日曜日, 9月 28, 2008

つぶやき(4)ことばを学ぶと言うこと2


さて、言葉というのは面白いな、というのが、私の素直な感想です。(前回の文章で何が言いたかったのか、自分でもだんだんわからなくなってきましたが、多分、こういうことが言いたかったんだと思います。言葉にすると、シンプルですが、ああいうことをいろいろ思考した上で、「面白いな」と感じていると思ってください。結構重いデス。)
欧米人が日本語を勉強しているのをみると、頭の中を見てみたくなります。「言」(ごんべん)はどういう風に見えているんだろう。人(にんべん)は?「水」→「さんずい」、「草」→「くさがんむり」・・こういうのを意識しているのか、はたまたただの記号なのか。

それはさておき、ドイツ語を久しぶりに学び始めたわけですが、言葉を知らないうちは、目からの情報はすべて直接的です。(この言葉が正しいのかどうか不明ですが)つまり、「本が店先に並んでいるのを見る」→「あれは本屋だ」と思う。ということ。ここに決して「BUCH」(本)という言葉は介されていません。でも「BUCH」を学ぶと例えば、遠くから看板を見て、本屋の在処がわかる。とか、「MUSEUM」 という単語を知れば、建物に入るという直接的行動をとらずとも「美術館」であるということを認識できるわけです。
新聞や広告も眺めるのが好きですが、ここでも面白いのは、学んだ単語は目に入ってきますが、知らない単語はスルーします。(無意識に)。そして毎日同じものを眺めていても、「あ、この単語今日習った・・」って具合に、毎日読み進められる&得られる情報が増えてきます。少しずつ上達することに満足しているのでは決してありません。ただ、不思議だなあと思うのです。
ただのローマ字の羅列だった単語が、いきなり意味を帯びたものに変化する瞬間が・・・。
それは耳からの情報も同じで、耳で聞いて、音だけ分かっていた単語に、表記と意味が付け加わると、理解度は一気に増します。そして、その語が発せられていた理由や意味までもが納得できる・・・そんな瞬間もあります。

だからだから、ことばを学ぶって、非常に面白いのです。
(まったくもって普通の一般的な感想ではありますが、書いてみました)

つぶやき(3)ことばを学ぶと言うこと1

「宝物」を挙げたとき、(家族や友人以外を想定して)「ことば」と書いたことがあります。ことばは、神様から人類への尊い贈り物だろう、と。ここにキリスト教的考えは皆無です。ただ純粋にそう思うだけです。
ドイツに来たのは初めてではありません。3回目です。初めて来たときの印象が強かったのでしょう、(影響を受けやすいと言うか(汗))それ以来「ドイツドイツ」と喧しく、まあ、多少(だいぶん?)遠回りしましたが、こうして10年以上思い続けたドイツに降り立ったわけです。はい。
初めてドイツに来たとき、青色の5年パスポートでした。署名欄は漢字を用い、「***子」と。高校生だったので、学生証も携えていき、欧州在住の友人に学生料金の適用を・・と試みていましたが、漢字の学生証は欧州人にしたらちんぷんかんぷん・・パスポートのローマ字表記と署名の漢字の姓名と、学生証の氏名がすべて「=」(イコール)であることを即座に判断するのは不可能。で、まあ結局学生証は役立たなかったと記憶しています。欧州で漢字は通用しないことを悟りました。(当たり前)。
さて、中国南京に1年留学したときは、10年パスポート。前回の反省をふまえ、署名はヘボン式ローマ字できれいなお手本のように「**N* ****K*」。ここで注意・・・なのですが、署名をローマ字にしたばかりに、パスポートには、私の戸籍上の名前表記が一切登場しないことになるわけです。(後ろのページの所持人情報云々の所は任意記載でしょうか・・書いていません)。中国では留学でしたので、学生証が現地の大学から支給されました。恐るべき事に、そこでは全てが漢字です。日本人はいいです、そのままの漢字を少し中国風にアレンジするだけだから。欧米人もみな漢字になってしまいます・・・。だから、学生証とパスポートを照らし合わせたとき、またまた、同一人物であることの照合が困難になるわけです。「招待所」という中国現地人のための安宿に泊まりに行った時、(中国の田舎のため、英語は×)「パスポートは何がかいてあるかわからん」という風に突っ返されました、まあ、日本語とローマ字、英語だけですから。しかも、日本人の辛いところは、ローマ字表記と漢字表記で中国語読みがまったく違ってしまうことです。
(ややこしいですな。)つまり、
私「こびる」としましょう。ローマ字で「KOBIRU」とします。本来このHNは漢字があり「古美る」と書きます。(今回は中国語がからむので便宜上「る」に「留」の字を充てます)戸籍上「古美留」。ローマ字「KOBIRU」。読み「こびる」。日本では何の問題もありません。しかし、これを中国人が見たらどうなるか「GU MEI LIU」(グーメイリウ)(そしてちゃんと四声があります)と読みます。「こびる」と「ぐーめいりう」、どう考えても同一人物には思えません。そして、中国人が「古美留」をローマ字表記すると「GU MEI LIU」こうなるわけですから、彼らには「KOBIRU」などという音は一切でてこないのです。ああ、ややこしや。だからだから、あたかも2つの名前があるかのようになってしまうわけです。その点欧米人は、表記が漢字になりますが、ほぼ音から漢字を充てる場合が多いので、「Mary」だったら「瑪莉」(MA LI)みたいに。

めちゃくちゃ前振りがながくなりました・・・。

今回はまた10年のパスポート、今回はICチップ入りに更新をしてきました。(年齢がばれるな・・・)。署名は、本当の意味でのサイン(Signeture)(スペル怪しい)にしました。印鑑の代わり的要素もあるサイン、です。

はい、ここから、どのようにこのタイトルの文章が続いていくのか、ということですが、(ブレーメンやドイツ、ドイツ語と一切関係ないことばかり書いたようです)。回を分けることにします。(続く)

Bremenでの・・・コト(36)洗濯の概念

「おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に」というのはよくある昔話。「炊事掃除洗濯」は主たる家事。日本人にとって、洗濯することは日住斧一部分です。我が家だけではないと思いますが、基本的に毎日洗濯機を回します。一日数回回るときもしばしば。その他、脱水機能だけ使ったり、と洗濯機まフル稼働しています。こんな日常だったからでしょうか、洗濯機と無縁だった中国留学時代やシンガポール生活時でも毎日毎日手洗いしていました。そして今も。脱水できないので、そのへんはいろいろと工夫していますが・・。
今回、新しく引っ越し先を探すに当たり、要求したのが洗濯機。でも、どうやらあまり必要ではないかも知れません。というのは、こちらでは洗濯機をがんがん回すことはあまり褒められたことではない、からのようです。すごく電力を使うのだとか。で、1週間から10日に一回まとめて洗濯。これが普通らしい。(一人暮らしの家庭だとこんな物なのかも知れませんが)。まず、その日着用した物を放置するのが私はすごく嫌い。放置するくらいなら、もう一日同じ物を着る方がいい。放置する→黄ばみ、カビの原因、のイメージがあります。身体に付けているものにはそれだけで脂がびっしり、(のはず)。見えなくても時間と共に表に現れて、即時だったら洗濯できれいになったのに、放置したがばかりに黄ばみとして残ってしまう・・。っていう考えがあります。昔の洋服とか。キレイに着ていたつもりでも、気がつかなかったところから黄ばみが現れていたり・・します。(大昔に使ったセロハンテープがカピカピになり、それが貼られていたところがねばねば&黄茶色く変色しているのと似ている?似てないか・・)そういうイメージがあるので、洗濯物は放置したくない。だけど、こちらではそうではないようです。思えば、朝、主婦が洗濯物を干している姿を全然みかけません。風にゆられているシャツとか・・物干し竿のかかっているバルコニーとか・・見かけません。・・いったいどこに干しているの??もしくは、洗濯機は洗濯乾燥をいっぺんにするタイプが主流なんでしょうか??

