

フリーマーケットというのか、毎週のように開催されている模様。ドイツ人は物を大切にするのか?? でもここでは需要と供給のバランスがうまくとれている。日本のように、フリマであろうがなかろうが、販売されている物(金銭やりとりの生じる物。いや、タダより高い物はないというから、他人から譲られる物すべて?)は、“それなりの質”が求められるように思う。洋服はクリーニング済みであり、電気製品なら動作確認済みであり、埃や汚れはぬぐい取られ、破損部分は修復され、販売者は物品を限りなく新品に近い状態に持っていくことが求められる。(そういう商品じゃあないと、買い手がつかない。多分)。でもここでは、なにもかも乱雑に地面、テーブルにばらまかれている。ごちゃまぜ。混沌。購入する人は勝手に試着したり、箱を開けたりして、触るだけ触り回して、気に入らなければ、はいさよなら、と去っていく。売る方も、散らかされたスペースを立て直すこともなく、そのまま。
だから、買っても、すぐ壊れたり、破れていたり、実際に使用できないこともしばしばあるとか。でも、それでいいのだろう。そういう物を売っている自覚と、そういうものを買ったという自覚が双方にあるのだと思うから。それに多分、買った物が壊れたら、彼らは自分で修復できるんだろう。自分でできることは自分でやり、そして物を長く使っていく。決して、大切にいたわり使うことだけが、物を大切にすることではない、自分の出来る範囲でやってみる。出来なければ、またフリマで他人に託せばいい。
きっとそういうことなのだ。日本のように、「フリマで買ったのに壊れてた」なんて他人任せの考えでは通用しない。
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