通し番号が100になりました。「つぶやい」ていることもたまにあるので、実際は100を超えていますし、ブレーメンに来るまでに書いた内容もあるので、厳密には100回ではありませんが、目に見える形での「100」なので、とりあえず記念しておきます。
ということで、読みにくいブログを(そしてだんだん表示に時間がかかるようになっていませんか??私のネット環境が悪いだけかな?)読んで下さっている皆様。有り難うございます。広告がふんだんに目に付いたり、ランキングに参加しています!クリックお願いします。とか、ああいうのはあまり好きではないので、とりあえず、正に書きためておくだけの「箱」を作ろうと思って(暇なこともあり)始めましたが、暇が続いているからか???飽き性の私のわりに続いております。素晴らしいことです。
100回記念の今回は(←ここまでで既に長いですよね。ここから更に続きます。(汗))「こびる」についてです。何回か質問をされたことがありますので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが・・。「こびる」の意味・由来について公にするのはが、そういえば始めてです。隠していたわけでは無くって、あまりにも自分には普通の言葉だったので、説明の必要性を感じなかった訳です。でも「媚びる」が思いつく・・と言われて、「それも無理ないねえ」と。そこで始めて、「こびる」の平仮名表記は人にかなりの誤解を与えているようだ・・と実感したわけです。弁解も兼ねて説明します。
まず、「こびる」には漢字表記があります。こちらが本来の形です。「古美る」と書きます。普通なら「ふるびる」と読むところを「こびる」と読んでいます。なぜ、この動詞が出てくるかと言いますと・・自分の生きるモットーみたいな物として「飄々と古美る」(これを「ひょうひょうといきる(生きる)」と勝手に読んでいます)というのがあります。
これは、かれこれ10年前、中国に留学する前に、友人と滋賀県の近江八幡へ観光へ出かけました。(あまり何処へいったのか印象が無いのですが、後からその時の場景などを考えると、この地だったとするのが正しいと思われます)そして、瓦ミュージアム(だと思う)を訪れました。そこで、一冊の雑誌の記事に出会いました。その中には、「ふるびる」とは「古美る」ことだ・・とかなんとか書かれていました。(一字一句覚えていません。ただそういう内容だったはずです)
「古くなることは美しくなること」という解釈に、なんだかとっても感心・感動しました。
その後中国へ行って、中国語の「老」という漢字には、その人の人生への尊敬の念であったりするものが含まれていて(私の勝手な解釈)、決して、単に年寄り、老いぼれていくことではないことなどを知りました。
ちょうど、年齢をそのまま重ねていくことにすごく不安を感じていたので(今は崖っぷちすぎて、危機感の感覚が麻痺しているかも??)
「年を重ねて、ますます美しくなれるような生き方がしたいな」と思ったことが生きるモットー「飄々と古美る」につながっていくわけです。(あれから既に10年弱経ちますが、果たして、古美たかどうかは些か不明です。たゆたっていたことは確かだと思いますが)
「ふるびる」と読むのは可愛らしくないので、「こびる」と読んでいますが、古語には「こぶ」(バ行上二段)「こびる」(バ行上一段)という動詞があるようなので、「こびる」と素で読むのも、私としては許容範囲。ただ読者は現代人なので、ね。
ということで、長々と書きましたが、これが「こびる」の由来です。ローマ字では「kobiru」と書いていますが「cobiru」のほうが可愛かったんじゃあないかなあ。と一人悔しがっている私です。
以上100回記念〜〜。(かなりの自己満足)
日曜日, 11月 30, 2008
Bremenでの・・・コト(99)越冬大作戦〜!

雪も降るほど寒いこのごろ。気温は−2,3℃から高くても5℃くらいの日が多いのではないでしょうか。暖房代節約した方がいいよ、あとで請求書見てびっくりするから〜〜とオーナーに言われ、少し、暖房を弱めることにしました。すると結構足下冷えます。寝るときも寒いです。思えば、9月から寝るときの格好は変わっていないし、布団やシーツも特に冬用と言うわけではありません。薄っぺらい毛布はかぶっていますが。布団の上からではなく、布団の下にかぶる毛布があればきっと暖かいはずということで、購入〜〜。
あわせて、膝掛け(にしてはビッグなサイズだけど)と湯たんぽも〜〜。これで越冬できるでしょう。毛布を買ってから、布団が温々で、朝布団から出るのを躊躇ってしまいます。
でも、不思議なのは・・・毛布の両端に、フリンジ?のようなものが付いている商品が多いのです。こういう毛布はどう使うのでしょうか??顔に、フリンジがあたるなんて寝ている間不快では無いのでしょうか? タダの飾り??(ドイツ人には一番不必要そうな飾りなのですが・・・)
ということで、またまた自分の荷物が増えてしまいました。嫁入り道具にします。(寝具って嫁入り道具ですよね?)
土曜日, 11月 29, 2008
つぶやき(10)怒濤の?一日(+小麦粉写真)

まず、小麦粉の話題。タイプ405の写真を載せるのを忘れていましたのでここに載せます。写真使いすぎでしょうか?ブログの表示に時間がかかります。もっともこのグーグルのブログはあまり使い勝手が良くありません。(いろいろと登録するのが嫌で・・)
さて、土曜日のわりに怒濤の一日でした。この日を忘れないために書いておきます。今日、ある約束がありました。午前10時に。しかし前日に「15時半にしてくれないか?話す必要があるから電話番号をメールしてくれたら電話するし」とメールが。(今まで何度か携帯で会話しているのですが、何故メモリーに入っていないのか・・・とまず、疑問)。もしかしたらこちらから電話が出来ない状態にあるのかも、とメールに返信だけして電話待ち。待てども電話なし。「明日は10時でなくて15時半ね」と理解し、就寝。そして、朝からバタバタ(というか15時半までの時間つぶし。学校もないし)。と思っていたら1時頃「14時に来れない?」と、メール(携帯は料金がかかるし、SMSも課金されるけど、メール読まない可能性もあるんですよ。。。。携帯にしてくださいよっつと心の叫び)。丁度、シーツやら毛布やらを外のコインランドリーで洗っていて、乾燥機をほぼ1時間かけて家に戻ってきた所だったので、「14時は無理。でも出来るだけ早く行きます」と電話。その後メールでそして大急ぎで支度し、洗濯物を取りに行き、乾燥途中で引き上げて戻ってきたら「やっぱり早く来すぎないで。15時でいいから」と。(おいおいどれだけ振り回したら気がすむねん〜!)と思いつつ、こちらは強く出られません。なぜなら、上下関係にあるからです。
さて、時間通り?15時に約束の場所で会いましたが・・・。(この続きは月曜日以降にします。多分月曜日には、完結?していると思う←これも希望的観測です。この方との約束はあってないようなものだと認識しておいたほうがよさそうなので)
金曜日, 11月 28, 2008
Bremenでの・・・コト(98)補色ですが

クリスマスマーケット いわゆる「Weihnachtsmarkt」やってます。クリスチャンではないですし、今までクリスマスの素敵な思い出なんて全然ないですが、すごく(一人で)ウキウキしてしまうのは何故でしょう??
そもそも、クリスマスの赤と緑。これが普通に&素敵に感じられるのってこの時期だけでしょうねええ。そもそも赤と緑は補色です。しかもクリスマスの赤と緑はほぼ原色。こんな2色が街中に溢れていて不快感を覚えないのはクリスマスならではです。もし、もし、仮に紫&黄色の組み合わせ、もしくは青&オレンジの組み合わせで街中が飾られていたら・・少し、嫌悪感抱きませんか?気持ち悪くないですか?? 赤と緑も基本的にこれと同じです。(非常に目立つ色の組み合わせ方ではあります)
なのに、不思議ですねえ・・・・。クリスマスの赤と緑は見ているだけで、ほんわか暖かな気分になります。そこにプラス「白」とか「金」を加えて〜〜。ふむ。素敵ですねえ。ということで、ブレーメンの「Weihnachtsmarkt」は盛り上がっております。
クリスマスグッズって大好き。何を見ても「可愛い!」って思う。(←中高生か!!)
でもでも、どれだけクリスマス好きでも赤と緑の服を着たりして、自分がクリスマスそのものになるのは、絶対に嫌ですが・・。

Bremenでの・・・コト(97)リサイクルされるのでしょうか?