まあ、イギリス人は3日に一回しか風呂にはいらない、とか聞いたことがあるし、使った食器は洗い流さないとかも聞くし、これは水を大切にする手段でもあるのかな????謎です。

Bremenでの・・・コト(35)HB HH HLって???


学校の授業で、「私は自動車でハンブルクへ行きます」=「Ich gehe mit dem Auto nach Hamburg」という生徒の発言に対し、先生は「Ich gehe mit dem Auto nach HH」と書きました。
「おや?」と思いました。「ハンブルク」なら「HB」のほうが相応しくない??って。とうのも、町では「HB」ばかり見かけます。車のプレートで、です。プレートの表示は日本と同様どこで買ったか?(登録か・・?)で地域の表示がでますが、ブレーメンを走る多くの車両は「HB」です。なので、車のナンバーに表示される地域はブレーメンはハンブルクに含まれるのかと思っていました。(最近、日本でも細かいご当地ナンバーが出来ましたが・・)しかし、そうではないようです。さすが、ブレーメン???正式には、ブレーメンは「Freie Hansestadt Bremen」自由ハンザ都市ブレーメンのHBであり、ハンブルクは自由ハンザ都市ハンブルクを省略しHHなんだそうです。そして実はこの「H」を冠する都市がもう一つあり「HL」リューベックだとか。あんまり馴染みがないのですが・・なんか今までにも何かの折りに聞き知ったような気がする・・と、それが何なのか調べてみましたが、思い出せませんでした。ハンザ都市の一つノルウェーのベルゲンに行ったときに、リューベックに絡むなにかがあったのでしょうか・・・謎です。
ま、ということで「HB」はブレーメン。そしてシンボルは「鍵」です。

土曜日, 9月 27, 2008

Bremenでの・・・コト(34)9が好き&通貨単位



どこでも、スーパーの価格設定を考える人間の頭は同じようです。0.99とか1,99とか、そういう価格設定ばかり。やはり消費者心理も人間ですから同じなのでしょう。0.99/キロの果物は、一番安い部類でしょう。バナナでも、腐りかければ、もっと安くなるし、新しかったり、ブランド物は高くなるし・・。でも設定価格の最後の数字は「9」。
ここで、時々こんがらがるのが、通貨単位です。私の数字に弱い部分が露呈してしまう瞬間なのですが、「円」だけの通貨単位に慣れている私は、ユーロとセントを併用する勘定の仕方に混乱してしまうことがあります。(今まで中国とシンガポールで生活しましたが、そこでは中国語勘定を行うので、この問題は生じません。後ほど説明・・)。まず、日本で199円のバナナを買ったとしましょう。
店員「199円です」。私;200円を渡し、店員;1円のおつり。 ですね。
ユーロ+セント圏(2通貨単位使用圏)で1.99ユーロのバナナを買います。
店員「1ユーロと99セントです」。私;2ユーロを渡し、店員;1セントのおつり。
何もややこしくは、無い〜〜!!と思いたいのですが、商品の中には、「1.9ユーロ」というように、小数点以下1までで販売する物もあるわけです。その場合、の「9」は「90セント」のことで、「9」セントではありません。小数点以下第2の「0」は当然の用に省略です。だから・・・、そうこういう時に、困るのです、「あれ?90セント(金色のコイン群)出すのか??それとも9セント(ブロンズ色コイン群)かいな?」と。出される方にしたら10倍の開きがあるわけですから、苦笑するしかないわけで・・。
日本で小数点以下の単位を取引することは、一般人の普通の生活ではあり得ません。だから、「見えない0」の存在におびえることは無いわけです。
さて、今までも海外生活してまして、中国では「元」「角」まれに「イ分」を、シンガポールでは「ドル」(シンガポールドル)と「セント」(中国語では中国と同じく「元」「角」)を難なく使い分けていました。何故、ここでは混乱しなかったかというと。中国で「1.9元」のバナナを買ったとしましょう。「Yi kuai jiu mao」(一元9角)と表現するからです。90角にはならないのです。見えない0は無いのです。シンガポールでも同様「1.9シンガポールドル」は「一元9角」。(但し、時として、英語(シングリッシュ)で向かってくる人がいた場合、「1ドルと90セント」と話されるので、このときはやはりちょっと混乱していました。)
なかなか複雑です。はあ。

Bremenでの・・・コト(33)販売価格を考える


比較期物価は高いなあというのが感想です。しょうーもないものでいいから、(そんなにしっかりしてなくていいから)安く手に入らないだろうか、というのが願い。日本の百円均一のお店のようなものがないだろうか・・と思ってしまいます。例えば、ファイルとか。百円均一にいけば、有りとあらゆる種類が100円。文具もタッパーとかも。。但し往々にして安かろう悪かろうですが、そこはまあ100円なので許されます。(それを承知の上での購入ですからね)ファイルをこっちで調達しようとおもって文具屋をのぞいたら、一つ5ユーロくらいしてびっくり。買うのを辞めました。ありえない高さです。
そしたら・・・やっぱりありました。市の中心に・・(私の家から行くと、中心の中でも一番遠いところになるので、行ったことがなかった)。こちらの100均でしょう。「1ユーロ」の店。のぞくとやはりいろんなものが売っていました。文具から日用品から・・・・どれも質は期待できそうになかったですが・・・。まあ、こういうお店があることで、買い物の選択の幅が広がるので、少し安心しました。

Bremenでの・・・コト(32)自転車はなかなか難しい

あまり上手な自転車乗り手ではありません。前にも書きましたが。ここでは自転車が重要な交通手段のようで、「自転車さえあれば、ブレーメンのどこでもいけるぞ」的な考えがあるようです。しかし、それだけ自転車がおおいのに、(中国の自転車の多さとはまた違います)自転車に快適な道路だとは思えません。今の住まいは、石畳の通りに面しています。そこをトラムが走るので、必然的にトラムのレールが敷かれています。そして両側に一段高くなった歩道。自転車は、歩道に自転車道がある場合はそこを、無い場合は車道を走る(右側通行原則)ようです(多分)。ですが、私にはなかなかその交通ルールに則って走行することができません。自転車道は快適です。車道も何も無ければ、走れないことはなく、石畳の凸凹に、ハンドルをとられたり、トラムのレールに挟まったりすることだけ注意すれば、なんとか走行できます。しかし問題は、トラムのレールと歩道の間(通常自転車はここを走るようです。間違っても車道の真ん中を車と同じように走ってはいけません。多分)が、30センチくらいしかないところがあることです。歩道に乗り上げず、トラムのレールに挟まらず、その狭い空間且つ石畳を上手い具合に真っ直ぐ走行せねばなりません。これが私には至難の業。段差と平行に車輪をあてがってしまって転倒することほど私に恐怖なことはありません。・・・・。それと横断。原則右側通行なので、向かいに目当ての店があるときは、仕方なく横断します。永遠右側通行で、次の交差点まで行って、右側通行で引き返す・・・ことまでは不要のようです(多分)。この時はトラムのレールを斜めに横切るのでかなり緊張します。極力直角に・・直角に・・を心がけますが・・・。それから走っているときに後ろからトラムがやって来たとき。とりあえず停止して、自転車を降り、歩道に乗り上げます。そして難を逃れる。なかなか自転車も大変です。
でも、ここでは小さい子から大人まで、みな自転車です。幼い頃から、凸凹道に慣れ、後ろに荷物を積んだ走行(ママチャリのような前籠はない)、鞄を背負ったままの走行を体得していくのでしょう・・。そういえば、アジアの国々で、バイクの後ろに乗せてもらって観光しました。カンボジアでもミャンマーでもスリランカでもネパールでも・・。どんな道でも、坂でも岩がごつごつしていても、彼らは驚くほど正確にハンドルをさばきます。神業的です。そういえば、北海道のバスの運転手さんも雪道走行が素晴らしく上手でした。ロンドンへ降り立ったときのパイロットのランディングは今まででベスト、振動ひとつありませんでした。・・みんなすごい。
練習あるのみ、ですな。一度転べば体得するのでしょうが、この年で、自転車で転んでいる様も情けないです・・。
写真は、容赦なく車道へ下りていく自転車道。
と、トラムレールが歩道ぎりぎりで走るのがめちゃ難しい(私には)道&トラムがやってきたら、あれこんな感じ。

