ドイツの人々は、何でも手作りしてしまうのだそうです。私の家に、明らかに手作りだろう・・と思える物は皆無ですが。まあ、専らこの手作りはお父さんの役割なので、各個の一人世帯が集ってシェアしている状態では当然です。
さて、家の中の本棚だったり、テーブルだったりの家具類や内装を、自分仕様に、使い勝手のいい物を作るのは理解できます。でも外装のアレンジもお父さんの仕事なのでしょうか?ごくごくたまにですが、家の外壁に装飾が施してある家があります。

一つは、窓がほとんど無い西側の壁(何故窓がないのか不明)が、窓の絵で埋め尽くされている家。恐らく、個人宅だと思うのですが・・。確かに、壁のママいておくと、その傍を通る者に圧迫感、閉塞感を感じさせます。他の絵、例えば、怪獣とか、アニメキャラとか、はたまた宇宙とか森とか、住んでいる人の好みだけで絵が描かれていたら、それはそれで、違和感があります。近隣住民から景観を損ねると苦情がでるやもしれません。だから、この窓の絵は、そういった意味では、景色にしっかり馴染んでいます。これはお父さんの作なのでしょうか??
もう一つは、なんでしょう・・・・。家を顔に見立てているのでしょうか。窓と窓の間に鼻らしきものが付けられています。これは明らかに用無し突起ではないでしょうか??もし仮に、内部も鼻のでっぱり部分だけ出っ張っていたら・・(家の建て方のことはよく分かりませんが)かなり特異な家だと言えます。そんな家見たこと無いです。普通に考えるとこの「鼻」は、家顔の「鼻」(外見)以外の役割を持ち合わせていないわけで、ある意味贅沢な家だと言えます。恐らくこれも個人宅。壁が真っ青なのも特徴的です。

こうやって見てみると、一つ一つ、家には個性があります。日本で青い壁の家って敬遠されますよね?家を建てるときの色決定で一番重要なのが「壁」です。その壁の色によって、家の雰囲気が決まります。そして外壁は一番大きなパーツを占めるので、明るい色を使えばより明るく見えるし、暗い色は更に暗く見える。内装で言えば、天井は壁の色よりも明るく、床は壁より暗い色を使うと落ち着く・・・。なーんてことを確か、色彩検定受験期に勉強した記憶があります。今この青壁の家の話を書いていて思い出しました。
その外壁が「青」なのだから、なかなかチャンレンジャーです。冬場の今は見ていると寒々しますが、夏場は涼しさを提供するのかもしれません。で、これもお父さんの仕事ですか??
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