日曜日, 1月 04, 2009

Bremenでの・・・コト(147)2009年という年・Umweltzone





2009年。あらゆる方面で新年より新しい“コト”が始まりました。新聞にも“多くの”と書かれていたので、例年に比べて2009年に起こる変化は大きいのかも知れません。
「Umweltzone」の設定、ガス代の値下げ、医療保険料増額、失業保険料の値下げ、育児手当増額、交通機関の値段アップ、危険物禁止区域の設定(駅界隈)(正しいかは些か不明)
この中で、微妙な値上げ・値下げなどはよくあることとして、一番大きなのは「Umweltzone」の設定です。「環境ゾーン」とでもいうのかな?(直訳ではこうですが、排気ガス規制区域ですね)車の乗り入れ制限をするゾーンを設定する、とうことです。これは中央駅を中心に、市の中心界隈、そして私の住んでいるNeustadtにも及んでいます。写真の標識があるところがこのゾーン。車両は、排気ガス排出量に応じて赤・黄・緑のステッカーを貼らなければならず、これを貼っていない車は通行できません。これは、2008年1月1日にベルリンで始まった制度で、現在約30都市で実施、今後も増えていくようです。また、このステッカーは、どの都市にても有効です。ブレーメンでは段階的にコトは進みます。まず、2009年には、このゾーンにはその色の車でも乗り入れることが出来ますが、来年には「赤」ステッカーの車は乗り入れが禁止され、最終的には「緑」だけが走行できるゾーンになる、ということのようです。「赤」「黄」「緑」の区別ですが、自動車登録をされた年によります。つまり車両の新旧です。10年前の車では、ステッカーはもらえません。「緑」がもらえるのは2006年1月以降の登録車です。そして、日本と大きく違うのが、主流が「ディーゼル車」の方が主流だということです。(どちらがより環境に優しいのか・・賛否両論のようですが、私にはよーく分かりません。ちなみに、ガソリン車ならば1993年1月以降の登録車はずべて「緑」です)。
ちなみにこのステッカーは購入(5ユーロ)せねばならず、もちろんステッカー無しの走行は40ユーロの罰金と減点の対象となっています。
ちなみに、(当然ですが)環境(空気)に配慮した制度・・なのですが、結構厳しそうです。ゾーン内にあるホテルに滞在(交通機関が車)する場合は、予約して、ゾーンに乗り入れられる許可をもらっておかねばならないし、ゾーン内の駐車場に停めるためにもステッカーは必要なようです。
ぐるりと家の近所を見渡しましたが、どの車も「緑」でした。ひとつ気になったのは・・この区域は2011年7月に最終段階として「緑」のみの走行区域になるわけですが、今は「緑」(遡ること3年未満の車)でも、その時に「黄」の範疇に入ってしまう車はどうするのでしょう??一年ごとに審査し直しかな?もちろん・・・。
写真は、年末に新年に向けて早々に設置された標識&新年になって機能し始めた標識。
緑のステッカーは明日にでも撮影します・・。(もしかしたら有効期限が書いてあるかも)今日は雨なので・・。

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