最近、疑問系のタイトルが多いですね・・(独り言)
瓶はゴミ捨ての日がありません。専用の回収コンテナに持っていきます。分別は色瓶か透明瓶か、です。さぞかし厳格な回収がなされているかと思えば、見た感じではそうでもないようです。瓶は洗わなければならない、という訳ではない模様。しかも、グラス系ならどんな物でも瓶扱い(恐らく)。ラベルもそのまま。写真のようなコンテナですが、私の身長くらいの高さがあり、投入口は上一カ所。つまり、中に瓶がたまっていないときに投入すると、落下距離が長く、中で“がちゃん”と激しい音が聞こえます。割れているんじゃあないかなあ、と思うくらい。割れてもいいのでしょうか??中身を洗っていない瓶が割れたら??コンテナ内大変なことになりますよね。食品も整髪料も一緒くたになって・・・。しかも、放置される・・。考えるだけでおぞましいです。この場に注意事項はありません。「中身は洗え、だの、**は捨てるな、だの、*週間に1回回収します、だの」
隣接して、衣類や靴の回収ボックスがある場合があります。これは便利かも。服って捨てるのに困りますからねえ。まだ使えるけど、着ない物とか、燃やしていいゴミなのか、そうでないのか考えるし、嵩張るし。こういうコンテナがあると便利ですね。注意事項として「衣類は包み、靴はベアにして」とあります。なので、ちゃんとリサイクルに回るのかもしれませんね。
そしてここに、全体の注意事項がありまして、「周辺住民へ配慮し、投入は7時から19時まで。日曜は避けるように(ダメ)」とのこと。これは結構厳格なようです。私もオーナーに念を押されました。日曜はダメよ、と。
回収の仕方については、何の条件もついていないのに、投入時間だけは定められている・・気にする観点がちょっと違わない?と思うのは私だけでしょうか。(もしかしたら、回収についての心構え、たるものは自明の理なのかもしれません。)
木曜日, 11月 27, 2008
Bremenでの・・・コト(96)クリスマス〜〜

27日、本日からクリスマスマーケットが始まりました。12月23日まで続きます。移動遊園地がやってきて「フライマルクト」の時と同様、やーっと静かになっていたマルクトプラッツにまたまたお店が出て、賑わいます。(当然のように)クリスマス関連商品が並びます。
夜はライトアップ〜〜でキレイです。
でも、このマーケットは12月23日まで。24,25日は街中ひっそり・・なるのだそうです。大事な日ですから。
さて、私このクリスマスをどう乗り切りましょうか??どっかの家族にお世話になる?(そんな家族いないけど。いたとしても迷惑だろうしねえ)。学校の仲間は実家へ帰省する人が多いし、旅行に行く人も多い。(そんな金無し!)。暇で暇で固まってしまうんじゃあないだろうか・・と、今から寂しい気分になっています。一緒に過ごせるような人、どこかで見つかりませんかね??
水曜日, 11月 26, 2008
つぶやき(9)初収入??

つぶやきコーナーはゴスペル関係の話ばかりですが・・・。加入して2ヶ月、ようやく歌詞ファイルをもらえました。忘れに忘れられて延び延びになっていたのですが。そして、半ば無理を言って準備してもらった写真や、隠し撮り?させてもらった写真などを組み合わせ、歌詞ファイルの表紙をつくりました〜〜。(←相当暇??)。印刷物を作ることについて、あまり詳しくない方からの写真提供ということもあり、写真の容量が小さい事小さい事・・。なので、写真を自由自在なサイズで使用できないという制限があり、自分の気に入るようにデザインできなかったのですが、まあ、最終的にはこんなものかなあ・・というのが出来ました。(一応言い訳をしておきます)早速昨日ファイルの表紙にして持っていったら、幾人かが「欲しい」って。
家にプリンタも無ければ、上質な紙(今回は250gのマットにしました)もないので、店にわざわざ印刷にいっているため、印刷代を請求することで合意。一人のメンバーから実際の経費に加え、お駄賃「1ユーロ」を頂きました。
これは、もしかして、仕事(素人ですが、自分が行った作業という意味)で得た初の賃金〜!!。デザイン&手間賃など込みで「1ユーロ」ですが、恐縮です・・・・。
クワイアのポスターとか、コンサートの案内とか、いい写真を用意してくれればいくらでも作るんだけどな〜〜と思わなくもありません。もちろん基本的に無料だよ〜〜と今度アピールしておくことにします。(というのも、どれここれも私でも作れそうな質の物だから。これに経費がかかっているとしたら、もったいない〜!)
そして、以前。「一つ“やろう”としていることがあります。」
と書きました。少し進んできました。実現したらまた「つぶや」こうかな、と思います。同じく以前「自分にはレベルが高いというか、場違いというか・・大丈夫なのかな・・と不安も。」と書いたように、この計画は私の想像も付かなかった域へ突入しつつあります。最後まで頑張らねば。でも、一番頑張ってくれているのは私ではなく、協力者さんです。ありがとね〜〜。
Bremenでの・・・コト(95)穴開きませんか?

もろに逆光写真です。補正しましたが、なんとも・・・。すみません。
この標識、あからさまに、標識と同じ素材を用い、ばってんが付けられています。鋲で止めてあります。
なぜなら、右に曲がると工事中で、通れないからです。
でも・・・・工事は一時で終わりますよね?でも道路名が変わるわけでもないし、標識はそのまま使いますよね?穴開けていいんでしょうか??
ドイツ人気質はこういうところにも現れるのでしょうか。確かに、めちゃくちゃ分かりやすいです。例え、「この先行き止まり」「この先工事中」の別標識を掲げても、本来の標識はしっかり道路名などを指し示しているのであれば、「いったいどっちが正しいの?」なーんて混乱をまねく恐れもあります。その点、現行の標識を塞いでしまう、しかも、明らかに塞いでいることが分かるやり方で・・ことは、他の解釈の余地を無くします。分からない方がおかしい、になります。ある意味とっても親切な標識ですね。
でも、終わった後は、穴があいたまま使うのでしょうか。まあ、大きな標識に対し、小さな穴・・なんてあって無いようなものなのかもしれませんし、それで特に、交通ルールに支障を来すこともないのであれば、穴が開いたまま使われるのでしょう。今後に注目です。
火曜日, 11月 25, 2008
Bremenでの・・・コト(94)小麦粉と格闘中??

暇つぶしに?やっている菓子作りですが、うまく行ったり行かなかったり、試行錯誤の毎日です。まず、オーブンの性格を掴みきれていない。材料の計量がいつも適当。砂糖はほぼグラニュー糖に近い糖(←最悪ですな)などなど、そして暇つぶしというわりには、「たたっと終わらせよう!!」などとセカセカして作ってしまう。いわば、菓子作りにはもっとも不向きな人間と言えます。
今回はパウンドケーキにしました。日本で普通パウンドケーキの型というと長さ18センチぐらいが普通かと思うのですが、こういう形状の型を買いに行ってびっくりしたのが、最小サイズで20センチから、その上は25,30,35・・・・とビッグ。最も、パン焼き使用が主流の用なので納得ですが。
さて、当たり前ですが「Wizenmehl」小麦粉を買わないと話になりません。小麦粉は「小麦粉」の訳語そのままがパッケージに記載されているので、迷い無く購入できます。しかし、一度強力粉を買い求めたい事情が出来ました。辞書には載っておりません。売り場を見ても、「強力粉」とおぼしき物は売っていません。
ネットで調べてみました。ドイツの小麦はミネラルの含有量によって分類されているようです。タンパク質の量・グルテンの性質で分類する日本とは違うようです。そしてその含有量はパッケージに記載されており、通常の「Wizenmehl」小麦粉は405です。これは100kgあたりに405gのミネラルを含む、ということなのだそう。
数字が大きくなればなるほど、ミネラルは多く、粉の色は濃くなる、と。小麦以外の穀物、例えばライ麦なんかにも数字があってミネラル含有量で分類されているとか。今ふと思いましたが、私がいつも買うパンは「W.M.Brot」といいます。何かの省略形であることは分かりますが、聞いても分からない(質問文は話せますが、きっと回答が理解できないだろうと)ということで聞かずにいました。もしかしたら、これかも。ライ麦に小麦を混ぜたやつ〜ってことかな。 = Weizenmischbrot ヴァイツェンミッシュブロート。
で、話は戻りまして、パウンドケーキ。今回はバターがまたもや多かったのか、卵もLサイズを分量以上に使いすぎたのか、またバナナも多かったのか、そして小麦が少なかったのか、そして、オーブンの高温&表面焦げを嫌う余り、低温焼成しすぎたからか、いったい何時間焼いているのか??くらいオーブンにはいってはりました。(←関西人特有の言い回し。物に対する敬意というか。「〜(物・動物)が**してはる」は普通に使います)。とりあえず、出来上がりましたが・・・。
しっかし、タイプ405ってやけに中途半端。例え405でも切りよく400にするとか、サバ読んで500にするとかすればいいのに。というかどこから割り出された数字なんでしょうね。たまたま製粉した1kg(普通の作業をした結果)をサンプリングしたらミネラル4.05gだったことから、今後同じ工程で製粉した物はすべて自然にタイプ405となってしまうのか、それとも一回一回405g/100kgであることが確認され、もし足りない(もしくは上回る)ようなら出荷できない!のか、どこまでどのように厳格なんでしょうか。
でもでもよく考えたら小麦のミネラル含有量なんて製粉段階でどうのこうのなる問題でもなく、小麦栽培の時が勝負ですよね、きっと。実がなってから刈り取りの際にミネラル分だけ補充なんて無理ですから。あ、もしくは種(苗?籾?)の段階から、「タイプ405の苗です。これを植えれば間違いなくタイプ405小麦ができます」的なシステムが確立されているんでしょうか。
405に対して(それ以外の数値の小麦に対して)ドイツ人がどれだけ厳格なのか、ちょっと知ってみたい気もします。
月曜日, 11月 24, 2008
Bremenでの・・・コト(93)やっと仲間入り

