月曜日, 9月 08, 2008

Bremenの・・・コト(0)



次に。Londonのこと。
シンガポールからのアクセス。なるほど違和感がない。
子どもの国から親の国へ行った感じ。当たり前だが、シンガポールがイギリススタイルだから。
違いと言えば、普通に汚い。こと。駅構内の古さや汚れは歴史の深さを感じさせる。いやあ、人が暮らしているのだから、これくらいで当たり前、だと思う。そしてやはり古い街だからかか、バリアフリー、ユニバーサルデザインにはほど遠い。エレベーターやエスカレーターが設置されていない駅も多い。2012年のオリンピックに向けて、少しずつ整備されていくのだろうが、未だあんまりその気配は感じられない。
そして物価高。有り得ないほど物が高いのには驚いた。ユーロを導入せず、かたくなにポンド流通を貫くのには、この辺の物価差があるのか??
普通のファストフード屋でベーグルサンドとコーヒー1杯を頼んだら、1600円くらい取られた。Subway とかマクドとかにしておけばよかった、と後悔。宿も普通のB&B(エコノミーホテル以下レベル)で一万円。→ぼったくり、やわ。
でも美術館や博物館のほとんどが、無休&無料なのは嬉しい。(国立に限り、かな?)素晴らしいコレクションが好きなだけ見られる。何日でも通える。貴重な物の輝きに触れる機会を万人に与える、この姿勢は見習いたい。評価の高い資料に触れる(何を感じるわけでもなく、ただ見た、という事実だけで十分財産になり得るはず)機会が、富める者、貧しい者問わずに享受できることは有り難い。ただ、大英博物館も、ナショナルギャラリーも広すぎて疲れる。
ナショナルギャラリーの外壁にはでかでかと「Admission Free」の赤い垂れ幕が・・・。これにはちょっとげんなり。人寄せの売り文句じゃあないんだから・・。日本でも国立美術館に「入場無料!」と表示してあったら、「無料で公開できるほど価値のない資料なのね」と思ってしまうから。
どっしり荘厳な建物で、貴重なコレクションを収蔵していて、さぞかし敷居が高いんだろうな・・と思わせておいて、実は“無料”!。このギャップを愉しませてほしいんだけどな、個人的には。

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