火曜日, 1月 20, 2009
Bremenでの・・・コト(161)逆の立場
今週もびっちりBremer Karnevalの準備手伝いでミシンをカタカタ言わせております。みんなが何を喋っているのかよく分からないことのほうが多いですが、みんなは、話の半分以上分かっていない人間が存在することを、「マイナス」とは感じていないようです。有り難い話です。
さて、今日、新聞社でしょうか?取材記者さんとカメラマンさんが来られました。代表の人に話を聞いた後、私の所へも・・。日本人のヘルパーがいる、ということが、今回のカーニバル準備においては特筆すべきコトのようです。簡単にインタビュー(といっても、私の基本情報:いつからいるのか、どこから来たのかなど 簡単に)されました。「日本にもカーニバルはあるのか?」の問いに、滋賀県大津市出身の私は、ぱっと頭に「大津祭」が浮かんでしまい、「あることはあるが、まったく様子は違います」と答え。後で考えると、これはカーニバルとは言わない??でもお祭りの一種だから許される?訂正すべき??と思考が行ったり来たりしました。でも、どれだけ詳しく説明したとしても、文字になった瞬間に話し手の意図したこととは別の表現になって現れる・・というのが新聞・雑誌には往々にしてあります(と、思ってます)ので、どっちにしろ喋っていないことが、あたかも喋ったのように誇張されて文字になるのだから、敢えて訂正しなくてもいいか・・という結論に達しました。
もちろん、このインタビュー内容が文字になるとは限りません。記者さんは、念のためいろいろ聞いていくのが常ですから。
少ない情報で書こうとするとボロが出ます。例えば、私の存在を無視して「今回で24回目を迎えるブレーマーカーニバル。ブレーメン市民で構成される実行委員とヘルパーが・・」と書いてしまうと、それはそれで嘘になります。私は正確には市民ではないので。なので、記者さんはいっぱい情報を集めていきます。
写真も撮ってもらいました。しかし、こちらに来てからメンテをしていない髪の毛は最高潮にぼさぼさで、且つ、太ったので見にくい写真になったのでは??と思います。ミシンを使っている場面でしたが、猫背だった気もするし、どうぞ却下して下さい。という写真に違いないのです。唇もがさがさやし。自分では見たくないです。最悪。名前も聞かれてしまいましたので、記事や写真が載るときには、併せて掲載されるのでしょう・・。
確かに、ブレーメンのカーニバルの準備ヘルパーに日本人がいる。という事実は、もし私が取材する側でも、つっつく箇所です。なので、記者さん、カメラマンさんの行動に疑問も不満もありません。だって、24回目のカーニバル。毎年違ったテーマがあるとはいえ、「カーニバル」であることは24回とも不変です。それを記事にするときに、「また、いつものカーニバルか〜〜」と思われてしまうような記事は×。何か、例年とは違う要素を盛り込まないと面白くありません。ということで、少し、「日本人」に触れるだけで、「おっいつもとは違うぞ」と読者に感じさせることができるのでしょうる。お役に立てて?光栄です。(あくまで、持論)
今回は、私は何もしていません。ただ、日本人だったから、記者さんとお話ししました。ドイツ人だったり、ここに10年も20年も住んでいる人間だったら、スルーです。今度は、何かを成し遂げて?新聞に載せて欲しいものです。(
尤も、今回もいつ、何に掲載されるか不明ですけれども)
これまで、何度か取材し記事を書いたことがありますが、(ほぼ)初めて逆の立場になった今日でした。
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