
年内最後のゴミ好捨ては、私の住む地域では12月20日。年明けは1月3日。信じられ無くないですか????2週間以上ゴミをため込め、と。クリスマス&年末が“冬”の北半球に住んでいて良かった、とつくづく思います。夏だったら??生ゴミは異臭を放ち、洗っていないトレイなどはカピカピ、カビカビしてきて・・・考えただけでもおぞましいです。一年の一番でかいイベント、クリスマスで大量のゴミが出る(飾り付けなどではなく、人々が集い、食べることで発生するゴミ)はずなのに、それを年明けまで持ち越す・・のだから凄いですね。日本人なら何が何でも年末に一度処理したいですが・・。
ゴミ捨ての日程は、一週間おきに「プラスチックと紙」「生ゴミとその他」の組み合わせで巡ってきます。(なので、実際は2週間どころか、もっと長期間捨てられないのですが)さて、驚いたことに、年明けに特別「もみの木片づけ日」(Tannenbaumabfuhr)があるのです。1月22日。クリスマスの最終は1月6日なので、それを待って片づけると言うことなのでしょう。(でも大分後ですね?)クリスマスなど祝わない家庭だってあるだろうに、公に、このような処理日が設けられているのにはびっくりです。
でも逆に、宗教色の濃いことを、敢えて隠さないところに“自由”があるのかもしれません。他宗教、他宗派のことであっても、信じる信じないは本人次第。「キリスト教だけなんだか特別扱いされている・・」などと不満や嫌悪感を示すこと自体馬鹿げているということなのかもしれません。日本のコトを思うと、なんだか宗教関係の話題って避けがちだし、ちょっとしたことで(重箱の隅をつつくように)問題になったり対立も起きやすい。「正月のお守り、札などの日」というゴミ捨て日がもしあったら、「仏教徒だけ特別扱いではないか」という声が挙がりそうです。でもこういう声を発するコトって結局、自分で自分を窮屈にしますよね?“信仰の自由”“信仰の自由”を盾に、なんだか悪い方向へ解釈されすぎな気がします。
だから、「Tannenbaumabfuhr」っていうのが堂々と設けられてるのは非常に清々しいです。関係ない人は無視すれば良いだけです。関わるも自由、関わらないも自由。「彼が関わるのと同じ理由で、私は関わらないのです」と言えばいいのです。簡単ですね。

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