水曜日, 12月 31, 2008

Bremenでの・・・コト(141)これだけあるのに・・・



私のことを少し知っておられる方なら、ご存じかもしれません。私は無類の「汁好き」です。基本はみそ汁一日3杯、などですが、汁メニューでなくても例えば、鍋の汁とか煮物・たき物の汁とか大好きです。スープも好きだし、ルーも好きです。つまり少し濃いめの液体が好きということでしょうか。純粋な飲み物に対しては別感情があるので。
ここの生活でみそ汁を導入することは難しく、仮にインスタントを取り入れたとしても、他のメニューとあわないので、どうもしっくり来ません。だからここでは専らスープ。そして高くはつきますが、インスタントです。日本では良く仕事中の昼ご飯にはコーンスープを飲んでいました。やはりこれが一番ベーシックで且つ美味しい。
しかし、ここでコーンスープを見つけることが出来ないのです。インスタントスープも各社製品があり、価格はピンキリ。倍以上違ったりします。種類としては、トマト、きのこ、アスパラガス あたりが主流で、葱、かぼちゃ、ブロッコリー、じゃがいも・・などのポタージュ系がちらほら。じゃがいもですら、看板商品ではないように思えます。写真の数だけ違う会社・違う異種類のスープをストックしてみましたが、コーンポタージュがないのです。無理やり買っていないわけではなくて・・・無いから買えない。もしもし、コーンポタージュが売っていたら、他のスープは多分買わないのに。
コーンスープは粉末ではなく、缶なのでしょうか?それもおかしな話です。需要が無いのでしょうか?コーン=主食のイメージで、コーン=汁にはならないのでしょうか?コーンスープとパンを食べることに、主食のとりすぎ感を覚えるからでしょうか?(そしてジャガイモがサラダだったら、確かに・・・という気もしますが)
どのスープも特に不味いわけでもないのですが、私はやっぱりコーンスープが飲みたい。(インスタントが充分美味しい)。クノールの商品(馬鹿に高いけど)もあるのだから、コーンスープを是非お願いします・・・。

火曜日, 12月 30, 2008

Bremenでの・・・コト(140)散歩に行きました





はっきり言って寒がりです。実家での定位置はストーブの度真ん前でした。こちらに来る際の最大の懸念事項は寒さと乾燥。耐えられるのか些か疑問でした。12月中旬から良い天気が続いています。今日も快晴。さぞかしぽかぽかかと思いきや気温はぐっと低いのです。新聞の予想ではー5度〜−1度。つまりずーっと氷点下。東京などでは10度ぐらいまで気温は上がっているようですから、やはり比較してもこちらのほうが寒いようです。なのに、今日も2時間ばかり散歩してきました。何も持たず、身体一つでの、まさに散歩。同じようなことをしている人が多いので・・。
そもそも、ドイツ人は散歩が大好きです。「散歩する」ということが日常の動詞として頻繁に使われるくらい好きです。ちょっと分かりにくいですが、日本語を学び始めて初級レベルで学ぶ動詞として(想像で)思いつくのは、生活に密着した「起きる」「食べる」「行く」「勉強する(学ぶ)」「教える」「帰る」「入浴する(洗う)」「寝る」「遊ぶ」「言う」「聞く」などですよね。ドイツ語ではここに「散歩する」が含まれるのだということです。
日本人として日本で生活していて、「散歩する」という状況に出会う事ってあまりありませんよね。自然発生する状況ではなく、“よしっ散歩に出かけよう”と思い立って初めて「散歩する」動作を行うことになりませんか?この点、「散歩する」ことは、何があろうとも必ず毎日こなさねばならぬ営みである「食べる」「寝る」などと根本的に異なります。しかし、ドイツではこの日常の営みとして「散歩する」があるのです。そして、よく使う単語の一つに、「散歩する」が挙がります。「歩く」より「走る」よりずっと頻繁に「散歩する」のです。
ドイツ人は暇があったら散歩。気分が悪かったら散歩。きれいな空気を吸ってリフレッシュすることが健康法の一つのようです。プチ森林浴でしょうか。(ちなみに、背中の痛みがあるときは、泳ぐのが治療法だそうです。全く、毒をもって毒を制すみたいなやり方ですねえ・・)。娯楽が少ないこと、犬を飼っている家庭が多いことも理由の一つかもしれません。でも、0℃前後の気温の中、赤ちゃんも老人も、外気に当たります。
さてさて、太陽が出ているとはいえやはり気温はマイナス。池に、川に氷が・・・。でもどうしてでしょうか、私には日本のほうがずーっと寒く感じるのです。この季節、気温は低いけれど風がなく穏やかだからでしょうか。極寒な感じがしません。とっても気持ちの良い散歩でした〜〜。

Bremenでの・・・コト(139)2009年の運勢は??



無料で配布される新聞に来年の星占いが出ていました。日本の干支は牛ですが、ヨーロッパは豚なのですか?・・「亥」の場合は確か中国では「豚」でしたが。と思ったら、新年には縁起の良い?豚さんを用いる習慣がある模様。納得。そもそも、星占いですので、ここに干支をイメージさせるようなイラストがあると、干支で占うのか星座で占うのかややこしくなってしまいますしねえ。2009年の天秤座。ここ数年に増していい一年になるようです。キャリアや職業面でとくに。木星の支配を受ける?(アスペクトする)2月中旬から4月頭と8月末から11月末まで。パートナー関係も進展あり、とか。とにかく新しい関係、プロジェクトとか幅広くやってよい模様。まあ、全体的にはこんな感じで、とにかくマイナスなことが書いていません。個人的には2009という年は敬遠したい年で、私の運勢は2008年をピークに下降線のつもりだったので(厄年に向けて)正直予想外に驚きでした。もしかしたら、他の星座にも同じように良いことばかり書いてあるのかもしれない、と思い、もう一つ読んでみましたが、「趣向換え・方向転換したほうがいい」というような内容。出てくる単語も、「軽率」「不注意」「不安定な」など。そしてそれらを「意識しましょう」と続く。これは大変そうです。
ということで、この星占いは、あながち良いことばかり書いてあるわけではないと分かったので、気分良く2009年を迎えたいと思います。

(今日の再びの更新、明日の更新もあるかも知れませんが)9月からブログにお付き合い頂きありがとうございました。内容は薄く文字だけ多いブログでご面倒をおかけしてます。(ほぼ自己満足で書いているので)。でも「読んでるよ」の声は励みです。感謝です。(最近日記的な感じが多く、ブレーメンについて触れることが少ないですが・・生活の中心がクワイアと歌に成ってしまっているので仕方ないです・・すみませぬ)。とりあえず、2009年も生きていたいと思います。

月曜日, 12月 29, 2008

Bremenでの・・・コト(138)音に色を付ける



先生の予定が開いていたので、今日もレッスンをしてもらいました。専門分野が何なのか不明(多分聞いても分からないかも)なのですが、今日は聴音中心にやらされました。本当に嫌いですこれ。嫌な思い出がよみがえります・・。ただ、最近ピアノの前に座るようになりましたし、コードも分からないなりに(知識ゼロです)解読しようと試みてみたり、とピアノに対する嫌悪感は非常に少なくなってきています。帰国した際には親姉妹を驚かせてやろうと思います。(今思いついたことだけど、これはなかなかいい目標かも)
聴音ですが、「C」を教えてもらったら、そこからの派生で音階をなんとか上り下りできますが、何も無い状態では分かりません。いつも当てずっぽう。コードや音を覚える方法は、人それぞれですが、先生は喉の具合で判断するのだそう。スムーズに出せる最低音が「A」で、しんどくなり始めの低音が「G」という基準が自分の中にあるようです。私にはこれは無理です。喉の具合によって変化するので。他にも、音を形容して覚える。悲しい・温かい・知的とか、物・減少で表現する。グラスの感じ。森林。などなど。これはなかなか面白いインプットの仕方です。私もとりあえず、音を色で表せと言われて、とりあえず今日は3音。「C」は白。「G」は青。「Es」は黄。にしました(というかそう聞こえるので)。でも、こうやって音を聴いていくと楽しいですね。理屈からじゃなくて直観から覚える感じで。30歳になってこんな覚え方を導入されるとは思いませんでした。まあ、最低レベルのところからのレッスンなので仕方ないですねえ・・。

曲の表情とかは考えたことがあるけれど、同じ曲でもコードを変えて弾くと感じ方がころりと変わります。ただ音程が変わるだけだと思っていたので、ちょっとびっくりでした。こんなこと考えたこと無かったし・・。だからこそ、音に色とか、形容表現が当てはめられるんですねえ・・。

なんでこんなトレーニングをするかというと、音を探さず、その出したい音を一発で“すこーん”と発声するため(4分の1音上がったり下がったり・・など微妙なずれの無いピュアな音を出すため)ということのようです。

いったい12年間のピアノ生活はなんだったんだろう、という感じですが、初心に返って習う音楽は楽しいものです。
年明けまでレッスンはないので、家のピアノでこちょこちょ闇練しようっと。

Bremenでの・・・コト(137)レベル測定


昨日私の家に遊びに来てくれたのは、学校の友人・中国人の女の子です。彼女は11月末にブレーメンに来て以来同じクラスで学んでいます。本来ならば、学校ではドイツ語以外で話すことはほとんど無いのですが、彼女が来たばかりでドイツ語に慣れていない(ある程度学習済みだけれど、ドイツ語環境になれていない)ということで、私が中国語で話しかけたことから、私たちの会話言語は中国語になってしまいました。まあ、私も中国語を忘れないためにも時々話すのは楽しいのでいいのですが・・。
彼女と中国語で会話を始める前の私の中国語環境は・・・。9年ほど前中国留学。その後大学で話はしないまでも中国文学などなど学習。卒業後シンガポールで、華語やシングリッシュ、日本語のちゃんぽん環境で生活。帰国後も社会人大学の中国語講座などには通いつつ・・。留学生時代の友人とはピンインでチャットしたり・・・と中国語の書籍や新聞が辞書無しで読めたり、ニュースが聞き取れたりということはありませんし、レベルなんてたかが知れていますが、お互いが顔をあわせてのコミュニケーションはまだとれる水準ではあるようです。(すっかり話す機会が無くても、話し始めればだんだん思い出してくるという感じ)。日本人の特権で、中国語の単語が分からなくても、日本語の同義の熟語を中国語読み(ピンイン発音)にしてみたら、意味が通じる・・なんてこともあるし、日本語の音と中国語音にはある程度の規則性みたいなのがあるので、喋ってみた者勝ちなところがあります。あとは会話の相手が如何に意図をくみ取ろうと努力してくれるか、です。
不思議なことに、中国語を発するのには、まったく心に構えがありません。間違っていようが、すらすらと話したい事柄を続けることが出来ます。
でもドイツ語は・・妙に考えてしまいます。主語を発したら、次は動詞。主語以外が文頭に来ても、とりあえずポジション2は動詞!。副文の場合は、動詞は一番最後!!!、そして主文の動詞は一番最初・・つまり、動詞、コンマ、動詞、主語の順番!。助動詞がポジション2なら動詞は不定詞で文末!。形容詞変化の際、定冠詞はシグナルがあるから・・不定冠詞はシグナルがないので性が分かるような語尾変化を・・・。過去のことを話すには過去完了を、この動詞はseinだわ。とか考え出したら切りがない(訳分からなくてすみません)ですが、話すときこれがうごめきます。めちゃ頭使います。だから、ich (私)と話し始めて、文の構造をめちゃくちゃ考えてしまいます。何を2つ目に発するべきか、と。現在形の動詞を発してしまったら最後、過去形に修復不可、助動詞の挿入も不可。なかなか厄介な言語です。でも規則尽くしのドイツ語はとっても愛おしいです。
何が言いたいかというと、ドイツ語と中国語どっちのレベルが上なのだろう、ということです。どちらが寄り複雑な文構造を操っているのだろう、と思うわけです。抵抗がないのは中国語ですが、短文を無理やりくっつけ、指示代名詞を使い、「これ」「それ」言いながら向かい合う相手と理解し合っているだけかもしれないのです。中国語で話すとき関係代名詞について考えることはありませんが、ドイツ語なら考えます。Sie ist meine Vermieterin,die kommt aus Pollen.彼女はポーランド出身の私の家主です。(彼女は私の家主でポーランド出身です。)(She is my landlady who comes from Polland)この場合の「die」が「who」にあたります。中国語なら・・私はこういうふうにしか話せません。→他(女偏に也)是従波蘭来的我的房東。文章は左から右にすすーっと流れて、行ったり来たりしません。他(女偏に也)是我的房東、従波蘭来的。でもいいのかな。でもこの場合恐らく何の接続詞も不要なハズです。これで充分通じるハズです。間違いでは無いはずです。(確かではありませんが。まあ、私のレベルなんてこんなものです)。なので、とっても簡単。言いたいことを続けるだけなので。これだと、Sie ist meine Vermieterin,und sie kommt aus Pollen.こう。文と文を並列させた文になりますね。でもこれを表したい時ってスマートな文にすべく、関係代名詞使いますよね。この辺の気遣いが私の中国語には書けています。

