金曜日, 9月 12, 2008

Bremenの・・・コト(6)ゴミ出し


ご存じエコの国ドイツはゴミ出しも厳しい。
瓶、缶、金属、紙、プラスチックやペットボトル、生ゴミとそれ以外。のカテゴリー(くらい)で分別する。さぞかし厳密なのかと思いきや。そういうことではないらしい。
まず、不安になるのは、「燃やせるゴミ」「燃やせないゴミ」の区分が無いこと。結局、「燃やすことが出来る」(この場合の「出来る」の実際の意味は可能ではなく許可でしょう)ゴミではなくても、燃やすことが可能なゴミを捨ててしまっているはず。大変便利な「燃やせるゴミ」の日。しかしここにはそれがない。さて、どうしたものか。
ゴミの分別はだいたい以下のよう。
○紙(ティッシュぺーパーでもレシートでも包装パッケージの箱でもリサイクル)
○プラスチックや金属(「プラ」のもの、金属系、缶、などは一緒にいれていいらしい)
○瓶。これは街に設置された瓶回収ボックスへ運ぶ
○生ゴミ
○その他
見ると、非常に生ぬるい。プラスチックも金属もまとめてぽいしていい。紙を分けないといけないのが面倒だが・・・、ここで登場するのが「その他」のカテゴリ。これは大型ゴミや危険物や電池といった普通では処理できないゴミを指すのではなく、一般的なその他。例えば、鼻をかんでリサイクルできなくなったティッシュ。ボロボロの布きれ。汚れ物。リサイクルに回せないもの=その他である。
ここで、更なる抜け道があるようで、リサイクルできないのではなく、リサイクルの意思がないゴミはどうやら「その他」で出していいようなのだ。
ゴミの出し方はいたって簡単。定められた日に、家の前の自家専用ゴミボックスを出しておくだけ。回収車があとは回ってくれる。袋も何でも可。
火曜日はゴミ出しの日だったが、みれば「その他」ゴミボックスを出している家庭の多いこと多いこと。
なるほど、これで納得。こうじゃあなくっちゃ、堅苦しくてやってられない。いや、でもちゃんと分別してますけどね、一応。

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