日曜日, 11月 30, 2008

Bremenでの・・・コト(100)意味はないけど100回記念

通し番号が100になりました。「つぶやい」ていることもたまにあるので、実際は100を超えていますし、ブレーメンに来るまでに書いた内容もあるので、厳密には100回ではありませんが、目に見える形での「100」なので、とりあえず記念しておきます。
ということで、読みにくいブログを(そしてだんだん表示に時間がかかるようになっていませんか??私のネット環境が悪いだけかな?)読んで下さっている皆様。有り難うございます。広告がふんだんに目に付いたり、ランキングに参加しています!クリックお願いします。とか、ああいうのはあまり好きではないので、とりあえず、正に書きためておくだけの「箱」を作ろうと思って(暇なこともあり)始めましたが、暇が続いているからか???飽き性の私のわりに続いております。素晴らしいことです。
100回記念の今回は(←ここまでで既に長いですよね。ここから更に続きます。(汗))「こびる」についてです。何回か質問をされたことがありますので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが・・。「こびる」の意味・由来について公にするのはが、そういえば始めてです。隠していたわけでは無くって、あまりにも自分には普通の言葉だったので、説明の必要性を感じなかった訳です。でも「媚びる」が思いつく・・と言われて、「それも無理ないねえ」と。そこで始めて、「こびる」の平仮名表記は人にかなりの誤解を与えているようだ・・と実感したわけです。弁解も兼ねて説明します。

まず、「こびる」には漢字表記があります。こちらが本来の形です。「古美る」と書きます。普通なら「ふるびる」と読むところを「こびる」と読んでいます。なぜ、この動詞が出てくるかと言いますと・・自分の生きるモットーみたいな物として「飄々と古美る」(これを「ひょうひょうといきる(生きる)」と勝手に読んでいます)というのがあります。
これは、かれこれ10年前、中国に留学する前に、友人と滋賀県の近江八幡へ観光へ出かけました。(あまり何処へいったのか印象が無いのですが、後からその時の場景などを考えると、この地だったとするのが正しいと思われます)そして、瓦ミュージアム(だと思う)を訪れました。そこで、一冊の雑誌の記事に出会いました。その中には、「ふるびる」とは「古美る」ことだ・・とかなんとか書かれていました。(一字一句覚えていません。ただそういう内容だったはずです)
「古くなることは美しくなること」という解釈に、なんだかとっても感心・感動しました。
その後中国へ行って、中国語の「老」という漢字には、その人の人生への尊敬の念であったりするものが含まれていて(私の勝手な解釈)、決して、単に年寄り、老いぼれていくことではないことなどを知りました。
ちょうど、年齢をそのまま重ねていくことにすごく不安を感じていたので(今は崖っぷちすぎて、危機感の感覚が麻痺しているかも??)
「年を重ねて、ますます美しくなれるような生き方がしたいな」と思ったことが生きるモットー「飄々と古美る」につながっていくわけです。(あれから既に10年弱経ちますが、果たして、古美たかどうかは些か不明です。たゆたっていたことは確かだと思いますが)

「ふるびる」と読むのは可愛らしくないので、「こびる」と読んでいますが、古語には「こぶ」(バ行上二段)「こびる」(バ行上一段)という動詞があるようなので、「こびる」と素で読むのも、私としては許容範囲。ただ読者は現代人なので、ね。

ということで、長々と書きましたが、これが「こびる」の由来です。ローマ字では「kobiru」と書いていますが「cobiru」のほうが可愛かったんじゃあないかなあ。と一人悔しがっている私です。

以上100回記念〜〜。(かなりの自己満足)

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

100回おめでとうございます!!

匿名 さんのコメント...

100回おめでとうございます!!

匿名 さんのコメント...

100回おめでとう!!なかなかやるなあ!!いつも写真がキレイ