だから・・・、こうやって楽に頭を使わず話す(しているつもり)中国語と脳みそフル回転させながら話すドイツ語、どちらがよりよく聞こえているのでしょうか。どちらがより高度なのでしょうか。気になります。でもなかなかこれをジャッジできる人間っていないでしょうねえ・・・。中国語が母国語でドイツ語もネイティブレベルで話せる人か、その反対かで、このことを私と日本語で分かり合えるだけの日本語レベルを持ち合わせている人材でないと、私はこの複雑な話題を心から理解できないと思いますので。

ちなみに、英語ですが、最近富に出てこなくなりました。書けと言われれば、書きますが、(手紙程度)「I」と言いたいのに「Ich」が出てきます。「but」と言いたいのに「aber」になります。慣れとは恐ろしいですね・・・。

日曜日, 12月 28, 2008

Bremenでの・・・コト(136)キャラクターは不要??



私の撮影した写真ではありません。奈良県に住む友人が送ってくれました〜〜。ありがとね〜〜。ご存じ、平城京遷都2010−710=1300年祭のキャラクター、せんと君とまんと君です。日本って何かイベントや行事があるとキャラクターやロゴが出来るし、市町村にもキャラがいたりしますね。故郷の滋賀県にも居ますし、滋賀と言えば、ゆるキャラブームの火付け役「ひこにゃん」なんかが、まだ現役で頑張っているのでしょうか。それにしても、平城京遷都1300年祭のキャラには一悶着ありましたよね。なのに、別キャラをもってキャラを制すみたいなやりかたで騒動は鎮火しました。ここまでキャラクターに力を注ぐ理由は何なのでしょう。グッズの売り上げなどの経済効果ですか?(大阪の知事のイラストをいれたお菓子(公式ではないようですが)は売り上げがた落ちで在庫抱え・・のようですが・・。)
ブレーメンにはキャラはおりません。州&年のシンボルは「鍵」ですが、これはどこにでもある市の章とか県のマークとか、マンホールに書いてあったりするヤツと同じです。サッカーチームのウェーダーブレーメンにもキャラはいません。スタジアムでの応援を着ぐるみが盛り上げたり・・ということは無いようです。ブレーメンなので、音楽隊の着ぐるみがいても市民権を得そうなものだなあ・・とか思うのですが、もしかしたら入り手がいないのかもしれません。しんどいわりに歓迎されないから・・とかで。2006年ワールドカップの際は確かゴレオ君というライオンのキャラがいました。下半身裸のライオン(Tシャツらしきものだけ身につけている。が、縫いぐるみではよくあることです)で、“いやらしい”とかいう声もあったとか、なんとか。キャラや着ぐるみっていうものがあまり+(プラス)に働かないお国柄なのかもしれません。
もしかしたら、着ぐるみを見る&触りながらも「どうせ中身は人間なんでしょ〜〜」ってめちゃくちゃ現実を見てしまうのがドイツ人とか??私なんか、ミッキーとか着ぐるみと握手したり、見かけたりするだけで、ミーハーになってしまいますが・・。まあ、中に入っている人も“プロ”で、なりきってくれるから、ある意味ファンタジーの世界が創り上げられているんですけど、ね。ドイツでは中に入る人自体がキャラクターに成りきれないのかもしれません。

一回、「日本の人気キャラ大集合〜〜」なーんて催しをドイツで開催してほしいものです。ドイツ人の反応が気になります。めちゃ冷めてたりして。

Bremenでの・・・コト(135)不況の波はこんなところから?



日曜です。とりあえず礼拝です。多分今日は「ヨハネの手紙1−1から1−3」を読まはったハズです。だんだん式次第ではないですが、礼拝のことがわかるようにはなってきましたが、内容はイマイチ分かりません。
「Ich habe deinen Heiland」(やったかな)。とにかく「Heiland」という単語が頻出。これは「救世主・キリスト」のことです。それと今日の頻出単語は「Anfang」(始まり)「beziehen」(関わること)などでした。
さて、私の通う教会ですが、来年より近所のご家族(同系列)教会と教区(ゲマインデ)を共にします。3つの教会が同じ経営?下にはいります。私のZionと近所のMatthiun ClaudiusとSt.Pauli.これにより、今までのような教区民の交わりとか親交とかが変わってしまうのかな・・と恐れていたのですが、聞いたところによるとそうではないようで、今まで通り礼拝は行われるとのこと。ただ、スリム化なんでしょうね。市町村合併みたいなものでしょう。狭い区域で同じ機能の事務局が3つあるので、一つにしてしまおう、と、教会っていったいどのように資金繰りされているのか、興味深いところではあるのですが・・。
そして、この3つの教区が合体し、「MAZIPA」Nになる(マジパン)のです。これはドイツ(リューベック)の有名なお菓子です。こんなアピールをして、新ゲマインデに親しんでもらおう、ということのようです。経営難・不況なのでしょうか?
そして、今日は教区民を交えての会議が執り行われたようです。所謂自治会の寄り合いですな。会議に参加しても良いよ〜〜と言われましたが、多分分からないだけだし、今日はお友達が家に来るので辞退しました。
ということでピザを焼いてみました。(発酵もほとんど不要の簡単・薄力粉のみピザです。なかなか美味しかったです。→「まずくなる要素の食材が入っていないので、不味いわけがない、というのがいつもの私の持論」)

私の生活に関しては、好況であろうが不況であろうが、金は出て行く一方なのでまったくどうってことありません。もう少し、厳しさを自覚した方がいいでしょうか?

土曜日, 12月 27, 2008

Bremenでの・・・コト(134)こんなボイトレしてますよ


私の所属していた日本のゴスペルクワイア仲間の関係で、ボイストレーニングをしていました。(ほんの数ヶ月ですが)そして、こっちに来てからも、ゴスペルを歌う以外に、ボイストレーニングを受けています。先生は、先々からお世話になっている師匠、です。
でもボイトレというより、歌のレッスン、といったほうが正しいかな?特に、発声など・・というより、課題曲を設けて仕上げる、という感じです。最初の曲は・・「LOVE YOU I DO」。この曲(ジャンル)をどう説明したらいいのか分かりませんが、とにかくこの曲です。自分なりに歌おうとせず、まず真似してね〜〜ということのようです。曲選択の際に3つ候補があったのですが、どいつもこいつも、日本人の且つ素人が歌うにはレベルが・・・高すぎ。その中で、一番シンプルそうな曲を選びました。が、歌詞が・・・・・・・・・・・・・・・。
「Never met a man Quite like you Doing all he can Making my dream come true You are strong and you are smart You are taking my heart and I give you the rest of me too You are the perfect man for me I Love You I DO」
とまあ、こんな歌詞です。(適当に訳して下さいね)。日本語で同じ内容の曲を歌うよりもっと歌いにくいんですけど・・。日本人だけなのでしょうか、こんな歌詞に照れを感じるのは。そして、朝から晩までこの曲を聴き、機会あれば大音量で歌っている(だって難しいので、練習!&暇だから)私は端から見るとめっちゃ変な人、に違いありません。音源とあわせて歌うと、歌詞も口の周りもスムーズですが、いざ「ではキーボードのみで」と言われて歌うと、まったくまったく、声になっていない部分(歌っているようで音になっていない部分)が一杯あるのですね・・・。難しいです。
それから、レッスン中は、聴音の訓練も。私が昔から一番嫌いなヤツです。押さえている音を当てるのではなく、音の幅を当てる(何音あいているか)のです。これは今後も苦労しそう。
で、今日はレッスン日でした。低音も高音もお腹から!波打たないクリアな音を!(私の理解ではこういうことを言われてました)決して喉だけで歌っている訳ではないですが、低音の踏ん張り具合がやはり足りないようです。そしてその踏ん張り具合のまま高音も。と。どっしりと聞こえます。なかなか難しいです。しんどいですし。でも基本自由な体勢でのびのびと!なので、頭で考えながら歌うと身体が止まってしまうし・・。
多分、年内のレッスンはこれで終わりかなあ・・・年明けまで歌う機会がないとは、ストレスたまりそうです。
でも、最近自分で思うのは、自分で「声がちゃんと出ているな」と思う声に到達するまでの時間が短くなった気がします。今まで、30分くらい発声してやっと・・だったのが、結構するりと声がでるようになりました。音量も増えたのではないかな、と思ってます。この理由としては、先生のお陰ではなく、毎日通学中チャリをこぎながら(坂道であろうが)、大音量で歌いまくっているので、肺活量が増えたのかもしれません。(と勝手に自己分析)

はあ、毎日長くてすみません。
気になるお値段ですが、本当は1時間35ユーロなのだそうです。(ほんまかぁぁ????)CD作成のために通っていた先月は25ユーロでやってもらっていました。その作業が終わり、とりあえず通う必要が無くなったけど、続けたい・・・という私の思いと、生徒を逃すまいという先生の思惑は一致。(??)値切り交渉を経て、4回で85ユーロに落ち着きました。時間は1時間。延長はあんまりありません(入れ替わり立ち替わり生徒が来るので)。うーん、それでも安くない。1時間20ユーロちょっと。(ちなみにこの特別価格は他言するなと言われていますが、先生の生徒で他に日本語の読める人はいないので大丈夫でしょう。且つ、実際一時間35ユーロが事実がどうかも不明です。←疑り深いヤツ・・。相場もイマイチ分かりませんので)。私計算(1ユーロ200円の頭で生きていく!)で行けば、20x200円=4000円。(高っ。)今、円が上がっていること、1ユーロショップが100均であることをふまえると2000円。これだと安い。日本までの葉書料金1ユーロ。日本からの葉書料金70円。とすると、1400円。日本までの封書料金2ユーロ。日本からの封書料金90円。とすると、900円(有り得ない!)安めのお店でコーヒー1杯1.2ユーロ。日本でマクドとかなら100円。これだと1777円。尤も日本円に換算することに何の意味もないのですが・・。
ま、こんなものかな、と思って払っています。もし、こうやって無職の者から搾取する先生が、ブランドもののむちゃくちゃいい服を来ていたり、かばんを持っていたり、時計を持っていたり、アクセサリーつけまくっていたりしたら、「お金はここに消えてるのね〜〜」と憤慨もしますが、どうもそうでは無いようです。服は、ホントに質素・・・・・というか趣味を疑う。手にも腕にも首にも一切の装飾無し。商売道具のパソコンにマウスも無し。持ち物、携帯のみ。で、費やすところはスタジオ機器のようです。この間、新しい機器を買ったとかで、撫でてはりましたので。スタジオの維持費も結構かかるらしいし。
こんな感じのボイトレですが(全く核心に迫っていない!!)、どうでしょ?

