
言語学習において上達の秘訣は、なんと言ってもオウム返しではないでしょうか。「映画見に行く?」と聞かれて「映画見に行く」と答える。疑問文なのか普通の平叙文なのかの違いがあるが、使用している文字、並び、形は全く同じで(しかも会話では「?」は発音されないので)、ニュアンスが少し違うだけ。疑問文の語尾が上がることには人間些かの抵抗もないと思うので、はっきりいって聞かれた文そのままを回答すれば、それがまさしく正解。しっかり会話が成り立っていることになります。以前習っていた中国語も同じような具合です。「ma」を最後にくっつけて疑問を表します。答えるときは「ma」をとればいい。
英語だったら・・「Do you go toノ?」と聞かれたら「I go toノ.」と答えればいい。(英語はまったく自信なしですが、間違ってはいないですよね?)。日本語でも中国語でも英語でも、とりあえず、「あなたは〜?」の疑問に対し「私は〜」の平叙文で答える。主語「私」というのは、外国語学習の中では、最も記憶されやすい単語で、「わたしたち」「あなたたち」を表す単語は知らないけれど「私」は分かる・・ということも少ないくないのでは?
さて、今学習しているドイツ語ですが、ドイツ語は日本人にとって難しいイメージがあるようです。(ドイツ人や他の国の人に言わせると、3種類の文字を巧みに操る日本人のほうがよっぽどすごいらしい。私も同感。)なぜなら、3つの性があり、性や人称に応じての変化が多いから。でも。ドイツ語って可愛い〜!って思うときがあります。何でもかんでも規則規則で、ほぼ、規則通りの変化を四角四面にしてくれるから。このあたりドイツ人気質にも通じるような気がして微笑ましいのです。
3つの性があることは、どうしようもないことで、覚えるしかないのですが、まあ、これが間違っていても通じなくはないので、私の中では優先順位低。これはおいておいて、話す上で、重要になってくる動詞たち。こいつの語尾がころころ変化する(規則はあります)のです。
つまり、「Gehst duノ?」の質問に対し、「Ich geheノ」と答える。また、「Ich geheノ」と発言に対し、ははーん、あなたは**へ行くのねという意味を込めて「Do gehst..」と返す。つまり、聞いたことをそのまま使っていては間違いだということです。同時に、自分の使い方が正しかったかどうか、相手の発言から読みとれないということです。私に対しての相手は、相手にとって「私」で、私が相手の「相手」になるから・・(分かりにくい?)。
そんなこんなでなかなか語学も上達せず???最近は、中学生なみに、現在形ム過去形ム過去完了形と格闘しております。
他にももーっとややこしいことはたくさんあるドイツ語ですが、どれここれも規則規則で動いてくれるので、とても愛くるしい・・・ドイツ語です。
先生に勧められて、独独辞典を買いました。例文が載っているから為になるのだとか。コンパクト版ですが、(大辞典は恐れ多かったので)なかなか楽しいです。例えば、一つの名詞を調べると、ドイツ語で説明がある。分からない単語があると、また調べる。もしくは例文を読む。そして想像力を働かせる・・・。当てもののようで、でも頭を使うので、それなりに勉強になっているのではないか、と。でも最後にはやはり日本語辞書で確認してしまうのですが・・・・。このあたりやはり小心者かな?
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