顧客獲得と顧客の流出を防ぐ方法としてよく用いられている(多分)のが、ポイントカードですよね。私はあまり好きではありません。カードの類があまり入らない財布を持っていた(過去)からという理由もありますが、単に面倒なのと、かつて、ポイントが貯まった瞬間にその店のシステムが変更され、ポイントカードは取り上げられて無効に、そしてその後すぐ復活するという、詐欺まがい?の状況に遭遇したので、あまりポイントは貯めません。貯めているのはマイレージくらいかな。せっせかカード支払いをしております。
でも、ブレーメンに来て、常連になったパン屋があります。結構ほうぼうで見かけるパン屋のチェーンですが、(原材料が高品質だとか、そういう詳しいことは分かりませんが)、とにかく口に合うので、ずっとここのパン屋を使っています。2度引っ越しましたが、なんとかそのパン屋を探し、購入している具合です。
ここで今日やーっとポイントカードをもらいました。パン(Brot;小さくないパン(食パン一斤とかそういうレベルのパン))かコーヒー(喫茶併設のため)でスタンプ1つ。11個貯まったら、パンまたはコーヒーと交換できるとのこと。1週間に少なくとも2回は買うので(なんせ、パン以外食べるものがないので。食パン一斤でも昼夜パンを食べていたら、1週間は持ちませんよね?でも、まあ最近本当に食べすぎで、ダイエット宣言もしないといけないかも・・。主食をジャガイモにするか、な・・)
とにかく、11個なんて私にとっては速攻です。ブレーメンにきてもうすぐ3ヶ月ですが、いったいこのパン屋で何個パンを買ったことか。もっと早くくれていれば良かったのに・・と思わなくも無いけれど、不特定多数の人間が利用するパン屋で、常連として顔を(多分何を買うかも覚えられている模様)覚えて頂けたというのは嬉しいことです。ブレーマーにまた一歩近づいたかな?
日曜日, 11月 23, 2008
Bremenでの・・・コト(92)今日の会話


今日は日曜日です。とりあえず教会に出かけるのが日課です。本日の携え物はチョコレートにしました。チョコレートってめんどくさいですねえ。バターをクリーム状にするの以上に私には面倒です。甘い物好きなわりには、チョコレートは余り好きでは無いからかも知れません。カルピスもそうですが、喉の奥がネチョネチョする感じで、気持ちが悪いからです。でも、毎回小麦粉系では芸がないので、(こうやっていろんな物を作るたびに、必要な器具・物が増えていっています・・・帰国の時どうするんでしょうか。愛着がわけば離れが待機もしますが、ボウルや計量カップや、どこででも手に入るようなものを日本へ送るなんて馬鹿げているかも知れませんね・・ま、その時考えることにします)、ナッツチョコレートにしました。チョコを細かく削るのが面倒なだけで、あとはどうってことありません。(私レベルの出来映えでよければ、の話)ということで完成。
日曜の朝は、快晴。今日は、曰く付きの方??(状況がよく理解できませんでしたが)が洗礼を受けておられました。(生まれたばかりの赤ちゃんや、子どもの洗礼式は何度も見てきましたが、大人の洗礼は初めてでした)みんなに祝福されて幸せそうでした。この教会に集う方、いい方達ばかりです。
結局携えていったチョコレートはこの方への贈り物になりました。
礼拝後、朝ご飯が振る舞われ、いつも出会うおじさんおばさんと会話。まあまあ聞き取れるのですが、(よく喋っるので会話を遮るタイミングがないこともあるけど)文章にするのは難しいですね。日本人パック旅行の奇妙さについて喋って居られました。やはり、あの集団(バスで乗り付け、主要ポイントを大急ぎで周り、ぱしゃぱしゃ写真を撮り、去っていく。そして必ずガイドブックを持ち、そこに全て写真や何かしらの情報が載っている)の行動はやはり特異なようです。私もグループ旅行は嫌いです。(例え、観光ポイントを全て回れなくてもいいから自分のペースで旅行したいですねえ・・。でも日本人にはそんなにゆっくりしている時間がない(休みがとれない)のですよ、とフォローしておきました。←通じたかは不明)。
そして雪のことを尋ねましたが、「erst Winter」(一回目の寒さ、冬)は毎年、11月20日前後にやってくるのが普通だそうです。どこの国でも、こういうのあるんですねえ。ということは、このままずるずる寒くなるのではなくて、きっと一回持ち直すのでしょう。安心しました。
ということで、新しい週の始まりです・・・。
写真;今日の朝〜。雪はまだ残っています。
土曜日, 11月 22, 2008
Bremenでの・・・コト(91)わーい積もった〜〜。←幼稚園児レベル(汗)


朝、起きたら雪積もっていました。そして吹雪いていませんでした。
夜中から妙に空が明るく、「雪って相当明るいねえ・・この明るさで勉強できるのも頷けるわ〜〜」なんて考えながら、ぐだぐだ眠っておりまして、起きたら8時20分。空はもうとっくに明るくなっています。「これは悠長なことをしていられまい!。シャッターチャンスを逃すまい〜!!」と着替えて、防寒して、化粧してそれだけで出かけました。撮影に。だって、すぐ溶けちゃいますから。昨夜から実は楽しみにしていました。積もったら写真取りに行こうって。
家を出ると、ご近所さんは雪かき中。子どもは、雪と戯れ、雪だるま作り。
そんな中、カメラだけ携えて、寝起き顔の私は鼻歌交じりに撮影へ(といっても歩いて3分ほどの公園までのつもりで)。いい大人なのに、まるで始めて雪をみたかのように、ウキウキしながら写真をとりました〜〜。(外見そんなにはしゃいでませんが、心は幼子のようにはしゃいでいました。)結局、近くの公園までのつもりが、川の付近や、市の中心マルクト広場が雪景色ではどんな風に見えるのか見てみたくって、遠出しちゃいました。でも太陽が(見えないけれど、雲の向こうにあり、太陽がある時間帯である)あるだけで、雪ってどんどん溶けていってしまいます。もうあっと言うまでした・・。15センチ近く積もったのに。
夕方、なんだか空がキレイだったので、もう一回出かけました。撮影に。木々の枝に雪が積もっているときは何も感じなかったけど、それが溶けて裸になった木々を見たとき、「いつのまにか全部落葉しちゃったんだな・・」って改めて思いました。あんなに紅葉していた木々も、いつのまにか、葉ひとつない寒々とした枝を露わにしていました。時間が経ったんだな、そう思いました。
でも、季節の変化というのは、不思議なくらいにうまくいっているのかもしれません。しっかり葉が落ちたころを見計らって、降雪。葉がたくさん残ったままの木々に降雪するより、裸の木々への間間に雪が乗っかるほうが絵になるから。
しかししかし、15センチも雪が積もったのに、いつも通りの靴で出歩いている人も多数。トラムの遅れはなさそうだったし、特にトラブルらしいものはなかったようです。そんなに雪の降る地域ではないようだし、雪対策は万全ではないと思うのですが、しっかりどの家庭も“雪かきグッズ”があるし、そりはあるし、雪だるまの作り方は心得ている(鼻はにんじん)し・・で、私よりは雪に慣れているのかも知れません。
積雪を喜び、写真に撮りまくっている私が奇妙に映ったかもしれません。