先生から一足遅い?クリスマスプレゼントのチョコレートを頂きました。なかなか律儀ですねええ。

Bremenでの・・・コト(133)しずかなクリスマス



今日は、こちらのゴスペルクワイアのコンサート。クリスマスコンサートです。教会付きのクワイアなので、自主コンサートというより、教会行事の一環です。なぜか、日本のクリスマスの歌を歌ってくれ、という話になっていました。日本のクリスマスのオリジナルソングで、教会で歌えるような“厳か”目(おごそかめ)な歌ってそんなにないですよね?童謡的なやつじゃないとねえ・・・リサイタルをするわけじゃあないので・・・。と思って思いついたのが、日本のクワイアで歌ったことのある「しずかなクリスマス」。この音源や、音の提供に日本のクワイアの力を借りました・・。助かりました。この場からですが、まずはお礼を。
入手音源はアカペラ・・でしたが、なんとか伴奏をつけてほしいとピアニストさんにお願いし、データの送付をしておりましたが、彼はどうやら聴いていなかった模様。なんと、アカペラで歌うことになってしまいました。(家のピアノで音だけしっかりとっておいて良かった・・・・・)

さて、練習も出来ないまま、司会進行をする牧師先生に「袖で控えてね〜〜」とクワイア控え室から引っ張り出されました。出番は、クワイアの前で、いくつか先の団体・個人の発表の後です。私はてっきりクワイアのステージの一環でソロなのかと思っていたので、このプログラムにも焦りました。突然連れて行かれたので、水が無くって、先の人の発表中に取りに行こう・・と思ったら、クワイアの仲間が代わりにとってきてくれました。私はてっきりクワイアはまだ控え室で喋っているのかと思いきや、しっかり先に出る私のところにも付いていてくれたようです。それを見て安心しました。仲間の顔っていうのは、本当に安心材料になりますね。

多分、声は震えていた・・と思いますが、(アカペラソロなど初めてです・・)
コンサートをぶちこわす事無く無事終わりました。ソロから帰ってきた私をクワイアは温かく迎えてくれました。このクワイアもとってもステキです。はあ、一仕事終わった〜〜〜。
でもこれで、この教会の教区民に、日本人の存在がまたまた植え付けられたことでしょう。これはここを離れたくない私にとって、とっても大切なことです。
これだけ連続して教会に行っていたら、そりゃあ、顔なじみばっかりになってきますし・・・。

そして、そのあとのクワイアのステージは今まで通り。練習の少なさと至近の練習日が16日だった・・というやる気のなさ?もあり、酷かった部類に入るかと思いますが、まあ、いつもこんな具合です。その時その時の歌い方を楽しんでますから・・。

更に、クワイア代表の知り合いだという日本人の方と知り合いになりました。現地の方と結婚してはります。今後いろいろとお世話になるかもしれません。お会いできて光栄でした・・・。

ということで、年も押し迫ってきましたが、とりあえず肩の荷がおりました。よかったよかった。でも、もっと上手く歌えるようになりたいな〜〜って改めて思いました。先生よろしくね〜〜〜。

木曜日, 12月 25, 2008

Bremenでの・・・コト(132)ブレーメン再発見


「クリスマスおめでとう!」の声がちらほら聞こえるクリスマス初日。(基本、街は静まりかえっています)。いやあ、なんだか新年を迎えたようなすがすがしさがあります。不思議です。
今日も朝から礼拝。いつも以上に参加者が少ない・・・・。今日来て下さる牧師先生に失礼ではないか!と思える人数でしたが、昨夜深夜を回ってもまだ活動していた人ばかりなので、まだまだ睡眠タイムなのでしょう。
牧師先生の話を所々理解?(ほとんど理解できていないけど)しながら考えました。クリスマスについて。キリストが馬小屋(?)で生まれた日(の次の日?ですか?25日は24日の夜に生まれたのですよね?なので、昨夜は「きよしこの夜」を3回も歌いました。今日の礼拝では歌いませんでした)。つまり、彼の誕生日を毎年毎年祝っているわけですよね。所謂故人なわけで、確実に年をとっていく、そのコトを祝い、一年また生きながらえたことに感謝し、未来に希望を描く・・現存者の誕生日とは質が違いますよね。もう既に一生を終えた存在の誕生日を祝うのですから。
ちょっと不思議に思いながら、牧師先生の話を元に考えました。何がそんなの尊いのか、何がそんなに重要なのか。私の導き出した答えは、「キリストの誕生を祝うことは、つまり、すべての始まりを祝うこと」なのだ、ということ。人間の存在も、自然も、創造主神がいて、キリストがいて・・それにより形作られている。その自分たちの起源に繋がる方の誕生を祝うことで、自分たちが生きている事へ改めて感謝の念を抱きましょう。とまあこういうことなのかな、と考えました。(あくまで私見です。クリスチャンではないので、分からないことばかりですし。)
でも、こういう考えが頭に思い浮かぶということは、キリスト教的考えが頭に入りつつあるのかもしれないですねえ・・。

さて、礼拝後、クワイア仲間とお散歩。お散歩はドイツ人の余暇の過ごし方では一番重要なことです。彼女は、ウェーザー川の中州に住んでおり、その中州がいいハイキングコースのようになっています。良い天気で、とっても気持ちのいいお散歩でした。しかも景色がキレイ!!お散歩の間、いろいろお話しました。彼女は(私の母親より年配でしょう)とっても親切で、いつも気にかけてくれるので助かってます・・。ソプラノの重鎮的な方です。彼女と、お散歩できて光栄でした・・。
且つ、ブレーメンの新しい景色を見ることができて、改めてブレーメンのステキさを感じました。

Bremenでの・・・コト(131)プレゼントいっぱい



寂しい寂しいクリスマス〜〜がやって来たかと思っていました。この時の「寂しい」は、「恋人と過ごせなくて寂しいわ」ではなく、「家族がいなくて孤独だわ」です。クリスマスは家族で過ごす大切な一日です。
そもそもの24日の予定は。15時半、17時半、23時の3回の礼拝に参加することだけ。どんなものか、見てやろうと思って。折角だから。
そしたら、家においでって言ってくれるクワイアの仲間が2人。少し、ミスコミュニケーションがありましたが、(ダブルブッキングのような)特に嫌な顔をするでもなく、2つの家庭をはしごすることを許してもらいました。
さて、まず起床して、明日からの祝日に備え、(25,26が祝日。27は土曜のため、買い物のタイミングがない可能性あり)買い出し。その時郵便受けを覗くと・・・・・。赤い包装紙のプレゼントが・・・。郵便で届いた風ではありません。「私の住所を知っている人なんて限られているし・・」と見てみると、一番近所に住み、いつもクワイアの衣装を貸してくれてる女性からのチョコレートのプレゼントでした。彼女はベルリンにて親戚らとクリスマスを過ごすので、行く前にポストに投函してくれてたんですね・・。感激。
さて、礼拝1は子どもの劇を取り入れた礼拝でした。教会付きのピアニスト?さんにピアノレッスンを受けている生徒の発表会も兼ねていたようです。でも教会の座席って(当たり前だけど)前から後ろまで平らなので、ほとんど見えませんでしたが。(写真;役者さんたち)

その後、17時半までの時間を、クワイア仲間の家で過ごしました。
2人のお子さんがいて、とってもかわいい。家にはクリスマスツリー。そして木の下には、もうすぐ開封されるプレゼントが並んでいます。(食事の前に開封のようです)そして、壁や、階段の手すりには、アドベントカレンダーの靴下が。「もういくつねるとお正月」的に、毎日一つ一つ靴下の中のお菓子を食べて行き、クリスマスを待ち望むのです。プレゼントですが、私ももらっちゃいました・・・。ありがとう!!このクリスマスプレゼントをみんな自分たちでしっかり包装するんですよね・・大変そう。そして、誰から何をもらったか、しっかりリストにしてはりました。(お葬式の時とか、お香典の料金を付けておくのに似てる・・と思ったり。)
そして礼拝2。子どもが大半を占めた1回目に対し、大人の数がぐっと増えました。普通の礼拝でした。
その後、もう一人のクワイア仲間の家で夕食。(先のクワイアさんも誘ってくれていたけど、ダブルブッキング的になり、お詫びしてこちらへ)。久しぶりにいろんな種類のおかずを頂きました。これが思いの外、早くお開き的モードになったので、抜けさせてもらうことにしました。この家でも多数のプレゼントがやりとりされていて、景気の良さが(この日だけなのかな?)窺えました。
そして23時まで、歌を歌ったりしながら1軒目のご家庭で過ごし、いざ3回目の礼拝へ。3回目は、クワイアの代表が歌うので、そこでメンバーも歌うチャンスがありました。(あくまで礼拝の中の一つで)ピアノはクワイア付きのピアニストさんがわざわざ来てくれたはりました。なので、3回目の礼拝は楽しかったですね。他にもいっぱい知っている顔があったし、「クリスマスおめでとう!」の挨拶をいっぱい交わしました。
かれこれ15時前から日が開けるまで、ずーっとクリスチャンの傍にいたわけですが、クリスマスが如何に大切な行事なのかがよく分かりました。23時の礼拝に参加し、日をまたぐと、なんだかお正月の気分でした。新しい年の幕開けと、キリストの誕生。どちらも、“新しい”年がやってくるような気分ですね、そう言えば。
で、3回の礼拝に参加し、賛美歌(クリスマスの)をしこたま歌いました。全然歌えないドイツ人よりよっぽどメロディー知っているだろうな・・と思いながら。

プレゼントをもらい、クリスマスの厳かな?時間を皆と過ごし、ステキなクリスマスだったんじゃあないかな。って思います。
仲間に入れてくれてありがとう。

なんともよく分からない、24日の出来事報告ですが、たくさんのことがありすぎて・・・。

火曜日, 12月 23, 2008

Bremenでの・・・コト(130)クリスマスを前に



備忘録
ギネスに挑戦〜〜の後追い。報道によると。7415人がその場にいたとか。一緒に歌った本人の感想では「そもそもこんな大人数が、あの敷地に立てるか??」と思わなくもない。ギネスに認められるかどうかの判断は今週に結果が出るらしい。


マルクトプラッツで思い出しましたが、コインを入れると動物の鳴き声を奏でるマンホールがあります。面白い試みなのに、人だかりになっていないし、誰も興味がなさそう。私も先月やっと知り得たぐらいです。このマンホールと一人で遊ぶことほど虚しいことはないので、なかなか試せません。(もしかしたら数種類の鳴き声があるのかもしれないけど、私は、たしか鶏か何かの声でした)
そのマンホールが本日開けられておりました。定期メンテナンスでしょうか。でもマスコミも来ていたので、何かの取材だったのかも。中を覗きに近づく前に閉められてしまいました。先に写真を撮ったので間に合わなかったのです・。音の鳴る仕組みは不明ですが、コイン投入で音が鳴るので、そのコイン回収作業などは必要なのかもしれません。で、このマンホールはどこの官庁の管轄になるのでしょうか・・。


今日は23日。本日でクリスマスマーケットはおしまい。クリスマス本番です・・。

月曜日, 12月 22, 2008

Bremenでの・・・コト(129)どれか効くはず



先週あたりから体調が思わしくありません。そしてこの週末鼻&喉が特に。普通なら放っておくのですが、歌わないといけないイベントが控えているので悠長に構えているわけにも行きません。喉が痛いのに、無理に歌って、ふら〜〜って(初期風邪の症状に間違いない)なってる。で、喉腫れてる?もしくは寝過ぎで一日中浮腫んでる?ような身体&顔周りの状況。あまり外出したくない感じです。(もしかしたら栄養だけとって寝ているので、ただ、太りが最高潮に達したのかもしれません・・)
ハチミツとかして飲んだり、鼻うがいしてみたり、喉のドロップも2種。風邪薬系2種(現地調達品と効くかどうか分からない鼻づまりよ用の薬)。に加え、薬の乱用?で胃を壊すとどうしようも無いので胃薬。もともと薬好きですが、こちらに来てから、ほとんど薬とは無縁でした。飲み出したら癖になるかな〜〜って。今、明らかに癖です。やばいやばい。

有事の時に薬はとっておかないと・・と思っていましたが、今がその有事だと考えていいでしょうか??

