土曜日, 12月 13, 2008

Bremenでの・・・コト(115)ペットボトル回収の巻き






意外にもいい加減なブレーメンのゴミ捨て事情ですが、ペットボトルの回収に関しては市民も協力なようです。なぜなら「Pfand」というデポジットを支払っているからです。つまり、回収に協力すれば、そのお金が換金されます。ペットボトル一つあたり0.25ユーロ。25セントの換金が受けられます。回収対象のペットボトルには、写真のようなマークがあります。
一つ厄介なのは、その商品を購入した店へ戻さねばならないと言うこと(そうでなくてもいい店もあります)。そして店によって回収の方法も様々です。
最寄りのスーパーには、ペットボトル回収のマシンが設置してあります。注意書きとして、ペットボトルを潰さない、ラベルをはがさない、ラベルを破損しない、とあります。ラベルをはがさないで回収するのはちょっと意外(紙ラベルでは無いからでしょうか)。ラベルのバーコードで、ここが間違いなく購入店であることを読みとるのでしょうか。それとも・・・バーコードで回収本数を読みとるのでしょうか。というのも、回収口へ投入後、レシートが出てくる仕組みになっているからです。このレシートをレジに提示し、返金してもらうのです。
瓶も缶も、プラスチックもいっしょに捨ててよいので、グリーンマークがついているのに、再利用されているのか不明だし、さらには、何もかもいっしょくたにして“その他”ゴミに捨てる人もいる中で(余談ですが、同居人退去時サラダ油を残していったのですが、それすら入れ物ごと“その他ゴミ”へ投入されました・・)。ペットボトルだけが、特別扱いではないですか?(ビールの瓶なども回収ですが)。たまると嵩張るし、でもつぶせないし・・のペットボトル。デポジット返金を目当てに?それともリサイクル精神で?大量に抱えて店にやってくる人、かなり多いです。でも、意外にも・・中身がきれいなペットボトルが多いのです。瓶も洗わず捨てるドイツ人が、ペットボトルだけは洗う???「中身はキレイに」の注意書きが無いのに???あり得ませんよね。
ということでよくよく見たら・・・・。大半はミネラルウォーターのペットボトルです。納得。

さて、飲み終わったペットボトルを初めて回収させてみました。投入口に入れるだけ。注意書きに「潰すな」とあるのに、入れたとたんにぐちゃぐちゃ潰れていく音がします。これじゃあ、この店で買ったかどうかの判断なんてつかないのでは??(ずるっこして他の店の品持ち込んでも大丈夫??)そして、回収した個数が表示され、レシートが出てきます。これを買い物の精算時に表示すると、−(マイナス)してくれました〜〜。店によっては、手作業で大きな段ボールに数を数えながら回収しているところもありますが、こうやってレシート+バーコードの形で出てくると間違いがなくて良いですね。

でもでも、この潰された後のペットボトルはいつどのように、業者の手に回収されて行くのでしょうか。中身の洗っていないペットボトルが潰され、マシンの中で大変なことになっている様が想像できるのですが・・・。

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