日曜日, 3月 29, 2009

Bremenでの・・・コト(193)臨時収入 初収入?



カーニバルの衣装作りに行っていましたが、またその方たちが別のコスチュームを作ると。手伝わない??と電話があり、また少しの間作業所に通う事になりました。今度はブレーメンの自由と独立の象徴「ローランド像」だそうです。
で、今日なんと・・カーニバル手伝いの謝礼をいただいたのです。50ユーロ。これは私にとっては、大金・・・。ありがたやありがたや。

そして更に嬉しい事に、5月末の週末にベルリンのサマーカーニバルに出る(ベルリンチームと一緒に)ので、車に便乗してベルリンに行かないか?と誘っても下さいました。車代は割り勘、宿泊はカーニバル出場者のとまる宿なので10ユーロ程度で宿泊可能。あと個人の諸々は実費だけど、折角なので連れて行ってもらう事にしました。
テストを控えたりしているのですが、まあ、今しかできないし、いっか、ということで。
持つべきものはつながりです。
一人では、電車代だけでもバカにならないので、ベルリンなど行く気にもならないしねえ。

ということで50ユーロはありがたくちょうだいし、大切に使わせてもらいます。で、今回のお手伝いも頑張ります。(多分、めっちゃ役に立ってるはず。我ながら(言葉の壁があるにしろ)自分の状況把握能力に拍手!←自画自賛(汗))

土曜日, 3月 28, 2009

Bremenでの・・・コト(192)Tausch 交換で生きる

授業でこんなことを習いました。
Heidemarie Schwermerという女性についてです。彼女はもともと心理学者。ですが、1996年、何を思い立ったか?財産を全部処分して、お金と使わない「交換」での生活を始めたそうです。例えば、屋根の修理をする代わりに、宿泊させてもらう。子どもの面倒を見る代わりに食事を提供してもらう。電車に乗りたい時は、知り合いに電話をかけ、持参認識式チケットの所持者に援助を仰ぐ・・などなど、という生活です。なかなか想像できませんが・。
(この生活についての書籍などを出版しているようですので、今現在無職&収入があるのかないのか不明です)
どうやら日本語にも訳されているようです。
邦題「食費はただ、家賃も0円!お金なしで生きるなんてホントは簡単」。

同時に、ブレーメンにもこういう「交換」をし合っている団体がいる情報を得たので、訪問し参加する事にしました。少しでも自分の生活の助けになれば、と。
TauschWattという組織です。なんでも私のいつも行く教会に事務所を構えています。(今まで知りませんでした。&教会に事務所があり、各集まり等もここで開催されるので即参加を決めました)。どのように機能しているのか紹介しましょう。
現在会員は150人ほど。1996年に立ち上がった組織です。ということは、Heidemarie Schwermerさんとほぼ同時・・ってことですね。毎月会員数は増えていますが、出て行く人もあり、関わった人間は1000人を超えているようです。基本的に分野・領域を超えて誰でも参加できます。つまり自分の得意分野と相手の得意分野を“交換”し“助け合う”ことで機能しています。
この交換に“現金”は動きません。通貨は“ティーデン”という特別な通貨単位。各自の働きの報酬やサービスの価値は“ティーデン”で計算されます。特徴的なのは、“時間計算”がなされるということです。10分が1ティーデン。1時間で6ティーデン。どんな働きをしようとも、その長さで得られるティーデンも決まってきます。
参加者は各自、“時間口座”を開設し、ティーデンの収支をこれで管理します。つまり、2人の人間による相互のサービス交換が不要だという事です。
例えば、ステファンはペトラさんの家の庭仕事を2時間手伝い、12ティーデンを得る。ペトラさんはガービーのためにフットマッサージを1時間して6ティーデンを稼ぐ。ジャニーはヘルマンの依頼でテキストのタイピングを行い、4時間費やし、24ティーデン・・というような具合。
この組織は、各参加者による年会費(実費)と、月々のティーデンの支払いと、現実的な寄付(義務でない)により運営され、毎月の会報誌が発行され、ホームページが機能しています。また、定期的な総会が開かれ、各決定がなされていきます。