明日はボイトレ・・があるといいなあ・・と思うのですが、いつもいつも先生の都合先にありき、なので、どうなることやら。

Bremenでの・・・コト(128)特別この日に??



年内最後のゴミ好捨ては、私の住む地域では12月20日。年明けは1月3日。信じられ無くないですか????2週間以上ゴミをため込め、と。クリスマス&年末が“冬”の北半球に住んでいて良かった、とつくづく思います。夏だったら??生ゴミは異臭を放ち、洗っていないトレイなどはカピカピ、カビカビしてきて・・・考えただけでもおぞましいです。一年の一番でかいイベント、クリスマスで大量のゴミが出る(飾り付けなどではなく、人々が集い、食べることで発生するゴミ)はずなのに、それを年明けまで持ち越す・・のだから凄いですね。日本人なら何が何でも年末に一度処理したいですが・・。
ゴミ捨ての日程は、一週間おきに「プラスチックと紙」「生ゴミとその他」の組み合わせで巡ってきます。(なので、実際は2週間どころか、もっと長期間捨てられないのですが)さて、驚いたことに、年明けに特別「もみの木片づけ日」(Tannenbaumabfuhr)があるのです。1月22日。クリスマスの最終は1月6日なので、それを待って片づけると言うことなのでしょう。(でも大分後ですね?)クリスマスなど祝わない家庭だってあるだろうに、公に、このような処理日が設けられているのにはびっくりです。
でも逆に、宗教色の濃いことを、敢えて隠さないところに“自由”があるのかもしれません。他宗教、他宗派のことであっても、信じる信じないは本人次第。「キリスト教だけなんだか特別扱いされている・・」などと不満や嫌悪感を示すこと自体馬鹿げているということなのかもしれません。日本のコトを思うと、なんだか宗教関係の話題って避けがちだし、ちょっとしたことで(重箱の隅をつつくように)問題になったり対立も起きやすい。「正月のお守り、札などの日」というゴミ捨て日がもしあったら、「仏教徒だけ特別扱いではないか」という声が挙がりそうです。でもこういう声を発するコトって結局、自分で自分を窮屈にしますよね?“信仰の自由”“信仰の自由”を盾に、なんだか悪い方向へ解釈されすぎな気がします。
だから、「Tannenbaumabfuhr」っていうのが堂々と設けられてるのは非常に清々しいです。関係ない人は無視すれば良いだけです。関わるも自由、関わらないも自由。「彼が関わるのと同じ理由で、私は関わらないのです」と言えばいいのです。簡単ですね。

Bremenでの・・・コト(127)この手間は??



銀行には通帳がありません。通帳がなんぼのものか・・と言われればそうですが、お金を入金した際、「口座に**ユーロの資金がある」を自分で見て確認できる書類が無くって、お金がなくなってしまったかのような気分になったものです。
でも銀行の凄いところもちゃんとあります。24時間365日ATM使いたい放題。振込などの手数料も無料。しかし、すくなからずの口座維持費を取られます。意味のない手数料で搾取はしない、という姿勢が感じられます。

でも、ATMはとっても不便なところがあります。それは、現金引き出しと口座状況確認の機械が別だと言うことです。口座情報確認の機械は、それだけ独立しており、「Kontoauszug」を使い、ATMは「Geldautomat」です。つまり、金を引き出した後、もう一度別の機械で残高を確認せねばならないのです。現金と一緒にステートメントが出てくるのが、スムーズで合理的だと思うのですが、これは出来ないのでしょうか??
うーむ。

日曜日, 12月 21, 2008

つぶやき(12)宴のあと



昨日投稿の2回のサプライズ計画報告にも書きましたように、12月20日計画遂行されました。
そして、その計画が実行された「宴」は終わりました。同時に、私が日本で歌っていたゴスペルクワイアは無期限の活動休止に入ります。個人的には“無期限”という言葉大好きです。
だって、「有言実行」が簡単だから。「無期限休止!」と宣言し、翌日活動しても、嘘を付いたことにはなりませんよね?「無期限」=「いつでも再開できる」だと思っているので。
私の用意したサプライズ計画は、そのゴスペルクワイアのラストライブの後の打ち上げ会場で行われました。
滋賀県大津市のJR膳所より徒歩・・にあるイタリアンレストラン「Giocare」です。
http://gourmet.gyao.jp/0004005560/
ここのスタッフの方に今回は大変お世話になりました。というのも、計画者はブレーメンを離れられないので、遠隔操作&スタッフの方を駒として使うという、無礼きわまりないことをやってしまったわけです。
打ち上げ会場がゴスペルメンバーに報告された次の日、国際電話をかけ、ちょっと事情を話してメールでやりとりできるようにお願いし、それから2ヶ月何度と無くメールをやりとりし、昨日の当日に至りました。
顔も見たことがない、打ち上げを予約したメンバーの知り合いである保証もない人間の言うこと、書くことを、すべて信頼し、実行して下さったレストランの方には感謝し切れません。ありがとうございました。
スタッフの方が送って下さった写真をブログにアップします。みんなとても楽しそうです。

そして、メンバーからも、
「参りました」の声を頂きました。大成功ではないでしょうか・・・。私も9月から昨日まで、計画&準備で本当に楽しい時間を過ごしました。すごく充実していました。(ホント、いろいろなことをこのメンバーの為にやったんだけれど、私に“何かしたい!”って思わせるこの団体はホント凄いです。というか、最高の仲間なのです〜〜)
でも、その楽しい宴も昨日で終わり・・・。冬の時代の到来です。昨日まで私も、ライブに向けて頑張るメンバーと同じく、12月20日の打ち上げを目標に過ごしてきました。打ち上げ中はメンバーからの携帯メールを読みながら、パソコンの前にどっしり座って一緒に参加している気分でいました。今は、サプライズ成功の充実感と終わってしまった虚しさとが入り交じった複雑な気分です。

(これに関わった全ての人。パスタの購入店も、郵便局の人も、届けてくれた日本の郵便配達夫さんへも、調理してくれたお店の方にも、みんなに向けて・・)素敵な思い出をありがとう!!是非、滋賀へお越しの際は、「Giocare」をおたずねください。(私は行ったことがありませんが。前を通ったことは何度も)。ステキなスタッフの方が出迎えて下さることと思います。

余談ですが、宴の後・・と言えば、「M1」。ノンスタイルの優勝ですね〜!!わーい。普通に関西人なのでお笑い大好き。ノンスタイルはずーっと注目してました。いつの間にか東京行っちゃってたんですねえ。あらら悲しい。いつまでも関西ローカルで居て欲しかったのですが、仕方ないですね。で、街の予想を見事に裏切り優勝してくれたノンスタイル、漫才は見ていませんが、あの2人好きです。(仲は決して良くなさそうですが・・・(私見))今年も、去年と同じく、我が妹君が携帯メールで実況中継をしてくれました。(昨年も出先で開始1時間強見られなかったので)やほー(毎日新聞?)の速報より早くて、助かりました。「妹よ GOOD JOB!」。DVDも送ってもらうかもしれません。日本食を食べなくても、バスタブがなくても耐えるけど、漫才はやっぱり見たいな〜〜〜。で、この宴も終わりました。

あとは静かに年末を迎えるだけ・・・??はい、また長文になりましたが、(つぶやきにしては長い!!)パソコンの前に座っていながら、盛り上がった週末でした。

写真は打ち上げ中(お店へのお礼の歌を歌っているところかな?)&すてきにデコレーションされたシュトーレン

土曜日, 12月 20, 2008

Bremenでの・・・コト(126)サプライズ計画



さて、これはブレーメンのことというより、めちゃくちゃ個人的なことですが、「私がブレーメンで起こしたアクション」ということで、このカテゴリににいれますが、まあ、「つぶやき」にするかどちらかしかないので、許してもらいましょう。さて、このサプライズ計画は、11月5日投稿分「諸事情ありまして、編み物をする羽目になりました。」と絡んできます。
はい、今日12月20日は、私にとって非常に大切な日です。今こちらでゴスペルを歌っていますが、それは日本でゴスペルをやっていたからです。そのゴスペルグループが、今日のクリスマスライブを最後に活動を休止します。私にとって、命の恩人とも言うべき団体です。この団体の存在がなかったら私は今、生きているでしょうか?ドイツで楽しく暮らしているでしょうか?それほど大切な存在です。
9月から12月20日のライブへ向けて、着々と準備をしてきたメンバーとディレクター。私は練習に参加できないけど何かやりたい!!と思いました。メンバーの活動の様子は、団体のウェブサイトでいつも確認できていたので・・。そして、一つ目が「編み物」。これは舞台の衣装に組み込んでもらったり、会場装飾に使ってもらおうと思い編みました。皆さん、それぞれ使って下さったようです。
2つ目は、打ち上げ場でのサプライズ企画。(打ち上げ場をサプライズ企画にするのは2回目です・・こういうの大好き。)なぜ打ち上げ場になるかというと、ライブ会場では、私の指揮の下で動いてくれる人員が探し当てられないから。メンバーや関係者の内の誰か一人を、味方に組み入れて動いてもらえれば簡単だけど、そうするとそのメンバーはサプライズを受けられなくなるから・・。ということで、私がいつも選ぶのは打ち上げ会場。
今回、打ち上げ場所が決まった報告を受け速攻、店に電話しました。その後はメールでのやりとり。何をしたいか、何が出来るか考え、打ち上げのメニューの中に、私がこちらから郵送した食材で作ったメニューを提供してもらうことにしました。それぐらいしか出来そうになかったので。
とうに送ったはずの郵便が到着せずに、再度送り直す・・というハプニングがありましたが(結局何処に消えたのでしょう。あのDHL小包は。追跡番号が無いので探しようがありません)、打ち上げ場所レストランさんのご厚意で、スムーズに計画を詰めていくことができました。
それから3つ目のサプライズが、前回書きましたCDです。今回のライブを最後に活動を休止する為、メンバーがディレクターの為に歌を歌ってプレゼント〜〜という企画が持ち上がったようです。自主練習の合間にこの歌を練習していました。残念ながらこのコーラスに私は参加できません。悔しかったので、それならば一人で歌おう!と決め、ピアノの弾ける人にお伺いしたのが事の発端。MP3の形式で送られた、まったくシンプルな歌の伴奏を、師匠は瞬く間にすんばらしい演奏に仕上げてしまいました・・。感動・・。ということで、このCDは打ち上げの最中にディレクターの手に渡ることになっています。そして、もし「聴いてみよう!」となったら、店の機器をお借りすることになっています。

と、諸々私の中ではしっかり順序立てて計画書が出来上がっていますが、この団体の打ち上げは、何が起こるか全く予測不可能!!!ということでお店の方にも「あまり気にしないで下さい。最重要ポイントは、料理が皆の口に入ること、CD等必要物がメンバー、ディレクターの手に渡ること」だと伝えてあります・・。