金曜日, 9月 26, 2008

Bremenでの・・・コト(31)発酵発酵


チーズをもオリーブオイルにつけてみました。100gあたりの単価が一番安いチーズを買ってみました(店には同じ見てくれのチーズが3つ。多分いろんなものの配合比率の違いと思われ・・)で、食べきれないので、保存=オイル漬けの公式が頭に染みついているので、とりあえずオイル漬け。穴あきの普通のチーズも常食できるし(まあ、このタイプのチーズにも様々種類があるようですが、比較的lightなタイプを買うことが多いようです。自分の中の傾向として)、(ブルーチーズとかは余り好きではないですが)チーズを食べることに抵抗はありません。
スイスに言ったときには、エメンタールチーズの生産地、エメンタールの工場へ赴いたり、チーズ好きなのかも知れません。
そして毎日のヨーグルト。今のところ、乳脂肪と植物脂肪で身体は動いているかも・・・。
しかし、私、牛乳はお断りです。低脂肪の後味すっきりなやつなら飲みますが、普通の牛乳はパス。冷蔵庫から出したての冷たいヤツなら飲むけど、出して放置されていた(少しの間であっても)物は嫌。給食でも、「いただきます」と同時に牛乳を飲み干していました。なのに、ごの乳脂肪の採り用はいかがなものでしょう。ヨーグルト作りには、低脂肪牛乳のような生乳ではなく加工乳に分類される類はダメなので、もっぱら生乳を買いますが、絶対飲みません。でもそれがヨーグルトになったら食べれます。チーズになったら食べれます。(このんで食べます)
牛乳の臭さが嫌いなのですが、発酵済みのヨーグルトやチーズの方がよっぽど臭いはず。(一般論)
発酵臭(そんなものがあるとすれば)が好きなのでしょうか?考えると、漬け物とか鮒寿司とかは好きです。お茶も、雲南省とかでは泡茶といって、茶葉が真っ黒でがちがちに固まったお茶がありますが、あれも大好き。確か緑茶とかに比べてはるかに長時間発酵されている(と思います)。他・・納豆も好きです。味噌・・・そのままいくらでも舐めたいくらい好きです。
自己分析してみましたが、なるほど、「発酵」した(よくいわば)「熟」がお好みのようです、但し、その熟し具合も「軽」が性にあっていそうです。なるほど、ふむ。

Bremenでの・・・コト(30)初めての


靄の中の朝でした。そして、霧雨が降っていました。ブレーメンに来て3週間が過ぎましが、こんなにもやっとした朝は初めて。でもなかなか雰囲気があります・・が・・・これから冬に突入すると、太陽もないどんよりした毎日が来るのでしょう・・。寂しいな。でもまあ、3週間何事も無く、無事過ごせています。今のところ。(何もなさ過ぎるかもしれない・・)そして、今日、途中から参加したドイツ語コースの1が終了し、来週から新しいクラス(持ち上がる子が3人、後の6人は新しい学生だそう)が始まります。で、修了書みたいなもの(だと思う)もいただきました。テストも特にないので、籍を置いていて場とりあえず発行される書類のようですが、社章がある?のでいちおう公式文書なのかもしれません。ま、コースの1を終了したからといって、それが何の役に立つかは些か疑問ですが、とりあえず、そういうことのようです。
そして多分月末には引っ越しを・・したい(部屋が見つかりそうで見つからない??)とりあえず、この風景ともお別れです。トラムが来るたびに部屋が揺れて、(埋め立て地でもあるまいし)朝の4時からトラムの往来に起こされ、週末は近所のバーが五月蠅く。。という環境ともお別れ。少し郊外?(というほど外でもない)に行きます(多分)またこことは違った発見があるのではないでしょうか。

水曜日, 9月 24, 2008

Bremenでの・・・コト(29)教育色々

こちらの語学学校にきて、スペインがぐっと身近になりました。また南米も、スペイン語率非常に高し。
クラスに一人ポーランドからの方がいます。彼女は英語が話せません。そして、私と同じ年。今までどんな人生を歩まれたのか分かりませんが、非常に穏やかな顔をされているので、普通(荒波ではない)だったのでは?と思います。他、落ち着きのない子とかもいますが、まあ、それは放っておいて。
驚いたのは、彼女は今まで一つの言語だけで生きてきたと言うことです。ここで、「いやいや私も英語できないで」って思う人もいるかも知れませんが、少し考えて下さい、自分たちが日頃目に、耳にしている物事を。
朝「7時のニュース(NEWS)です。」と番組が始まる。
新聞には「大売り出しSALE」の文字。
出かければ標識には「国道ROUTE」「寺TEMPLE」。
これの使い方が正しいか間違っているかは、さておき、英単語(らしき和製英語も含め)は幾つも挙がるはず。彼女にはそれが一切ないようなのです。
時々授業で、生徒の理解を助けるために、(簡単に説明を終わらす為に)、「英語の**です」がと表現するときがある、ごくたまにだけど(英語ではポピュラーな単語だけど、ドイツ語にするとちんぷんかんぷんになってしまうような単語の時は特に)。私も英語はよくわからないけど、
「これは何?」「英語ではなんていうの?」「**してよ」とか簡単なことだけは言えるし幾分か聞き取れるので、その先生の説明の単語が分からなかったことはない。でも彼女にはそれが伝わらない。
授業の初日に、「How about you」はドイツ語でなんていうの??って彼女に聴いて、「ポーランド語しか分からない」と言われて、まずびっくりした。「difficult」も分からないらしい。
お国の教育方針をどうこういうつもりはない。東欧っていうのはこういうものなのでしょうか?
で、改めて思うのが、日本語の複雑さです。平仮名片仮名の表音文字に加え、表意文字である漢字、アラビア数字にローマ数字、そしてローマ字。などなど。これらが組み合わさって一つの文章が出来ている。(これらは全て日本語だと言えばそうなのだろうけど)、一種類の文字だけの世界、生活っていうのが、なかなか想像しがたい・・と思ったわけであります。
でも彼女はとても素敵な女性。ドイツ語で少しずつコミュニケーションがとれるようになってきたので(今までは英語で話せないので、会話が成り立たなかった)、お友達になれそうな気がします。(近日写真でもアップしたいです)

Bremenでの・・・コト(28)靴その後

靴を買い取ってもらったのは、何でもかんでも売っているような、お店。結局なんと2ユーロ。高い靴では無かったですが・・・。
でもまあよく考えたらこんなものなのかもしれません。
だって、自分の買った靴や服が3、4ユーロなのだから、店のもうけを思ったら、妥当、か。
日本で、フリマなどに出品するときでも(また買うときでも)100円ならいいけど、500円なら考えてしまうもんねえ。
こちらで生活するに金銭感覚を鈍らせない?ために、ユーロx200=円くらいに思うことにしている。(まあ、日本円に換算すること自体無意味だけど)だとすると、400円で売れたのだから、満足すべきなのかも。

Bremenでの・・・コト(27)ヨーグルトその後


先日やっとヨーグルトを食べ始めました。調子が思った以上によく、もうそろそろ。。と何度も思いましたが、買ったばかり、開封したばかりの牛乳で、あまり発酵させすぎずベストな状態の美味しいものを・・と今まで我慢し、何度か作りかえ、今に至りました。
宜しい具合の粘り気と、とろ〜り感で、私の仕事ではないですが、満足の出来です。今まで通り、常温で発酵させ、冷蔵庫入れて寝かし、食す、のサイクルで入れ物は4つ。(常に1つは空で洗って熱湯消毒、自然乾燥させている状態、一つは常温、2つが冷蔵庫)のペースを保っていきます。
ヨーグルトは一日で出来るのに、これだけ作り置きするのは何故??と疑問もあるでしょうが、念のためです。ホント念のため。これ以上増やすと食べられないし、減ると、もし菌に何かが混入して使えなくなったら??の時の為の予備。心配性なのです。