金曜日, 11月 21, 2008
Bremenでの・・・コト(90)初雪の日に


11月21日金曜日。今日はドイツ語基礎2のコースの最終日でした。(といっても月曜からまたほぼ同じ面々で授業が始まりますが)そして、初雪。最近雨続きでしたが、気温がぐーっと冷え込み、マイナスに突入したのでしょう。雨が雪に変わりました。11月の初雪。私の故郷よりはちょっと寒いようです、やはり。
雪を見たことがない地方の人間ではないので、珍しいことは何もありません。でもでも、雨でも雪でもチャリが稼働しているブレーメン。私も最近濡れるのがどうってこと無くなってきました。
今日、特別だったのは、雪だけではありません。昼ご飯です。最近とみに太ってきたなあ・・(まだチャリがこげる程度ですが)と思っていまして、原因はただの食べ過ぎです。私をよくご存じの方&ブログのまめなチェック者なら、日本における私の昼ご飯が「寒天+きな粉」である事実を知って居られるかもしれません。そう、ここ2年くらい昼食はずーっと寒天でした。親と同居のため、働いている時間帯に外で食べる昼食くらいしか融通がきかないので、これでカロリーコントロール。食物繊維あり、ローカロリー。はまっているというか、癖というか、意地というか、でもおいしく食べていました。飽きはなし。
この寒天をこちらの生活にも取り入れようと(カロリー制限)日本から携えてきて、有事の時に使おうと思っていた寒天を開封。朝から溶かし固めておきました。そしてお昼。折角なので、飲み物はスープではなく頂き物のみそ汁にしました。しかしかれこれ3ヶ月ぶりのみそ汁&寒天なのに、全然感慨深くないのです。パンももちろん少し囓りましたが、こちらのほうがよほど美味しい。あんなに大好きで、誰が何を言おうが寒天を食べ続けていた私が、寒天と再会しても嬉しくないとはどういうことでしょう?????
気候や周りの雰囲気や皿や寒天を作る水が違うだけで、感じる味覚って変わってしまうんでしょうか。
それとも、こっちの生活に少しは慣れた証拠なのでしょうか。
寒天を口にしたあの感動レベルでは、明日からは通常通りパン食でいこうと思います。
明日朝・・雪つもっているかな〜〜〜。
水曜日, 11月 19, 2008
Bremenでの・・・コト(89)50%
ドイツ人夫婦の50%は離婚するのだそうです。これには驚きました。日本は何%なのか不明ですが、半数達してはいないのではないでしょうか。結婚することと離婚することが、ドイツでは同じ重さを持っているのかも知れません。(分かりにくい表現ですが、つまりはこういうことです。結婚することは特別ではなく、離婚することも特別ではない。ムムム例えば、スーパーに牛乳を買いに行ったとします。卵を購入しに来ていた友人と偶然会って「あれ、あなたは何故卵を買わないの?」と聞かれたとします。私はこう答えます、「あなたが卵を買ったのと同じ理由で、私は卵を買わない」と。つまり、買いたいから買う、買いたくないから、買わない、ということ。そこに働いているのは意志。したいか、したくないのか。それだけ。結婚と離婚に戻ると、つまりはそういうことです。「結婚するのと同じ理由で離婚する」という意味です)。
私の参加しているゴスペルにも、メンバーに赤ちゃんが生まれました。参加した当初から臨月近い女性がいるのは分かっていました。そして、別の男性に、もうすぐ第一子が生まれることも知っていました。まさかまさかこの2人が夫婦だったとは、昨日まで知りませんでした。というのも、練習中一切と言って良いほど会話がない。夫婦のスキンシップがない・・。(メンバー間でも、挨拶のスキンシップは往々にしてあるのに)どうみても他人でした。こんな夫婦関係もあるんだなあ・・と感心した訳ですが、もしかしたら知らないだけでメンバー同士夫婦がもっといるのかもしれません。
さて、ついでですが、やーっと我がクワイアの歌詞ファイルをもらいました。(lここ3週間くらい忘れられていた)ページ数100以上。この2ヶ月歌詞なしで歌ってきたので、今更なのですが、やはり聞き取れない部分も多いので助かります。しかし・・・・今歌っている曲の大半の歌詞が漏れているような気がするんですが・・・・・・・。
でもでも歴史を感じるファイルと手にして、感慨深く、クワイアの歴史に「日本人がいた」ことが刻まれたんじゃあないかなあ。。と思いました。(アフリカンの方は多数いはります)
私の参加しているゴスペルにも、メンバーに赤ちゃんが生まれました。参加した当初から臨月近い女性がいるのは分かっていました。そして、別の男性に、もうすぐ第一子が生まれることも知っていました。まさかまさかこの2人が夫婦だったとは、昨日まで知りませんでした。というのも、練習中一切と言って良いほど会話がない。夫婦のスキンシップがない・・。(メンバー間でも、挨拶のスキンシップは往々にしてあるのに)どうみても他人でした。こんな夫婦関係もあるんだなあ・・と感心した訳ですが、もしかしたら知らないだけでメンバー同士夫婦がもっといるのかもしれません。
さて、ついでですが、やーっと我がクワイアの歌詞ファイルをもらいました。(lここ3週間くらい忘れられていた)ページ数100以上。この2ヶ月歌詞なしで歌ってきたので、今更なのですが、やはり聞き取れない部分も多いので助かります。しかし・・・・今歌っている曲の大半の歌詞が漏れているような気がするんですが・・・・・・・。
でもでも歴史を感じるファイルと手にして、感慨深く、クワイアの歴史に「日本人がいた」ことが刻まれたんじゃあないかなあ。。と思いました。(アフリカンの方は多数いはります)

Bremenでの・・・コト(88)これも素人作業?
ドイツの人々は、何でも手作りしてしまうのだそうです。私の家に、明らかに手作りだろう・・と思える物は皆無ですが。まあ、専らこの手作りはお父さんの役割なので、各個の一人世帯が集ってシェアしている状態では当然です。
さて、家の中の本棚だったり、テーブルだったりの家具類や内装を、自分仕様に、使い勝手のいい物を作るのは理解できます。でも外装のアレンジもお父さんの仕事なのでしょうか?ごくごくたまにですが、家の外壁に装飾が施してある家があります。

一つは、窓がほとんど無い西側の壁(何故窓がないのか不明)が、窓の絵で埋め尽くされている家。恐らく、個人宅だと思うのですが・・。確かに、壁のママいておくと、その傍を通る者に圧迫感、閉塞感を感じさせます。他の絵、例えば、怪獣とか、アニメキャラとか、はたまた宇宙とか森とか、住んでいる人の好みだけで絵が描かれていたら、それはそれで、違和感があります。近隣住民から景観を損ねると苦情がでるやもしれません。だから、この窓の絵は、そういった意味では、景色にしっかり馴染んでいます。これはお父さんの作なのでしょうか??
もう一つは、なんでしょう・・・・。家を顔に見立てているのでしょうか。窓と窓の間に鼻らしきものが付けられています。これは明らかに用無し突起ではないでしょうか??もし仮に、内部も鼻のでっぱり部分だけ出っ張っていたら・・(家の建て方のことはよく分かりませんが)かなり特異な家だと言えます。そんな家見たこと無いです。普通に考えるとこの「鼻」は、家顔の「鼻」(外見)以外の役割を持ち合わせていないわけで、ある意味贅沢な家だと言えます。恐らくこれも個人宅。壁が真っ青なのも特徴的です。

こうやって見てみると、一つ一つ、家には個性があります。日本で青い壁の家って敬遠されますよね?家を建てるときの色決定で一番重要なのが「壁」です。その壁の色によって、家の雰囲気が決まります。そして外壁は一番大きなパーツを占めるので、明るい色を使えばより明るく見えるし、暗い色は更に暗く見える。内装で言えば、天井は壁の色よりも明るく、床は壁より暗い色を使うと落ち着く・・・。なーんてことを確か、色彩検定受験期に勉強した記憶があります。今この青壁の家の話を書いていて思い出しました。
その外壁が「青」なのだから、なかなかチャンレンジャーです。冬場の今は見ていると寒々しますが、夏場は涼しさを提供するのかもしれません。で、これもお父さんの仕事ですか??
火曜日, 11月 18, 2008
Bremenでの・・・コト(87)自己主張?


英語の「a」「the」にあたるものがもちろんドイツ語にもあります。またまたこれがややこしい。男性女性中性の定冠詞と、不定冠詞がそれぞれ(ほかにもいいろいろ、と)。なかなか覚えられません。
そもそも、登場場面があまりにも少ないのです。写真を2枚載せました。「Der Gelbe Sack」と「Das Schiff」これは定冠詞です。「The」が付いているのと同じ感じに思って下さい。プラ等を捨てる専用の黄色袋と船。これは自らが「the○○」であると主張しています。
街中こういう表記で溢れていたらいいのですが、実際そういう訳にもいきません。物の名称が写真付きで沢山登場するもの。これはスーパーの広告です。こういう類のペーパーが私は大好きで、飽きずに眺めています。
「タマネギ」「Die Zwiebel」なのですが、例えば、スーパーの広告にのるときには、これがタダの「Zwiebeln」になってしまいます。何故かというと、「売り出されるタマネギは一つではないから」「売り出されるタマネギは不特定のものだから」です。こういう場合は、定冠詞をつけず、複数形で表します。なので、複数形を見ただけでは、タマネギが男性女性中性の何なのか、そして単数形は何なのか見分けがつきません。(もしかしたら裏技あり??)。単語は覚えても、その性が分からない・・・。
基本中の基本なんでしょうが、もっと意識して冠詞をつけなくては〜〜とキッチンに備え付けの「Der Gelbe Sack」の堂々とした佇まいをみて思ったのであります。
Bremenでの・・・コト(86)身近な国産

改めて身の回りの物を見ると、made in Germanyが多い事に気が付きます。えんぴつもノートも、えんぴつ削りも国産です。こういう身の回りのものって結構値段が高いなあというのが印象なのですが、もしかしたら原因はこれなのかもしれません。国産だから。特に国土も広くないし、資源も豊富でないし、人件費も高い国だろうに、国産を作ろうと思うから高くつく。でも、きっと大きな物から小さな物まで国産で賄いたいという国と国民の意地があるのかも。だって、日本とは違い、いろんな国と陸でつながっているわけで、マンパワーのもっとの安い国で生産して輸入するとか、折角のユーロなのだから、各国お得意分野で棲み分けをするとかすれば、効率いいのに・・と思わなくもないですが。
でも私はこういうの好きです。多少コストがかかっても、自分の出来る範囲で自分の出来ることをする。凝りに凝りまくった装飾のえんぴつを作る技術を持ち合わせていなければ、無いなりのえんぴつを作る。でもでも、もしかして他の国で作っている商品が質重視のドイツ人気質に合わないので、どうしても自国で作らざるをえない(輸入品では満足できない)のかも。でも作られた商品は、質がいいので、輸出することは視野に入っているようですね。(なのでMade in Germany)。のかな。身の丈にあった生活をするドイツ・・の一面がこんなところからも感じられるようなきがします。
ちなみに
写真のえんぴつですが、それはそれは書きやすい・・・。すばらしい書き心地です。さすがドイツ製!。
最近買った嫁入り道具の包丁も切れ味抜群。これもドイツ製。
ただ、ルクルーゼ商品は好きです・・これはおフランスのものですね・・。
日曜日, 11月 16, 2008
Bremenでの・・・コト(85)あまり挑戦したくない飲み物