さて、実際どんなサービスが受けられるのでしょうか。カテゴリーは実に多岐にわたります。
サービス全般、運転代行、料理、コンピューター関係、各種(語学や教科、趣味)等のレッスン、庭仕事などなど。一人でいくつもの範囲の働きをする事もできます。これら参加者の情報が会報誌に一覧になっており、見つけて個人個人で依頼するのです。
料理を提供する際の材料費、車を出してもらう際のガソリン代、交通費などは実費で、通勤時間などは追加のティーデンで支払う、など双方で事前に話し合い取り決めておきます。また、時間口座に貯蓄・借り入れできる総額も決まっているようで、“富の一方的な蓄え”は不可能。同様に、サービスを一方的に受けるだけ(時間口座から借り入れ“マイナス”になる)“受け身会員”も防ぐシステムになっています。

ただ一つ懸念事項。同じ得意分野で、「仕事が丁寧で遅い」人と、「スピード自慢。でも仕事はそれなりにしっかり」の人では、報酬のティーデンに差がでてきますよね?支払う方も、同じサービスのはずなのに「以前ギーゼラさんに頼んだ時は、1時間で済んだのに、ヘルガさんに頼んだら2時間もかかったわ」なんてこともあり得る訳です。文句はでないのでしょうか?(こういう素人でも思いつく懸念事項はとっくに総会で話し合われているはずなので、きっと上手く機能しているのでしょう。)。

さて、実際に私の「サービス提供告知」が載るのは4月から。どうなっていくでしょうか??電話番号もメルアドも参加者には公開!です。どきどき。変な事にならない事を祈るのみ、です。
同時に、私もメンバーにお願いができる訳です。ただ、小心者?なので、口座のマイナスって気分的に落ち着きません。収入を得たら一度試しに頼んでみたいと思います。いつになるかなあ。

Bremenでの・・・コト(191)TreffとTauscht Bar




教会の運営する“出会いの場”「Bremer Treff」。男女の素敵な出会いを斡旋する場所ではありません。
「私たちはこれを提供します・・」ということで「出会いやおしゃべり」「シャワーや衣服」「食事や飲み物」、が挙げられています。「?」ですね。
一つ目だけ見ていると「寂し人は寄っておいで」の場所に見えますが、違います。社会的、経済的、精神的垣根を超えて誰もが集える“場所”です。
つまり、ここにくれば、食事がある、シャワーを浴びることができる、人と話せる・・という避難所のようなものです。ボランティアの従業員が切り盛りし、11の教会がこの運営を支えています。もちろん寄付も受け付けています。
 
もちろん、老いも若きも、男性も女性も、国籍も関係なく“カフェ”としても使えるので、覗いてきました。明らかに社会的弱者の集まりのように見えますした。だからあまりジロジロと施設内をうろついたりするのが憚られてしまいましたが・・。
普通のカフェ(普通の屋内)と違うな・・と感じたのは、禁煙ではないこと。辛い毎日を強いられているからこそ、ここでは家のように寛いでほしい、という願いから、喫煙が認められているのかもしれません。元喫煙者なのに、最近は煙に耐えられず、すぐに気持ち悪くなってしまいます。→私の喫煙でご迷惑をかけた方、それから実家の別部屋の姉妹・・ごめんなさい、いつぞやは。
 
この施設はプロテスタント系教会が支えています。そのプロテスタント教会情報センターが近くにあるので、こちらにも行ってきました。ここでは、各種催し物のお知らせや、ボランティアとして働ける人員の募集なども行っています。ここには「Tauscht Bar」なるものが置かれていました。物々交換棚です。棚は埋まっていましたが、もし何かを置きたかったら、交換したらいい訳です。逆に、欲しい物がその棚にあれば、何かを持参すればよい訳です。
入り口から入ってすぐのところで奥の事務局からの目は届かないのに、棚はむき出し。でも立派に機能しているようです。埃がたまって“これは無料でも交換したくない〜〜〜”的な物はありませんでした。
 
 宗教の力と言えばそれまでですが、「Bremer Treff」にしろ、「Tauscht Bar」にしろ、“素敵な思考の結集” な気がするのは、私だけでしょうか?