さあて、これがブログに載る頃打ち上げが始まっていますね・・・。メンバーのみんな、ライブ報告&打ち上げ報告待ってます〜〜。

Bremenでの・・・コト(125)師匠全貌 &長くなるけど“計画”報告〜〜。



ご存じの通り、私、歌を歌っていますが、別に上手な訳ではありません。ストレス発散です。暇なときは部屋でも公園でも一人で絶叫しています。(多分音はたまにしか外していないはず。完全なる音痴ではありません。ただ、高音がどこまで出ているかは不明ですが。)しかし、楽譜はほぼ読めません。楽器は弾けません。耳だけを頼りにしてます。
いやいや楽譜は読めたはずなのですが、すっかり忘れました。12年もピアノを習ったのに、一切弾けなくなってしまった私です。相当ピアノが嫌いだったようです。だから私、楽器が出来る人は素直に凄いなあと感心します。コードが分かる人とか、キーが分かる人とか、楽譜が読める人とか、即興で弾いてしまう人とか、どんな曲にも対応してしまう人とか。そしてピアノの演奏は聴くのが好きではありません。悔しいからでしょうか。習ったのに弾けないから・・。

しかし、ここブレーメンですっごい演奏を聴いてしまいました。個人情報なので写真は後ろ姿にしておきます。(ビアのを弾いている姿ではありません。作業中です)この方なのですが、何がすごいって、うーん言葉で言い表せないくらい凄いです。ブログに音源がアップできたら、みんなにも聴いてほしいくらいすごいです。持って生まれた才能で弾く天才とか、ピアノスパルタ教育を受けて育ったピアノエリート君、おぼっちゃまの演奏ではなくって、うーん。なんとも言葉にし難いものがあります。努力して手に入れた高みを感じます

このピアノを聴いて、「ピアノの音って素敵だな」と初めて思いました。ピアノへの嫌悪感ぶっとびました。

で、何故私が、ピアノを弾く方と面識があるかは、(ピアノが嫌いなのにも拘わらず)おいておいて、この方が私の師匠です。(肖像権?云々を言われると困るので後ろ姿です。が、いつも「着る服考えてる??」と疑うような格好をしてはります。全てのセンスは音楽に持って行かれてしまっているようなので、後ろ姿で賢明な気がします)

節約生活ながら??(本当に節約しているのかだんだん疑問になってきました。資金1年使い切り政策に則った生活というほうが正しいかも)ボイスレッスンをしている・・と以前書いたのが、はい、この方です。この方に教えてもらうと、なんだか上手くなるような気分になります。一緒に歌っていると、自分って凄い?って思いたくなります。才能に引っ張られる感じです。そして、師匠の周りには、素敵なミュージシャンが集っています。ギタリストにドラマー、シンガー・・。そしてみんなとてもとてもすごいのです。(私の“眼”のレベルが低いかも知れませんが)

(長くなりますが)
そして、先日より書いていた「とある計画」というのが写真(下)です。12月2日に、プレゼントを発送したこと、そしてこのプレゼントの完成に、ブレーメンのとあるCEO(Chief Executive Officer)が力を貸してくれたこと、を書きました。このCEO=師匠です。つまり、写真(下)はプレゼントの中身。私が歌を歌ったCDです(さすがにオリジナル曲ではありません)。自己満足の品だ・・というご批判はごもっとも・・ですが、このプレゼントに至ったにはそれなりの理由が(省略しますが)あったわけです。企画・歌・ジャケット作成・事務処理:私。伴奏・録音・ミックス、マスタリング作業:師匠の担当で、ほぼ師匠の一人作業・・・CDになっております。
(贈られる方が喜ぶかどうか分かりませんが)、CDの出来映えは、(声を除けば)及第点です。(伴奏だけなら90点。もろもろの煩雑な事柄、イライラしたこと、大変だったこと、などを斟酌してマイナス10点。声を含めると、及第点という評価に下がります・・・)。

(まだまだ引っ張りますが)これがプレゼントされる(た)のが20日。今日です。日本時間で午後8時〜9時頃かなあと予想しています。でも、関係者がこれ以後、ブログを確認する余裕はないと思いますので、もうそろそろ良いかな・・・・。このプレゼントは、今まで、とある場所で眠っていました。そして誰に手渡されたのか・・は次回に譲ります・・。

金曜日, 12月 19, 2008

Bremenでの・・・コト(124)ギネスはどうなったか



さて、先日新聞記事を紹介しました。12月19日、マルクトプラッツに皆で集まって歌を歌おうという催し。ギネス記録に挑戦!!とう規模だそうだったので、ギネス記録樹立の瞬間に立ち会いたくて言ってまいりました。歌う歌を予習し、歌詞を携えて・・・。マルクトプラッツの建物の2階バルコニーなど4カ所で代表のクワイアがリードしてくれ、みんなで歌う感じです。人混み&沢山の店が出ているので一カ所しか見られませんし、バルコニーを見上げる形になり、誰がどんなふうに歌っているのか確認は出来ませんでした。また何人が集まっていたのかも不明。ただ、皆がその場に居合わせ、ハーモニーを作ったことは確かです。ほんの5分ほどのイベントでしたが、なかなか楽しい催しでした。今日は歌続き・・。
学校で歌い、ギネス記録挑戦で歌い、そしてプロジェクトsingoutの2回目。本当は所属ゴスペルクワイアの出演オファーにも参加できたのですが、このsingoutは半年でたった6回の練習なので逃せません。
しっかし、この1週間はっきりいって風邪の兆候でまくり。葛根湯を持ってこなかったのが悔やまれます。初期で治すのが賢いのに。薬屋に行ってみましたが、鼻風邪か喉痛み用のドロップか、のどちらか・・・。このだるさにあうような薬はここには無いようです。

気まで重くなっても仕方がないので、歌いに行くことにします。ギネスの結果はまた庶民に報告されるのかな??

Bremenでの・・・コト(123)長い休みにはいります。



今日で語学学校はひとまず休暇に入ります。年明けまで授業はありません。今週は先生も含め、みな浮き足立っていました。クリスマスというのはそれほど大切なもののようです。会社も今日を最後に長く休みになったりとか・・ありえないですよね。で、最後の一日、暮らすごとの発表など催され、ささやかなパーティがありました。私たちは歌を歌いましたが、出し物をするのがいやで、欠席の人など、子ども的態度の子も・・・。まったく。

ということで、クラスメイトの写真を撮ってみました。右からポーランド、ペルー、中国。あとトルコ、ブラジル、ウクライナ、インドの子と学習しています。(本日は半数が欠席!!!)

でも、これから長い冬休み。私はどう過ごせば????と少し不安でもあります。

木曜日, 12月 18, 2008

Bremenでの・・・コト(122)計画に無理が・・・。



今日は、私の通う教会で働く人たちの昼食会が催され、私も参加させてもらいました。特に従事者ではないのですが、教会行事の際には、こまめに働いているので、牧師先生より直々に参加の許可を頂き、仲間に入れてもらいました。教会活動従事者の全員を知っているわけではありませんが、何人かは面識があり名前も知っているので、まあ、特に「誰だこいつは?」的な目で見られることも無いですし、そもそもそんな目で見る人はいません。
行き先は、教会傍の中国料理屋。漢字表記が一切無いので、良く前を通っていても中華屋だと知りませんでした。総勢20人ほど。予約はしてあったようで、テーブルはしっかり用意してありました。しかし、驚いたのは、ドリンクもメニューも個人個人でしっかり好きなものを注文してよい、とのこと。作る方の大変さとか、待ち時間とか、考慮しないのでしょうか??
案の定、出てくるまでに1時間半ほどかかり、頼んだは良いけれど、用事があるので帰る人もあったり、牧師先生はクレームをつけ始めるし、(もとから想定できるヤン・・(汗))、こういう会を持つのが始めてなわけでもあるまいし、もうちょっと段取りよくできるでしょう・・・に・・・。厨房は案の定一人でフロアも一人。レストラン側も、20人の予約が入っていたら、こういうことも想定して人員をこの日だけ補強するなり、手があったろうに。

でも、料理はまずまず美味しく、みな非常に満足。基本的に、どのレストランもメニューが出てくるのが遅いです。注文を取りに来るのも遅いです。これは、ゆっくり食事を楽しんでもらおう、という配慮なのだと思っているのですが、これが当てはまるのは、ディナーだけでランチは違うの??でもドイツの正餐は昼食だと聞いていますが??
何事も時と場合に寄るのでしょうか?

ま、忘年会?を兼ねたような食事会だったようで、皆様和やかにご歓談でした・・。また一つ、教会に入り込んでしまいました。

水曜日, 12月 17, 2008

Bremenでの・・・コト(121)好きなんです、これ



ジャムです。あんまりジャムを食べない人間でしたが、こちらに来て、くまさんがハチミツの壷を抱えるか如く、ジャム舐めてます。で、このプルーン&りんご&シナモンのジャムがなかなか私のツボにはまりました。で、買い物に行くと必ず購入してストックしておくことにしてます。(食べ過ぎなんでしょうがジャムの消費量が激しい)。しかし、冬季限定のようで、もう売り場にない・・・。この3つが最後です。ああ、悲しい。
これに出会う前は、同じメーカー(これが一番安い)のアプリコットジャムだったので、これに仕方なく戻ることになります。ジャムを手作りしていた時もありましたが、買った方が断然安い・・・です。(いろんな身体に宜しくないものが含まれているのは確実ですが・・)。
私の偏食ぶりがよく分かる一枚ですーーー。

火曜日, 12月 16, 2008

Bremenでの・・・コト(120)水回りトラブル




私の責任ではありませんが、トイレ+シャワー室の床が腐っています。基本この家は木の板を張り合わせたものが床になっています。オーナーが「建てるときの問題なのよ、これは」と言っているのが、このトイレ+シャワー室の床。他の場所と同じく木造の床で、そこにパネルシートのような水が透過しない資材(なんでしょう?)がのせてあるだけです。もちろん、洗面台下はタイルですし、シャワーの部分はバスタブ質(名前が不明)ですし、壁もタイルです。オーナー曰く、シャワーの水が、シャワーカーテンの隙間から漏れて、壁を伝って、木造床の部分に達し、それが床を腐らせているのだろうということです。くれぐれもシャワーの際は気を付けるように、と言われました。
というのも、シャワー室の階下はオーナーのトイレに当たるのですが、その天井に水が染みているのが確認できるのです。放っておいたらそのうち床が抜けるのでは?と言ったところです。しかし、シャワーに必要以上に気を付けても、木造床はしめったままで乾く気配がありません。いつも湿ったままです。なぜ??
ということで、一度、検査してもらうことになりました。その結果、どうやらシャワーカーテンの隙間からの水(木造床が表面から受ける水)が原因では無く、シャワー室のタブとタイルの隙間の目地がダメになっていて、そこが水を吸収し、木造床を裏面から濡らしている(だろう)とのことでした。そして、修理。まず、目地を埋め、水がしみこまないようにする修復をしてもらいました。それで床が乾いて凝れば、原因が明らかになります。それでも乾かなければ、他を考える必要があります。昨日の段階では、目地修復のみ。

さて、この開け広げられたトイレ+シャワー室の床が無事に塞がれる日はやってくるでしょうか。日本人的に12月中にはなんとかなって欲しいです。が・・乾くのを待って・・云々していると作業が終わるのは年越しどころか春になるのでは?と懸念してしまいます。

日曜日, 12月 14, 2008

Bremenでの・・・コト(119)Super!