火曜日, 9月 23, 2008

Bremenでの・・・コト(26)売却大作戦



語学学校まで自転車で10分あまり。その短い道のりの中で、古着屋が5軒ほどもあります。のみの市も毎週のように開かれているし、リサイクルとか物を大切に使うことは普通のことなのかもしれません。古着屋でもランクがあって、ブレーメンではあまりみかけないブランド物を扱っている店、SecondHandでも結構な値をつけ、きれいにディスプレイしてている店から、5ユーロ以下の商品を多く取り揃え、山積み&乱雑にハンガー掛けしてある店まで様々。しっかり棲み分けがなされているのでしょう。それなりにどこも人の出入りがあります。
さて、私も古着屋やのみの市で服やらコートやら靴やらを手に入れました。にのみの市で買ったブーツ(冬の寒さが想像できず、子ども用のだと言うことでしたが、恥ずかしさ<寒さに耐えること なので、温かければ何でもよい、との思いで、且つ安いな、と思ったので買いました。比較的というかかなりきれいだったので。もしかしたら何か忌まわしいことが靴にあったのかもしれません。まあ、こういうの勘ぐりだしたらキリがないですが)は3ユーロ。
これで思いついたのですが、私が日本から携えて来て何度か履いた靴。これがとっても痛い。素材が安物なのでしょう。足の形に変わっていってくれない。皮なら形が変わるし、伸縮性のあるビニルでも変形は可能だと思うのに、この靴は、頑なに元の形を保ったまま、融通が利かないというか、足に合わせてくれない。で、あまり履きたくない。ということで売ってしまおう。と。・
まず、持っていったお店では「これはいらないわ」と。なるほど、何でも買い取る訳ではないらしい。次に素敵なお店。靴を見せると、「春物だから3月にしか買えません」と。なるほど、徒に在庫を増やすのも避けるらしい。次に大量商品を抱え、在庫整理なんてしてないだろう的店。「今日はボスがいないので水曜日か土曜日に」と。ここなら買い取ってくれそうだが、果たしてどうなることやら。
靴一つ引き取ってもらうのも、結構むずかしい。

Bremenでの・・・コト(25)WESER川


ブレーメンは好きで選んだ都市ではありません。不可抗力でここになりました。本当は南の方、バイエルンがよかった。もしくは、森鴎外のベルリン。太田(大田やっけ?)豊太郎のあるいたベルリンを歩きたかった。だって、北の方ではハンブルクに滞在したことがあるけど、そこは半ば北欧都市やったから。ドイツ的な部分を感じるのには、物足りなさそうで。
でもブレーメン。とっても気に入ってる。まず、大都市ではないこと。田舎育ちなので、大きな都市は疲れます。フランクフルトとかめっちゃ疲れるしねえ・・。そして空港が近い。(格安航空がヨーロッパ圏内就航しているようで、結構みんな使っているらしい)。でも一番大きな理由は、川かなあ。
ウェーザー川というのが流れている。別に、この川の恵みを市民が受けている訳ではなさそうだけど(川魚が豊富、とか、水はここから汲む、とか、川で泳ぐ、とかそういうことではないけど)、川があるというのは、私にとっては大きい。育った環境の影響だろう。海ではなく、淡水。飲むことはできなくても、ヘドロだらけではなくて結構きれい、であるのが条件だけど。
川辺の風景、というのは、それだけで素敵。そして安心する。これって、自分自身が枯渇する心配がない(もし何も食べるものがなくなったら、川も水でも頂戴しよう)という本能が働いているのか。生命の生まれた(のは海??)水に、自分のルーツを感じるのか。とりあえず、とっても好き。
ブレーメンって悪くないよ、と思う。でもこのままほどよい田舎をずーっと護って欲しいな。

Bremenでの・・・コト(24)Beck'sを探せ




Beck'sとはブレーメンのビールで、ドイツで輸出量ナンバー1のビールであるらしい。日本の喫茶店が、小川珈琲やUCCや・・といった看板をあげているのと同じく、こちらでは酒を提供する店には、必ずと言っていいほど、ビールの看板があがっている。そしてもちろんBeck'sが圧倒的多数を占める。
ドイツには様々ビールがあるのだが、その製法とか、発酵?の度合いとかがいろいろらしく、そもそも根本が理解できていないので、ピルスナーとかエールとかよく聞くその名前が、どの階層なのかが分からず、ビールについては書けないでいる。(どの階層なのか、という疑問についてだが。これはつまりこういうこと。アルコール→日本酒、焼酎、ウイスキー、ワイン、ビール、発泡酒・・・の中のビールの種類として→ピルスナー、エール・・になるのか、はたまた、ピルスナーとエールは同階層においてはダメなのか、ビールのカテゴリーと並列しておくべきなのか、ということである。これは発泡酒はビールではなく、第3のビールもビールでも発泡酒でもない。でもでも、ビールを発泡酒や第3のビールのもうひとつ上の階層の飲料を表す言葉と捉えれば、ビールの中に本来のビール、発泡酒、第3のビールの3種がある、ということになる・・・・ってな感じで、ややこしい。)

さて、このベックスだが、とてもクリアな味ですきっとしていて飲みやすい。エルディンガーとかバイツェンビアとかも飲んだことがあるが、なんだかとっても濃くて、甘い?感じで飲みにくい。ベックスはなかなか、ビール嫌いでも小瓶くらいは余裕ですぐに無くなる。そしてこのベックス。なんだかいろいろ幅広く種類を出しているようで、ゴールドとかアイスとか、まあ、カクテルのよう。

ビールの味わいを表現する言葉はあいにく持ち合わせておりませんので、あしからず、但し、ビールは結構飲んでます。日本で、まず乾杯の一杯目をビールにする癖(ビールを注文できるように成長した)をつけておいてよかった、と、つくづく。

日曜日, 9月 21, 2008

つぶやき(2)の写真



ブレーメンで一番大きい?Bremer Dom ともいうSt.Petri Domと、
その傍にあるUnser Liben Frauen という教会に行きました(この写真はないです・・)。これらは世界遺産の
界隈にあるランドマーク的教会。
それと、家の近くの教会。

つぶやき(2)



教会のゴスペルクワイアに混じって歌ってきました。
20日はNacht der Kirchen というプロテスタント系の教会が行うイベントの日で、私がこれから参加したいと思っているクアイアがある教会では、18時から様々な音楽が演奏され歌われました。クアイアは22時から登場。20時くらいから他の団体の発表なども聞きつつ、さりげなくうろちょろしていて、声出しにも参加していたら、出ても良いよ〜って代表の方が声をかけて下さったので、お言葉に甘え、衣装も無いけど出ちゃいました。知らない曲も勢いと気持ちでカバー(汗)。でも、誰も「舞台をぶちこわしやがって」的な顔をする人はおらず、温かく迎えて下さいました。本当に素敵な体験でした。
舞台に立って、歌いながら教会に集いゴスペルを聴く人たちを眺めている時、「私はここにいるんだなあ」って思いました。そして「ここにいたいなあ」って思いました。自分の存在の確認と自分の居場所をそこに求めたい気になりました。
みんなありがとう。
(写真は別団体のステージ〜〜。と 通常の??教会)

