金曜日, 10月 03, 2008

Bremenでの・・・コト(38)誕生日の夜に

こちらで誕生日を迎えました。この歳になると、もうビザが下りなくなってしまう・・という歳です。「三十而立」といいますが、昔はこれって「30歳までには何かを成し遂げなければならない」っていう意味に解釈していました。(これが書かれた当時ではそうだった?いやいや、人生50年のことを訓じているのではなく、70がどーの、とか続くから、寿命の短さを考慮する必要はないのかも)。でも、「30歳までには自分の方向を決めること」だと思ってます。30歳まではいろいろ見聞を広めつつ、手当たり次第試みたり、やり始めては放棄したり、それでいいけれども、30歳には何か自分のしたいことが見つかると良いね、って生ぬるい解釈をしております。そして、10年たって、「四十不惑」で“そうやって歩んできてよかったね。これからもこの進路で進みましょう”って思えたらいいよね〜。って言ってくれていると、まあ勝手に解釈しております。
誕生日は、朝からまあ、活動したり、教会にいったりしながら過ごし、夜は友人が食事に誘ってくれました。いわゆる誕生日パーティでしょうか。でも本当は、誕生日の本人がみんなを招待するのが筋のようですが。でで、プレゼントも頂きました。→ありがとう。レストランの人がサービスでケーキ(店のスイーツ盛り合わせ)を提供してくれたり、なかなか素敵な夜になりました。
でも、「割り勘」なんですよね、支払いが。この辺が根本的に考えが違うようです。いくら年上の人と飲み食いしても、誕生日でも、無職でも、「自分の分は自分で」が徹底されています。店員も一つのレシートを打ち出し、手計算で各人の清算分を割り出してくれます。これには一切嫌な顔をしないので、普通のことのようです。おごらない。(中国やシンガポールに生活していると、いや日本でも、まだまだご馳走になることが多かったし、「私におごらせて」ということもたまにはありました。それが礼儀であるときもあるし、思いやりであったり、するわけですから(ご馳走になることが相手を立てる場合もあります、よね))。でもこちらでは違うようです。各人が支払うことがお互いを尊重すること、対等に扱っていますよ、という意思表示でもあるのかな、と思いました。

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