日曜日, 3月 15, 2009

つぶやき(18)ありがとう Abschritt2へ


つぶやいた17回目を心配してくれた方々(複数いるかは不明)ありがとうございました。励まし&慰め&喝のメッセージにお返事を書いた後、考えて“はっ”としたことがありました。折角なので書き留めます。
結構頑固な家系の血を受け継いでいます。頑固者。そして何でも結構完璧にこなしたいタイプ。優等生タイプというか、良い子ちゃんと言うか。だからこんな病を煩うんですけど、ね。
で、今までさんざん言われたのが「人は変えられないけど自分は変われる」「自分から変わらないと」(病気を治すために)。
自分の事は嫌いではありませんでした。“右に倣え”する方でもないし、“個”を持っている(ように自覚できる)自分が嫌いではありませんでした。でも、「笑顔が無い・眉間にしわ・常に不機嫌」と言われまくっていました。
こっちに来て、自分でも変わったかな〜〜って思っています。この前(記憶にある中では初めて)「優しそうな顔」と言われました。「とりあえず笑っていよう!元気でいよう!」というのがここに来てからのモットーなので、ちゃんと実践できている証拠です。
しかし、先週のようにつまづくこともあります。なぜか、考えました。そして“はっ”と気づいた事。
“人に合わせて生きる”ことをやろうとしている自分がいて、そんなこと今までしてこなかったもんだから、軽い拒否反応を体が起こしているんじゃないか、と。はっきり言って、ここでの生活の未来は“他力”にかかっています。“自分でなんでもこなせる”自分に酔っていたり、“人に(親には寄りかかりまくりですが..依然として)頼るなんてありえない。私は私の足で立つ!”とか考えて、人に頼る事を潔しとしない自分がいましたが、やっと“弱い自分を認め、自分を取り巻くバリアを壊して、人と調和して、人と時間を共有して、助けられて・・人に合わせて生きる”ルートに乗っかったのかもしれません。(先日、教会の牧師先生に今までの事、私とドイツがつながる理由を病気の件も含めお話しました。その事が契機となったのかもしれません。)
つまり、病気の再発というより、完治への(正常への)第2段階に入った!と考えてもいいのかも知れません。そう前向きに考えます。拒否反応なら耐え忍べば大丈夫。進む方向は間違ってない!
そう考えることにします。
一人沈み、一人浮き・・周りの皆様振り回してごめんなさい。でもメッセージをもらった事で、上の用な思考に行き着く事ができました。感謝します。ありがとう。

写真はブレーメンで私が好きな絵。こんな表情をいつかするのが目標です。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

しばらく、つらい日が続いてたんだね。
思い描いた自画像と違う、弱い自分を直視して、
でもそういう弱いところがあるからこそ、そこを補ったり支えたりしてくれる他の人の存在に感謝できる、
あなたがそう思えたということなら、私にとっても嬉しい出来事です。

何かしら弱いところがあるのは、人間だったら皆同じ。
本人がそう思っているいないに関わらず、誰かの弱いところを補ったり支えたりしているあなたの存在に感謝している人もまたいるのです(私を含めて)。

あなたが自分の存在意義を否定するとき、あなたの存在に助けられている人の存在まで否定してしまうことになるんじゃないかな。

あなたがあなた自身の弱いところを直視することは、
間接的ではあるけれど、あなたを必要としている人の存在に目を向けることにつながると思う。


少なくとも、私はそういうことを考えることを通して、ようやく自分を肯定できた気がします。ほんの、数年前のことですが。よく似た考え方だったので、こちらで勝手に重ねてしまっているだけなのかもしれません。
でも、「こんな私でも、いていいんだ!」という開き直りが次の扉を開くこともあります。


ゆっくりでいいので、行きつ戻りつでも全然いいので、少しずつ前に進んでいけるといいね。
応援しています。


霞が関より