
毎週通っている教会で、水曜日の午後には高齢者の集いが行われています。そこで、日本についての紹介をしないか、と依頼されたので、勉強にもなるのでさせてもらうことにしました。今日はその1回目。題材は「お辞儀」にしました。
この会に集うのは、高齢者。70歳代かと思っていたら、最高齢者97歳・・90歳・・ほぼ全員が80歳以上で、驚きました。90歳の女性がピアノで曲を披露(かなり上手い)したりしたので更に驚きです。
これだけ高齢の方の集まりなのに、そう思えない理由は、耳の遠い人が少ない。皆かなり頭の回転がよい。集団としてまとまることができる(和を乱す人がいない←“和”を尊ぶのは日本人ですが、“我が我が”と発言し、他人の言うことに耳を貸さなかったりする人がいない。)皆さんの元気度に驚き、感心し、私など“まだまだ・・”と思わされました。
日本人でこの年代の方だと、外見に“昔の苦労”が偲ばれる人が多いのですが、教会に集う方達にそれが感じられません。裕福なご家庭の方なのでしょうか? 97歳だと・・第一次世界大戦も経験している世代です。でもこのおばあちゃんは、とってもステキな赤い洋服をお召しで、オシャレでした・・。
皆の年齢を聞いて、題材選びには慎重にならないといけないなあ・と思いました。歴史関係は、避けた方がいいかもしれません。尤も、同盟国だったので気にすることはないのかもしれませんが、戦争を体験した方に対し、戦後の高度成長期を過ぎて生まれた輩の戦争に対するレポートは意味があるとは思えません・・。
もちろん原稿を用意し、学校の先生に添削してもらっていたので、それを元に読み上げるだけなのですが・・突然の質問に対する返答は自分で文を組み立てねば成らず、こういう訓練が私には困難で、でも非常に必要なことなのです・・。時制も文法もとっさに話すときはむちゃくちゃですから。しかも、今回は、普段使い慣れていない「敬称」「二人称複数」使用の機会であり、これまた大変でした。(私、君、彼、彼女、私たち、はよく使いますが・・)。まあ、そもそも話す訓練が足りないのでしょう・・。頑張らねば。
原稿を幾つか用意したので、来週もやらせてもらえることになりました。私にとってはとっても貴重な学習の機会になります。
本当に教会の方々にはよくしてもらい、有り難い限りです。
次の題材は「着物」「正月」か・・です。他、幾つか写真のご提供を頂いたので(この場を借りて・・ですが御礼申し上げます。まだまだ募集中です!)、書く訓練も兼ねて、文章に起こしたいと思います。基本書くのは好きなので〜〜。
(ドイツ語の文章は、日本語ほど長くありませんが、書き出すを派生して止まらない・・のは同じです。どうやら性格のようです。ただ、ドイツ語の文章作成は非常に疲れるので、“なんとかして終わらそう”という意識が働き、無理やりにでも、終結させています・・(汗))
写真は、当の教会です。ただの自治会館のような建物です。
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