日曜日, 3月 22, 2009

Bremenでの・・・コト(190)お花 お花




春です。暖かいです。太陽が出ていればヌクヌク。そしてお花が咲いています。このお花、突如として現れました。誰かが植えた訳では無いようです。こういう毎年決まったところに群生するお花が、あちこちに見られます。結構不思議な光景。
いきなり、「花が咲きそうな芽が出てきたなあ」と思っていたら、一斉に咲くのですから。しかも何でも無いところに。そしてそれが当たり前のように市民は振る舞っています。花が植えられていると植えた人間による“垣根・柵”などの思考が湧わいてきますが、勝手に咲いているのですから、花に対して市民は平等。花と人間が上手く共存している・・ように感じられます。

Bremenでの・・・コト(189)通り名に歴史を学ぶ






 国によって住所表記は異なります。
日本の住所
〒 *11−1111 滋賀県**市**3丁目5−12
中国の住所
江蘇省南京市西安路10號 ***1210(←部屋番号)に加えて郵便番号(忘れた)こんなんやったと思う。
シンガポールの住所
Blk 115 Bukit P**rmei Road 155***(6桁の郵便番号)
ドイツ(ブレーメン)の住所
Langemarck Strasse 1 28*81(5桁の郵便番号)Bremen
こんな感じです。
 上の例から、日本以外は道路名で住所を表している事が分かります。この表記を用いている国の方が多いのではないでしょうか?はっきり言って、分かりやすいですし、目的地がどこにあるのかが探し当てやすいです。道がどこにあるのか、さえ分かれば・・それをたどるだけ。しかも、往々にして家は番号順に並んでいます。北を向いて右側が偶数、左側が奇数・・というような具合に。
 そのかわり地図はかなりごちゃごちゃしています。すべての通りに名前がある訳だから。
 日本の住所は分かりにくいですね。2丁目はどこからどこまで・・とか。この幹線道路が境界。この川が境界・・などと言う風に。しかも 各戸の番地はかなりランダム。3丁目5−12のお隣が3−5−14では無い場合もあり。郵便屋さんは大変です。

 ブレーメンにおいて・・当然ですがどんな小さな路地にも名前がある(そこに家があれば)ようです。そして標識が立っています。近所にある「Langemarck通り」の由来を知ったので紹介したいと思います。
 もしかしたら、かなり知られた話なのかもしれません。というのはドイツでは?有名な「Langemacrkの伝説」に基づいて名付けれられているからす。
 調べてみました。ドイツ国内で「Langemarck」と言う名を持つ通りは、エッセン、ボン、ミュンスター、アウスブルグなど10箇所。「Langemarck」にちなんだ施設や建物を含めるともっとあるようです。
 さて。「Langemarck」とは、第一次世界大戦時に戦場となったベルギーの地名。その戦いで、若い学生などで組織された、武装に乏しい部隊が敵に立ち向かい、膨大な数の命が失われました。敗戦ではあったものの、彼らの勇敢な姿を、将軍は褒めたたえ世に広めました。“ドイツ国家”を口ずさみ敵に向かった、と。この伝説が由来です。日本の神風特攻隊のような具合でしょうか。
 そして、この国家のために命を捧げる(誇張された)精神は、ナチスによる啓蒙にも利用されたという歴史もあることから、善きも悪きも含めた“歴史”を忘れないように・・という意味も込められているようです。

 通り名の由来の背景を知れば、ブレーメン歩きがもっと楽しくなるかもしれません。

木曜日, 3月 19, 2009

Bremenでの・・・コト(188)プラネタリウム



プラネタリウム見たのっていつ以来かなあ。行ってきました。
30人くらい入れる小さな小さなプラネタリウム。
学芸員?的な人が言葉で説明(放送でない)。そして、星座を表す絵も出てこない。星の物語を説明というより、春分の日を迎えるにあたり、太陽の動きと惑星の動きみたいなものに注目した感じでした。「恒星と惑星の違いは?(スターとプラネットの違いは?)」と質問があったりして、あーそーだったとか思い出しながら。また、
ブレーメンって北緯53度らしい。ということは、春分の日と秋分の日の南中高度が90−53度。夏至で90−53+23.4。冬至で90−53−23.4・・・って求めるんダッタなあ・・とか懐かしい事を考えていました。
でも北緯53度。たっ高い!太陽が低いはず&昼が短いはずです。
なのに、その割に暖かい。思うに、偏西風&北大西洋海流の影響だと勝手に解釈しています。例の?不凍港ができる理由と同じで。
懐かしいことをいろいろ思い出したプラネタリウムでした。