もちろん、この教会に来る前に、折角なので、他3つの教会も覗いてみました。その写真は次に・・。

Bremenでの・・・コト(23)トラムの車線が



ムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムム
乗り場移動!
Hamburger 通り、Georg-Bitter-通りの両通り経由で迂回。
ライン2、10とN10はライン3のホームを使用します。
期間
9月19日 金曜日 午後8時から
9月22日 月曜日 午前4時まで
理由
線路工事のため
ムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムムム
こんな張り紙がありました。そしてトラム乗り場を示す標識には、赤いカバーが。視覚的にも分かりやすく、なかなかよろしい。
(意味が正しいかどうかはいささか不明ですが、まあ、特に生活に支障はないので、よしとします)

へえ、こんなこともあるんだなあ、と。(あって然るべきなのですが、ヨーロッパらしいと思うのは、人の出歩かない週末を狙ってやるあたり。日本だと日曜にこんなことがあると、お出かけの人が不便・・との理由で、平日の真っ昼間を何日か利用してやったりするけど、さすが、日曜は出かけずお休み。が当たり前のことだけあるなあ、と)

でも、よく家の前(つまりはトラム乗り場)で鳩が死んでいる(写真に撮るのは躊躇われている)のだが、これはトラムに轢かれているのか、車に轢かれているのか、はたまた、悪い人に撃ち殺されているのかわからないけど、朝っぱらから鳩の死体を見るのはいやなので、トラムVS鳩対策を練って欲しい。でも、なんで翼のある鳩が死ぬかねえ・・・・。3次元に逃げられる鳥は人間より交通事故にあう可能性は低いと思うんだけど。

Bremenでの・・・コト(22)店探し



学校の生徒が飲み会らしき交流会を開いた。場所はHilman Platzの「Gargono」に7時半集合。
情報はこれだけ。どうやら中央駅の近くに、このPlatzはあるらしい。ので、まあ何とかなるだろうとでかけたが、甘かった。
駅周辺に着く頃は、まだ空は暗くなりきっておらず、(写真みたいな)余裕だろうと思っていたら・・30分以上探し回る羽目になった。
かろうじて、Hilman PlatzとGargonoと言う情報が正しかったのが救い。何度も路を尋ねつつ、少しずつ近づいていって・・・・。だったが、
店名などをメモしていった紙が、先のヨーグルトの預かり証に書いてあった
「heute jedoch nicht」を書き留めておいた紙だったので・・。
「この店どこですか?」と店名の書いたメモを見せるたびに、「でも今日じゃないよ(heute jedoch nicht)」と併せて書かれているのを見られてしまう。尋ねられる方からしたら、私はめちゃくちゃ矛盾を抱えた人。今行かない店を、今必至になって探している・・・・。なんとも情けない現状。「今日じゃないのに、なんで今聞くねん!!」と突っ込みどころ満載の店探しになってしまった。

土曜日, 9月 20, 2008

Bremenでの・・・コト(21)もろもろのまとめ2



ウェルダー・ブレーメンのロゴについて。
左がサッカーチームのロゴ。
右は薬屋の上に、見かけた「歯」のマーク。(歯医者があるのかどうかは不明だけど、この印は結構見かける気がする)
似てるよな・・・・・・・・・。

Bremenでの・・・コト(20)もろもろのまとめ1


小タマネギについて。
小さいサイズでめちゃ可愛い。皮をむきながら、ちびまる子ちゃんの「永沢くん」を思い出し、微笑んでしまった。

Bremenでの・・・コト(19)とらえ方の問題



まず、今回から「・・での」というタイトルにします。でも連番でいかせてもらいます。以上お断り。

エッセンという地名があります。中学地理で、エッセン、ドルトムントは二個一で習ったかも。鉄鉱石が取れる、ライン川近く、ルール工業地帯の都市でしたでしょうか??(日記書きの段階でネット検索できる状況にないので、すべては記憶だけが便り)でも、こういう学習だけで出てくる都市って、なんなんでしょう??? 歳を取ってからは(一般的には)、ドイツと聞いて出てくる地名としては、ベルリン(首都です。壁もありましたし)、フランクフルト(ヨーロッパの金融都市)、ミュンヘン(芸術都市。ビール!)、日本人には何故かデュッセルドルフ、ケルン(世界遺産の大聖堂あり)、滋賀県大津市民にはヴルツブルグ(姉妹都市らしい)・・・とかが出てくるかな?他、挙げろと言われれば、ハンブルグ(ハンザ自由都市)、ボン(旧首都ですよね)とかポツダムとかワイマールとかマイセンとか・・の記憶というか知名度の方が高くなります。(挙げるべき都市が挙がっていなかったらご容赦を)。これらは、観光地であったり、世界的な都市であったり、歴史的出来事があったり、など日本人ならずとも「ドイツと言えば・・」で思いつくかもしれません。
でも、どこぞの人が「ドイツと言えばエッセン!」って言いますかね??ドイツの地理を習いたての日本人中学生だけだったりして。エッセン、ドルトムントの位置を地図で確認しましたが、デュッセルドルフとかと近いんですね。エッセンを習ったときには、デュッセルの「デ」の字も出ませんでしたが・・。世界の学校でもドイツの事として知っておくべき内容に「エッセンやドルトムント」は出てくるのでしょうか?重要語句なんでしょうか?激しく疑問です。
(写真で場所がわかりますかね??)

それはさておき、(ここまでで十分長い (汗))。「エッセン」とはEssen です。つまり食事、食べ物のこと。日本でもこの名を付けた弁当宅配会社がありますよね。あれです、あれ。で、非常に気になるのが、こういう別の意味がある名を地名として持った場合、本国の人はどう捉えるんだろう、ということです。(これが本題)
(The Beatles も 同じような例だなあ・・って思っていたけど、彼らは「beetle」では無いんですね)。

で、日本では同じような例がないか、記憶だけを便りに探してみることにしました。まず、実家のある滋賀県の市から挙げてみます。大津、草津、栗東、守山、野洲、近江八幡、八日市、甲賀、甲南、石部、能登川、彦根、米原、坂田、田村、長浜、木之本、虎姫、浅井、(反対側(分かる人には分かる))高島・・(まだまだ漏れていますがこんなもんで)。でも得にありませんねえ。「箒」とか「鞄」とか「枕」とか「椅子」とかそういう地名が欲しいんですが。思い当たりません。お花の名前ならあるのかも。桜とか菊とか。桜町とかありそうですね、普通に。
地名でなかったら「ゆず」なんかがよい例かも。ユニット「ゆず」のことを思うとき、果物のゆずは思い浮かびますか?会話の中で「ゆず」の話になったとき、果物とユニットと混乱したりしますか??答えは「ノー」です。理由はユニットの「ゆず」を学習済みだから。果物の柚子も知っているから。(もし「ゆず」を知らない、未学習の方に話すときは要注意です)。だから、「ゆず」のことを考えるときに、柚子の色とか、すっぱさとか、みずみずしさとか、大きさとか、そういうのは、あんまり出てきません。「ゆず」のイメージが柚子とリンクすることはありません。(よね?)
で、エッセンです。だから多分そうなのかな?エッセンのことを語るとき、
「ああ、お腹が空いた、食べ物がほしい」とか「唾が沸いてくる」とかそういったことは無いのかもしれません、私たちと同じく。

でもでも、こればかりはお国柄によって、感じ方が違うかも。一度聞いてみたいところではありますが、こういう細かくてややこしいことが質問できるようになるには、いったいどれだけかかる事やら。

金曜日, 9月 19, 2008

つぶやき(1)

今日はつぶやいてみます。(あ、なんとかシローっていう人いましたね。
でもでも、今埋もれていてもまだまだ先は分かりません。今や売れっ子の阿部ちゃんも、
「あの人は今」コーナーに取り上げられるような俳優さんだったようですから。
まあ、彼の場合は、外見がよろしいので、あとは技術が伴うか否かってとこだったんでしょうが。
何事にせよ、下手、不器用なのは損なようです。厳しい世界やわ)

(前置きだけで十分長い (汗))

