土曜日, 9月 27, 2008

Bremenでの・・・コト(32)自転車はなかなか難しい

あまり上手な自転車乗り手ではありません。前にも書きましたが。ここでは自転車が重要な交通手段のようで、「自転車さえあれば、ブレーメンのどこでもいけるぞ」的な考えがあるようです。しかし、それだけ自転車がおおいのに、(中国の自転車の多さとはまた違います)自転車に快適な道路だとは思えません。今の住まいは、石畳の通りに面しています。そこをトラムが走るので、必然的にトラムのレールが敷かれています。そして両側に一段高くなった歩道。自転車は、歩道に自転車道がある場合はそこを、無い場合は車道を走る(右側通行原則)ようです(多分)。ですが、私にはなかなかその交通ルールに則って走行することができません。自転車道は快適です。車道も何も無ければ、走れないことはなく、石畳の凸凹に、ハンドルをとられたり、トラムのレールに挟まったりすることだけ注意すれば、なんとか走行できます。しかし問題は、トラムのレールと歩道の間(通常自転車はここを走るようです。間違っても車道の真ん中を車と同じように走ってはいけません。多分)が、30センチくらいしかないところがあることです。歩道に乗り上げず、トラムのレールに挟まらず、その狭い空間且つ石畳を上手い具合に真っ直ぐ走行せねばなりません。これが私には至難の業。段差と平行に車輪をあてがってしまって転倒することほど私に恐怖なことはありません。・・・・。それと横断。原則右側通行なので、向かいに目当ての店があるときは、仕方なく横断します。永遠右側通行で、次の交差点まで行って、右側通行で引き返す・・・ことまでは不要のようです(多分)。この時はトラムのレールを斜めに横切るのでかなり緊張します。極力直角に・・直角に・・を心がけますが・・・。それから走っているときに後ろからトラムがやって来たとき。とりあえず停止して、自転車を降り、歩道に乗り上げます。そして難を逃れる。なかなか自転車も大変です。
でも、ここでは小さい子から大人まで、みな自転車です。幼い頃から、凸凹道に慣れ、後ろに荷物を積んだ走行(ママチャリのような前籠はない)、鞄を背負ったままの走行を体得していくのでしょう・・。そういえば、アジアの国々で、バイクの後ろに乗せてもらって観光しました。カンボジアでもミャンマーでもスリランカでもネパールでも・・。どんな道でも、坂でも岩がごつごつしていても、彼らは驚くほど正確にハンドルをさばきます。神業的です。そういえば、北海道のバスの運転手さんも雪道走行が素晴らしく上手でした。ロンドンへ降り立ったときのパイロットのランディングは今まででベスト、振動ひとつありませんでした。・・みんなすごい。
練習あるのみ、ですな。一度転べば体得するのでしょうが、この年で、自転車で転んでいる様も情けないです・・。
写真は、容赦なく車道へ下りていく自転車道。
と、トラムレールが歩道ぎりぎりで走るのがめちゃ難しい(私には)道&トラムがやってきたら、あれこんな感じ。

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