日本では牛乳っていうのは、新鮮であればあるほど価値がある傾向にあります。牧場絞りたての牛乳直売〜!なんて高額ですよね。もちろん生乳についての話ですが。だから、加工乳には加工乳のよさがあり、低脂肪であるなど、ライフスタイルに合わせて選べばいいのでしょう。かく言う私は、牛乳嫌いですが、ペットのヨーグルトさんが牛乳しか食べないので、一週間に1回は買います。彼は(Der Joghurt)生乳しか食べません。
ここでは、生乳、加工乳の他に、ロングライフミルクも広く流通しています。常温長期保存可能な牛乳。あんまりまじまじ眺めたことがなかったので、その賞味期限に驚きました。2月まで保存可能・・・・。「うえっ。気持ち悪い。」牛乳を放置して、異臭を漂わせ腐っていく図が思う浮かびます・・・。でもそうではないんですね???
でも、開封後の基準はどーなっているんでしょうか。まさか一回開けているにも拘わらず、2月まで飲める〜なんていう牛乳があったら奇跡です。もし、開封後は1週間で飲みきって下さい、ということならロングライフのメリットはなんでしょう???
牛乳ってストックする飲み物でしょうか?貯蔵庫に牛乳がずらりとならぶ後景を私は想像しかねます。かつ、長期保存できる他の食品(缶詰とか乾物とか)にくらべ、3ヶ月程度の保存可能日数は明らかに短く中途半端。貯蔵庫に収納した端から使い出す・・みたいな。だから、牛乳って購入したら→飲む。ものですよね?
例えば、夏季は牛乳の販売はどこもストップするとか、牛乳の組合がしょっちゅう値上げ交渉でミルクの卸をストップしするから牛乳はどこでも品薄。見つけた時が買い時〜〜!なのなら、ロングライフ牛乳はとっても意味があります。
でもでも、棚に大量に並ぶ牛乳・・。店が閉まるのは基本的に日曜だけで、牛乳を買い求めるに不便な要素は一つもありません。
でもでも、何故かロングライフ牛乳はしっかりその地位を確立しているようです。おいしいのでしょうか?絞られてからひと手間二手間掛けられ、そのうちに元々の牛乳の良さはどこえやら〜??的なイメージが払拭できず、私はあまりトライしたくない飲みものです。
日本でロングライフ牛乳が流行らないのは、多くの人が常温牛乳に抵抗があるのかもしれません、私と同じく。
土曜日, 11月 15, 2008
Bremenでの・・・コト(84)どんどん高くなるハードル??

私は相当暇なのでしょうか?マドレーヌを焼きました。クッキーやらマドレーヌやら、保存の食やら、作る意欲があるわりには、面倒くさがりです。如何に簡単に作るか。こればかり。今回のマドレーヌはネットで「混ぜるだけ」レシピを探し、粉類はふるわず、バターは湯煎で解かし、混ぜて焼くだけ。成型の手間がないぶんクッキーより楽かも。
何故、今日マドレーヌかというと。明日教会へ行くから。クッキーは2度持っていったので、今度はマドレーヌを。本当は、冷蔵庫で寝かしたあと、キレイに成型するようなクッキーが作りたいんだけど、これって結構面倒。その点ロッククッキーは、形の汚いのが売りだから、何とでもなろので楽。しかも教会用クッキーはバターをダブルで使う方が濃厚で喜ばれるので、ロッククッキーというより、べちゃーと平らに流れたクッキーみたいなやつを持っていっています。
マドレーヌもバターたっぷり。恐ろしいほどのバター量。でも気にしない〜〜。この家でお菓子を作るときの最大の敵はオーブン。上からの熱しかないので、天板一枚しか使えない。且つ、温度調整が微妙。しかも今回マドレーヌとはいえ、マドレーヌ型はないので紙の型をそのまま天板に乗せることになります。
さあて・・・・・。オーブンと格闘すること計3回。使った材料小麦粉400g、砂糖400g、バター400g、卵8個。何とか教会用に(毎回礼拝に何人が来るか不明なので分量が読めない)足るくらいのマドレーヌができました・・・。
キッチンが自由に使え&使い勝手の悪くないキッチンなので、またいろいろ試そう〜〜っと。といいつつ、別に料理好きでも菓子作り好きでもなんでもありません。マドレーヌを焼いて教会へ持っていく。この一連の流れで一番好きなところは、贈り物をする、という事実かな〜〜。別に何を持っていくとしても自分としては満足なのかも。ただ、明らかに購入したものは、つまらないし、却って気を遣わすし。作ったモノで、大して出来の良くないものだと、まあ、気にせず受け取ってくれるかな、と。あ、それと好きなこと。ラッピングとかは好きかな・・・。
ま、結局おおざっぱなO型のすることなので、いずれにせよ出来は知れているのですがね・・・。(作りながらしこたま味見してしまいました・・・(滝汗))
さてさて、クッキー→マドレーヌときたら、次はいったい何を作ればいいでしょうか・・・。
*夜の撮影は自然光がないので・・汚いです。
金曜日, 11月 14, 2008
Bremenでの・・・コト(83)オウム返しのできない言語

言語学習において上達の秘訣は、なんと言ってもオウム返しではないでしょうか。「映画見に行く?」と聞かれて「映画見に行く」と答える。疑問文なのか普通の平叙文なのかの違いがあるが、使用している文字、並び、形は全く同じで(しかも会話では「?」は発音されないので)、ニュアンスが少し違うだけ。疑問文の語尾が上がることには人間些かの抵抗もないと思うので、はっきりいって聞かれた文そのままを回答すれば、それがまさしく正解。しっかり会話が成り立っていることになります。以前習っていた中国語も同じような具合です。「ma」を最後にくっつけて疑問を表します。答えるときは「ma」をとればいい。
英語だったら・・「Do you go toノ?」と聞かれたら「I go toノ.」と答えればいい。(英語はまったく自信なしですが、間違ってはいないですよね?)。日本語でも中国語でも英語でも、とりあえず、「あなたは〜?」の疑問に対し「私は〜」の平叙文で答える。主語「私」というのは、外国語学習の中では、最も記憶されやすい単語で、「わたしたち」「あなたたち」を表す単語は知らないけれど「私」は分かる・・ということも少ないくないのでは?
さて、今学習しているドイツ語ですが、ドイツ語は日本人にとって難しいイメージがあるようです。(ドイツ人や他の国の人に言わせると、3種類の文字を巧みに操る日本人のほうがよっぽどすごいらしい。私も同感。)なぜなら、3つの性があり、性や人称に応じての変化が多いから。でも。ドイツ語って可愛い〜!って思うときがあります。何でもかんでも規則規則で、ほぼ、規則通りの変化を四角四面にしてくれるから。このあたりドイツ人気質にも通じるような気がして微笑ましいのです。
3つの性があることは、どうしようもないことで、覚えるしかないのですが、まあ、これが間違っていても通じなくはないので、私の中では優先順位低。これはおいておいて、話す上で、重要になってくる動詞たち。こいつの語尾がころころ変化する(規則はあります)のです。
つまり、「Gehst duノ?」の質問に対し、「Ich geheノ」と答える。また、「Ich geheノ」と発言に対し、ははーん、あなたは**へ行くのねという意味を込めて「Do gehst..」と返す。つまり、聞いたことをそのまま使っていては間違いだということです。同時に、自分の使い方が正しかったかどうか、相手の発言から読みとれないということです。私に対しての相手は、相手にとって「私」で、私が相手の「相手」になるから・・(分かりにくい?)。
そんなこんなでなかなか語学も上達せず???最近は、中学生なみに、現在形ム過去形ム過去完了形と格闘しております。
他にももーっとややこしいことはたくさんあるドイツ語ですが、どれここれも規則規則で動いてくれるので、とても愛くるしい・・・ドイツ語です。
先生に勧められて、独独辞典を買いました。例文が載っているから為になるのだとか。コンパクト版ですが、(大辞典は恐れ多かったので)なかなか楽しいです。例えば、一つの名詞を調べると、ドイツ語で説明がある。分からない単語があると、また調べる。もしくは例文を読む。そして想像力を働かせる・・・。当てもののようで、でも頭を使うので、それなりに勉強になっているのではないか、と。でも最後にはやはり日本語辞書で確認してしまうのですが・・・・。このあたりやはり小心者かな?
Bremenでの・・・コト(82)これが意味するものは? 薬局+時計

