

まず、今回から「・・での」というタイトルにします。でも連番でいかせてもらいます。以上お断り。
エッセンという地名があります。中学地理で、エッセン、ドルトムントは二個一で習ったかも。鉄鉱石が取れる、ライン川近く、ルール工業地帯の都市でしたでしょうか??(日記書きの段階でネット検索できる状況にないので、すべては記憶だけが便り)でも、こういう学習だけで出てくる都市って、なんなんでしょう??? 歳を取ってからは(一般的には)、ドイツと聞いて出てくる地名としては、ベルリン(首都です。壁もありましたし)、フランクフルト(ヨーロッパの金融都市)、ミュンヘン(芸術都市。ビール!)、日本人には何故かデュッセルドルフ、ケルン(世界遺産の大聖堂あり)、滋賀県大津市民にはヴルツブルグ(姉妹都市らしい)・・・とかが出てくるかな?他、挙げろと言われれば、ハンブルグ(ハンザ自由都市)、ボン(旧首都ですよね)とかポツダムとかワイマールとかマイセンとか・・の記憶というか知名度の方が高くなります。(挙げるべき都市が挙がっていなかったらご容赦を)。これらは、観光地であったり、世界的な都市であったり、歴史的出来事があったり、など日本人ならずとも「ドイツと言えば・・」で思いつくかもしれません。
でも、どこぞの人が「ドイツと言えばエッセン!」って言いますかね??ドイツの地理を習いたての日本人中学生だけだったりして。エッセン、ドルトムントの位置を地図で確認しましたが、デュッセルドルフとかと近いんですね。エッセンを習ったときには、デュッセルの「デ」の字も出ませんでしたが・・。世界の学校でもドイツの事として知っておくべき内容に「エッセンやドルトムント」は出てくるのでしょうか?重要語句なんでしょうか?激しく疑問です。
(写真で場所がわかりますかね??)
それはさておき、(ここまでで十分長い (汗))。「エッセン」とはEssen です。つまり食事、食べ物のこと。日本でもこの名を付けた弁当宅配会社がありますよね。あれです、あれ。で、非常に気になるのが、こういう別の意味がある名を地名として持った場合、本国の人はどう捉えるんだろう、ということです。(これが本題)
(The Beatles も 同じような例だなあ・・って思っていたけど、彼らは「beetle」では無いんですね)。
で、日本では同じような例がないか、記憶だけを便りに探してみることにしました。まず、実家のある滋賀県の市から挙げてみます。大津、草津、栗東、守山、野洲、近江八幡、八日市、甲賀、甲南、石部、能登川、彦根、米原、坂田、田村、長浜、木之本、虎姫、浅井、(反対側(分かる人には分かる))高島・・(まだまだ漏れていますがこんなもんで)。でも得にありませんねえ。「箒」とか「鞄」とか「枕」とか「椅子」とかそういう地名が欲しいんですが。思い当たりません。お花の名前ならあるのかも。桜とか菊とか。桜町とかありそうですね、普通に。
地名でなかったら「ゆず」なんかがよい例かも。ユニット「ゆず」のことを思うとき、果物のゆずは思い浮かびますか?会話の中で「ゆず」の話になったとき、果物とユニットと混乱したりしますか??答えは「ノー」です。理由はユニットの「ゆず」を学習済みだから。果物の柚子も知っているから。(もし「ゆず」を知らない、未学習の方に話すときは要注意です)。だから、「ゆず」のことを考えるときに、柚子の色とか、すっぱさとか、みずみずしさとか、大きさとか、そういうのは、あんまり出てきません。「ゆず」のイメージが柚子とリンクすることはありません。(よね?)
で、エッセンです。だから多分そうなのかな?エッセンのことを語るとき、
「ああ、お腹が空いた、食べ物がほしい」とか「唾が沸いてくる」とかそういったことは無いのかもしれません、私たちと同じく。
でもでも、こればかりはお国柄によって、感じ方が違うかも。一度聞いてみたいところではありますが、こういう細かくてややこしいことが質問できるようになるには、いったいどれだけかかる事やら。
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