表者らが、サンバや、太鼓での音楽を奏でるグループも率いており、この二つのグループが一緒にパレードに出ますし、この方達のコスチュームもここで作ります。つまりブレーマーカーニバル協会をという名の下に、二つのグループが入り混じっている〜〜感じでしょうか。(昨年は状況がよく飲み込めませんでしたが・・今年はなんとなく理解できています)

ま、2月のカーニバルまで数ヶ月あるので、無理の無い程度にお手伝いしたいと思います。

Bremenからこんにちは(35)初めてのお肉


こちらに来て、肉や魚は1回買ったか〜〜くらいしか購入していませんでした。テストが終わったら〜と前々から予定していたので、思い切ってお肉を買って、ハヤシライス的な物をつくってみました。塩コショウせずに、完成させちゃいましたが、まあ、こんなものでしょう。用意できないもの(金銭的にも現実的にも)もあるし、“煮込み”たくて“水”の分量が多かったけど。さらに、お肉が思ったより高かった(こんなに値段がするなら、いつもの質素な食生活(パンで済ませたりとか)・ファストフード的な中食にしてもコスト的にはとんとんカモ・・・)ので、一番安い牛豚の合いミンチにしちゃいましたが。タマネギってやっぱりおいしい。
最近、やっと中国チックな醤油も購入したので、煮込んだり、炒めたりしようかな。寒くなるとやっぱり温かい食事がしたくなるのでね。
でもお肉はあんまり買わないと思うけど、次はカレーを作ろうかな〜〜。ハヤシライスなどは本当は好きではなく、本音を言うとカレーが食べたいのだけれど、用意する野菜も増えるし・・。
→あくまで面倒・・なやつ。

追記 (34)に間違いがありました。“西”“東”を取り違えていたようです。失礼しました。

火曜日, 11月 10, 2009

Bremenからこんにちは(34)節目 ドイツも 私も?




1989年11月9日。ドイツの壁が崩壊した。小学生だったけれども、記憶はおぼろげにある。と思う。でもつい最近までこの日の事など全く知らなかった。ドイツ統一の記念日として祝日となっているのは10月3日だからだ。ベルリンが壁によって東西に分け隔てられており、東ドイツと西ドイツがあって..という事実こそ知れども、それがどーであーなのかよく知らなかったのが事実。簡単に整理しておくと、ベルリンの壁が実質的に崩壊し、東ベルリン市民が西ベルリンになだれ込んだのが1989年11月9日。ドイツ再統一として、東が西に組み入れられるような形で合併統一したのが1990年10月3日ということです。この10月3日を建国記念日のような感じで祝っている訳。ちなみに日本の建国記念日は印象の非常に薄い2月11日。紀元前660年神武天皇の即位の日(旧暦の元日)とか。神話の域・・。でも根拠が無いから撤廃しよう!等という話にはならないのだねえ。ありがたい。

さて、昨日は祝日ではなくただの月曜日でしたが、ヨーロッパ、いや世界に激震が走った日、ということで、ベルリンでは記念祝意会が催され、アンジェラ・メルケル首相はもちろん、フランスのサルコジ大統領、ヒラリークリントン外相、かのゴルバチョフさんも来賓として出席されていました。壁をモチーフにした鉄の?板によるドミノもあり、テレビ中継では大雨のようでしたが、かなり盛り上がっていました。
私は、11月10日がテスト、というにも関わらず、テレビに数ヶ月ぶりに電源を入れ、その模様を鑑賞。
ベルリンは、5月と7月に私用でなく、団体行動でちらりを訪れた程度でしたが、ブランデンブルグ門は一回くぐりました。くぐったあたりに壁の跡のラインが残っており、何かを迎えるかのように立つこの門をくぐっても西側にはもう壁しか無く、西ベルリンが広がっていた事がわかります。

