火曜日, 10月 21, 2008

Bremenでの・・・コト(60)時間の不思議


地球上で時差が生じるのは理解できます。閏年で一年の長さを調節している日本の方針も理解できます。1日24時間。地球を球状(実際は、自転していることなどもあって、南北に押しつぶされたような扁平な形をしております。)として、15度間隔に経線を引いて、一つ1時間の差、と。
イギリスのグリニッジが東経0度、日本の明石が135度。よって9時間差。ブレーメンはイギリスと1時間時差があるので、日本とは8時間差。
しかし、サマータイムというものがあります。3月から?10月の最終日曜日まで時計を一時間早めてます。だから今は日本との時差7時間。
この週末(というか、日曜始まりの週カウントでいけば来週の頭)、サマータイムがおわりを告げる瞬間に立ち会うわけですが、なんとも不思議な間隔です。10月26日(日)の午後11時。本来ならあと1時間で27日。なのに、この瞬間だけあと2時間後に27日を迎える計算になります。(という認識であっているのでしょうか。このへん明確にしておかないと・・)
まず、不思議な現象。ドイツ:午後11時。イギリス:午後10時。→ドイツ再午後11時。イギリス;午後11時→ドイツ:翌午前0時、イギリス:再午後11時。となるのだとしたら、一瞬時差の内瞬間が生まれます。サマータイム調整時間帯に入った国と、そうでない国。もし、こういう調整の仕方ではなくて、例えば、東経0度を基準に、この国の日付が変わる瞬間に併せて時間を戻すのだとしたら・・、ドイツは一旦27日を迎えたその深夜に更に一時間増やすことになります。
さて、いったいどっちなのでしょう。(でも、別大陸でもサマータイムが実施されていることを考えれば、各国ごとに深夜の時間帯に時間調整をしないと大変なことになりそうです。)
私にとっては、月曜の授業が、何時から始まるのか、に気を付ければいいだけですが、国を超えての株取引とか、そういうのが絡むと・・・・。

しっかし、人間というのは勝手な生き物だなあ・・とつくづく。勝手に便宜的に作った24時間。その24時間の進み具合にすら満足できず、またまた勝手にサマータイムを作って、時間を1時間進めたり早めたり。そして、不思議なことに誰も異論を唱えず、当たり前のことのように、時間が過ぎていく。毎日午前7時発の列車は、たった一日違うだけで、それまでなら午前8時であったろう時間に「今が午前7時です」と堂々と出発する。
時間なんて固定的不変的ではないのに、時計が指し示しているだけで、堅強な後ろ盾を得た存在になれる。
「10月は、太陽がここまで昇ったら授業開始。11月はここまで昇ったら開始ね〜〜!」のほうがよっぽど確実。時計崇拝?が根本から覆されることはないのでしょうか。。

写真はサマータイムの終わりを告げる広告の一部。「一時間余分に眠れますよ」的なことが書いてある模様。

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