ということで、今日は他の教会のゴスペルクワイアのコンサートで知っている人が何人も出るので、もちろん見に行ってきました。出演者の知り合いです〜〜と言って、無料で入れてもらいました。(何の証明も無いのですが、ね)
このクワイア。ほぼ多分プロです。先生レベルで活動している人ばかりなのでは無いでしょうか。素人ながら混じりたい気分になってしまいました。そして、もちろん我がクワイアメンバーも何人か来ていましたし、昨日のsingoutイベントで知り合った女性も見かけ、一緒に座ろう〜〜って呼んでくださいました。帰りは、歩いているところを車で拾ってもらい、送って下さいました。車だと早い!!ブレーメンにはホント親切な人多いです。大好き!ブレーメン。

このクワイアのステージ、日本にも運びたい!そう思えるステージでした。自分も混じれたら最高だけど。みんなプロなのかな?
素敵な日曜日をありがとう〜〜。そして3Adventが始まりました・・・。

(この投稿はテスト投稿です。あまり使わないけど、外部ブログを使っているけれど、mixiの日記更新告知がマイミクに行くのかどうかがこの119で試されます。ブログ一桁代から試みていたことで、試行錯誤の末、やっとこれで大丈夫なんでは?と思ったので、やってみます。マイミクさん、もしうまくいっていたらちらりと教えて下さい。自分では確認のしようがないので。あ、でもmixi側の設定の反映が最大4時間後とかなんとかなので、もしかしたら119の通知は無理かも、ですね。ま、いっか)

Bremenでの・・・コト(118)呪文解読


(書けるときはどんどん書きましょう・・ということで最近投稿が多いですがご容赦を)
さて、日曜日は、ルーティンワークとなっている礼拝です。見渡しても、9月から毎週日曜日欠かさず参加しているのは、教会に勤める人(事務方?牧師さんですら毎週ではありません)と、限られたごく一部。毎回組とその日だけの人と、たまに来る人と、他の教会の人・・いろいろな方が来られます。毎回組の私は、やはりそれなりに認識してもらっています。
礼拝の進行はだいたい慣れましたが、でもやっぱりよく分かりません。今週の教会の動きの連絡だけは分かります。それから、聖書の一部を紹介しているのと、それに対する“何か”があります。賛美歌は通常3曲。その日のテーマによって曲が決められています。今月はクリスマスの4週間前から始まるADVENTにあたるので、ADVENT関係の曲ばかり歌います。13番の賛美歌は「Tochter Zion」。なんのこっちゃの題名ですが、これは日本でなじみ深い「表彰状授与」の際の音楽です。(なんでこんな曲を使うのでしょう??。卒業式や入学式で国歌斉唱時、国旗掲揚のの起立・不起立が問題になる前に、この曲の使用が宗教問題と絡んでこないのが不思議です。今思えば)
さて、礼拝の際、かならず皆がつぶやくフレーズがあります。(日本語でも何と唱えるのか不明ですが)短いフレーズならリスニングで〜〜と思わなくも無いのですが、これが長い。そしてみんなぼそぼそとつぶやくので何を唱えているのか聞き取れない〜!且つ、みな暗唱しているようで、どこかにテキストがあったりするわけでは無いようなのです。9月からなんとか知りたいと頑張ってきましたが、なかなか機会に恵まれず、誰かに教えてもらって、書き取るには相当長いフレーズなので、諦めてました。
でも今日やっとそのフレーズの全容が明らかになりました。一応、テキストという形で存在するようで、そのコピーをもらいました。
これでクリスマス礼拝はバッチリかもしれません。
そして今週は水曜日に教会での祝賀?(クリスマス祝賀のカフェ?だと思います)があるようで、是非おいでね〜〜と誘われたので行ってこようと思います・・・。といっても周りは、ほぼ還暦世代ばっかりなのですが・・・。若者とも交わりたいわ。

Bremenでの・・・コト(117)順番が逆では??



こちらで生活するにあたり、住民登録のようなことをしました。これがないと銀行の口座も開けません。そもそも、住所があることが必須条件ですが。住民になったら必要になること、「納税」ですね。幸い、「住民税」のようなものは取られていませんが、もちろん消費税は払っています。
そして・・・今回送られてきたのが、「所得税」に関して。“あなたの「納税者番号」通知します”とのこと。“この番号はずーっと有効なので、大切に保管してね”だって・・・。
ただのワーホリの身分。極端な事を言えば、居を定めすともよく、旅行していてもよく、ドイツ以外にいてもいいというビザの所持者が、納税者番号ですと??? 無職で金が出ていく一方の生活の者に納税者番号ですと??
なぬーーーーー。職を割り当ててから言ってください!!働く気は満々です。(そろそろ無職にも飽きました。日本の失業保険が退職3ヶ月後から給付というのも頷けます。3ヶ月くらいで、無職にも飽き、働きたくなってしまうのが常でしょう・・)職を下さい。何でもします〜〜〜。
そうそう、金曜日に、最初に知り合ったスペイン人(エージェントの従業員)のお家に“女性だけの会”が催され、言ってきましたが、そこには、同僚や葉学生時代の仲間などが集まっていました。(彼女はブレーメンの大学出身)。その中に一人。彼女家のお掃除屋さんがおられました。学生+掃除のアルバイト、という事だそうです。(ドイツの大学は厳しく、アルバイトに精を出すことは許されません)。こういう仕事もありなのか、と思いました。だって彼女は掃除のプロではないですからねえ。大学で学んでいることが「掃除」とか「環境」とかでは無いようでしたので。

折角与えられた納税者番号。いつか使える日がくるのでしょうか。ほぼ100%無意味でしょうけれども・・・。なんとかしたい気だけは満々。無駄なあがきかな・・。(涙)

土曜日, 12月 13, 2008

Bremenでの・・・コト(116)sing-out1回目


先にも書きましたが、私の師匠ら4人が代表を務め、ブレーメン他2都市で開催されているsing-outというイベントの第1回目の会合でした。みんなでゴスペルを歌うプロジェクトです。毎年開催されているイベントで、確か、7回目くらいだと聞いた気がします。毎回、各都市で200人ぐらいは余裕で集まるイベントなのですが、今年のブレーメンは100人足らず。なんでも宣伝がうまくいかなかったようです。テナー男性陣は5人ばかり。これではあまりにも寂しすぎます・・・。そもそも先月に第1回目開催の予定だったのですが、人数が集まらないとかで延期になっていたので、増えているかと思いきや、200人には届かなかったようです。
参加料55ユーロ。無職の身には安い金額ではありませんが、これから5月のコンサートに向けて月2回練習します。そう考えたら安いですね。且つ毎週のゴスペルは参加料無料で習っている(歌っているので)よしとしましょう。でもでも、(これを書くと、方々から“贅沢しすぎ”の声が挙がるかと思って書かずにおりましたが)、師匠と書いているからには、師匠で、ボイストレーニングというか歌の個人レッスンを受けています。別に歌が上手いわけでもないし、音感があるわけでもないし、楽器が弾けるわけでもないのですが、師匠と音楽をするのがとてつもなく楽しい&上手くなりそうな感じがするので、レッスンしてもらってます。歌が上手く歌えて損はないですから。
話がそれましたが・・。全16曲の歌詞本やCDを配布され、今日は6時間のワークショップ。普段から歌っている曲もあり、もともとソプラノなので、音も難しくなく、楽しんで歌えました。大勢で歌うって楽しいですね、やっぱり。6時間があっと言う間でした。声は出さなくなったら、本当に出なくなります。歌手でも時々いますよね、久しぶりに歌を出したら声が全然出ていないのがまるわかりの人が。身体一つでできる「歌う」ということ、ずーっとしていたいな〜〜とまたまた改めて思いました。
さて、今日も多くのドイツ人に会ったわけですが、なかなか興味深い光景がありました。2時から8時のワークショップ。そりゃあお腹が空きますよね。で、ドイツ人女性の多くが携えてきていたのが、買い物籠のようなバスケット。そこに果物やらパンやらチョコレートやら野菜やら・・・まるでピクニックに行くかのように入っています。そして休憩中にむしゃむしゃ。(私もいただきましたが)スナックなどを携えてきて、キレイに(手を汚さず、ゴミをあまり出さず)食べるのが普通だと思っていましたが、ここでは、みかんであろうが、きゅうりのスライスであろうが、なんでもありなのです。ドイツのこういうところ、好きです。食べたいものを食べたいときに食べて何が悪いのか!!ごもっとも・・です。

でもでも、今日の最後に、次の練習日が告げられました。来週金曜日。おいおい日が差し迫りすぎ!!!もうちょっと早く告げるなりしてくれないと・・・とみなそう思ったようでした。私はいずれにせよ暇なので、大丈夫ですけど。で、この日の練習から場所が変わります。場所が分からない・・と汗汗していたら、今日お知り合いになった人が、車だから迎えに行ってあげる、と。ご親切にどうもありがとう、です。宜しくお願いします。

ということで、充実のワークショップ6時間でした。

Bremenでの・・・コト(115)ペットボトル回収の巻き






意外にもいい加減なブレーメンのゴミ捨て事情ですが、ペットボトルの回収に関しては市民も協力なようです。なぜなら「Pfand」というデポジットを支払っているからです。つまり、回収に協力すれば、そのお金が換金されます。ペットボトル一つあたり0.25ユーロ。25セントの換金が受けられます。回収対象のペットボトルには、写真のようなマークがあります。
一つ厄介なのは、その商品を購入した店へ戻さねばならないと言うこと(そうでなくてもいい店もあります)。そして店によって回収の方法も様々です。
最寄りのスーパーには、ペットボトル回収のマシンが設置してあります。注意書きとして、ペットボトルを潰さない、ラベルをはがさない、ラベルを破損しない、とあります。ラベルをはがさないで回収するのはちょっと意外(紙ラベルでは無いからでしょうか)。ラベルのバーコードで、ここが間違いなく購入店であることを読みとるのでしょうか。それとも・・・バーコードで回収本数を読みとるのでしょうか。というのも、回収口へ投入後、レシートが出てくる仕組みになっているからです。このレシートをレジに提示し、返金してもらうのです。
瓶も缶も、プラスチックもいっしょに捨ててよいので、グリーンマークがついているのに、再利用されているのか不明だし、さらには、何もかもいっしょくたにして“その他”ゴミに捨てる人もいる中で(余談ですが、同居人退去時サラダ油を残していったのですが、それすら入れ物ごと“その他ゴミ”へ投入されました・・)。ペットボトルだけが、特別扱いではないですか?(ビールの瓶なども回収ですが)。たまると嵩張るし、でもつぶせないし・・のペットボトル。デポジット返金を目当てに?それともリサイクル精神で?大量に抱えて店にやってくる人、かなり多いです。でも、意外にも・・中身がきれいなペットボトルが多いのです。瓶も洗わず捨てるドイツ人が、ペットボトルだけは洗う???「中身はキレイに」の注意書きが無いのに???あり得ませんよね。
ということでよくよく見たら・・・・。大半はミネラルウォーターのペットボトルです。納得。

さて、飲み終わったペットボトルを初めて回収させてみました。投入口に入れるだけ。注意書きに「潰すな」とあるのに、入れたとたんにぐちゃぐちゃ潰れていく音がします。これじゃあ、この店で買ったかどうかの判断なんてつかないのでは??(ずるっこして他の店の品持ち込んでも大丈夫??)そして、回収した個数が表示され、レシートが出てきます。これを買い物の精算時に表示すると、−(マイナス)してくれました〜〜。店によっては、手作業で大きな段ボールに数を数えながら回収しているところもありますが、こうやってレシート+バーコードの形で出てくると間違いがなくて良いですね。

でもでも、この潰された後のペットボトルはいつどのように、業者の手に回収されて行くのでしょうか。中身の洗っていないペットボトルが潰され、マシンの中で大変なことになっている様が想像できるのですが・・・。