ブランデンブルグ門を背に行われた昨日の記念祝賀会の中でベルリン市長さんが言っていました。「ベルリンの壁は、単に東西ベルリンを分断していたのではなく、東西ヨーロッパをも隔てていた。ベルリンの壁崩壊は、その東西ヨーロッパの融合にとって非常に大きな意味をもつ出来事だった」と(言うような事を)。これを聞いて、なるほど〜〜〜と思いました。西ヨーロッパ(中央ヨーロッパ?)に組み入れられるけれども、ドイツはその中でも東の果に位置します。はは〜〜ん。それで、この日が、これほど大々的に祝われるのか分かりました。ドイツ統一の記念日は、内輪の日。ベルリンの壁崩壊の日は、世界的な視点で考えるべき日、ってことでしょうか。
この崩壊20周年が、ドイツで迎えられた事を嬉しく思うと同時に、ベルリンとここブレーメンの温度差も感じずには居られません。市民には取り立てて言うほどの感慨深さはなさそうです・・。

ということで、9日が終わり、10日のテスト。読解、リスニング、筆記・・。ここまではなんとか・・と思ったのもつかの間、口述で大コケしました。ううううううううう。ま、前回よりは落ち着いて受けられるようにはなったので、もう一歩かねえ。道は険し。

金曜日, 11月 06, 2009

Bremenからこんにちは(33)復活

ルーターの取り替えとかでしばらくインターネットに綱がならない状態が続いていたが、復活。
いずれにせよ、家に居るとコンピューターの前に座ってしまうので、これくらいの状態でちょうどいいのかもしれない。メールのチェック等は図書館の無料パソコンを利用し、併せて新聞を読んで少し勉強して頃合いに帰ってくる、という生活が続いた。
ここ数日に起こった事。
運転免許証が届いた。
4−6週間で届くと聞いていたので、最悪クリスマス前だねえ〜〜と思っていたら、意外と仕事が速かった。役所もすいていたので、やるべき仕事が混んでいなかったという事か。これで身分証明書変わりになるし、運転も出来るし、ドイツでは一生有効だし(書き換え作業が無い)。でも、日本の免許証はお預かり状態になってしまう。日本の有効期限は無情にも来てしまうので、忘れず更新が必要で、この場合は確か、“紛失”扱いで更新できるのだとか。一つ疑問。ドイツの免許証と交換に失った(預けた)免許証。この日本の免許証を更新して、新しい物を得たら、また役所に届けないといけないのだろうか。(ま、そのとき考えればいいか。というかそれまでここに留まれるのかどうか、考えるべきでしょう)

次に。舞台を見に行ってきた。Theatre du painという3人組の劇団で、場所は、カーニバルのオフィスや、コスチューム作りで通う作業所のあるLagerhausという芝居小屋&ステージ&バー・・といった文化施設(的なもの)。結成25周年記念の興行らしい。おじさん3人組の劇団。はっきりいって“よくわからない”。ブラックジョークと言うか、皮肉たっぷりの笑い満載。つまり、ドイツ語がわからないと着いていけない。そしてストーリーが無い。オムニバスと言うか、幾つものシチュエーションが演じられるので。
そもそもこの劇団を知ったきっかけ、というのが、夏に参加したキャラバン。キャラバンの団体の創立自体から両者は関わりを持っており、毎回旅に出るたび、彼らのステージが“上演”されていた。もちろんこの夏も。各都市ごとに3回も。
3回も同じ内容を見たのに、笑えたポイントと言えば、“見て笑える”ところだけ。“理解して笑う”ところなし。つまり、目だけで楽しんでいた、と。

しかし、今回。上演プログラムは、似通っているところと異なるところと様々だったが、嬉しい事に、理解できた部分が大幅に増えていた。台詞を聞き、歌詞を聴き、それで“クスっ”と笑えたところが・・。
ということで、夏に見た時よりも観賞後の満足感はアップ。

もちろん、ではないが、役者の方に無料で入れてもらって鑑賞させてもらうことができた。どうもありがとうございました。何故、役者の方と個人的に面識があるか・・というと、この役者さんはキャラバンで参加した劇グループの指導者であり・・。
持つべき物は・・ってことです。

ということで、テストの勉強もせず、社会勉強ばかりの私。

木曜日, 11月 05, 2009

Im Moment kann ich über PC nicht verfügen

mmmm, ummmmm im Moment habe ich keinen Internet Anschloss!!

Besonders habe ich keine, dass ich schreiben soll, aber zu Hause mir langweilig ist.

