水曜日, 3月 04, 2009

Bremenでの・・・コト(179)何になりたいか



この歳になって自分の職業について考えるなど、遅すぎますね・・。
今日の授業のテーマ「職業」。今後何がしたいか(とりあえず皆無職のため)という話を一人ずつ。これから大学に行く子は、学業を修めた後の話を、ある程度働いた事がある子や、専門的な知識のある子は、それに関した職に就きたい・・と発言。
では私は?? はっきりいって未来の展望なし。
こう書くとなんだかお先真っ暗なようですが、本人は至って(かなり)冷静。焦りなし。でも、「何がしたいか」が無い自分に自分で驚きました。で考えました「なぜ、何がしたいのか分からないのだろう」と。
答えは簡単でした。
高校の時から思い描いたドイツ。大学に入って中国語したり留学したり、公務員受験したり、フリーターしたりシンガポールで働いたり、家の近所で働いたり、日雇い派遣したり、派遣社員したり・・といろいろでしたが、常に頭にあったのは「ドイツ」。働いていた理由は「ドイツ行き」のため。仕事は嫌いではないし、働かせたら多分結構役立つ私ですが、(一家に一台あってもいいな、くらいの働きをする自信あり)、すべてはドイツのため。以上。
で、今その10年以上かかえ続けた夢が叶ってしまって、その後したい事が存在しないのです。でも自分で「夢の無い人生〜〜」と憂う事はいっさい無く、「自分の存在」にかなり満足しています。(究極の自己満足・・)。夢と言うか野望と言うかは、ここに留まり続ける事であり、それも「立身・自立」とはほど遠い思考です・・(この先生きて行けるのでしょうか)。
恐ろしい事に、自分では危機感ゼロ。
そして、極めつけに頭をよぎった事。
「私は私を生きたい」=「私である事が職業」ってあり得るんじゃない?と。

どこかの会社に入って・・っていう就業体系があまり肌に合わないというのも事実ですが、「私を精一杯生き」れば、なんとかなるんじゃない??という大それた考えが、頭の中支配中・・。

PS教会の茶話会で、ひなまつりの歌を披露。「意味は?」と聞かれ、即答できず。と。

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