水曜日, 11月 05, 2008

Bremenでの・・・コト(70)何を編めというのやら



諸事情ありまして、編み物をする羽目になりました。家庭的なタイプではありません。炊事掃除洗濯裁縫だったら、一番に却下するのは裁縫でしょう。ボタンをつけたり、繕ったりは我流でやりますが、趣味のものを裁縫で・・というのはほとんどありません。親はよく作ってくれましたが・・・。針と糸ならなんとかしますが、毛糸と編み棒なんて、一生持たないものだと思っていました。が、諸般の事情により、にぎったこともない(はず)かぎ針と毛糸で、“何か”を作らなければならない事態に。始めてのかぎ針が、ドイツ。毛糸のことも、かぎ針のことも、一切分からないのに、“何か”を作る。何をつくるか考えるところからスタート。
毛糸やかぎ針の号数表示も地域差があるようで、日本のサイトの情報がそのまま当てはまらない。こちらにもアメリカものやイタリアものや・・とあるので、どの毛糸と針が合致するのかすら分からない。全くの手探り。
でもあまり悠長なことはできない・・ということで、簡単にできる写真のようなモチーフに落ち着きました。制作個数123個。編み物では一番厄介(だと個人的には思う)編み始めと編み終わりを123回行いました。(その前に、使えない試作品&練習作品もありましたが)。我ながらよく頑張ったのでは無いでしょうか。この赤い作品の編み方がかぎ針では超初級レベルだそうです。
折角、編み物に親しんだので、マフラーを編むことにしました。今度は棒針です。これは昔一度やったような記憶がなきにしもあらずですが、20年以上までしょう・・。でもかぎ針で悪戦苦闘したからか、(まともに編めるようになるまでに・・といっても非常に汚い“赤の作品”ができるレベルですが)棒針の楽珍なこと(あくまで超初級レベルでの編み方の比較)。両手に針があることのナンと落ち着くこと。スキーとスノボの違いっぽい?? ということで、通学には使えそうなマフラーができあがり。(試作の域をでないマフラーですが)
しかし、問題は、ブレーメンの毛糸売り場。気に入る毛糸は一つもない。ウール100%なんて見かけない。ほぼポリエステル&アクリル〜〜〜。これはいいとしても、毛糸の色&柄の可愛くないこと可愛くないこと。編む衣料も靴下が一般的なのでしょうか、靴下がイメージされた毛糸が多いのです。ドイツ人のファッションとかを見ていて、おかしなところはありません。でも、目に付かないだけで、実は、こんな柄柄の靴下を履いているんでしょうか。この毛糸の品揃えでは、今後の編み物生活は危ういです。(←ドイツ語を勉強しなさい、ということですかね)

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