木曜日, 9月 18, 2008

Bremenの・・・コト(16)ユーロ


ご存じのとおり、ドイツの通貨はかつてのドイツマルクからユーロに変わっています。今、いくらなのか調べていませんし、気にもしていませんが、(ユーロユーロなので、円と比べてもこちらの生活が楽になったり厳しくなったりするわけじゃあないから)、一つ気になって仕方がないことがあります。
それは。写真を見て下さい。
日本では、お札に落書きはしません。よほど、持ち合わせのメモ帳、手帳がない、なければ、レシートやポケットティッシュ、名刺、どこかの飲食店にいれば、箸袋やショップカード、お客様の声投稿用紙などなど、何かメモを取るのに、お札を使わなければならない状態にはなかなか遭遇しません。ましてや今は携帯があるので、携帯のメモ機能や、携帯で撮影したりして、書き留めたいこと、記憶したいことを残すことができます。
でも、私の訪れたことのある、アジアの国々では、結構お札に落書きがありました。ボロボロの紙幣は当たり前。破れていたり、角がなかったり、テープで留めてあったり。そして、走り書き、メモ書きがある。お札の紙は、発展途上国でも(当然のように)質の良い紙をつかっているので、とっても強い。これほど上質なメモ帳も少ないでしょう。ということで、往々にして札以外の用途で使われていました。(日本でも千円札の野口英生を折りたたみ、いろんなバージョンに仕上げる達人がいたりしたみたいですが)

さて、今回イギリスを経てドイツに入り、ユーロを使い出して気になったのは、はい。落書きです。
どの紙幣にもサインのような落書きがあります。万年筆で書いたような。
お札に使われる文字といえば、機械で作り出せる文字、タイプした文字、刻印した文字、というのが相場で、こーんな力の入っていない手書きの文字は有り得ない!のが私の常識。
手にしたユーロに落書きが・・・・→お国が知れるわ・・・幻滅。てな具合でした。
しかーし、よく見ると、どっちの札にも同じ落書きが。。。。。。。。。。。

容易に偽札を作らせない対処法なのでしょうか、まったく紛らわしい図柄は辞めて欲しいものです。ユーロ通貨圏人口が総じて何人になるのか分かりませんが、この図柄に対してクレームは出ないのでしょうか?
いったい誰が(どの国が?もしくはEU主導で??でも強い国、弱い国があるよねえ)決めたの?私なら、即反対したいです。お札がおもちゃにしか見えないから。手作り感満載だから。

0 件のコメント: