金曜日, 12月 04, 2009

Bremenからこんにちは(42)英語に悩まされる



分かってはいましたが、英語がすっかり記憶の彼方です。
ドイツの大学等高等学校に通うためには、ドイツ語能力以外に前提条件があります。ドイツ語云々は外国人向けの前提であり、英語能力はドイツ人にも等しく課される前提です。普通に学校に通って来た人は、備えている能力と資格証明のようですが、如何せん別の教育システムの中で育って来た外国人には、その能力を証明するすべも無く、英語のテストまで課されてしまいます。TOFELやTOEICなどの点数証明で代用が効く物でもないようなのです。(そもそも私は持っていませんが)
学業をしたい訳ではないけれど、学生としての滞在許可しか下りないと思うので、学生応募の路は確実に歩んでいないとならないわけです。ということで、どんなものなのか試しに受験しようと思いでかけました。

そうそう求められるレベルはB1。基礎を一通り終えたぐらいのレベル。

ひとまずコンピューターテスト。そして簡単な英語インタビュー。
・・・・。
全く自分で驚くほどの語彙力。すっかし単語を忘れてしまっています。忘れているどころではありません。明日昨日机窓部屋・・・など名詞に加え、動詞も形容詞も。And、butなどの接続詞も。すべてドイツ語しか出て来ません。あああああおおおおおおお。(汗)。(でも、口から単語が出てこないだけで、見れば意味は分かるし、聞けば意味が分かるのです)
まあ、ドイツに来てから常に感じていた事なので、テスト前はちょっと英語慣れしてから行かないとなあ・・きっと思い出すだろうから、今回は下見がてら行ったのですが(年内はいつまで受験できるのかなどを聞くため)、流れで受験する事になってしまったわけです。図書館で対策用の本も借りたりしていましたが、開く気にもなれずそのままにしており、結局何もしないままの受験となってしまいました。

結果。一応B1の証明を貰いました。B1レベルを満たしたというより、潜在的な能力を買ってもらった感じです。実際、中学高校大学を英語を習い、基本的な文法や文の構成や単語を覚えた、その事実を認めてもらった感じ。担当者も、出身国を聞きましたので、情報として“日本では英語教育を行っている”事実を認識しているのかもしれません。

まあ、英語の資格証明には得ましたが、でもでも英語は出来た方がいいからねえ・・・。ちなみに、先日より受験しているドイツ語のテストでもとめられるのはC1のレベル。その差は明らか。
この事実が、英語が出来なくなってしまった度合いの大きさと、習得しなければならないドイツ語のレベルの高さ(といっても、大学の授業レベルにはほど遠く、両者ともに“外国語”としてのレベル)を物語っています。

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