今日は病に負けてしまいました。おおおおおおおおお。
原因は多分、一人で過ごす時間の長さに飽きたのかな・・と思います。
贅沢な話ですが、仕事もなく、語学学校と家の往復。
クラスメートはなんだかとってもジェネレーションギャップを感じたり、まだまだ
言葉の壁があったり。
ここでのお友達(彼女らの写真を今度はアップしよう!)は仕事があるし、
週末しか会えないけど、毎週毎週付き合ってもらうのもねえ。
自分で世界を切り開きつつ、新しい人間関係を構築して・・
一人で過ごす時間を減らす。(でもそういう時間が減ったら減ったで、
自分の時間が欲しい。とか言うんでしょうね、きっと)

今日はネットカフェからの写真ナシ更新です。
いつも、まとめて更新なので、今回は、ちらりとひとつ。

何か、いい暇つぶし(ドイツ語勉強すればいいんでしょうが、ねえ)
(あ、写真を取りに歩き回ればいいんだけど、もう最近寒くって。)
あったら教えてください。

木曜日, 9月 18, 2008

Bremenでの・・・コト(18)謎のマーク



グリーンマークはリサイクルのマーク〜〜〜と書きました (左側の丸いマーク)。日本でもエコマークとかプラのマークとか、紙のマークとかいろいろあるように、もちろんこちらでも同じようにマークがあります、そして大概のマークは理解できます。所詮同じ人間。思いつくことは似ています。
が、一つ理解できないマークがこれ。
底の浅い円柱の蓋付き缶?箱?入れ物のマークで中に「数字とM」が書いてあります。これはなんでしょう?? 
私の想像。
「飛行機に持ち込む際は注意。この商品はこれだけの容量MLになります。」との表示。もしくは
「半径*M(メートル)に、匂い、臭いなどの影響を及ぼします。敏感な人がいる際には使用に注意」。
一つ目は、何故かというと、ロンドンからの飛行の際に、いつも通り、大量の液体(でも各100ML以下。合算すると結構な量)を機内に持ち込もうとして「液体はありますか?」の問いに「(100ML以上の物は)ありません」と答えたら、案の定ひっかかり、荷物をひっくり返して調べ上げられ、取り上げられた経緯から、その辺に過剰反応している。
2つ目は「M」から。・・・・・・・・・・・・あ。
今書きながら思いつきましたが
「月」(Monate)かもしれませんねえ。「開封後*ヶ月以内に使い切れ、と。」
なるほど、永遠に持ちそうなものに、このマークはありません。
写真はウエットティッシュとヘアスプレー。他、日用品でも保存できる床拭き布とかゴミ袋とかにはこのマークはありません。
ああ、なるほどなるほど。(多分 解決解決)。

Bremenの・・・コト(17)食事


ブレーメンに来て2週間。まだ2週間です。(日本を離れてからは、3週間以上経つけど)。でも、ちゃんと食べているのか、と周りの心配の声もちらほら。
ということで、食物の写真をアップしておくことにします。

またまた今回も長くなりそう、とまず断っておきます。

1.先にも述べたヨーグルト。ロンドンに放ったらかしにしてしまったわりには、拗ねずに一応ヨーグルト菌の機能は果たしていそうです。少し、弱っていたのか、いきなりほぼ1ヶ月ぶりに浴びせられた新鮮な牛乳に驚いているのか、気温が低いからか、活動はゆっくりですが、とにかく生きています。このあと数回牛乳を換えて(できたヨーグルトは食べずに捨てて)、へそを曲げたヨーグルト菌が形成したヨーグルトが、すべて機嫌のよろしいヨーグルトに変わったのを見計らってから食したいと思います。(この辺の段取りには、かれこれ十数年ヨーグルトとつきあっているので分かっているつもり)
2.日本にいるとき(今も)偏食です。寒天&きな粉 が昼ご飯でした。こちらにも寒天&きな粉を持参していますが、有事の時にと思い開封できずにいます。

3.さて、食事の役割ですが、腹が空いた→食べる、以外に、最近実感するのが体温。体の中から温まるには、とりあえず、何か食べる。エネルギーになるもの、血や肉となるものを食べて、体内活動を活発にさせることで、身体が温まる(と勝手に理解)。そもそも非常なる低温動物。クラスでも、半袖の人がいる中で、一人、こっぽり着込んでおり、なんだか顔色が悪い(と思う)。体中が冷え切っているのを感じます。で、外から着込むのは簡単だけど、根本的な解決にはならぬ。ということで、食べることにしています。

で、(結局何でも直ぐ飽きるのですが)、オリーブオイル漬けを作っておくことにしました。保存がきいて、作り置きができる。一人食事が多いのでぴったりです。しかし、調味料や調理器具は最低限しかありません。とりあえず、パプリカや小タマネギを、フォークにさして直火であぶったってあとは塩を揉み込み、オリーブオイルに漬けるだけ。オリーブオイルってそんなに食べていた方じゃあなかったけれど、なかなか美味。ニンニクやバジルや・・といろんな食材を買い、本格的にやってもいいのですが、どうせそのうち飽きるので、余るともったいないから。
でもオリーブオイルは500MLが一瞬のうちに無くなってしまいました。世の中にはオリーブオイルを健康のために飲んでいる人もいるくらいだから、いいのかなあとおもいきや、「油であることには変わらず、1gあたり9.2kcalあります。採りすぎには注意とのこと」。少しは気を付けます。(保存食・・のつもりで作っても、保存の域に達するまでになくなってしまう・・という)
でもでも、オリーブオイルはコレステロールを下げる効果もあるって。(コレステロール値が以上に高い私にはもってこい???。でもコレステロール値って体質らしいですね。私の日本の食事&好きな物。みそ汁とか豆製品。肉は嫌いでお野菜大好き。きな粉も毎日摂取。で、特に気を付ける要素など無いのに、数値はとても高い・・・。体質ばかりはどうしようもないです)

それから、いちじくとかプルーンとかでちょっとしたジャムを(といっても砂糖と煮込むだけ)つくり、ヨーグルトのお供にしています。

作るモノすべて我流&適当なのですが、とりあえず、お腹を壊すことなく生きております。

Bremenの・・・コト(16)ユーロ


ご存じのとおり、ドイツの通貨はかつてのドイツマルクからユーロに変わっています。今、いくらなのか調べていませんし、気にもしていませんが、(ユーロユーロなので、円と比べてもこちらの生活が楽になったり厳しくなったりするわけじゃあないから)、一つ気になって仕方がないことがあります。
それは。写真を見て下さい。
日本では、お札に落書きはしません。よほど、持ち合わせのメモ帳、手帳がない、なければ、レシートやポケットティッシュ、名刺、どこかの飲食店にいれば、箸袋やショップカード、お客様の声投稿用紙などなど、何かメモを取るのに、お札を使わなければならない状態にはなかなか遭遇しません。ましてや今は携帯があるので、携帯のメモ機能や、携帯で撮影したりして、書き留めたいこと、記憶したいことを残すことができます。
でも、私の訪れたことのある、アジアの国々では、結構お札に落書きがありました。ボロボロの紙幣は当たり前。破れていたり、角がなかったり、テープで留めてあったり。そして、走り書き、メモ書きがある。お札の紙は、発展途上国でも(当然のように)質の良い紙をつかっているので、とっても強い。これほど上質なメモ帳も少ないでしょう。ということで、往々にして札以外の用途で使われていました。(日本でも千円札の野口英生を折りたたみ、いろんなバージョンに仕上げる達人がいたりしたみたいですが)

さて、今回イギリスを経てドイツに入り、ユーロを使い出して気になったのは、はい。落書きです。
どの紙幣にもサインのような落書きがあります。万年筆で書いたような。
お札に使われる文字といえば、機械で作り出せる文字、タイプした文字、刻印した文字、というのが相場で、こーんな力の入っていない手書きの文字は有り得ない!のが私の常識。
手にしたユーロに落書きが・・・・→お国が知れるわ・・・幻滅。てな具合でした。
しかーし、よく見ると、どっちの札にも同じ落書きが。。。。。。。。。。。