火曜日, 3月 17, 2009

Bremenでの・・・コト(187)お茶。ちょっと異文化



日本をあまり感じない生活していますが、日本の仲間が“お茶”を送ってくれました。しかし、私には“マグカップ”しかない!茶葉で茶を入れる道具が無い。カップもない。
ということで、ちょっと奮発。中華系の食材などを取り扱う小さな店で買ってきました。
折角お茶をいれるから、ということで、インスタントみそ汁の封印を解き、謎の(怪しげな)お好み焼き風の食べ物を作りました。
うーん。やはりお茶はいいなあ。
みんな、ありがとう〜〜〜〜ね。

日曜日, 3月 15, 2009

つぶやき(18)ありがとう Abschritt2へ


つぶやいた17回目を心配してくれた方々(複数いるかは不明)ありがとうございました。励まし&慰め&喝のメッセージにお返事を書いた後、考えて“はっ”としたことがありました。折角なので書き留めます。
結構頑固な家系の血を受け継いでいます。頑固者。そして何でも結構完璧にこなしたいタイプ。優等生タイプというか、良い子ちゃんと言うか。だからこんな病を煩うんですけど、ね。
で、今までさんざん言われたのが「人は変えられないけど自分は変われる」「自分から変わらないと」(病気を治すために)。
自分の事は嫌いではありませんでした。“右に倣え”する方でもないし、“個”を持っている(ように自覚できる)自分が嫌いではありませんでした。でも、「笑顔が無い・眉間にしわ・常に不機嫌」と言われまくっていました。
こっちに来て、自分でも変わったかな〜〜って思っています。この前(記憶にある中では初めて)「優しそうな顔」と言われました。「とりあえず笑っていよう!元気でいよう!」というのがここに来てからのモットーなので、ちゃんと実践できている証拠です。
しかし、先週のようにつまづくこともあります。なぜか、考えました。そして“はっ”と気づいた事。
“人に合わせて生きる”ことをやろうとしている自分がいて、そんなこと今までしてこなかったもんだから、軽い拒否反応を体が起こしているんじゃないか、と。はっきり言って、ここでの生活の未来は“他力”にかかっています。“自分でなんでもこなせる”自分に酔っていたり、“人に(親には寄りかかりまくりですが..依然として)頼るなんてありえない。私は私の足で立つ!”とか考えて、人に頼る事を潔しとしない自分がいましたが、やっと“弱い自分を認め、自分を取り巻くバリアを壊して、人と調和して、人と時間を共有して、助けられて・・人に合わせて生きる”ルートに乗っかったのかもしれません。(先日、教会の牧師先生に今までの事、私とドイツがつながる理由を病気の件も含めお話しました。その事が契機となったのかもしれません。)
つまり、病気の再発というより、完治への(正常への)第2段階に入った!と考えてもいいのかも知れません。そう前向きに考えます。拒否反応なら耐え忍べば大丈夫。進む方向は間違ってない!
そう考えることにします。
一人沈み、一人浮き・・周りの皆様振り回してごめんなさい。でもメッセージをもらった事で、上の用な思考に行き着く事ができました。感謝します。ありがとう。

