

ドイツに来て3つ目の住まいに引っ越しました。期限付きの滞在(ビザは一年です)にもかかわらず、住まいにこれだけ不平不満と要求する人間も珍しいのではないでしょうか。2つ目の住まいは、もろ経済格差というか地位格差を感じる(住まわせてもらっている人と、住まわせている人の)ホームステイ形式で1週間で、いや正確には一日で逃げ出したくなりました。この歳でホームステイは無理のようです。で、今までエージェントなどに頼っていた家探しを自分ですることにし、(どうせ午後は暇なので)なんとか生活できそうな家に出会いました。すこし学校から遠くなりますが、自転車通学圏内です。(雨が降ったら分かりませんが)。
いくつか部屋をみたり、すでに他の2つの家に住みましたが、結構第一印象って大切です。自分の中には、自分の生活というものがもちろんあるので、(ということが良く分かりました)、一目部屋を見た瞬間に、自分の生活している姿が思い描けるかどうか、これが部屋や家探しで大切な事だなあと実感しました。自分の習慣としていることが、この部屋で可能か否か。複雑な事ではありません。些細な事です。化粧品を置く台がないと困るとか、机は広くないと困る、とか。自分の生活に当てはめて「こういうときは、こうする」っていうシュミレーションができない部屋はダメです。もちろんそれは風呂場やキッチンにもあてはまります。一つ目の部屋のように、きれいすぎて使用感がないと、却って困るし、ホームステイのようにすべてが人様のもので、触っていいのかだめなのか、自分の持ち物は一回一回部屋にもって戻らないといけない・・のも困ります。
今回の居住形態はは、WGといって、フラットシェアみたいなもんです。部屋は3階です。2階部分に住んでいる人が2,3階分の家賃を払っており、3階部分は使わないので貸す、というようなスタイル。WGにもいろいろあって、学生数人で契約してシェアしているひともいれば、オーナーは別のところに住んでいて、貸している人もいます。
とにかく、1日住んだだけですが、この部屋は満足。難点は、今まで土足だったカーペットに、掃除機をかけただけで靴脱ぎ環境に無理やりしてしまったので(日本は、靴を脱いでいるといっても、外で使った物をそのままもちこむので、清潔なのかどうか不明ですが)、何か気を紛らわすためにカーペット的なものを敷いてもいいかなあ・・と思っております。こういう風に、生活を発展させていくことを考えられることが、やはり「その部屋に住む」ことなんでしょう。
1 件のコメント:
ホテルみたいな部屋やなあ めっさきれい
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