
1月3日です。2009年になってから、やたらと元気なのか(やはり12月後半は、“だるい”と書きましたが、本当に、風邪か何かひいていたようです。今と心身の有り様が全然違います)、美術館に行きたくなって出かけました。ブレーメンには小さい目の美術館や博物館(どちらもMuseumなのでややこしい)がありますが、街の中心にあるのが、「Paula Modersohn-Becker Museum」。ゴーギャンとかに影響を受けた印象派の画家です(恐らく)。(チケットは彼女の絵)。彼女の絵の常設展示以外に、今回は「Ernst Ludwig Kirchner」の版画・リトグラフ?展示がされていたので見てきました。特に感想は述べませんが、(人の感想って意味がないから)。私は別に、絵の何が分かるってことはありません。ただ、「『“美しい”の形』を見たい」。(ちょっと変な文章ですが、“美”の表現にはいろんな形があると思っていて、それが絵であろうが建物であろうが、文章であろうが、音楽であろうが・・。そして、基本的に(存在する物は)何でも“美しい”と思ってます。何かを感じたり、理屈をこねたり、理論を述べたり、の前に、そういう“美しい”を形にしたもの(形にならなくても、そう表現しようと努力したもの)を目に映すことの積み重ねが、審美眼を養い、心を豊かにするのだと、勝手に思っています。だから、技法的な事とか、歴史とか、ひとまずはおいておいて、とにかく、見る。これだけです。そうすると、何年も経った後で、それを見たことが糧になっていると感じることがいっぱいあります。)
訪れたことのある美術館から借りてきた作品もありましたが、やっぱり“色”がキレイです。不快感を催しそうな色の取り合わせや、有り得ない顔の有様なども、それはそれとして“美しい”と(無理やり思いこんでいるのではなく)感じました・・。
さて、その後もう一つ美術館に行こうと思ったら、(今日はめちゃくちゃ冷え込んでました)中央駅付近にてデモ。よってバスが来ませんよ(目的地へ行くための)。と放送あり。あきらめて帰路につきました・・。(どうやら、運休ではなく迂回していたようですが、残念ながら理解できませんでした。)
世間は日本と同じくバーゲン。まあ、あんまり気がそそられる物もないのですが、半額以下になっていると、ウズウズしてしまいます。でもでも、新年早々無駄遣いは・・と財布の紐をぎゅっ、しました。

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