写真はブレーメンで私が好きな絵。こんな表情をいつかするのが目標です。

Bremenでの・・・コト(186)マリーアントワネット



こういうことだそうです。
http://www.tohostage.com/ma.html
なーるほどねえ。
「エリザベート」などを手がけたミヒャエル・クンツエ(脚本・歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽)のコンビ。あ、そういえば、ある方に進められて、エリザベート見に行ったなあ・・・。なるほど、そんなにすごいミュージカルだったのか。
でも原作が「遠藤周作」っていうほうが驚き。この遠藤周作の「マリーアントワネット」は高校時代に読みました。世界史の先生が是非読みなさい!と熱く語っていたのリンクで読みましたが。うん。(詳しくは忘れましたが)面白かったです。その後、遠藤周作の作品はいくつか読みましたが、彼の作品は好きです。なんか深いから。
でも、日本人である遠藤周作が原作のフランスを舞台にしたミュージカル。それを日本人が日本で上演するために手がけた。ここまでは普通。それを見ていたドイツ人が、この作品をドイツで上演するべく乗り出した・・・というのは、すごい事です。ご当地フランスとはまったく関係のないところで、事が起こっている・・という感じ。もちろん言葉はドイツ語だし。演じているのは(多分大部分)ドイツ人だし。
へええ。
1月30日に初演。5月まで続きます。
予備知識ゼロで望みましたので(原作を読んだといえども、大半が忘却の彼方)、登場人物が誰だか分からなかったりしましたが、大筋理解。外国語で聞いているとは思えないくらい楽しめました。ドイツ語ってはっきりしているから、歌の中とかでも聞き取りやすくって。
言葉も少しは上達したのかな・・と。
(観劇感想を書くのはあまり好きではないので省略。こういうのって心の中だけで感じればいい事やと思うし)

しっかし、客が結構少ない。土日のどちらに見に行こうか考えました。日曜はさらにガラガラ。ということは平日はヤバいのでは??最近またやたらめったらこのミュージカルのポスターを目にするのは、第2弾宣伝活動でしょうか。

Bremenでの・・・コト(185)ドイツ語聞きまくり




木曜日。いつもの教会で「KirchenAszyl」というディスカッションが。教会で難民を保護しようという運動の講演(だったと思います。)。分からないなりに聞きました。私もビザなし滞在・難民扱いになれたり??するの??とか考えたり。普通に考えてありえませんが。
金曜日から〜〜。図書館で借りてきたDVD見る。DVDが借りれるのは嬉しい。「24」シリーズとかもあるので、(season5から見てない)いつか挑戦してみようっと。今回見たのは「Zur歡k in die Zukunft」バックトゥーザフューチャー。分かりやすくて好きな作品です。日本語字幕で何度も見た事があるので、ドイツ語でも抵抗無く鑑賞。1をみると3まで見たくなってしまうのがこの作品。
土曜日。朝から何やらの授賞式。別の人から誘われたのに、そこでクワイア仲間とカーニバル仲間に出会う。私も顔が広くなったものだ、と感心。『BlauMeier-Atelier』という団体が送る「平和賞」みたいなものの授賞式。
夜はミュージカル。「マリーアントワネット」。日本人が絡んでいて、ここに来た当初から気になっていた作品を、やっぱり見ておこうという事で見てきました。→さらっと長すことのできない作品なので、回を分けようと思います。今日はこれにて。調子も思わしくないし、宿題もしていないし。

つぶやき(17)助けて...。



10年付き合った病気。治った感じでいたのに、ここ3日連続。
何がそうさせているの?原因がよく分からない。
何か無理しているのかな?ここに居る事がしんどいのかな?
自分の意志や気持ち押さえつけすぎているのかな?
親の反対する方向にばかり意地になって進もうとしているのかな?
分からないけど
辛いです。
救われますように。

水曜日, 3月 11, 2009

Bremenでの・・・コト(184)こういう事か・・



ドイツにいて、米粒からもみそ汁からも、魚からもバスタブからも、畳からも布団からも、仏壇からも遠ざかっています。恋しくなるのは漫才。これを見るとき、関西人でよかったと思います。でも今は関西出身でない漫才コンビも多いし、嫌いではないですが・・。
M1に出ていたオードリー。最初見たとき「?」って思ったのですが、見れば見るほど味わいが・・的なコンビ。(私的には)独特のワールドを持っていますね・・・。
1月か先月かそこいらに、ネットで読みました。ある評論家がオードリーについて論じているのを。「春日は春日以外の何者でも無くって、若林がそれをうまく操っている」と。「春日は春日」の意味ですが、他のコンビを例に挙げ、例えば「髭男爵のルイ*世なら貴族・・というように、何かに+して自分のキャラがいる」と。詳しくは忘れたので、自分の解釈で書くと、「何かそれ自体に意味を持つ物を演じているのではなくて、それでしかなくて、それ以上でもないもの(余分な意味をもたないもの)が春日だ」ということです。春日は春日であり、春日と言う人種というか、種族と言うかステータスと言うか肩書きと言うか、唯一無二で、でも特別でない物を春日が演じている・・そんな感じです。
と、そこで考えました。「私は私である事が職業」でありたい。と大それた事を書きました。もしかしてこれって「春日」と一緒??って思いました。
まあ、そういう事です。
(でも、あの春日自体が架空?あり得るのかどうか不明)

(敬称略)

Bremenでの・・・コト(183)やっぱり大好き!!