Ich sollte auf die Prüfung, die am nächsten Dienstag vorkommt, vorbereiten.
Aber ??? ich möchte Ytube sehen und E-mails schreiben!!
Got sei dank habe in dieser Woche nicht viele Nachrichten bekommen..

Na, ja,,,ich hoffe, bis zum Wochenende alle in Ordnung sein werden.

火曜日, 11月 03, 2009

Bremenからこんにちは(32)電波少年を思い出す

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ドイツと国境を接しているオランダ。ブレーメンから日本への直行便に乗ろうと思ったら、フランクフルトへ行くよりもアムステルダムの方が近い??と思えなくもないくらいオランダは近い。
でも私には余裕が無いので、観光などをしにいっている場合ではない。ここで生きるだけで精一杯。でもクワイア仲間がクリスマスのちょっとした買い出しに行くというので、車に便乗させてもらえることになった。オランダの方が微妙に物価が安いらしい。シンガポール人がマレーシアのジョホールバルに買い物に行くみたいなモノか・・。
訪れた都市は、国境の街ウィンスホーテン(Winschoten)とフローニンゲン(Groningen)。フローニンゲンは学生の街だそうで、ブレーメンから訪れるのは適度な距離で、適度に大きい都市でちょっとした観光地。国境に近い街は、本当に小さな〜〜街っぽいのだけれど、小さな店が連なる通りがあり、結構繁盛しています。何でもドイツ人の買い物客が多いからだとか。僻地にあたるこんな街の、格安ショップでブレーメンでは普通お目にかからない、お米と米酢を見つけてしまいました。値段も普通。ということで、一応買っておく。使うかは不明。
それとオランダ的な柄の物を記念に購入。

ドイツとオランダ国境。パスポートを持って行ったたが、(当たり前だが)何もコントロール無し。でもこの両国を通過して、昔、電波少年でキャイ〜ンの2人が「この靴ドイツんだ?」「オランダ」っていうギャグ??シャレ?をするべくこの地にいたなあ・・と思い出し、非常に懐かしく・・。でも両国国境で通過できるのは一カ所ではないので、あの2人がどこを歩いていたのか知らないけれども・・。とにかく、初オランダ体験。

景色も微妙に違うもんです・・。建物が違う。れんが造りが多く、一般家庭家屋はなんだか起伏にかけるのっぺりした作り。大きな公共施設は遊び心が感じられるデザインの建築が多い。見ていて楽しい。もしかしたら、ドイツの建築ってつまらないなあ・・とこれをみて思う。特殊な建物はもちろんあるけど、なんだか細かい“遊び”に欠ける気が。四角四面にきっちり行いたい国民気質が建物にも感じられる??とか考えたり。
オランダ人と言えば、背が高い!と言われる。でも・・ブレーメンだって負けないくらい北にあるので、真西に移動して国境越えただけで、体格が変わってたまるかい!ということで、この辺の驚きは無し。
でも、マーケットには海産物が多く並んでおり、海からの距離ってさほど変わりそうにないのに、食生活はやはり違うのかな、という印象。(だってブレーメンに魚の需要があれば、余裕で運んで来れるし・・そんなに遠くない訳だし)。
最後にオランダ語。読めまないけど、書いてあれば何の事かなんとなく分かる。ドイツ語とそこまでかけ離れてはいないよう。こういうのを見ると、アルファベット表記文字を母国語としない人間が、アルファベットを学ぶ、というのは、第一段階で不利なのかなあ。とも。何はともあれ、オランダ、ふむ。

ちなみに今日、語学学校で、文字のきれいさを褒められた(読みやすいと)、1)母国語、母国文字ではないため、借りて来たものを扱っているのだ、という文字に対する距離感がある。2)日本人は、国語(日本語)以外に“書き方”なるものを学習し、一画一画正確に書く事を善しとする。3)文字は読めるように書かねばならないと習う。ことが影響してるのかも??(個人差あるだろうけど)

余談でしたが・・。

月曜日, 11月 02, 2009

Bremenからこんにちは(31)求む! 私のスポンサー (?)(汗)



