
毎年3月の第一金曜日は「世界祈祷日」なのだそうです。この日は、世界170カ国の国や地域で祝われる日で、毎年持ち回りで担当国があります。今年はパプアニューギニア。今年のテーマは「Viele sind wir, doch eins in Christus」。
意味は???(私たちは多くあれどもキリストの中で一つです。)かな?(訳すのは好きではなく、自信がないので、間違っていたら教えて下さい。)
そして、今日は、その事前の講演会というか準備会というかで、ブレーメンの多数の教会の女性が集まって来ていました。私も、通っている教会の一員としてなぜか参加させてもらうことになり、分かるようで分からないお話を聞いてきました。でも、一つ、スライド的なものを用いて説明して下さった方おり、このお話はとても興味深い物だったので、(自分のために)ここの書き留めておきます。
まず、(自分のために書くのではありますが)断っておきます。「私は、聖書を持ってはいますが、全部読んでいません。途中&中断中? たまに、読みやすい所を開くことはあります。勿論日本語。読んだ部分も理解しているとは到底言えず、とりあえずページをめくった、に過ぎません。今回聞いてきた講演はもちろんドイツ語で、聖書内の文章もドイツ語です。聖書もキリストの教えも、ドイツ語もどれひとつとして、習熟度が半分に満たない中での理解ですので、予めご了承下さい。ほぼ全てが、私の想像力によるものだと思って下さった方が、いいかも」
さて、この講演は「旧約聖書 出エジプト記第2章の1−10節」に関してでした。(ドイツ語原文を拝借します。http://bibledatabase.com/)
1 Und es ging ein Mann vom Hause Levi und nahm eine Tochter Levi.(A)
2 Und das Weib ward schwanger und gebar einen Sohn. Und da sie sah, daァ es ein feines Kind war, verbarg sie ihn drei Monate.(B)
3 Und da sie ihn nicht l穫ger verbergen konnte, machte sie ein K郭tlein von Rohr und verklebte es mit Erdharz und Pech und legte das Kind darein und legte ihn in das Schilf am Ufer des Wassers.(C)
4 Aber seine Schwester stand von ferne, daァ sie erfahren wollte, wie es ihm gehen w殲de.(D)
5 Und die Tochter Pharaos ging hernieder und wollte baden im Wasser; und ihre Jungfrauen gingen an dem Rande des Wassers. Und da sie das K郭tlein im Schilf sah, sandte sie ihre Magd hin und lieァ es holen.(E)
6 Und da sie es auftat, sah sie das Kind; und siehe, das Kn鈎lein weinte. Da jammerte es sie, und sprach: Es ist der hebr格schen Kindlein eins.(E)
7 Da sprach seine Schwester zu der Tochter Pharaos: Soll ich hingehen und der hebr格schen Weiber eine rufen, die da s隔gt, daァ sie dir das Kindlein s隔ge?(Dユ)
8 Die Tochter Pharaos sprach zu ihr: Gehe hin. Die Jungfrau ging hin und rief des Kindes Mutter.(Cユ)
9 Da sprach Pharaos Tochter zu ihr: Nimm hin das Kindlein und s隔ge mir's; ich will dir lohnen. Das Weib nahm das Kind und s隔gte es.(Bユ)
10 Und da das Kind groァ war, brachte sie es der Tochter Pharaos, und es ward ihr Sohn, und sie hieァ ihn Mose; denn sie sprach: Ich habe ihn aus dem Wasser gezogen.(Aユ)
(日本語のタイプは面倒なので辞めます)。これを見て分かることは・・、この章が枠構造をしているということです。各節の末尾にアルファベットを付けてみました。枠構造というのかな?一番外同士、外から2番目同士・・が対応しているのです。ここに出てくる登場人物や行動からその節が対応していることがわかります。そして、もう一つの特徴が、登場人物が「男」「母」「娘」「子」など、一般普通名詞で表現されているということです。これは、出エジプト記の第1章に固有名詞(人の名前)が書き連ねられていることと比較しても明らかです。そして、「子」(モーセなのですが)と表現されていること、文の主体(視点)に特徴がある(sie sah, daァ es ein feines Kind war 彼女はその子がかわいかったのを見て)こと、などから・・・(自分に当てはめて考えることが可能なのかな・・と思いました。私たちはみな神の子・・と。)
家に帰ってきてから、日本語聖書で確認しましたが、まあ、そんな感じです。
一冊本を持っていくとしたら「聖書」を選ぶ。ここには、本何冊分もの物語があるから・・。というのを聞いたことがありますが、なるほど、読めば読むほど面白い物なのかもしれません。