ドイツでは方々に薬局を見かけます。ブレーメンにコンビニは皆無(だと思う)ので、一番目にする店が「薬局」(Apoyheke)です。トラムやバス乗り場と同じくらいの数あるんじゃないかな、というほど。どの薬局も同じマークを掲げているので分かりやすいのですが、別に国の直営でもないようで、同じ薬でも価格は店によってまちまち。しかし、往々にして薬局の看板には時計がくっついています。その理由は何なのでしょう??
考えてみました。
一番最初に思いついたのが、昔からの名残。昔は、薬局に時計が必須である何か他の役割があって、今やその役割は廃れたけれども、時計だけは何故か残った・・ということ。日本においての、ちょうどよい例が思いつかないのですが、どう考えても不釣り合いな2つのものの関係が昔の名残だった・・という話は聞かなくもない(と思う)です。
そもそも、この時計は非常に役立っています。街で、時間を知りたければ、教会か薬局。店の外に時計が掲げてあるから親切ですよね。トラム・バス停留所には時刻表はあれども時計はないので・・・。(もっともあと何分で到着するかを表示する電光掲示板はあります)
教会+時計は納得のペアです。街中に時間を知らしめることができます。そして街の時間を取り仕切っているのでしょう。教会の時計が標準時より仮に5分遅れていたら、その街は誰が何と言おうが「5分遅れたものが標準時刻〜〜」みたいな。(大げさですが)。
でも、薬局+時計 は??一つ目の案には、歴史書を紐解けば何か答えらしくものが出てくるのかもしれませんが、そこまでは止めておきます。(諦めるの歯早い・・)
他に思いつくのが・・・人々の健康管理の役割。規則正しい生活をしましょう。との提言。「毎朝この薬局の前を通る時間が、ほぼ同時刻になるように起床しましょう」とかそういう類の意味。その生活リズムの目安にしてねという親切心での時計。しかし・・・これでは薬局は明らかに自己矛盾を抱えてしまいます。人々の健康をサポート→薬が売れない。のでは??尤も、人々の不健康を祈願するなど有り得ないのですが、「時計」を掛けることによる回りくどい間接的な、分かりにくいサポートより、サプリメントなどの広告を掲げた方がよっぽどいいはず。なのでこれも却下・・。
結局、考えても薬局+時計の理由は分かりません。一つ気になるのは、この時計は自動でサマータイムを認識するのかどうか、ということ。手動だったら??先月末サマータイム終了時の薬局の騒動を見てみたかった・・・・と思ってしまいます。
水曜日, 11月 12, 2008
Bremenでの・・・コト(81)何語だったら許せます?


横文字には少しの抵抗と、憧れがあるのが日本人ではないでしょうか。意味も特にはないような英語が書かれたTシャツなどよく見かけます。(よく知りませんが)「HAPPY」「SUNNY DAY!!」「SMILE」とか。その英語自体に意味があっても、着ている本人には、特に何を表現するものでもなくて、気分が落ち込んでいてもこういう言葉が書かれたTシャツは着るわけです。これがドイツ語でもフランス語でもイタリア語でも多分、同じような気分で着るはずです。ローマ字使用の言語には、往々にしてプラスイメージがあります。これが、アラビア語とか、タミル語とか、ビルマ語とか記号にしか見えない言語で、日本からちょっと遠い国の言語だと、少し感じ方が変わるかもしれません。レア感があることと、(もしかしたら)オシャレのアイテムにもなるかもしれません。アクセントとして。しかし、近隣諸国の言語、つまり中国語やハングルで書かれていたらどうでしょう?またまた感じ方・感じられ方は異なるでしょう。「旅行行ってきたのかな?」「安物を手に入れたんだね〜〜」「日本で着るのはやめた方が・・・」。マイナスイメージも少なからずあるはずです。「幸福」「天気非常好」「笑笑」(中国語の正誤は不明)とか例えば書かれていたTシャツ、オシャレに着られますか????
さてさて、なぜこんな話題になったかというと「日替」です。なんとこの「日替」をドイツで見かけたのです。レストランではありません。日本語を見かけることはほとんどなく、漢字を中華料理屋で見るくらいのブレーメンで、「日替」に出会ったのです。写真がないのが悔やまれますが、なんと若いお母さんの下げた鞄に・・・。ショルダータイプで鞄の一面に、10センチ四方の正方形に一文字書くくらいの大きさで、でかでかと「日替」。一瞬目を疑いました。明らかにこれは中国語ではありません。純日本語のはずです。彼女はこの鞄をどこで手に入れたのでしょう・・・・・。日本ではこういうものはなかなか売っていませんし・・・。そしてどういう気分で彼女は「日替」鞄を提げているのでしょう。あの「日」2つと「夫」2つで構成された「日替」のどこに魅力を感じたのでしょう。彼女の目にあの漢字はどのように写っているのでしょう。まさか「Heute Angebote」(レストランの前とかに書かれています。本日のオススメ的意味)的な要素を含んでいるなんて思ってもいないでしょう・・。で、彼女の思いは、日本人が、どの国言語のTシャツを着るときの気持ちと似ているのでしょう。謎は尽きません。今度見かけたら聞いてみましょう。
写真はブレーメンで見かけた中華料理屋看板とタミル語見本〜〜。
火曜日, 11月 11, 2008
Bremenでの・・・コト(80)お国の違い

やっとこさ、過去形を習いました。過去形はドイツ語の会話では実際あまり使いません。過去は過去完了形のような形で話します。過去形がもっぱら登場するのは物語とか書かれたもの、つまり文語です。
授業で「ブレーメンの音楽隊」を読みました。当たり前ですが、過去形頻出です。話は省きますが、そこに鶏の鳴き声が登場「Kikeriki Kikeriki」と表現するのだそうです。ちなみに、クラスメイトの母国語スペイン語では「quiquiriki」(ドイツ語とほぼ同じですねえ。)残念ながら英語圏の方はいませんが「cock-a-doodle-doo」。これは少し違いますね。で、日本語では・?と聞かれ「コケコッコー」(コーケ コッコーとリズムをつけて発音)と答えたらちょっと驚かれました。月の住人も国によって見方が違うし、こういう違いって面白いですね。同じものを見聞きしていても自然と別の表現になる、って。
でもおもしろい落書き発見〜〜〜!!「う○こ」です。これは、多分、ドイツでもあまり行儀の宜しくない言葉だと思うのですが、明らかに、発音といいうか単語は「う○こ」ではありません。なのに、絵で表すと同じなんですね〜〜。びっくりしました。だってこれの実際の形(汚い話ですみません)は、この落書きのようでは決してないし、アニメ的ですよね。漫画などで、こういう描画を見ては始めて「う○こは、このように書くのね」と理解したはずです。つまり、日本とドイツで「う○こ」をイラスト化するときの思考回路が同じ・・って訳ですよね。これは驚きです。
(日本人の落書きで無いことを祈ります。まあブレーメンで日本人と顔を合わすことはほぼないので、有り得ないと思いますが)
Bremenでの・・・コト(79)エコっていったい・・・?

ドイツはエコロジーに関してはなかなかうるさいイメージがあると思います。しかし私には「????」だらけ。ゴミの一件もそうですが、エコっていったい??と思うことが多々。
そもそも、エコロジーって一言で言ってもなかなか奥が深くて全てを説明し切れているとは思えないし、私の考えるエコ(考えてませんが)がエコなのかどうかも不明ですが、まあ「環境を大切に。自然と共存」みたいなイメージですね。だから、太陽光を取り入れたり、風車で電力を起こしたりって自然にあるものの力を利用して賢く生活していこうよ〜〜っていうのが、エコ生活かな、と思っています。(この時点で既に、認識の相違があったら、どうしようもありませんが、まあエコへの認識は人ぞれぞれでもいいかな、と思います)
でも、エコ生活の根本には、やはり「人」が存在すると思うんです。今のところ、生物の中で最も進化した部類に入る「ヒト」。これが、悲しいことに、環境を破壊し、そんでもって、これが「エコ」を考えている。おこがましいと言えばおこがましいですねえ・。自分で蒔いた種なのに、さぞかし素晴らしいことかのように「エコ」推進。ま、一応「ヒト」にも長い歴史があるので(寿命に対し)、現代人だけの責任ってわけでもないですが。
で、思うのは、「エコ、エコ」と騒ぎ立てているのはもしかしたら、お国の行政部だけですか??って思うわけです。ブレーメンでは来年から、排気ガス対策でしょうか、車両乗り入れ規制がかかる部分が増えるようです。私の住んでいるところも、(ほぼ中心付近なので)対象になっている模様。こうやって躍起になっているのは、上の方だけで、一般庶民はエコには無関心〜〜〜っていうのが実際のところではないでしょうか?? とくに感じるのがタバコです。タバコは高い〜〜!!ヒト箱5ユーロくらいします。(安いのもあるでしょうが)x200円計算の私にはヒト箱1000円。ありえません。かく言う私は、元スモーカーですので、タバコの事は少しは分かります。喫煙者の気持ちも、非喫煙者の気持ちも分かります。日本では、飲食店での喫煙は比較的認められていますが、路上はダメ。駅でもデパートでも、「喫煙コーナー」や「喫煙室」に追いやられて、なんだか見せ物のようにタバコを吸わねばなりません。ポケット灰皿の携行必須。ポイ捨てなんてもってのほか・・ですよね。
ここでは、飲食店内の禁煙は不可ですが、路上でもバス停でも、自転車の理ながらでも歩きながらでもみんなプカプカ〜〜〜。そして、そのへんにぽいっと。車両に乗るのに、あわてて、タバコを投げ捨てる人もいるし、まあ、そこら中でみんなタバコ吸ってます。女性も多い。当然、吸い殻は道ばたに沢山落ちています。別に、この現状にがっかりしている訳ではなくって、こういうダメダメな部分があるほうが、親しみが持てるんですが、自身の健康を自ら害することは(巡り巡って)エコに反することにつながらないんでしょうか?と考えてしまうわけです。
特に、写真のようなものを見ると、「クリスマスの飾りはどうせゴミになります。環境の事を考えて、リサイクルの飾りにしました〜〜」という誉められる点があるにせよ、「よくもまあ、これだけの種類のタバコを吸いましたね・・・」と嘆かわしくもなります・・。でもやはりこれも「エコ」なんでしょうか。それとも、一般市民は「エコ」なんて考えていないんでしょうか?どっちなんでしょう?????
月曜日, 11月 10, 2008
Bremenでの・・・コト(78)手を信じる