ゴスペル関係の話題ばかりですみません。
前々回でしたか、ハノーファーという街でのコンサートに出た、と。そのプロジェクトのリーダーが、私が所属するクワイア(教会系ではない方。2つのクワイアで歌っているので)のリーダーでもあります。
さて、そのプロジェクトリーダーが次に考えているプロジェクトが・・。

プロジェクトの内容をおさらいしておくと、
ブレーメンに基盤を置く彼とそのチームは、ブレーメン界隈の都市で時間差でプロジェクトを進めています。各都市でゴスペルを歌いたい人を100−200人募り、ワークショプ、と2週間に1回ほどの練習を経て、半年後に一つのステージを催す、というもの。そのステージ=コンサートには、プロのゴスペルシンガーも参加し、プロのソロに併せて歌ったり、クワイアだけで歌ったり、とまあ、クワイアがメインのステージです。そして有料。ブレーメンではもう3回のそのプロジェクトが回転していて、ブレーメンではもう飽きられたのか、いまいち人のノリも集まりも悪く、今では、近郊諸都市に重点が置かれているようです。今月15日には、オールデンブルグで初回のワークショップ、4月にコンサートの予定でプロジェクト(何回目かな?)が動き出します。
本来なら特に他都市のプロジェクトの始動に敏感になる必要は無いのですが、如何せん我らがクワイアリーダーでもあるので、そういう情報だけは入ってくるわけです。

さて、本題。この次のプロジェクトというのが、このプロジェクト=Singout という名前なのですが、これをアフリカ・ナイジェリアに持っていこう、というもの。あ、言い忘れていましたが、この人物はアフリカ・ナイジェリア出身でかれこれ10年くらいでしょうか、ここに住んでいます。
Singout in Nigeria には、ドイツからの参加者と、現地で集めた参加者が一緒にステージに立ちます。10日ほどの日程で、ナイジェリアの3都市を回るとのこと。(現地の方は3都市で異なるのでしょう)
さて気になる参加費ですが、一応スポンサーがついたらしく、すべて込み(と信じたい)700ユーロと。

ふーむ。700ユーロは私には大金。そして絶対これ以外に旅行だということで、いろいろとかかってくるので1000ユーロは必要でしょう。そして10日。3ヶ月以上生活できる??かもという金額です(家賃外)。ということで、結論=無理。なので、私のスポンサーをここで地味に募ります。(笑)

日本では馴染みのあまりないナイジェリア、ナイジェリアでもそんなに知られていない日本。この2国が、ドイツを介して接点を持ったとしたら・・なんだかすごくないですか?(アフリカの有数の経済国?というかかなりの国のようなので日本人も多いのかな??)日本ではマイナスな情報が多いアフリカ。それはやっぱり物理的な遠さも関係しているのでしょう。あまりよくわからない大陸、みたいな。
でもヨーロッパとアフリカはやっぱり近い。私の周りにもアフリカ出身の方いっぱい。ということで、日本人が色眼鏡なし(ドイツ人と赴くということで、日本人的先入観はあまりなし。というか、ナイジェリアのことは今この瞬間に調べて少し知ったぐらいだし)で、ナイジェリアを見、街を見、人とふれあい、ゴスペルを歌う・・ことが出来たら、うーん、なんだか意義のあるような気がしています。

そうでなくても、アフリカの方のゴスペルを歌う姿勢ってすごいです。持って産まれたもの、歴史的背景、生活環境が、そうならざるをえなかったのだろうか、と思わされます。基本的に私のようなものが、楽しみで歌うのとは次元が違うのです。なので、一緒に歌っていいのかな、と恐縮もしますが。その魂に触れたいですねえ・・。

さて、ということで、私のスポンサー大募集です。

あ、日本のマスコミに、自分から売り込む、というのもあり??(身の程を知れ!と言われそうですし、自分のプロジェクトじゃないからねえ・・。でもでもレストランの他薦売り込みって密かにあったりするから、そういうのもありなのかなああ。。 ってあり得ないか・・。(滝汗)←でも何かお知恵がございましたらお願いします。)

「歌のへたくそな(売れない)タレントが、アフリカでゴスペルに挑戦する」番組とか?誰か作ってくれたら、闇で同行するのに・・。(笑)