月曜日, 1月 12, 2009

Bremenでの・・・コト(155)此処にいると言うこと



ブレーメンでの生活も4ヶ月を過ぎました。早いものです。閉じこもっているわけでは無いけれど、いったことの無いところも多いです。ということで、Focke Museumとやらにいってきました。財団か何かの美術館でしょうか、名前は画家さんの名前です。そして展示品が原始のものから、現在まで美術工芸品やら出土物やら・・・と展示されています。まとまりがあるのかないのか分からなくて、特別企画展以外はどういうルートで回ったらいいのか分からないくらい。興味深い展示は多けれども、常設展という理由からか人影はまばら・・。タッチパネル式の解説コンピューターや、映像や・・たくさん聴覚・資格にうったえる展示が工夫されているのに、この使われなさは勿体ないくらいです。(しかも、収蔵庫が一般公開されていましたが、恐ろしいほどの資料量でした。美術館ってこんなに資料もってるのが普通なのでしょうか・・。)


ブレーメンの歴史をたどりながら、「そういえば全然歴史を知らないなあ・・。でも故郷の歴史も知っているとは言い難いので、こんなものかな」とか考えつつ。でも、少し遠い昔(紀元前とかではない)の絵に、しっかり今と同じ景色が描かれている(というか、現在ちゃんと歴史ある感じに復元されている)のが感慨深かったです。今、自分が歴史の1ページにいるような、そんな感覚。私はここで、数々の歴史を経てきたあの建物を眺め、石畳を歩き、教会の鐘の音を聴いているんだなあ・・と。いつまでも変わらず、このままで、歴史を重ねていって欲しいな・・と改めて思いました。

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