私は自分の手をかなり酷使している・・と思います。指先の指紋はあるの?くらい酷使。熱いものも冷たいものの素手。きれいなものも汚いものも素手。ゴム手袋をしたり、鍋掴みをはめたりするのは苦手。何でも素手で確かめたくなります。そしてその感触が一番大事だと思うから。そして当たり前ですが汚れれば洗えるし、切れても治るし、でこんなに都合のいい道具はありません。私は手を信じています。
私のこの性格はドイツ人と似ているんじゃあないかなあと思うときがあります。
人力に多くを頼っているのでは?と思おうところが多いからです。このドイツ人の性格は正にマイスター制度を残す理由なのかもしれません。どんなところかというと、例えば。一般家庭の日曜大工。ある一家が引っ越しの際、入らない物品を家の前にゴミとして出しておいたら、妙な家具のパーツとかただの板とかがどんどん持って行かれます。家で自分なりにアレンジするのでしょう。広告に、測定器??(道を造る人とかがよく道ばたで覗いて、曲がっていないかとか確認するような機器)の家庭用が売り出されているのには驚きました。ここまで本格的にするのだと・・。
それから、郵便屋さん。登校時間、郵便局の前を通りますが、自転車に手紙の入った郵便袋を下げた配達員が方々へ散っていきます。少しの坂道もどうってことない、と。このご時世チャリ配達です、チャリ。もしくは、(ある拠点までは車だと思うのですが)徒歩配達。これは、排気ガス問題云々の環境への配慮というより、私にはドイツ人の意地というか、自分の手足が最も信頼の置ける交通手段だ〜〜と考えているような気がするのです。(エコ概念では無いと思う理由は次回)。確かに、バイク配達していて、配達中に例えば、バイクが故障して立ち往生したら、何を恨んでいいのかわかりませんが、歩いて配達していてミスをしたら、それはあくまで自己責任。体調が悪くて配達しきれなかったとしても、それは自己管理できていない自分の責任。ということで、非常に明快です。自分の作った本棚が壊れても、自分の腕の問題ですし。
他人を信用していないわけではないんでしょうけど・・ね。
日曜日, 11月 09, 2008
Bremenでの・・・コト(77)よかった飽きてきた・・

ずーっとはまっていたオリーブオイル浸しですが、ようやく飽きの兆しが見えてきました。かれこれ2ヶ月。多分、今食べているタマネギそのものがおいしくないのです、きっと。たまねぎたまねぎしていないというか、フツーの味。ということで、他のものを作ることにしました。昨日のマーケットで、よさげな大きさのカボチャが見つかったので、種ばっかり食べているのどうかということで作ることに。(かぼちゃの原型の写真を忘れましたが)ちょうどよい大きさというのは、大きくなく1回で調理しきれる量。1キロ未満。(ここで、注意ですが、私は、一家の2回分のかぼちゃ消費量くらいを一回に調理しても食べきれるくらいかぼちゃ好きです。且つ、作ったが最後、昼夜ずーっとそれ+パンなので、量は1キロを超えなければ大丈夫〜〜)。で、マーケットで、いかにもカボチャのはしっこを切り落としました的大きさのもの(でも皮がつるつるで、冬瓜の皮みたい。中身は日本のカボチャそのものの色)を買い求めました。つくるものはカボチャサラダ。かぼちゃを煮てもパンといまいち合わないので、洋的なものにします。とりあえず、レーズンは他に用途がないので買わず、買い置きのミックスドライフルーツのプルーンを代わりに、クリームチーズは、どれがクリームチーズかイマイチ分からず、適当にそれらしきものを購入。
カボチャ+似非クリームチーズ+プルーン 以上。
少し水気の多いカボチャでしたが、まあ、それなりのぐちゃぐちゃ感溢れるサラダのできあがり〜〜。→食後感。うーん満足。全部目分量のわりには、なかなか美味しい。(自画自賛)尤も、自分が作った料理が自分で不味い感じるという状況はありえないだろう・・というのが私の考えなので(如何にも不味くなる取り合わせをしなければ、の話)すが、今回のカボチャサラダは及第点です〜〜。明日からカボチャ三昧です・・。
Bremenでの・・・コト(76)そこに住むということ


私の家の玄関です。そして、キッチンの天井窓からの眺めです。窓のすぐ外にプランターが設置されています。枯れています。春になったら花でも植えたいものです。(あまりガーデニングには(今のところ)興味がありませんが、部屋には緑でも飾りたいのが実際のところ。でも何を買うべきなのか分からないのです。冬場で寒くて死んじゃった〜〜なんていうのは酷い話なので。育てるのは今のところヨーグルトで手一杯??なのかな。)
さて、私にとってドイツは初滞在(旅行では先に2回)ですが、海外長期滞在は始めてではありません。でもよく考えたら、これだけ根を生やそうと頑張るのは始めてかも。(あんまり帰りたくないので。というか帰る場所がない。(汗))中国留学中は、あくまで留学生仲間の輪に常にいました。ほぼ、その国の言葉をネイティブに近いレベルで話す留学生にお世話になったので、語学の上達には良かったかもしれません。留学生同士では今でも緊密に連絡を取り合う仲間がいます。かれこれ10年くらい前の話ですが・・。でも肝心の中国に現地の知り合いがいるか、と言われれば「NO」です。おりません。あくまで行動範囲は留学生の輪の中。外国人としての自分がなくなることはありませんでした。日本人も沢山いたので、日本語での会話がない日はありませんでした。
2回目はシンガポール。ここでは正に日本人社会の中で生活していました。シンガポール社会に馴染みたい〜!なんてこれっぽっちも思いませんでした。常に日本人として(日本人社会に積極的に参加していたわけでもないです。どちらかというと避け気味)。だから、今でもこの国で連絡を取れるのは、そこで働いている日本人だけ。シンガポールの友人と言えば、留学時代の友人ぐらいです。3年(も)いたのに、この交友関係は不思議です。(人付き合いわるいんでしょうね・・・きっと)
ですが、自分で言うのもなんですが、前述の時代にずーっと煩っていた心の病がありました。でも、(いろいろな理由があると思うのですが)ドイツに来ることなど自分の心の中にずーっと引っかかっていたものが実現すること、それから、(短い人生の中での)凹みの時期に出会った人・物事との関係などのおかげで、その病を乗り越えることができました。 まず感謝します。
そして今、野心は「ここに、1年以上住む。」です。目標でもあります。その為には、助けてもらう人を沢山作らねばなりません。ドイツ人のみならず、ここで生活を築いている外国人。沢山知り合って、一年後に「こびるのビザがもうすぐ切れるらしい。ここに留まれるように、みんなで何とかしよう」な〜んて言ってもらえるような、知り合いをいっぱい作らねばなりません。こう思えるのは、(人嫌いの?)私には奇跡みたいなもので、心が健全な証拠かな〜とひとり喜んでおります。
ということで、毎週の教会通いは欠かせません。おばさんとおじさんばかりですが、毎週会うことが大切。存在を覚えてもらうことがまず第一。そして、長期プランが嫌いな私には珍しく、あるプロジェクトに参加することにしました。内容はおいおい・・・と思いますが、2ヶ月に一度の集いを経て、来年5月に大きな会が催されるという半年以上に及ぶプロジェクト。来年5月なんて、資金が尽きていないことを祈るばかりですが、とりあえず、ブレーメンに留まっていないといけない理由ができました。どうやら、相当ドイツが好きなようです。(←自分でも驚き)
いろいろ寄り道しましたが、少々の犠牲を払って来て良かったな〜〜とただ幸せです。10年以来の夢でしたから。思えば、いつでも実現可能(強行突破すれば)だったので、もっと早く来ていればよかった〜〜?と思う人もいるかもしれないけど、私にとっては、全てが偶然で必然のような気がする。寄り道して凹みの暗黒時代を経て、病を克服して・・この10年心に留め続け温め続けたからこそ今の生活があるんじゃあないかと。
はあ、長くなった・・。ここまで一字一句読んでくださった方、すみません。長文でした。。。。長文にした理由は、あまりにも個人的感情の吐露なので、読まずにスルーしてもらおう!という隠れた意図です(笑)。
Bremenでの・・・コト(75)住まいもいろいろ