容易に偽札を作らせない対処法なのでしょうか、まったく紛らわしい図柄は辞めて欲しいものです。ユーロ通貨圏人口が総じて何人になるのか分かりませんが、この図柄に対してクレームは出ないのでしょうか?
いったい誰が(どの国が?もしくはEU主導で??でも強い国、弱い国があるよねえ)決めたの?私なら、即反対したいです。お札がおもちゃにしか見えないから。手作り感満載だから。

水曜日, 9月 17, 2008

Bremenの・・・コト(15)課外授業


課外授業に出かけました。4人ずつの班にわかれて、課題をこなします。
でも、私はなんでこんなに歩みがのろいのでしょう。基本、非常にせっかちな性格、慌てん坊。なのに、歩くのはどうやら非常に遅いようです。

ドイツで昔、ウオーキングツアーに参加したときも、置いてけぼりにされ、自力で戻るはめになったことがありました。その時は、背の高いドイツ人とちっぽけな私では歩幅が違うし着いていけないのは仕方がない。且つ、目線の高さも違うので、放っていったことさえ分からない(私が視界に入っていないに違いない)のだと思っておりましたが、今回は、みんな小柄なクラスメイト。
何が違うんでしょう、この歩くスピードは・・・。
日本でも確かに歩くのが遅いと言われたことがありますが、私ってあるくの遅いの??それとも周りが早いの??
(まず、努めて遅く歩いているわけではなく、これで精一杯。急いでも、それは最初の数歩で、すぐ元のスピードに戻る)
(ゆっくり歩いて周りをみ渡した方が楽しいヤン、って思う)
もしかしたら、私は常にきょろきょろしながら歩いているのかもしれません。

でも、それでいいかな、って思います。目からたくさんの情報を入手できてるハズ。せかせか歩く(彼らにはそれがノーマルスピードでも)のは損かな。

ま、クラスメイトは私の歩みをどう思っていたか知りませんが、「のろまな日本人」レッテルを貼られたことは確かです。

写真;クラスメイトは遙かかなた。

Bremenの・・・コト(14)ゴミのこと2


火曜日はゴミ出しです。正確には水曜日の早朝からゴミ回収車が来るので、火曜日の夕刻から出します。出し方は至って簡単。家の前に置くだけ。
プラスチックなど(グリーンマークがついており、リサイクルに回す資源ゴミ。しかしなんでもごちゃまぜ)と紙類を出す日です。翌週の火曜日は、有機ゴミ(生ゴミ)とその他(結局なんでもいいゴミ)。従って、2週間に一度しかゴミ捨てのチャンスがありません。よくたまるのは「プラ」(頑張って仕分ければ)。もしくは「その他」。2週間貯めておくので、一人でも結構嫌なのに、家族だといったいどれほどのゴミの量になるんでしょうか。
やはりやはり、この日は、どの家の前もこんな風になります。

Bremenの・・・コト(13)ババシャツ


すでにババシャツが恋しい季節(まだサマータイムの季節だというのに早すぎ??)。でもババシャツって受容が少ないのでしょうか???全然見かけないんですけど???高級下着とか、そいいうものは売っているんですが、ババシャツが・・・・・・。といろいろ探し回ってやっと巡り会えました。(今までもしかしたら、探し方がわるかったのか、それほどせっぱ詰まっていなかったので切望度が低かったのか・・)。日本のようによりどりみどり、素材や柄や、温かさやフィット感や・・と選べるわけもなく、あるものを有無を言わず購入するのみ。サイズが一番小さいのを選んでみたもののこれでもスコスコしそうです。ババシャツは肌にフィットして、皮膚から身体から体温が逃げるのを防いでくれないと困るんですが。
ま、これで大体の冬支度は大丈夫かな・・と思ってりますが、まだまだきっと分厚い靴下やらブーツやらエスキモーの方々の被り物とか、いろいろ必要になってくるんでしょう。
手袋も実はなかなか見かけなかったので、この国の人は手袋嫌いなのかと思っていたら、今日のお店には在りました。ババシャツ、ショール、冬の帽子類、手袋が同じフロアに。ついでに靴下も・・と思ったけど、同じセクションには在らず。冬物はまとめて陳列してほしいねえ。と思ったり。
手袋はちなみに、古着屋で購入。どーでもいいようなきちゃない手袋だけど、自転車こぎ用=汚れても平気用、ということでよしとしましょう。今日可愛らしい手袋を見つけましたが、多分、あんな可愛いやつでは、何の足しにもならないくらい極寒なんでしょう、きっと。
話があっちゃこちゃしましたが、まあ、そういうことです。はい。

Bremenの・・・コト(12)教会とゴスペル



日曜日に教会にいっていました。クリスチャンではないのですが(多分。だんだん怪しくなってきたかも)、ゴスペルクワイアを探すなら・・と情報集めに行きました。
というのも、9月20日にはNacht der Kirchen という教会の夜イベントがあり、ブレーメンの各教会で様々な催しがあります。これはプロテスタント系の教会が催すもので、参加する教会=プロテスタント であることが判明。カトリック系ではなく、プロテスタント系の教会のクワイアを探していた私には好都合。そして、嬉しいことにそのちらしに、ある教会のことが載っており、「Zion Community Chor」がどーたらこーたら、と説明があったので、これは知っておかねば、と日曜日にそのZion教会に出向いたのであります。
結果、この日の礼拝には年配の方々ばかりで、クワイアのメンバーには会えませんでしたが、どうやら、火曜日に練習があるとの情報を得(ホームページで確認できるレベルの情報だったのですが・・後日談)、火曜日に出向くことに。ワクワク。
ゴスペルクワイアってどこもこんな感じなんでしょうか???
日本で参加していたクワイアと雰囲気がそっくり。譜面無し。ピアノ伴奏で覚える。みんな好き勝手(でもまとまって)歌って・・・。
練習の開始の感じとか、一人一人のメンバーの様子とか、ピアニストさんとか、なんだかとってもとっても懐かしさを覚えるもので、目をつぶったら、日本にいるのと変わらないかも?って思うくらい。違いは、メンバーの顔つきがInternationalなことかな。
で、今日の練習は知っている曲も多かったので、しっかり歌ってきました。気持ちよかった〜〜。でも久しく発声していないので声が上手く出ませんでしたが。
それにしても、こんな遠いところで、またまた馴染めそうなクワイアに出会わせてくれたJesusには感謝です。
土曜日のNachat der Kirchen が楽しみです。聴きに行く振りをして乱入しちゃおうっと。

