
明けましておめでとうございます。新年です。やはり日本人だからでしょうか、クリスマスより新年のほうが空気が凛としているように感じるのは。さて、大晦日。こちらの方はどのように過ごすのかというと・・。もともと、「クリスマスは家族と。大晦日は友人と」と聞いていました。意味は理解できますが、いったいこれがどういう事なのか・・やっと分かりました。
まず、大晦日礼拝に参加。開始の音楽を聴いたとき、私(だけ)の頭の中に2008年の事が巡りました。いろいろあったな〜〜って。少し感極まりました。
この後、クワイア&教会でお世話になっており、クリスマスもお邪魔したご家族が他の家族と一緒にパーティをするというので誘ってもらいました。前日に電話をかけてきてくれ、何か食べ物&飲み物を持ってきてねと言われており、昼から頑張りました。(→この件は回をわけて書きます〜〜。)
さて、3家族+個人2人くらいがあつまり、子どもの数も8人くらい?大層にぎやかに会はスタート。食べてしゃべって・・花火して。ゲームして。新年を待ちます。花火はこの大晦日だけに許された遊びなのだそうです。だから大晦日が近づくと、至る所で花火が売り出され、広告も花火で埋まります。結構異様な光景です。新聞にも「大晦日だけ花火OK」などと告知&注意がでたりしています。


一時間ほどで花火が終わり、会はお開きに。帰りの道端には、無数の花火のかすが散らばっています。花火の許可とか、こういう規制は緩いんですねえ・・。メリハリある感じで好きです。
花火を見ながら考えました。クリスマスと新年とどう違うのか。過ごし方が両極端。クリスマスはやはり精神的なイベントでした。12月25,26日を祝うというより、イエス・キリストの誕生そのものを祝う。日にちとかはあまり関係なくって、その出来事自体が尊い。だから家族と過ごし、感謝の気持ちを持って、そして神聖なるこの時期の習慣を受け継いでいこうという気持ちが見えます。(そりゃあプレゼントとか、現実的な楽しみもありますが。)それに対し、新年は1月1日になったことがめでたい。単純に“新しい”年がやってきたことだけが目出度いのです。だから、花火を盛大に上げてお祝いする。ここに「今年一年の抱負〜〜」とか「今年一年家族の安全が〜〜」とかそこまでの気持ちはないように感じました。2008が2009になったこと、その事実が一番重要そう。だから友人と盛大に祝っていいのです。とりあえず、一年で一番無茶の出来る日・・みたいなものでしょうか。
「クリスマスは家族と。大晦日は友人と」
これがよく理解できます。「こんな型に分けても、そうでは無い人もいるはずやん。日本でもクリスマスは恋人と、新年は家族と、という傾向にはあるけど、そこまで当てはめるわけにもいかないのと同じじゃないの??」と思っていましたが、やはりこの二つの行事の線引きは明確なように感じました。
でも、私は日本人。一年の計は元旦にあり、ということで・・。今年もこびるの由来どおり「飄々」と「古美る」生き方をしたいと思います。そして、このブレーメンに少しでも長く滞在したいな・・・なんとかならないかな。
では、皆様今年もどうぞ宜しくお願いします。
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