ベルリンでは、まず、ナチスドイツ時代の精神病者の生き残りの女性に関するフィルムと本人による講演を聞いたのが参加1日目。翌々日には野外拠点を撤収し、次の都市ブランデンブルグに移動したのでベルリンには数日しかいませんでしたし、主活動には参加していません。ナチスがユダヤ人を迫害した事は有名ですが、ユダヤ人だけではなく、精神病者も対象であった事はあまり知られていません。私も2004年にダッハウヘ行ったときに初めて知りましたので。その生き残りの方の講演でした。翌日、ベルリンの運河にラクダを走らせ、太鼓をならし、キャラバンをアピール。
ブランデンブルグ。旧東ドイツの都市。私にとって初めての東ドイツでした。これほど東西で差があるとは思いませんでした。簡素と言うか寂れていると言うか、寂しいというか。まあ、統一前は街に色がなかったのですから仕方ないのかもしれませんが、20年経った今も、西との差は明らかです。ここでは、精神病患者の病院・生活園的なところを訪れたり、精神病者が迫害された歴史を勉強したり・・しました。ラクダももちろん活躍し、今度は街を練り歩きました。元市長さんも歓迎してくれました。
一週間の滞在後ヴォルフスブルグに移動。運河を船で移動しました。ここはかの有名なフォルクスワーゲンの都市。ブレーメンを取り囲む州、ニーダーザクソンの一都市ですが、さすがに裕福!!ブランデンブルグとの違いに驚くとともに、世界的有名企業のお膝元であることのすごさを感じました。ここでは、失業や労働環境に付いて、企業側と戦う藤堂組合と行動を共にし、パレードやディスカッション、そしてフォルクスワーゲンの企業工場?見学にも訪れました。
ブランデンブルグとヴォルフスブルグで2回ショーの出し物をしましたが、その際に、「Die Blaue Karawane は私なしでは成り立たない!」という団体代表の有難いお言葉をも頂き、(とくに思想的な行動をしている訳でもないし、労働組合云々はあまり考えた事のないテーマだし、あんまり関わりたくないような気もするけど)ブレーメンがますます離れがたい都市になっていくのを感じました。
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