月曜日, 9月 15, 2008

Bremenの・・・コト(11)ヨーグルト


日本ではずっとカスピ海ヨーグルトを養っていた。半ばペット。状態の善し悪しはケアにかかっており、かなり大切に培養していたし、手間をかければかけるほどなめらかで美しいヨーグルトに仕上がる。成果が目に見えるので、まあ、畑仕事とかガーデニングとか生き物を育てるのと似通ったところがある。
これを日本からブレーメンへも持ってこようと企んだ。
簡単なことだ。荷物に入れるだけだから。そもそも常温で働く菌だから、どうってことない。しかし、である。
ブレーメンへ入る前に10日ばかりシンガポールとロンドンを経由する。この間常温のまま放り出されたら・死滅の可能性もある。ということで・・。
ロンドンでお世話になる家の方が、日本へ帰国された際にヨーグルトを託し、ロンドンに帰国してからは冷蔵&冷凍で保存してもらい、私がそれをロンドンで受け取りブレーメンは運ぶ、と。
しかーし。
綿密に練った企画であったにも拘わらず、ロンドンから持ち出すのをすっかり忘れていた。(ずーっと旅中ヨーグルト無し生活だったので忘れてしまっていたのだ)
折角ロンドンまでやってきた倭がヨーグルト菌を見捨ててしまうのは忍びない。育て親としては何が何でも子を護りたい!!!!ということで、図々しいのは承知でブレーメンまで郵送してもらうことに。常温でいいよ、と。
それが火曜日。この週は一切音沙汰無し。
妖しい物が、ロンドンからの近距離とはいえ、(葉書は翌日に着いていた)国際便で運ばれる・・・。郵便事故か没収廃棄処分か・・と思っていたら翌週の月曜日、一通の「預かり証」的な物が。
「預かっているので(郵便受けに入らなかったので)、取りに来い。」(だと思う)
そして「heute jedich nicht」にチェックが入っている。私の理解では、
「今日じゃないとダメよ。早くね〜!」と言うことかと思い、(タダでさえも1週間近く輸送にかかっている。国際便とは思えない。友人はエアメールにしたといったが、もしかして船便か??)、早く受け取り、ねぎらってあげたくて、郵便局へ急いだのだが。「今日は入っていたレターでしょ?」「明日以降ね」と一蹴。どうやら「取りに来い」とは言ったが「heute jedich nicht」(しかしながら今日ではない)と言うことらしい。なるほど。勉強になった・・。
分かりやすく「nicht」を前に置いてほしい。
「今日 しかしながら ちがう」ではなく
「しかしながら ちがう 今日」だったら分かるのに。←我が儘。
ということでまた明日向かうのである。
尤も、もとから腐っているヨーグルト菌ではあるが、ヘンなにおいとかしていないか、他の郵便物への影響はないか、などなど心配事は尽きないが再会が楽しみである。
牛乳も、培養用の瓶も購入し、熱湯で消毒してスタンバイ済みである。

Bremenの・・・コト(10)ステージ



Packhausという小さな小さな劇場に、コメディタッチの音楽劇を見に行ってきました。行くまで相当悩んだのですが、その理由が
1無職なのに、金の使い方を覚えて良いのか
2どうせ聞き取れないのに、見に行く価値があるのか
の2点。
結果、内容は(そもそもそんなに重いテーマやメッセージは特にないはずです)ある程度理解でき、何より笑え、楽しめたので大満足。
どうやら「舞台芸術は舞台と会場一帯となって創りあげるもの。その際会場全体に渦巻く空気は、なんともゾクゾクするもの」であるという自分の中の鉄則というか、思いを忘れていたようです。
中身は、コメディでちょっと際どい大人のステージでしたが、そこに立つ人の生き生きとしていること・・・羨ましいくらい。(まあ、仕事なんでしょうけど、楽しそう)。言葉も(いや単語も)分かったり分からなかったりでしたが、それを差し引いても、スカッとしました・・。
しかも、最前列。小さな舞台の最前列なので、そこでまあ、十分に全体が見渡せる感じで、役者さんのつばも飛んできそうな勢いで、表情が読みとれて、とても充実の時間を過ごさせてもらいました。
感謝感謝。

日曜日, 9月 14, 2008

Bremenの・・・コト(9)のみの市



フリーマーケットというのか、毎週のように開催されている模様。ドイツ人は物を大切にするのか?? でもここでは需要と供給のバランスがうまくとれている。日本のように、フリマであろうがなかろうが、販売されている物(金銭やりとりの生じる物。いや、タダより高い物はないというから、他人から譲られる物すべて?)は、“それなりの質”が求められるように思う。洋服はクリーニング済みであり、電気製品なら動作確認済みであり、埃や汚れはぬぐい取られ、破損部分は修復され、販売者は物品を限りなく新品に近い状態に持っていくことが求められる。(そういう商品じゃあないと、買い手がつかない。多分)。でもここでは、なにもかも乱雑に地面、テーブルにばらまかれている。ごちゃまぜ。混沌。購入する人は勝手に試着したり、箱を開けたりして、触るだけ触り回して、気に入らなければ、はいさよなら、と去っていく。売る方も、散らかされたスペースを立て直すこともなく、そのまま。
だから、買っても、すぐ壊れたり、破れていたり、実際に使用できないこともしばしばあるとか。でも、それでいいのだろう。そういう物を売っている自覚と、そういうものを買ったという自覚が双方にあるのだと思うから。それに多分、買った物が壊れたら、彼らは自分で修復できるんだろう。自分でできることは自分でやり、そして物を長く使っていく。決して、大切にいたわり使うことだけが、物を大切にすることではない、自分の出来る範囲でやってみる。出来なければ、またフリマで他人に託せばいい。
きっとそういうことなのだ。日本のように、「フリマで買ったのに壊れてた」なんて他人任せの考えでは通用しない。

Bremenの・・・コト(8)ウェルダー・ブレーメン



私はかなりの門外漢だが、やはりサッカーは盛んだ。住まいと目と鼻の距離のところに、どうやらスタジアムがあるらしい。Weser川沿いまで出ると、ライトが立っているのでよくわかる。
9月13日(土)はどうやら試合が催されたようで、私の外出した正午以前から、部屋の前のトラム停留所では大量の観客が下車し、川沿いの路では、観客が車を停めスタジアムの方に歩き出す。みなブレーメンのチームカラーのグリーンを(というかチームのグッズというのか??)身につけ、すでにハイテンション。
ブレーメンのチームはヴェルダー・ブレーメンというらしい。チームのロゴは「歯」(のようにしか私には見えない)。カラーがグリーンだからなおさら、「歯医者協会」とかのロゴにふさわしそうだ。
この日、街はお祭り騒ぎのようで、試合の終了後も(多分勝ったのではないかと思う→興味がないので調べていない)、杯を交わす姿。騒ぎ疲れ&酔いつぶれる姿と、もちろん帰宅ラッシュも見られた。(どうやら3−0でEnergie Cottbusに勝ったようです)
よく分からないが、ここで何の意図も無いにせよ、別チームのカラーやユニフォームを身につけようものなら、袋だたきにあうこと必至だ。おとなしく、彼らに従っておくほうがよさそうである。(案外、愛着がわくかもしれない。まずは、チームの下調べから〜)

土曜日, 9月 13, 2008

Bremenの・・・コト(7)標識・看板・ポスター




街を歩けば標識だらけ。小道にも一つ一つ道の名前が付いているからだ。交差点、十字路、T字路には必ずストリート名を記す標識が。だから、はっきり言って、住所が分かれば、その標識を便りに場所が探せる。日本のように○○町何丁目・・などと区画で分かれていないから、親切と言えば親切だが、(ブレーメンという州や市にあたる場所の以下に続く住所が、すぐにストリート名になるので)、郵便屋さんはさぞかし、覚えるのにも仕分けにも時間がかかるに違いない。
標識も様々。自転車と車が圧倒的多数。先日原付が停めてあるのを見かけて、「ああ、そういえば日本ではこれが主流だった」と思い出したくらい。走行中ゲンチャには遭遇したことはない。だから標識も、自転車向けのものが多い。自転車走行可能、進入可・・とか自転車Pだとか。歩道にも(いちおう)自転車専用として機能するよう、レンガの色を変えてあるレーンがあるし。また路をトラムが走るので、それようの標識とか。
そして、街中張り紙だらけ。壁、広告塔、至る所、貼れるところにはポスター。これが汚らしく見えないところが不思議だ。異国語で書かれているからひいき目に見られるのか?街に自然に馴染んでいる。でも催し物が終われば、はがされているのかは不明。というのも、どんどん上から貼っていかれているようで、「貼ったもの勝ち」なのかもしれない。しかし、多分、ある程度のマナーはあるじゃないかな?というのも、「上から貼られて見えなくなってしまったら、貼り返せ」的な“いたちごっこ”は無いみたいだから。
このポスターなどの告知がどれだけのレスポンスを生んでいるのかも密かに気になるところである。
最後の一枚は、ブレーメンのビールの看板。ビール。飲みやすいです。ビールについては全く無知なのですが、コメントは後日に譲ることにします。