Bremenでの・・・コト(114)教科書検定は無いのか・・。




クリスマスの時期。学校は19日から休みに入り、年明けまで授業はありません。うまいことカリキュラムが作られているのか、先週からの題材は、「祝祭」についてでした。
教科書にたくさんのフェスティバルに関する単語が出てきます。Whihnachten, Kristkind(南ドイツでは、この幼子キリストがプレゼントの運び手らしい)、Die Heiligen Drei Konige(oはウムラウト)(東方三賢者が初めてキリストを訪れた日で、スペインなどではこの日が最も重要らしい)、もちろんNikolaus(サンタクロース)、Karneval(謝肉祭)、Ostern(イースター)などなど。名前だけなら、聞いたことがあったりするものもあるので、どうってこと無いですが、詳しく理解しようと思ったことが無かったので、カーニバルについてのテキストを読まされたときは、難儀でした。でも少しカーニバルや、その他祝日について知ることができたので、ちらりと書いておきましょう。
カーニバルはだいたい2月くらい。でだいたい1週間の祝いの時期です。この木曜日に始まり、水曜日(Aschermittwoch灰の水曜日)の前日、つまり火曜日に終わります。この灰の水曜日は「Fastenzeit」の開始日。この時期は「断食節」にあたり、肉を食べなかったり、アルコールを飲まなかったり、甘い物を控えたりなど、慎んだ生活をする時期に当たります。(厳格に断食する人もいるのだと思いますが)。なので、カーニバルは「さよならお肉」のお祭りなのです。
そして、この「Fastenzeit」は40日間続き、それはイースターで終了します。イースターはキリストの復活した日。十字架にかけられ、3日目に復活したことを祝います。イースターの卵は有名ですね。イースターは3月か4月。移動祝日です。この50日後も、「Pfingsten」(聖霊降誕祭)が6月あたりに控えています。そして2月のカーニバルの準備は11月から始まります。12月はクリスマス・・・・。と続くと、一年を通してキリスト教と切り離せない、ということのようです。
名前だけは聞いたことのある祭りでしたが、なかなか勉強になりました。
しかし、この内容、個人的興味で調べた事では無いのです。新出単語には、あたかも重要語句のようにこの祝祭関連の単語が並び、授業の内容で得た知識なのです。一般常識として知っておくべきことなのなのでしょう。でもでも、仮にも外国人が使う教科書。ドイツの文化を学ぶことが大切だとしても、これはちとやりすぎでは??と思ってしまうのです。仏教徒もムスリムも使う教科書です。宗教色濃くないですか??

尤も、クラスメイト間で、信仰の違いからいざこざ・・などはありませんが、かなり“気を付けて発言すべき”内容(だと思っていた)なので、堂々と教科書に載っていることには些か驚きでした。

まあ、私が教会のクワイアで歌っていることは周知の事実で、教会に通っていることもみんな知ってます。もしかしたら、かなりの敬虔なクリスチャンだと思われているのか、それとも私が、実は仏教徒家庭の出であることを知って、なんなんだろうこの子は、と思われているか、どうなんでしょうね・・。

金曜日, 12月 12, 2008

Bremenでの・・・コト(113)病院初体験

何事も経験です。体調が思わしくないことは、先の2回ほどのブログで触れておりますが、これが原因の医者ではありません。昨夜の晩ご飯、パンを囓っていたら、喉に何かが引っかかった・・・(ように思った)のです。パンにくっついている種子(種子混じりのパンなので)が喉にとどまり上手く流れてくれない感触が。喉が詰まったときは米粒ですが、そんなものは無いので、飲み物で流そうとしたり、他の食べ物を食べたりしましたが、異物が喉にある感触は治らず。過去に異物が除去できない事も一度ありましたが、その時は、やはり食べ物VS唾液ということで、自然と溶けて翌日には気にならなくなっていました。今回もそれを期待して眠りについたのですが・・・。
(疲れていたこともあり、8時前にはベッドに。)夜中目を覚ます度、なかなか取り除かれない喉の異物の感触にイライラ。朝、起きても収まっておらず。もしかしたら、何か変な“できもの”でもできたか、放っておいて悪化して、声が出なくなったら??ドイツ語も喋れないし、歌も歌えない・・・そんなのは嫌だ!!。そして今日は金曜日。今日行かなかったら、週末恐々と過ごすことになる!!!とドキドキ。
ということで、丁度、先日ブレーメンの電話帳がポストに入っていたので(これがなかったらどうなっていたことか)、最寄りの耳鼻咽喉科を探し電話。留守電が8時から開きますと返事。待てない!!と思って、総合病院に電話。こちらはやはり人が応対してくれましたが、「まず、医者にいって、そこで解決しなければこっちに来てね」と一蹴。(当然です)。ということで、8時の開院を待ちかまえて診察所に入りましたが、いやあ朝っぱらからゾロゾロと入っていくこと行くこと。(しかもまだ日が出ておらず薄暗い)こんなに朝から混んでいると思いませんでした。しかも私は予約無し診察・・・。予約が必要なことは分かっていたので、診察してもらえないことも覚悟していましたが、「少しお待ち頂ければ・・」との事だったので、待合室で待ちました。(9時からの授業には少し遅れると連絡・・・初めての遅刻です)。
そして、診察の順番が来ました・・・。思った通り、固い食物で喉が切れたことが原因で、ちょっとしたできもののようになっているようでした。処置をしてもらって、薬を処方してもらい。火曜日にもう一度見せに来てねと言われて終了。
喉は酷使しています。熱い物も平気でごくごく飲むし。歌うし。そして、10年来の病気のこともあり、喉は非常に頑張ってくれていました。だから、人より、年齢より弱っているのかも。労らないとだめですね。なので、喉がどうにかなってしまうのではないか・・という恐怖な相当でした。でもでも、耳鼻咽喉科のお医者さんは、とってもソフトな優しいお医者さんで、医者にいったという事実だけで、安心しました。喉の異物感も、悪化方向ではなく、回復方向の感覚にシフトしました。これで無事週末が過ごせます・・・。ドクターありがとう!!!

ちなみに、薬は、隣接の薬屋さんで処方してもらいます。支払いは、郵送で請求書が来るので、それから支払うとのこと。つまり、無銭でもとりあえずは治療が受けられるということですね・・・。ほほう。

それからここも初めてなのですが、保険に加入しているので請求をします・・。どうするんだろう。これも一度調べねばなりません。

木曜日, 12月 11, 2008

Bremenでの・・・コト(112)ネットショッピングは後が大変



ブレーメンには気の利いたお店がありません。ドイツらしいと言えばそうかも。ブランド物の鞄とか提げている人をほとんど見かけません。たまに見かけるとすごく場違いな感じがします。ドイツ人の知り合いでも、おしゃれな人はごくわずか。なので、私の服が奇異に映らないので助かっています。
なので、ネットで素敵なものを見つけると、買ってしまいたくなります。ということで、海外発送の出来る海外サイトで買い物しちゃいました。もちろんカード支払い。円高だからいいか〜〜〜とか思いながら。
アメリカからの発送。送料は結構かかります。配達業者はups。これがなかなか大変でした。送料を払っているので、後は配達されるのを待つだけだと思ってました。今まで、いろいろ包みが届きましたが、その時の受け取り方として(たいてい不在なので)、同じ棟の住人が受け取り、置いておいてくれる。すぐ傍の集積所まで取りに行く。のどちらかでした。でも今回はups。勝手が違いました。
火曜日最初の配達日は不在。不在伝票が入っていました。なぜか「受取人支払い」の額が発生しており、誰も代わりに受け取れなかったようです。今後の対応として、引き取りに行く、別の日を指定、別のアドレスを指定・・・などがありました。とりあえずサービスセンターに電話をかけると、集積所は州が別でニーダーザクソンまで出る必要があるし、配達は午前中のみであることが分かりました。
これは困った・・・。仕方なく、同じ棟の住人にヘルプを求め、代わりに受け取ってもらうことに。そして明日配達を願いました。この住人は、ビールフェルドさんという半地下にお住まいの方。どうやらこの方は、わざわざもう一度サービスセンターに電話をかけ、「私宛の荷物に関しては、半地下の住人を呼ぶように」指示してくれていたようでした。
しかし・・・翌日水曜日。配達が無し。学校から戻るとビールフェルドさんが「来なかったよ。待ってたのに。」と用意していた支払額の封筒を戻してくれました。愕然としてサービスセンターに電話。ビールフェルドさんからも電話があったのにも関わらず、ご認識があったのか、私が自分で引き取りに行くことになっていたらしいのです(ドイツ人同士が会話をしたのだから、私のドイツ語の問題ではありません)。むむむ・・と思いながら、木曜日に再度絶対配達してね、と念押し。私は居ませんから、別の方が受け取ります、と。そして再度ビールフェルドさんにお願いのし直し。
そして木曜日・・・・。無事配達完了・・・。結構焦りました。5営業日内になんとかしないと戻されてしまうような雰囲気だったし、何度も何度も隣人にお願いするのはすごく気が引けました。とにかく、よかった・・。

箱には、しっかり、指示として「ビールフェルドさんに配達すること」と書かれていました・・。最初からちゃんとしてくれなくちゃ困ります。

何を買ったかは・・・お楽しみ♪

Bremenでの・・・コト(111)ブレーメンポイント高し



永年思い描いたドイツ生活ですが、偶然にもブレーメンが滞在地になってよかったなあ・・ということがたくさんあります。もともとは、ベルリンかミュンヘンか・・と思っていたので、どう転んでもブレーメンが候補地に挙がることはありませんでした。そもそもどこにあるかも知らなかったので。
ブレーメンでよかったなあと思う理由は、まずはゴスペルが続けられていることでしょうか。ブレーメンでなくてもゴスペル団体は多数あるでしょうが・・。そして、プロテスタントが多いこともポイントです。ケルンを境に、北はプロテスタント、南はカトリックが多いようです。日本で知り合った、アメリカ人の方が、プロテスタントで、時々教会に行っていたこともあり、同じような雰囲気のプロテスタント教会にブレーメンで出会えたは幸いでした。
文化的には、ドイツは南北差が激しいようです。歴史的には東西なので、複雑ですね。統一されたのなんて最近ですし。でも(旧西側にいるので実感は沸きませんが)少し前まで東西ドイツがあったことをブレーメンで感じることはありません。
そして、大きくもなく小さくもない都市州であることも、居心地の良さかも。小さな単位が行政単位なので、痒いところに手が届く感があるのかも。
そしてそして、何より・・・「水」です。これはつい最近教えてもらったのですが、ブレーメンは「軟水」なのだそうです。日本と同じ。海外で暮らすにあたり、避けて通れないけれど、厄介なものが「水」。水があう、あわない、は生活の快適さに直結します。水道水が飲めない場合は買えばいいけれども、シャワーの水、洗顔の水、洗濯の水は・・・・購入するわけにいきません。だから、あわない水を使っているが為に、皮膚や頭髪に問題を抱える人も少なくない、と聞きます。
私、ブレーメンに来るにあたり、肌荒れは覚悟してきました。日本のような湿度がないから、きっと肌荒れには悩まされるだろう、と。覚悟して、ケアをしっかりして、油をかなり摂取しているからか、手足のひび割れや、カサカサとは無縁、日本生活よりも顔に脂がのっているかもしれません・・。水は気にしていませんでしたが、かつて生活した海外、中国やシンガポールでも、水で髪の毛に支障を来したことが無かったので、「もしかしたら硬水向きの髪の毛?」と思っていました。
でもでもやはりそうでは無いようです。ブレーメンは軟水。シンガポールも軟水に近い硬水のようです。道理で普通に生活できるわけです・・・。よかったよかった。
ということで、生命の基本「水」問題がないので、ますますブレーメンを去りたくなくなっている今日この頃です。
PS昨日8時に就寝したら今日は少し持ち直しました〜〜。←早く寝過ぎで何度も目が覚めたけど。あ、それと初めてチョコラBBを飲みました。疲れてるのかな、と思って。

水曜日, 12月 10, 2008

つぶやき(12)・・・

調子が悪いわけではありませんが、今週はなんだかけだるい毎日が続きます。太って身体が重いから思うように動かないのでしょうか。ちょっと食事制限しなくちゃと思いながら、毎日結構しっかり食べています。いかんいかん。
ということで早めの睡眠を心がけようと思いながら、いつもずるずる起きています・・。あんまり頭も働いていなくて、宿題をやるので精一杯。書きたいなあ・・・と思うことはあれども、書き出せないでいます。
一つ大きな目標にしていたことが終わって、ホットしすぎたのでしょうか。とりあえず、今週末はいろいろとあるので、休まねば・・・・。風邪かな?