日本のクワイアが私に「井村屋のゆであずき缶」を送ってくれました。独り占めしたいのはやまやまだったのですが、体の事を考えて、教会の茶話会にお茶菓子として持って行く事に。簡単な水ようかん(寒天で固めるだけ)にしました。
久しぶりに味わうあんこ。・・・やっぱり好きです。大好きです。

でもドイツ人のお年寄りには、やはりクッキーなどのいささか高カロリーのもののほうが受けが良いようです。
個人的には大満足でしたが・・。

今度は小豆入りのパウンドケーキでも作ろうかな。
そしてもちろん、ぜんざいにして、鍋ごと平らげる!のもしたいなあ。
あんこの事を書いていて食べたくなってきたもの。
御座候 安いのにあの美味しさは最高!あれ以上値上げしないでね。皮部分に卵が使われていないのにあのコク感は感動物です。
と、マリーフランスのあんぱん。パンというよりあんこを食べていると言った方が正解かも。このパンとなら心中してもいいかな・・。京都のパン屋さん。知っている人は知っている、かな〜〜。

でも今日、会の途中で気分の悪くなった女性が。私のお菓子が口にあわなかったのか・・と少し気になりました。ごめんなさい。

Bremenでの・・・コト(182)春になってきたなあ


年度末&新学期の季節。ドイツでもそんな感じです。冬眠から覚めて動き出す・・すべてがそんな感じです。
まず、これは今年に入ってからの傾向ですが、やたらと工事現場が多い。→KirchenTagというブレーメンをあげての大イベントが5月に控えているので、世界のVIPを招くために街を整備。という感じです。
そして、働いている人を良く見る。→ガーデニングとか、日曜大工作業とか、「暖かくなったらやろう!」と思っていた事をみんながし始めている感じ。
新体制始動。→ゴスペルクワイアでも代表の補佐的役割として働くスタッフの選出が行われ、日頃思っている事を話し合う会が開かれました。ちょうど新しい人も入ってきたので、(もしかしたら、新入団員を迎えるのは3月のみ、って決まっているのかも。新しい人にしたら、私は半年先輩なのですが、はっきり言って話は半分しか分かっていないので、クワイアの現状理解度はそのうち抜かされるでしょう。でも、まあ、私が居る事が普通・・のように接してくださるので、とりあえず、団員としては存在できているのでは、と思います。)
教会でも大きな会議があったようです。3つの教会が一つの財布による経営になったからか、会議参加者の大半は見知らぬ顔。もしくは、日頃接している人が年配のリタイア組だから、教会の運営を実際に担う主要層とはまだ知り合えていないってこと?

公園では、木のケアも進んでいます。ごっつい木を引っこ抜いて、新しい木が植えられました。特に病気っぽくもない健康そうな木だったのになぜ??新学期を迎えるにあたって??

でもとにかく、4月を新たな気持ちで迎える準備が進んでいます。もしくはイースターのため??

金曜日, 3月 06, 2009

Bremenでの・・・コト(181)Weltgebetstag



今日は世界祈祷日。ということで金曜日の夜ですが、私の行く教会がある地域の数教会合同での催しがありました。1月から係は準備を進めていたイベントです。私も前々から参加する事になっていたので、行ってきました。参加者ま勿論、高齢者の集いの仲間たちばかり。開始10分前くらいに教会到着。数教会合同なので、みんなバラバラだったらどうしよう・・と思っていましたが、いつもの面々が固まって座っていて、「こっちこっち〜〜」っていう感じで合図をしてくれたのではぐれずに済みました。
礼拝後、世界祈祷日の今年の担当国パプアニューギニアの食事で歓談。「どこのゲマインデから来たの?」という質問にしっかり答えられたし、帰るのもみんな一緒・・。すっかりゲマインデの一員になってしまっている自分が嬉しくもありました。Viele sind wir, doch eins in Christis.

