火曜日, 11月 11, 2008

Bremenでの・・・コト(79)エコっていったい・・・?




ドイツはエコロジーに関してはなかなかうるさいイメージがあると思います。しかし私には「????」だらけ。ゴミの一件もそうですが、エコっていったい??と思うことが多々。
そもそも、エコロジーって一言で言ってもなかなか奥が深くて全てを説明し切れているとは思えないし、私の考えるエコ(考えてませんが)がエコなのかどうかも不明ですが、まあ「環境を大切に。自然と共存」みたいなイメージですね。だから、太陽光を取り入れたり、風車で電力を起こしたりって自然にあるものの力を利用して賢く生活していこうよ〜〜っていうのが、エコ生活かな、と思っています。(この時点で既に、認識の相違があったら、どうしようもありませんが、まあエコへの認識は人ぞれぞれでもいいかな、と思います)
でも、エコ生活の根本には、やはり「人」が存在すると思うんです。今のところ、生物の中で最も進化した部類に入る「ヒト」。これが、悲しいことに、環境を破壊し、そんでもって、これが「エコ」を考えている。おこがましいと言えばおこがましいですねえ・。自分で蒔いた種なのに、さぞかし素晴らしいことかのように「エコ」推進。ま、一応「ヒト」にも長い歴史があるので(寿命に対し)、現代人だけの責任ってわけでもないですが。
で、思うのは、「エコ、エコ」と騒ぎ立てているのはもしかしたら、お国の行政部だけですか??って思うわけです。ブレーメンでは来年から、排気ガス対策でしょうか、車両乗り入れ規制がかかる部分が増えるようです。私の住んでいるところも、(ほぼ中心付近なので)対象になっている模様。こうやって躍起になっているのは、上の方だけで、一般庶民はエコには無関心〜〜〜っていうのが実際のところではないでしょうか?? とくに感じるのがタバコです。タバコは高い〜〜!!ヒト箱5ユーロくらいします。(安いのもあるでしょうが)x200円計算の私にはヒト箱1000円。ありえません。かく言う私は、元スモーカーですので、タバコの事は少しは分かります。喫煙者の気持ちも、非喫煙者の気持ちも分かります。日本では、飲食店での喫煙は比較的認められていますが、路上はダメ。駅でもデパートでも、「喫煙コーナー」や「喫煙室」に追いやられて、なんだか見せ物のようにタバコを吸わねばなりません。ポケット灰皿の携行必須。ポイ捨てなんてもってのほか・・ですよね。
ここでは、飲食店内の禁煙は不可ですが、路上でもバス停でも、自転車の理ながらでも歩きながらでもみんなプカプカ〜〜〜。そして、そのへんにぽいっと。車両に乗るのに、あわてて、タバコを投げ捨てる人もいるし、まあ、そこら中でみんなタバコ吸ってます。女性も多い。当然、吸い殻は道ばたに沢山落ちています。別に、この現状にがっかりしている訳ではなくって、こういうダメダメな部分があるほうが、親しみが持てるんですが、自身の健康を自ら害することは(巡り巡って)エコに反することにつながらないんでしょうか?と考えてしまうわけです。
特に、写真のようなものを見ると、「クリスマスの飾りはどうせゴミになります。環境の事を考えて、リサイクルの飾りにしました〜〜」という誉められる点があるにせよ、「よくもまあ、これだけの種類のタバコを吸いましたね・・・」と嘆かわしくもなります・・。でもやはりこれも「エコ」なんでしょうか。それとも、一般市民は「エコ」なんて考えていないんでしょうか?どっちなんでしょう?????


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