月曜日, 12月 08, 2008

Bremenでの・・・コト(110)2 Advent



クリスマス前の準備期間の第2週目にあたります。師走が“あっ”という間に過ぎ去っていくのは、世界共通なのかもしれません。今月はイベントがいろいろ控えています。「クリスマスなんちゃら」
12月5日にオーナーの出演するクリスマスコンサートを皮切りに、6日は別のゴスペル団体のコンサートへ。そして7日は、自身の団体があるイベントに参加し、クリスマス関連の歌をちょびっと歌いました。
今週の日曜日は、私の師匠?のコンサートがありますので応援に行きます。我がクワイアのクリスマスコンサートは26日。それに向けて4回目のAdventには集中レッスンも催されるかも?というところらしいです。
そうそう13日の土曜日には、師匠ら4人が代表を務め、ブレーメン他2都市で開催されているSingOutというイベントの第1回目の会合です。この初日はなんと6時間にわたるワークショップが予定されています。なんでも、200人くらいのクワイアを募って歌おう、というものらしいのです。そもそも先月に第1回目開催の予定だったのですが、人数が集まらないとかで延期に。満を持して土曜日に・・・。いったいどれくらい集まっているのでしょうか。知り合いが出来るでしょうか?ワクワク。ま、とりあえず、師匠がその場にいるので、何か困ったら助けを求めることにしましょう。

前後しますが、6日のゴスペルクワイア。素敵でした。上手でした。でも知っている曲があまりありませんでした。ゴスペルもいろいろです。なのでよく考えたら、一発で、日本でやっていたのとほぼ同じゴスペルを歌う団体に巡り会えたこと自体奇跡・・・・かも、です。

しっかし、7日のイベント出演には一悶着。15時半集合なのに、16時までに来た人間が5人。代表も、ピアニストも、事務方も誰も来ない!!。集まった方々お冠でした。流暢に喋れはしませんが、話してはることはだいたい分かってきたので、(だからといっていきなり返答を求められると、やっぱり細かい部分が聞き取れていないことを痛感しますが・・・。ほぼフィーリングと想像力、全体の会話の流れなどで理解しているので)、クワイアのあり方について、(ドイツ人の好きな)議論をしてはりました。どこの団体にも、同じような悩みや問題があるのね〜〜と少し微笑ましく、その話題を共有できたことで、また少し距離が縮まった気がしました。

クリスマスの雰囲気〜〜〜&6日のコンサートにて。ドラマーの方が素敵なおじさまでした。(写っていませんが)

日曜日, 12月 07, 2008

Bremenでの・・・コト(109)侮る無かれグリューワイン




ドイツ人も年がら年中ビールを飲んでいるわけではありません。確かに、冬場でもコートを脱いだら半袖〜〜〜の人もいますが(朝の寒い中を半袖で配達する郵便夫もいます。見ている方が寒い!)、そういう特別な人以外は、ちゃんと“寒い”と感じ、温まろうとしています。この時期、飲み物と言えば「グリューワイン」。温かい赤ワインです。赤ワインにスパイスと甘味が混じっています。ワインというかカクテルなのでしょうか。
甘いので、めちゃくちゃ飲みやすい!!!温まっているからといって、アルコールが飛んでしまっているかというと、とんでもない。飲みやすい→ごくごく飲んでしまう→酔っぱらう。という危険性を孕んだ飲み物と言えるかもしれません。(特に私には)。しかもこの寒さの中。早く温まりたくって、ペースを上げて飲むと・・・・。“こんなに甘いドリンクで、なぜ酔っぱらうか〜〜”と自分でも驚くくらいアルコールが回ります。(経験談)。私、昼間からの飲酒で、フラフラで帰宅しました・・・。久しぶりのアルコールだったからかもしれませんが・・。(適度のアルコールを定期的に摂取するのも悪いことではないのかもしれません)
ということで、私の頭の中ではグリューワイン=危険。気持ち悪くなる度数;高・・・という図式になってしまいました。
こんなになった後は、日本茶が飲みたい・・と自分には食後の緑茶の習慣があったことを思い出しました。(そう言えば、飲んでないなあ・・)

Bremenでの・・・コト(108)ニーダーザクソン

ブレーメンは都市州です。でも四方をニーダーザクソン州に囲まれています。孤島のようなものです。ニーダーザクソンに出るということは、ベルリンの壁を越えるようなそんな気分で居たのですが、(異境の地に出るみたいな)どうやらそんな大層なことでは無いようです。(普通の県境みたいなもんですからね)
10月によく通ったイケア。これはどうやらニーダーザクソンだったようです。知らず知らずのうちに、ニーダーザクソンの地を踏みしめていたようです。バスに乗っているときなんだか変なアナウンス「ここでブレーメンは終わりなので、別のチケットがいりますよ」が流れて、「意味が分かるような、分からないような〜〜〜だから無視しちゃえ!」とスルーしていたのですが、どうやら本当にブレーメンからニーダーザクソンへ出ていたようです。なーるほど・・・。でも景色は変わらないし、特に、目立った変化は無かったような・・。ゴミの出し方とか違うのかな。今度行く機会があったら、折角のニーダーザクソン、楽しもうと思います。(特にしたいことはありませんが・・。)

追記。一日遅れ?で私にもニコラウスがやって来ました。目覚めたら部屋の外に放置している靴の中にプレゼントが。良い子にしているかどうか、ニコラウス様はちゃんとみて居られるんですね〜〜。いいことありそう♪ありがとう!

土曜日, 12月 06, 2008

Bremenでの・・・コト(107)悦ばしきこと?右肩上がり??



世界経済は大変なことになっている(らしい)と小耳に挟みます。私は、世の中の潮流とは無関係な所に位置してのほほんと暮らしているからか、あんまり感じませんが。
でも、ブレーメンの失業率は大幅に低下したようです。11月現在の登録失業者は26217人。前の月に比べて353人(1,3%)減少。前年に比べてなんと2390人(8.4%)も減少したとか。悦ばしいことではないでしょうか。市民に職がないのに、外国人に職が見つかるとは思えませんので、市民がまず潤ってくれると、私にもチャンスが巡ってくるかもしれません。(淡い期待)。それほど、私は日本に戻りたくありません。
授業で「キャリアか子どもか」というテーマのテキストを勉強しました。現代女性が避けて通ることの出来ない問題です。「30歳くらいが転機。キャリアを取るのか、子どもを持つのか」などという文章が書かれています。自身を振り返ってみますと、職もなければ、家庭もない、ましてや子どもなど・・。金も無ければ、戻るところもない。無いもの尽くし。
「ドイツでワーホリ中です」というと「いいなあ羨ましい」と言う人が大半です。「あんたどーすんの?その歳で」という人はいません。(親ぐらいです)。でも、実際、みんなちゃんと居場所があって、地位があって、収入があって、思い描ける未来があって・・だからそんな風に言えるんですよね、きっと。
半ば僻みも入っていますが、まあ、最初の就職でつまずいたり、17歳の時からずーっとドイツを思い描いていたこともあるし、自分がずーっと同じ会社で、黙々働いてキャリア道突っ走っている(落ちこぼれ、役立たずの可能性もありますが)姿は思い描けないので、ここに居ることは、必然なのかもしれません。そして、これだけ何もなくても、それほど悲壮感はありません。むしろ幸せ、かな。ただ、毎日少しずつ減っていく資金は、寿命が縮まっていくのと同じような感覚です。
隣の芝は青く見えるって言うし、とりあえず、今日も生きているから、それで良いかな〜〜〜。うん。
ということで、景気づけに??“肉”を食ってみました。一ヶ月に一度ハム一枚食べればいいほうなので、(倹約していると言うより、肉を欲さない)、久しぶりのエネルギーチャージです。

最後に〜〜このまま、ブレーメン市民の失業率が低下することを願っています。どうやら2010年の上海万博にも参加するようだし、都市州として世界都市になるべく、動き出しているんでしょうか、私としてはいつまでも、こじんまりした田舎に少し毛の生えたような都市ブレーメンであって欲しいな、と思いますが。

Bremenでの・・・コト(106)ニコラウスがやってきた♪



この一週間、ポーランド人(既婚・2人の娘持ち)のクラスメイトはご機嫌でした。なぜなら、12月6日ニコラウスの日がやってくるから。(ドイツでも同じ事です。)月曜日から「ニコラウスだわ」「ニコラウスだわ」とニコニコ顔で言われ、「何のことだか分からないんですけど・・・」と説明を求めても、イマイチ理解できない。(双方のドイツ語レベルがしれているため)。先生に助けを求め「Weihnacthtsmann(サンタクロース)のことですか?」と聞くと、「そっちがコピーみたいなものよ」と。何となく分かったような分からないような。だた、ニコラウスは、“とっても優しいおじいさん”であることだけ確かに分かりました。
そもそも、12月6日と、(日本人の思う)クリスマスが結び付かないのです。クリスマスと言えば、12月24日がイブで、25日がクリスマス。サンタクロースは24日の夜にやって来ます。サンタクロースが実際に?居る?ような国もあるし、もちろんドイツでのクリスマスの祝日はこの24−26(祝日は25、26です)に当たるので、12月6日にワクワクされても困るわけです。開戦記念日とか関係ないしねえ・・・。(9日だけど)。
そして金曜日、そのポーランド人はまたまた「ニコラウス〜♪」といって、プレゼントをくれました(写真)。もう一度、「それはいったい何なの?生きている人??」って聞くと、「頭の中に住んでいる人よ〜〜。良い子にしている子にはプレゼントを、悪い子には、罰を与える人」と。これって正にサンタクロースではないですか!!。ニコラウスを理解するには、日本で植え付けられたクリスマスのイメージ&知識を取っ払う必要がありそうです。
家に帰ってネットでニコラウスを調べました。(←行動遅い!!。)12月6日はニコラウスの命日。ニコラウスとはキリスト教の教父さん。聖ニコラウス。
「はっ!!!」。これでやっと分かりました・・・。
「St,Nicholas」(セイント・ニコラウス)→「サンタ・クラウス」→「サンタクロース」。ははーん。なるほど・・・・・・・・・。(一週間気が付かなかった方がおかしい??)。先生が「サンタはコピーです」と言ったのも頷けます。でも、ドイツではサンタクロースは「ワイナッハツマン」なので、ニコラウスと繋がらなくても仕方ありませんね・・・。
本来、プレゼントをもらうのは、この12月6日であり、25日の習慣はないのだそうです。
でも・・・行われているクリスマスマーケットでは、毎日15:30に「Weihnachtsmann」(サンタクロース)が来ますよ〜〜と宣伝し、子ども達を集めています。(写真)この存在はドイツではどのように受け止められて居るのでしょうか??サンタクロースのように、ニコラウスの変化した呼び名がつかず、「Weinachten」(クリスマス)の「mann」(男)なので、しっかり区別されているのかもしれません。


ちょっと勉強になりました。クリスマスって宗教行事ですからね。
そうそう私の通っている教会でも
24日15:30、17:30、23:00と礼拝続きで、翌日25日もしっかり10:00から礼拝があります。この飛び飛びの時間の礼拝に皆さんはどのように参加するのか興味深い限りです。