前後しますが、昼間は、教会の広報に、一枚別のフライヤーを挟み込む作業があり、数が膨大なこともあり、ヘルプに行ったのですが、人の2倍ぐらいの早さで挟み込み完了。ドイツ人を驚かせてしまいました。めっちゃ役立ったわ・・、と自画自賛。

ふむ。気分の悪くない金曜日でした。でも身体の方はいまいち、です。

木曜日, 3月 05, 2009

Bremenでの・・・コト(180)乗り換え??

今日も写真なしです。
私のお歌の先生ですが、結構イライラする人です。約束は守らず、土壇場の変更・キャンセルなどは当たり前。忙しいと分かっているのに予定を組んで、私に予定をあけさせては、取りやめ・・など。そして個人的?用事で長期レッスンができない場合などもあり。今までに幾度とあったので、これからもおそらくそういう事態は何度も発生するのでしょう。
長い事先生の元には通っていないので(かれこれ2ヶ月だ・・)、先生への脅し?も込めて新しい先生のところに体験レッスンに言ってきました。
「うーおーうー」「あーおーあー」しか声を出していませんが、なかなか有意義な時間でした。お腹に力を入れすぎないで、両尻の骨をくっつけるような感じの力の入れ方、同時に両腰骨くっつけるような力の入れ方で発声する。発声する事で起こる振動?と声をお腹の中に引っ張り込むような感じで発声する。お腹は楽に〜〜〜。とまあこんな感じのレッスンでした。ふむ。声の出し方の表現にはいろいろあると思うのですが、なかなか分かりやすく、素直に従うと、お腹から振り絞るように出していた高音(といっても私に取っての比較的高音)も楽に出るような感じがしました。
今日は体験で30分レッスン。15ユーロ。本当なら45−60分で一回30ユーロ、もしくは、日を定めて先払いで一ヶ月2レッスン50ユーロ。とのことです。とっても良さそうな先生だったので通いたいのはやまやまですが、資金繰りが厳しい。
来週火曜日には一応、元々の先生とのレッスンが入りましたので、ダブルで受けるのは厳しい。で、こっちの先生はお友達価格なので60分20ユーロ。(これでも「あんた、ぼったくってるんちゃうん」って思っていたのですが、かなり安めの設定のようですね、本当に。)でも、この先生のレッスンは歌のレッスンというより音楽全般のレッスンなのだということを、今日の体験レッスンと比較して実感。発声の基礎とかそういうのは、無視なので。
なのでなので、両方平行できればベストなんですけどねえ・・。単発で思いついたように通う、か。
さて、次の火曜日は2ヶ月ぶり。どんな時間になるのでしょうか。中止にならない事を祈るばかりです。で、一回「他の先生あたってるんだけど・・」と脅しをかけてみようかな〜〜〜。少しはまじめになるかな・・・。(多分無理だろうけど。何も考えていなさそうなので)

水曜日, 3月 04, 2009

Bremenでの・・・コト(179)何になりたいか



この歳になって自分の職業について考えるなど、遅すぎますね・・。
今日の授業のテーマ「職業」。今後何がしたいか(とりあえず皆無職のため)という話を一人ずつ。これから大学に行く子は、学業を修めた後の話を、ある程度働いた事がある子や、専門的な知識のある子は、それに関した職に就きたい・・と発言。
では私は?? はっきりいって未来の展望なし。
こう書くとなんだかお先真っ暗なようですが、本人は至って(かなり)冷静。焦りなし。でも、「何がしたいか」が無い自分に自分で驚きました。で考えました「なぜ、何がしたいのか分からないのだろう」と。
答えは簡単でした。
高校の時から思い描いたドイツ。大学に入って中国語したり留学したり、公務員受験したり、フリーターしたりシンガポールで働いたり、家の近所で働いたり、日雇い派遣したり、派遣社員したり・・といろいろでしたが、常に頭にあったのは「ドイツ」。働いていた理由は「ドイツ行き」のため。仕事は嫌いではないし、働かせたら多分結構役立つ私ですが、(一家に一台あってもいいな、くらいの働きをする自信あり)、すべてはドイツのため。以上。
で、今その10年以上かかえ続けた夢が叶ってしまって、その後したい事が存在しないのです。でも自分で「夢の無い人生〜〜」と憂う事はいっさい無く、「自分の存在」にかなり満足しています。(究極の自己満足・・)。夢と言うか野望と言うかは、ここに留まり続ける事であり、それも「立身・自立」とはほど遠い思考です・・(この先生きて行けるのでしょうか)。
恐ろしい事に、自分では危機感ゼロ。
そして、極めつけに頭をよぎった事。
「私は私を生きたい」=「私である事が職業」ってあり得るんじゃない?と。