私の通っている語学学校、それなりに権威のあるテキストを使っている(と思います。)先生にも寄りますが、結構教え方も気に入っています。テキストも授業中の言語も全てドイツ語ですが、(辞書を携えていますが)とくに困ったことはありません。(分からないまますませても、命の危険や生活への支障はないので、深く考えないことにしている。聞き漏らして宿題を忘れても、どーってことないから)。指導の仕方で、時々感心してしまうことがあります。「あれを先に学習したのは、ここにつなげる為ね〜〜〜」って。フルタイムなのかパートタイムなのか、ただドイツ人だからと言う理由でそこにいるのか、先生の(おいうより、名前の呼び捨てで呼びますし、敬称は使いません)地位はわかりませんが、(聖職でないことは確かでしょう)悪くない学校です。はい。そして、先日ドイツの家について学びました。
まず、新しいか古いか。旧市街・マルクトプラッツに面して立つような建築は古い時代のもの(Altbau)だそうです。「Fachwerkhaus」という木造で格子の見える家もここにあります。そして、私が住んでいるような家は「ラインハウス」(Reihenhaus)。一列に家屋が並んでいるのでそうのだそう。少し郊外へ行けば、一戸建て、もしくは二世帯住宅タイプも見かけます。これは「Einfamilienhaus」とか「Zweifamilienhaus」などというようです。他にも、もっと街ならたくさんあるのでしょうが、「Hochhaus」(高層マンション)もあります。ブレーメンでは残念ながら個人住宅としての高層物件は少ないようです。(もっとも何階以上あれば高層なのかという定義は、日本でもそうであるように、不定だと思います)。ですが、四角の箱形家屋で中に沢山の家庭が入居しているようなビルタイプに住む人もいるわけです。
これを学習して改めて周りを見渡すと、なるほど・・・いろいろな住居タイプがあることがわかります。
写真は順不同〜〜。どれがどれだか分かりますか?


土曜日, 11月 08, 2008
Bremenでの・・・コト(74)甘いもの大好き?

やはりここはドイツです。時々、「うわあ、まさにゲルマン〜!」って思う顔つきの人を見かけます。こうやって驚くらいなので、(私のイメージするゲルマンの)ゲルマンの匂いのしないドイツ人が如何に多いか・・が分かります。ゲルマン=イカツクってとっつきにくくて、笑わない。
こういうドイツ人はあまり見かけません。そんなに厳格そうな人はいません。でも規則遵守の性格はすごいなあ〜〜と感心。切符検査も無いのに、真面目にチケットを購入する。車も来ないのに赤信号は止まる。(中には守らない人もいますが、そちらの方が少数派で、一人が守らないからと言って、他の人がそれになびくことがない、。。のがすごい。)ということで、私も、比較的真面目に守ることにしてます。規則遵守が自分のためとか、街の秩序のためとか、そういう理由ではなく、子どもの教育のためだからだそうです。子どもは街では大人のすることを見て学ぶ。だからよいお手本でなくてはならない、と。(日本でも確かにそうなんですが、きっと・・・。でも今では「街では変な人が多いから、まねしちゃダメよ」と予め、街の大人=手本の図式は崩れ去っているかも)。ドイツ人のこの考えはごもっともなので、私もとりあえず協力。みんな守ることだから、少しくらい長い信号でもあまり苦にならない。(とくに急ぐ用事がない、ということもあり。)
こんな真面目そうなドイツ人ですが、今や街はチョコレートだらけです。食品売り場でもない空間に、日本のバレンタインデー並にチョコレートが並びます。これが10月の頭から続いています。もちろんクリスマス用。長い長いクリスマス準備期間です。早く購入した家庭はどうするのでしょうか?船便で外国に送る?(←これなら早期購入納得)。家に飾る?(子どもが、クリスマスを待ちきれなくて食べてしまったらまた購入することになるのに・・。そのリスクは考えなくていいの??)と、クリスマス気分に浸るには些か早い段階から、クリスマスデコレーショングッズなどもいろいろ売り出されています。まあ、日本の正月みたいなものなので、重要な時期だというのは分かりますが・・。でもゆっくり準備できるのはいいことですね。余裕があって。日本は“師走”だからと、無理やり自分たちで慌ただしくしてるんじゃあないんでしょうか??正月用品だって日持ちのするものはあるし、10月くらいからボチボチ用意して気分を高めていけば、“師走だ師走だ”とバタバタしなくて済むのかも。
ブレーメンには「HACHEZ」ハッチェスというチョコレート会社がありまして、デパートにもこのコーナーがありますし、工場には直売店もあります。でも、デパート売り場を見ていると、ドイツでもいろんな都市にチョコ会社があるようです。(ヨーロッパ諸国には、それぞれ皇室御用達のチョコ会社とかがあるし、)カカオもとれないのに、チョコ好きなんですかね。確かに、冬場はチョコは美味しいし、カプチーノ+チョコレートとか最高ですけどね。(どちらかというと日本茶+あんこのほうが好きだが)。
でもでもなかなかドイツ人+チョコレートがしっくりこない私です。

Bremenでの・・・コト(73)Before and After
Bremenでの・・・コト(72)普通の風景


いつもいつもしょーもないことばかりブログに書いている・・と思わなくもないし、そう思われても仕方のない題材ばかり。
「このヒトのドイツ生活は見えてくるけど、ドイツの、ブレーメンの様子は見えてこないわ〜〜〜」なんて思われているかも・・。ということで。
いちおう“暇暇”全開状態なので、紅葉の写真も何回も何回も撮影しております。家の近所の公園などは、バスに乗りに行く度に、通るので、毎回シャッターを押しております。ということで、一応、撮影したての写真をアップしておきます。近頃、風もなく穏やかな日が続いています。雨が降る日もあるけれど、雨=晴れというか、雨が忌むべきものというわけでもなく、雨でも晴れでも同じ(通勤通学手段が雨だからとバスになるわけでもなく、いつも通りチャリだし、土砂降りでもない限り傘を差すわけでもないし)。これはすごく不思議な感覚。(太陽のない日は、人々の機嫌が宜しくない、という事実はあるが)
とりあえず、写真〜〜。
木曜日, 11月 06, 2008
Bremenでの・・・コト(71)卵を寝かせる?


卵は普通にスーパーで買います。たまーに、マーケットとかで、一ついくら、として売っている場合がありますが、基本は10個か6個。ドイツで流行の?バイオ卵なんかも売っています。
別の方のサイトに卵に関する紹介があり、ちらりと読みましたが、卵販売のガイドラインとかが細かく決まっているらしく、生で食べるのは躊躇われますが、まあ安心して使えそうです。ただ、賞味期限は結構長い。
以前、一度卵を買ったとき、気が付かなかった事があります。卵のパッケージに2つの日付があるのです。今回、また購入するに当たり、その意味が理解できず、購入延期をしてしまいました。だって、分からないものを買うのは怖いから。(言葉が分からないと言うのは、時として危険です。大げさに言えば、生命に危険が及ぶ事もなきにしもあらずです)
さて、2つの日付ですが。一つは当然のように賞味期限です。ドイツ語で「BIS」を使って、「何日までにお召し上がり下さい」とあります。もう一つの日付が「AB」か「VON」を前置詞に持つ表現。これが非常に引っかかりました。これは日本語では「〜から」です。つまりこの前置詞の後に日付をくっつけて「何日〜****」と。「?」です。そしてその日付が、どのパックも未来の日付です。
「なんで今売っているものに対し、未来の日付が2つもあるの?」と考えてしまいます。もしかしたら、「何日からご賞味下さい」ということ???自分の常識では計り知れないことが起こるのが海外です。「採取してから日が浅いですので、どうか卵を**日まで寝かせてください。」という忠告・助言でしょうか。ということは、それまでは食べられないって事????卵を食べようと思ったら、その「寝かす」期間も頭に入れて、購入しないといけないってこと??正直悩みました。でも、納得いかないので、結局購入は断念。
「ドイツでは卵を寝かす」こんな習慣があるのかどうか、パックのラベルについてネットで調べてみました。するとすると・・・
「**日からは、冷蔵保存を」という注意書きであるということが分かりました。なんとも親切なラベルです。そして細かい・・。卵は基本的に冷蔵庫保存する頭しかない私には、ちょっと想像しかねたラベルでありました。(みんなちゃんと守っているのかな。それとも、生産者側の逃げ口上にするためのラベルに過ぎないのかな・・)
→ラベルにちゃんと印字があるのだから、ドイツ語をしっかり読んで理解していれば防げた問題なのです・・・。(能力に問題あり、と。(汗))
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