月曜日, 12月 29, 2008
Bremenでの・・・コト(138)音に色を付ける
先生の予定が開いていたので、今日もレッスンをしてもらいました。専門分野が何なのか不明(多分聞いても分からないかも)なのですが、今日は聴音中心にやらされました。本当に嫌いですこれ。嫌な思い出がよみがえります・・。ただ、最近ピアノの前に座るようになりましたし、コードも分からないなりに(知識ゼロです)解読しようと試みてみたり、とピアノに対する嫌悪感は非常に少なくなってきています。帰国した際には親姉妹を驚かせてやろうと思います。(今思いついたことだけど、これはなかなかいい目標かも)
聴音ですが、「C」を教えてもらったら、そこからの派生で音階をなんとか上り下りできますが、何も無い状態では分かりません。いつも当てずっぽう。コードや音を覚える方法は、人それぞれですが、先生は喉の具合で判断するのだそう。スムーズに出せる最低音が「A」で、しんどくなり始めの低音が「G」という基準が自分の中にあるようです。私にはこれは無理です。喉の具合によって変化するので。他にも、音を形容して覚える。悲しい・温かい・知的とか、物・減少で表現する。グラスの感じ。森林。などなど。これはなかなか面白いインプットの仕方です。私もとりあえず、音を色で表せと言われて、とりあえず今日は3音。「C」は白。「G」は青。「Es」は黄。にしました(というかそう聞こえるので)。でも、こうやって音を聴いていくと楽しいですね。理屈からじゃなくて直観から覚える感じで。30歳になってこんな覚え方を導入されるとは思いませんでした。まあ、最低レベルのところからのレッスンなので仕方ないですねえ・・。
曲の表情とかは考えたことがあるけれど、同じ曲でもコードを変えて弾くと感じ方がころりと変わります。ただ音程が変わるだけだと思っていたので、ちょっとびっくりでした。こんなこと考えたこと無かったし・・。だからこそ、音に色とか、形容表現が当てはめられるんですねえ・・。
なんでこんなトレーニングをするかというと、音を探さず、その出したい音を一発で“すこーん”と発声するため(4分の1音上がったり下がったり・・など微妙なずれの無いピュアな音を出すため)ということのようです。
いったい12年間のピアノ生活はなんだったんだろう、という感じですが、初心に返って習う音楽は楽しいものです。
年明けまでレッスンはないので、家のピアノでこちょこちょ闇練しようっと。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