どこかの会社に入って・・っていう就業体系があまり肌に合わないというのも事実ですが、「私を精一杯生き」れば、なんとかなるんじゃない??という大それた考えが、頭の中支配中・・。

PS教会の茶話会で、ひなまつりの歌を披露。「意味は?」と聞かれ、即答できず。と。

月曜日, 3月 02, 2009

つぶやき(16)この幸せもの〜〜〜〜〜〜。



生活が落ち着き、暇だなあ・・と思いながら、図書館で少し勉強して自己満足して帰ってきました。ドアを開けたらゆうパック。「?」「?」
「まさか親が送ってくるわけないし。でもゆうパックやし、(日本人の)私宛荷物としか考えられへんし」と差出人を見たら
「**」←日本のクワイア仲間の名前。
「ひえぇ!」と驚き。そしてちょっと恐る恐る(笑)。だって、親も送ってこないようなドでかい荷物が、なんとヨーロッパまで、EMSで到着しているのです。「あ、ありえない!!!!」。送料なんと・・・・「唖然」の域。

部屋に持って入って早速開封。出てくるわ、出てくるわ・・・・。
メンバーからの心のこもった手紙。活動休止前のラストライブのDVDに、そのパンフレットにチケット、そしてメンバーへの配布物(年表とかメッセージ)。
それから、メンバーからの数々の贈り物・・井村屋のゆであずき缶、おしるこ、おしるこのビスケット(←初見)、お茶各種、コーンスープ、白玉粉、手作りのポケットティッシュケース、似顔絵イラスト、風呂敷、ポストカード、落雁の型(あいうえお順)←何か忘れてませんか??忘れてたら本当に済みません。

みんなが、私へのサプライズとして、秘密裏に進めてくださった計画です。この数々の贈り物に囲まれて、2時間くらい悠にはしゃいでいました。やることも忘れて・・・。
みんなの何気ない言葉が嬉しく、暖かく、こんな仲間に支えられて私はなんて幸せなんだろう・・って。こんなに思ってもらえる資格はあるのか??好き勝手やってばかりいるだけの私なのに。

包装紙一つ一つ、緩衝剤一つ一つ、セロファンテープ、どれ一つとして捨てられません。どれもこれも大事な思い出としてずーっと取っておきます。こんなんだから、送ってもらった食品は食べられるでしょうか・・。

「あんこ」系の贈り物には、目が輝きました。あんこをプーさんの蜂蜜のように舐める人間なのに、この半年、あんこは愚か、小豆からも遠ざかっている。そこに井村屋のゆで小豆!!!!危険すぎます!開けたが最後、3缶とも一気に食べてしまいそうです、(3缶まとめてぜんざいにしそう。そして白玉などはいれず、それだけで飲み干しそうです)。いやいやいかんいかん・・・。大事に大事に。用途に困っていた寒天があるから、羊羹にでもして、ちょっとずつ食すか?ドイツ人の知り合いに振る舞うか? 有意義に使えわせてもらいます!
こんな重い物を、はるばるドイツまでありがとう。

あずきに一番感動しているように聞こえますが、そんなことありません。なんだか信じられないのです。この私が、こんなことまでしてもらって・・って。「おまえ、なんぼのもんやねん」と自分でつっこみたくなるくらい。しかも、何気ないブログの文章とか発言とか、覚えててくれて、みんなが考えて考えて用意してくれた贈り物ばかりだから・・。
気の聞いた言葉が思いつきません。ありがとうありがとうありがとう・・。どれしか出てきません。みんな最高の仲間です。みんなの仲間でよかった。この仲間がいる事が私の原点で原動力で自信で・・すべて!です。
そしてこんな仲間に巡り会わせてくれたJesusに感謝。

本当にありがとうございます。私は幸せ者です。

無事生きています。そして歌っています。そしてこれからも〜〜。