土曜日, 12月 06, 2008

Bremenでの・・・コト(107)悦ばしきこと?右肩上がり??



世界経済は大変なことになっている(らしい)と小耳に挟みます。私は、世の中の潮流とは無関係な所に位置してのほほんと暮らしているからか、あんまり感じませんが。
でも、ブレーメンの失業率は大幅に低下したようです。11月現在の登録失業者は26217人。前の月に比べて353人(1,3%)減少。前年に比べてなんと2390人(8.4%)も減少したとか。悦ばしいことではないでしょうか。市民に職がないのに、外国人に職が見つかるとは思えませんので、市民がまず潤ってくれると、私にもチャンスが巡ってくるかもしれません。(淡い期待)。それほど、私は日本に戻りたくありません。
授業で「キャリアか子どもか」というテーマのテキストを勉強しました。現代女性が避けて通ることの出来ない問題です。「30歳くらいが転機。キャリアを取るのか、子どもを持つのか」などという文章が書かれています。自身を振り返ってみますと、職もなければ、家庭もない、ましてや子どもなど・・。金も無ければ、戻るところもない。無いもの尽くし。
「ドイツでワーホリ中です」というと「いいなあ羨ましい」と言う人が大半です。「あんたどーすんの?その歳で」という人はいません。(親ぐらいです)。でも、実際、みんなちゃんと居場所があって、地位があって、収入があって、思い描ける未来があって・・だからそんな風に言えるんですよね、きっと。
半ば僻みも入っていますが、まあ、最初の就職でつまずいたり、17歳の時からずーっとドイツを思い描いていたこともあるし、自分がずーっと同じ会社で、黙々働いてキャリア道突っ走っている(落ちこぼれ、役立たずの可能性もありますが)姿は思い描けないので、ここに居ることは、必然なのかもしれません。そして、これだけ何もなくても、それほど悲壮感はありません。むしろ幸せ、かな。ただ、毎日少しずつ減っていく資金は、寿命が縮まっていくのと同じような感覚です。
隣の芝は青く見えるって言うし、とりあえず、今日も生きているから、それで良いかな〜〜〜。うん。
ということで、景気づけに??“肉”を食ってみました。一ヶ月に一度ハム一枚食べればいいほうなので、(倹約していると言うより、肉を欲さない)、久しぶりのエネルギーチャージです。

最後に〜〜このまま、ブレーメン市民の失業率が低下することを願っています。どうやら2010年の上海万博にも参加するようだし、都市州として世界都市になるべく、動き出しているんでしょうか、私としてはいつまでも、こじんまりした田舎に少し毛の生えたような都市ブレーメンであって欲しいな、と思いますが。

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