

土曜日はフライマルクトのパレードが催されまして、私の居住場所のすぐ近くがスタート地点になっておりました。多分このフライマルクト関連の催しがブレーメンでは一年で最大のイベントなのではないでしょうか。(日本で、秋に運動会や文化祭があるのと同じようにハーベストの季節にはどこもお祭り〜〜なのでしょう。バイエルンのオクトーバーフェストも然り。)
格好の撮影機会ということでカメラを携えて出かけました。カメラは素人で、日々勉強中・・なので、今回も人混み&移動する人々を収めるのには苦労・・・。
このパレード各団体がいろいろコスチュームなどをまとったりして、練り歩くのですが今年は138の団体が参加。街道に集まる観衆にお菓子を投げ渡したりして(キャンディーを子どもに)、観衆はお菓子用の袋やキャッチするための傘を広げたりしていました。街道にはいつになく、カフェスタンドなどが設置され、もちろんトラムはこの時間は運休。
同じ場所でずっとカメラを抱えているのも面白くないので、パレードと同じ方向へ歩くことに。(そっちに用事があったのですが、トラムはないので歩くしかない)町の中心部まで来ると、おおおお凄い群衆です。こんなに人が集まっているのは始めて見ました。そして、そしてなんとも不便なことに、パレードの通路を容易に横断することが出来ない。向かいの店に入りたいのに、ずーっと柵やロープが張り巡らされ、警察が警備にあたっている。もちろん乗り越えるような人はいない(もし誰か乗り越えていたら、便乗しようかと思っていたのに断念)。
「渡りポイントはココ」という標識もあるにはあるが、機能しているのかどうか。この時間帯は、純粋なる買い物客はおとなしくして、パレード見物客がルールを支配していたようです。
でもでもなんとか迂回に迂回を重ねて対岸(??)に渡ることが出来、用事を済ませ、再度家の方向へ・・・。パレードはそろそろ終盤。家に着く頃には全団体の山車(的なもの)が、自分のいる場所を通過し、静けさが残りました。あっけないのは、終わったと同時に、見物客が速攻帰り出すこと。余韻もへったくりもありません。そして、道路の清掃が開始されました。
食べもののカスやビラや・・であれだけ汚かった道路が一瞬にしてキレイになっていきます。そして数十分後には何事もなかったようにトラムが走り出しました。あのにぎやかさ・・夢を見ているような、狂喜狂乱の(言い過ぎか??)時間でした・・・。
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